この局はベリを獲得するまで、随分手を焼かされた。BCLを復活して半年後の2001年4月には最初のレポートを出したのだが、結局このベリを入手したのは4回目のレポートに対して、2003年の4月である。最初のレポートに対してはカバーレターと共に専用レポート用紙やスケジュール表、ステッカーまで入っていたので、運悪くベリだけが忘れられてしまったのだと理解した。そこでしばらくして2通目のレポートを出した。ところが今度は返信がなしのつぶてであった。これは下衆の勘繰りかもしれないが、プライドの高いフランス人は英文レポートに対しては簡単には発行しないのではないかとさえ思ってしまった。口惜しくて3回目のレポートを出すと、1回目と全く同じパターンの返信が来た。おいおい、この局はベリを発行しないのか?そう思ってその疑問を自分のHPのDiaryに書き込んでおいたら、知人のDXerの方がメールで「RFIは送信所に送らなければダメですよ」とアドバイスして下さった。なんだRFI、そんなこと早く言えよという感じである。そうして送ったらなんと9日で到着。今までの時間は何だったのか・・・
まあ貰っておいて文句をいうのも何だが、やっぱり送信所の運営会社にコンファームしてもらうというのはどうにも味気ないものである。時代の趨勢でありやむを得ないことではあるのだろうが、どこかフランスっぽいお洒落さを期待していたのだが・・・