6/30 日中は家族が出掛けたため、のんびりパソコンをいじりつつEスポDXを行う。先週のような爆裂ではないが色々と入っており、今日はT師のサジェスチョンで89.0/杭州新聞広播を受信。しかし何と発音するのか分からず困っていたら、Shinさんが「書虫ピンイン(pinyin)サービス」というサイトを教えて下さった。漢字を入れると発音を表示してくれるという有難いサイトだ。これで無事確認することが出来た。ちなみにF氏に注文していた「TV-FM受信ガイド2007」も本日届き、ますますFM-DXに本気で取り組むための態勢が整ってしまった。外堀は着々と埋まりつつある・・・(つーか自分で埋めてる(笑))。
6/29 就寝前に7030の電源を入れて612に合わせると、狙っていたGuamのKUAMが時折NHK福岡を潰して入感していた。ひところは良く聞こえていたのだが、最近は気合を入れて狙っている訳ではないが中々受信できないだけに、IDが取れると結構嬉しい。
・帰宅すると4/1に自宅で受信したメキシコのR.Educacionより返信が届いていた。というか昨晩届いていたようなのだが、酔っ払っていたので気がつかなかったのだ。カードの他英語での手紙も同封されていたが、英語なら何とか読めるので有難い(スペイン語だと放置プレイ)。この日の同局はBeatles特集だったので掛かった曲名が全部分かり、自信を持ってレポートが書けたのであった。手紙にも「あなたの聞いたBeatles特集は・・・云々」と触れられていた。
6/24 昨日~本日に、T2FDアンテナを復活させるための準備作業を行う。いつも悩んでいたのは、ベランダにマストをどのようにして立てるかであった。以前は竹を手すりに針金でくくりつけるという、極めて乱暴な方法であった。それを反省して、マストはグラスファイバー混素材の玉網の竿を購入。そしてそれを安定的に立てるためのノウハウを、S師に伝授して頂いた。それはBS用の取付金具と金属製の足場用鉄管を用いることである。これは大正解で、写真のように取り付けた。この鉄管の中に、マストとなる竿を差し込むのだ。師に改めて感謝申し上げたい。次は竹を切ってきて、それも使用して、来週こそ復活といきたいものである。
・24日は終日Eスポが良好だった。とにかく沢山の局が入っており目が回りそうであった。
6/18 夕刻にS師が私の勤務先のビルを訪ねて下さる。久々にBCL的謀議をするためである(笑)。まず旅行に持参できる中波用アンテナの話題から始まり、ユーザーの要望として私の希望を聞いて下さる。イメージとしてはフェライトバーを使った同調型アンテナである。これは完成が待たれるところだ。それから話題は変幻自在に変化して、師の米国出張に便乗した受信成果(録音はしたものの相変わらずレポートは出していないらしい)、それからT2FDを設置する際にベランダにマストを立てる技法、Eスポ受信のためにディスコーンアンテナを立てようかという相談、豪州中波を受信するためのペディの相談等々・・・。たった30分強でこれだけの話題を話す我々も凄い。ミーティングは時間の長さではなく密度であると、改めて実感する。仕事のミーティングもこのくらい集中してやれっていう感じか(笑)。
6/16 もう使わなくなったノートPCを貰ってもらうために、Shinさん宅にお邪魔する。仕事もお忙しそうだったが、届けついでに1時間ほど話し込んでしまった。やっぱり会うといくらでも話すことがあって、話題には事欠かない。これからますますお忙しくなる氏だが、バイクを飛ばせば30分ほどで行ける距離なので、何とかこの関係を保っていきたいものだと思う。
・帰宅すると日通航空から書類が届く。何事かと思って見ると、なんとR.Nacional de Venezuelaからの返信であった。これは下記の3MPと全く同じ時に受信したものである。もっともVenezuelaと言っても実際はキューバ送信なので、何か有難みに欠けるような気がしていたのだが・・・。しかし大型の封筒の中には国について紹介するパンフレットの類が何点か入っていて、中々気合が入っている。しかも最初は郵便で送ってくれたのが一旦戻ってしまって(?)、FEDEXか何かで再送してくれたようであった。だから1回開封もされてあったし、ホッチキスで何箇所かが留められていた。色々あって日本まで届いたのだなと思うと有難い気がする。そして全く同タイミングでShinさんにも返信が届いたそうで(ちなみにペディで一緒に受信した)、少なからぬ縁を感じるのであった。
・午後はウィスコンシンのT氏に捧げるK9AYコントローラーを作成する。もうこれを作るのは4or5台目くらいなのでさすがに慣れたものだ。楽しんで作れた感じだ。このK9AYがT氏に大きな福音をもたらすことを、願って止まない。
6/15 待てば海路の日和あり~昨年秋に台風到来時に出掛けた太東崎ペディで受信したオーストラリア、メルボルンにある1377/3MPから返信が届いたのだ!一度レポートを送って反応が無く、その後フォローアップを送って久しかったので、殆ど諦めていたのだった。3MPを受信したのは先にも後にもあれっきりなので、ゲットできて嬉しい。近日中にQSL Galleryに写真をアップしたい。
6/9 T師と2人で雨崎でゲリラペディション。私が早く行き過ぎてしまって現地には16時に入るが、しばらくフェイドインして来ず徒然なる時間が続く。しかもこの日は予想はしていたが空電が強い。しばしあくびしながら、レジャーテーブルで過ごす。18時頃になってやっとフェイドインしてくる。K9AYアンテナの向きは南だが、783、1035、1044辺りで英語が聞こえる。周波数的にはニュージーランドの可能性が高いが、信号は入っていても空電でやられて確認は困難。録音はしたので聞き返してみるつもりだが・・・。この他567/KGUM、612/KUAMのグアムコンビは素晴らしく強力で、胸がスカッとする思いだった。この他にもAUS局と思しき局が複数入っていた。1時間ほどして雨が降ってきたので、そこで中断して撤収する。信号は良いことが分かったので、改めてリターンマッチを望みたい。
・ところで本日より受信機ラインアップが1台増える。V/U固定機が一台欲しいと思ってたのだが、それを補うべくICOMのIC-R7100を導入する。TPシーズンが終わると途端に聞くところがなくなってしまう状況を解消したいのだ。今日はEスポは来なかったようだが、是非ともこれで遠方のFM局を受信したいものである。
6/3 またひとつ素晴らしい経験をすることが出来た。BCLブーマーには懐かしい、かのラジオオーストラリア日本語放送のアナウンサーだった大村清さんとお話しすることが出来たのであった。1週間ほど前に私のこの英文HP経由で、旧友の方で大村さんと連絡を取りたがっている方(外国人)がいるというメールを頂戴したのだった。そこで及ばずながらご協力させて頂こうとベテランの大先輩の方々に氏の消息を尋ねてみたのだがどなたもご存じなく、消息探しは暗礁に乗り上げたかに見えた。ところが相談差し上げた大先輩のお一人が消息につながる情報を発見して下さった。その情報を元に、あっさり連絡が取れたという訳であった。
・大村さんが私の家に電話して下さって私はかいつまんで事情を説明し、結論的には大村さんの電子メールアドレスに頂戴した問い合わせメールを転送することになった。そんな会話をごくごく短時間交わしただけであったが、お声を聞くのは実に30年ぶりということになる。そして今日は日曜日~30年ぶりの、電話を介したまさに「サンデーサザンエコー」であった。氏はそのメールに対してお礼メールを返信して下さったが、(私のHPに記載してある情報をご覧になって)私の新婚旅行がメルボルンであったということに対して、「オーストラリア好きな若者を沢山作って欲しいというRA日本語課に与えられた使命は達成できたのかも知れない」とコメントして下さっていた。確かに、RAを聞くという原体験が無ければ、新婚旅行はオーストラリアに行っていなかったかもしれない。だからきっとその使命は達成できたのであろう。そう返信させて頂いて、ご縁あってお近づきになれた光栄を伝える。
・情報を下さったAOMに感謝申し上げるとともに、願わくばいつか大村さんのお話をお伺いする栄に浴することが出来ればこの上ない喜びではないかと考えている。
5/23 商用で東京にいらしたK氏歓迎オフを開催。迎え撃つはShinさんと私。前回は約束したのに私が急用で間に合わず、品川の街を15分ほど徒に歩いただけで終わってしまったのだった。今回は余裕を持って品川入りするが、駅前の店はいずれも活況を呈しており混んでいて入れない。しかしほんのちょっと離れたら、適当な店が広々と空いていたので、そこでShinさんと先に始める。K氏には店について簡単にメールしただけだったが、氏はそれであっさり辿り着けてしまって驚く。
・そこから2時間ほど沢山話す。技術に造詣の深い(というかその道のプロ)氏にはここぞとばかりに質問を浴びせる。特にShinさんのペディ用200灯LEDランタンの電源については、回路図を送って検討頂くことになる。そんな感じで話題はアンテナやリグなど技術系が中心になる。受信ネタに関しては、「関西でも是非ペディを頑張って頂きたい」「片道1時間半なんて屁でもない。我々はその倍でも行く。起て、関西のDXer諸氏よ!」と、酔った勢いで激を飛ばす(笑)。
・最後の方はかなりゴキゲンになり、言いたいことを言っていた(酒癖悪し)。そして駅に向かい、23時過ぎのJRに飛び乗り、何とか終電に間に合って家に帰り着く。危なかった・・・。
飲み屋でペディ用ヘッドランプを装着する私。やめろっつーの(笑)
5/19 ウィスコンシンのT氏より素敵なプレゼントが届く。氏がレポートした970/WHAから届いた返信に同封されていた絵葉書をQSL仕立てで送ってもらったのであった。Wisconsin Public Radioの文字が躍り、Wコールからの初QSLのように思えてしまう(以前受信したWWLは、時期を考えて結局レポートしなかった)。氏のお心遣いに感謝するし、本物のWコールQSLゲットへの誓いを新たにしたのであった(大げさ)。
5/15 名古屋出張に際して連絡差し上げたK氏と酒席を設ける。昨夏は氏が家族旅行で上京なさった際に連絡を頂戴して会う約束だったのだが、その時は私が珍しく体調を崩しキャンセルになってしまったのであった。そもそも名古屋自体私が好きで選んだ地区(どこを回っても構わなかった)であり、誰かと飲みに行こうという下心がミエミエであったが(笑)。
・地理が不案内なためJR名古屋駅で待ち合わせ。そこから駅ビルの上層階の和風料理の店に案内して頂く。料理はバラエティに富んでいるが、やはりそこはご当地なので、エビフライや味噌とんかつなどをオーダーし、それらを肴にビールを酌み交わす。話題はラジオネタから仕事系、その他のプライベート談義など幅広い。酒の後は店を変えてお茶。なんだかんだで3時間強話す。大いに楽しんだ。Kさん、有難うございます。これに味を占めて、さて次はどこに「出張」しようか(笑)。
5/7 ここのところ随所で見掛けたR.St.Helenaからの返信が私のところにも来る。BCL復活時には放送を終えてしまっていた同局が再び受信できて、QSLをゲットできるとは思わなかった。本当に有難く幸せである。
・それに反してPeruのR.Victoriaからはまた転居先不明で帰ってきてしまった。ここの住所は一体どこだ!何故転送されないのか、Peru?もはやお手上げ。
5/6 GW前半の茅ヶ崎キャンプで受信したMystery Radioに電子メールでレポートを送る。Bちゃんのご指導よろしく、果たして首尾よく返信メールゲットとなるだろうか?楽しみにして待とう。
5/4 昨日~一泊二日で蓮沼貧乏ペディを敢行。これまで蓮沼と言うとキャビンに泊まっていたのだが、今回はノイズの影響を排除するために(というのは口実で、実は貧乏なだけ(笑))防風林内にテントを設置。しかし実際に変なノイズは無くなったし、アンテナのフィーダーが短くて済む、設置が楽などメリットが非常に多いのだ。GWなので若干早めに出発したが、16時前には現地着。南向け、南東向けK9AYと北東向け200mビバレージの3本のアンテナを設置し、17時にワッチに入る。
・フェイドインにはまだ早かったのかこれからなんだな・・・と思っていたが、それは大きな間違いだった。何のことは無い、この日のコンディションが悪かったのだ。18時過ぎくらいからブラジルが強くなってくるのを待ったが、全然強くならなかった。他の南米局も、常連局さえ強くならなかった。南太平洋方面の中波も惨敗。やむなくシーズンを過ぎたTPの残党などを聞いて、1310/KMKY(Oakland,CA)を確認。しかし残党はあくまでも残党であって旬ではないので、弱々しいし何か空しい。
・遅くなってフィリピンが強まる。さすがK9AYの指向性のお陰で、954/TBSラジオ、1260/東北放送の裏などでもフィリピン語が聞こえる。これには驚いた。初めての経験で興奮したがそこまでだ。結局どこもIDが取れずにフェイドアウトor終了してしまった。残念。0時前に就寝し4時前に起床して中波やアフリカなどを探ってみるが、ダメなものはダメ。諦めてまた寝て7時過ぎに起床。
・撤収は早い。アンテナ巻き取り器のお陰で200mビバレージは既に巻き取り終わっていたし、その他のものも皆で協力してあっという間に片付く。8時過ぎに現場を離れ朝食後帰路に着く。さすがにGWだけあって首都高湾岸線は「有明~浮島14km80分」の表示が出ている。これはいかんと思い慌てて横羽線に進路変更するも、大井JCTから乗れる横羽線は上り車線だけだった・・・。やむなく都心環状線を一周する羽目になる(涙)。ああ、泣きっ面にハチだ・・・
5/1 帰宅すると大きな封筒が届いている。急いで封を開けると、3/24に受信した1460のKION(Salinas,CA)からだった。レターとアンテナパターンの図が同封されていた。本当にここのところは返信率が良い。波があるなぁ。次は“パイレーツの鬼”Bちゃんのご指導を頂いて、Mystery Radioにレポートする予定である。
4/30 昨日~本日に掛けて1泊2日の家族キャンプ(偽装ペディ)に出掛ける。いつもの茅ヶ崎柳島キャンプ場だ。テントを設営しアンテナ(K9AY)、一日シャック(レジャーテーブル&パラソル)を設営しさて聞いてみようかと思ったら・・・ない。しまった、電源コードが無い!カーバッテリー→分電盤からリグ2台とプリアンプにつなぐコードの入ったケースを入れ忘れたのだ。家族キャンプがメインとは言え、月曜早朝中波DXを楽しみにして折角フル装備で来たのに・・・ショックで絶句してしまう。あまりにもしょげ返っている私を見て、家内もさすがに気の毒に思ったようで「取りに帰ったら?」と提案してくれる。そうか、往復1時間強あれば取って来れるのだ。今夜のことを考えると、やはり滅多にできない月曜早朝K9AYDXはどうしてもやりたい。そこで飯の準備は出来なくなってしまうが、お言葉に甘えて免除してもらって取りに帰る。取ってきて早速接続し、シャックの稼動を確認し晩飯。晩飯を食べてテントで喋ったりしてウダウダしていたら、昼間の疲れですぐに眠くなってしまった。そこで2時前に目覚ましをセットして、22時過ぎには就寝。
・アラームが鳴って起きて聞き始める。さすがに屋外シャックは寒い。ちょっと薄着過ぎたかもしれない。そして今日のコンディションは・・・イマイチだ。2時過ぎに早速T師よりAUS数局入感の情報を頂戴するが、いずれも弱い。それでもローノイズのロケーションのお陰で、AUS,EX-Band局がいくつか聞こえている。一番強かったのは1647でPopsを流す局で、これはR.16-NTCで初受信だった。この他828、1548などのABCも強かったが民放はどうも聞こえず、3時以降もブレイクしなかった。しかしK9AYの指向性はやはり素晴らしく、702は普通だと北朝鮮だが、南に向けると2BLが浮かんでくる。良かったのはフィリピン~沖縄方面のようで、琉球放送の放送終了時、ラジオ沖縄の放送開始時がクリアに取れた。フィリピンも各波が聞こえていたが、IDが取れたところは無かった。
・もう1局の初受信局は、6220の海賊局Mystery Radioだ。やはりT師が「狙ってみては」とサジェスチョンしてくれたものだったが、クリアに受信できて嬉しい。
・寒さ/眠さとの闘いだったが、なかなか無いチャンスだし諦めないで頑張って良かった。合間DXも本当にいいものだ。家族も喜んでいるし一石二鳥だ。
4/23 昨日書いたKIRVとKGDDのレポートを投函。CD-Rが消印を押す際に破壊されないよう、郵便局から消印シール(?)を貼ってもらう。さあ、ちゃんと届くだろうか。返信を祈りたい。
4/22 普段出そうと思っていて中々出せていないメールやレポートをまとめて書く。特に海外の放送局やDXerに宛てた英語でのメールだ。とにかく1通書くのにやたら時間が掛かるから、こんな日でないと書けない。R.Reading ServiceのQSL Manager、KSJXのEngineering Manager、フィンランドのDXer宛に書いた。これまではレポートした局の担当者からせっかく返信で親身な私信を頂いたのに、面倒がってそれに対して返信を書けていなかった。大変申し訳ないことをしたと思っているし、懇意になるチャンスを逃してしまい残念である。これからは絶対に書いていこう。それが趣味と実益を兼ねた勉強にもなることだし。
4/20 帰宅するとまたもや海外からの手紙が2通届いている。1通はBrazilのR.Guaibaからの返信。ちょっと大きさの不思議なカードでの返信であった。ステッカーも数枚同封してくれていた。ここのところ返信が調子良いワイ。もう1通は、これが憎いことに、以前も帰ってきてしまったKKOL(Seattle,WA)のレポートが、またもや戻ってきてしまった。また住所がおかしかったのか?折りしも大先輩のWakiさんがPFCで返信を得たとの情報をアップしておられたので、それを参考にもう一回出してみよう。
4/19 3/24に受信した1500/KSJX(San Jose,CA)よりQSLレターが届く。レターにはEngineering ManagerのLen Harris氏の私信も同封されており、それによれば氏はアマチュア無線家で、日本とも何度か交信したことがあるとのことであった。そしてこのようなSWLを趣味とする人間が未だに存在することを知って嬉しいと書いてくれていた。嬉しいので近日中にお礼のメールを送ってみよう。
4/16 嬉しいものが2つ届く。ひとつはNew ZealandのR.Reading ServiceからのQSLである。2/24の雨崎ペディで受信して、遅ればせながら1ヵ月後に送ったレポートに対して返信が来たのである。これでNew Zealand局は2局目になるが、本当は一番最初になければならない筈のR.New Zealandがまだないのだ。レポート全てが連敗のせいなのだが、そろそろ1枚欲しいところだ。
・もうひとつは玉網の竿である。いつもK9AYアンテナのマストに使用しているものだが、今回は公称7.2m(実際には6.9m)のものを通販で入手したのである。普段ペディで使う竿は公称5.4mのものなので、実際に伸ばしてみるとかなり長い。これが通販で3,990円であった。これは近々に復活させる予定のT2FDアンテナのマストに使用するのだ。従来は竹を使っていたが、これが結構重いし風雨には弱いし限界を感じていたのだ。その点これは軽くて丈夫で結構使えそうだ。設置が楽しみだ。
4/9 3日連続のオープンだ。同じくらいの時間帯に似たような形で開け始める。ピークとなった2230近辺に、私は無茶苦茶強かった1520/KGDDを録音するが、今日は狙いどころを間違えた。やはり狙うべきは普段入らないところだ。その点T師はここのところ懸案だった1480kHzを狙って、Merced,CAのKYOSを取っておられた。さすがである。いずれにしても大詰めに来て連日これだけ聞こえると、最後の一花とは言え大変有難いものである。
4/8 昨晩も強かったTP方面が今夜も開けた。昨晩ほどではなかったものの、沢山のチャンネルで聞こえた。そんな中で注目したのが1510kHz。KGAやKFNNだったらNewstalkだが、今日は宗教局っぽい音楽プログラムだった。とすると前述の両局ではなく別な局の可能性が高い。そう思ってワッチを続けていたら2230に一瞬音楽が途切れて、"15-10, This is KIRV, Fresno."のアナウンスが出た。同局は初受信であり嬉しい。やはり「このチャンネルで聞こえるのはここ」という先入観で決め付けてはいけない。そして同じチャンネルで全く違った局が聞こえるこの不思議とロマンに、またもや魅了されてしまった。
4/6 拙サイトをご覧下さった同い年の方からメールを頂く。中学時代に団地の屋上にロングワイヤーを張って、PROCEED2800で毎朝7時にBBCかベトナムの声を聴いておられたとの想い出を綴ってくださった。全く同じ体験だなぁ。私も毎日ではないがよく聴いたものだ。オッジさん、PROCEEDは元気でしょうか?まだ使えるようなら是非電源を入れてやってください。またあの時の気分に浸れますよ!そうして私も復活し、早6年半が経過したのですが・・・ (※メアドのご記載がなかったので、こちらで返信させて頂きました。メール有難うございました。)
4/5 TP方面がまたまたオープン。今日も一花咲かせてくれているではないか。この日は1510/KFNN、1580/KMIKのアリゾナコンビが強力で、その他のチャンネルでもかなり入っていた。1480でも電波を捉えるが、以前受信したスペイン語ではなく英語だ。この日のアリゾナを考えるとKPHX(Phoenix,AZ)のような気がするのだがどうだろうか?録音を聞き返したが、残念ながらコールは取れていないようだった。
4/3 一昨日KTZNに送った電子メールの返信が届いた。「That's us Thanks for listening」の一言だけだ。情報では電子メールでQSLが届いたとあったので、何か添付で送られてくるのかと思ったのだが・・・さすがにガッカリ(涙)。ヤケクソモードでそのメールを印字してフォルダに入れる(笑)。
4/2 昨日受信したR.Educacion、宛所に尋ね当たらずで返送されてきたR.Victoria・KKOL、そして返事がなしのつぶてだったオーストラリア3MPの3局にレポートを書く。書き始めると一気に書くのだが、これで来ないとショックを受けてまた書かなくなる・・・その繰り返しだ(苦笑)。
・しかし思うのだが、今回のR.Victoria・KKOLもそうだが、返送されてきたレポートに同封していたCD-Rの殆どが割れている。消印が押される際に壊れてしまうのだろうか?届いたレポートでも「CD-Rが壊れていた」と返信に書かれていたレポートがいくつかあった。そう考えると、一体どのくらいの確率で無事に局に届いているのだろうか?何だか一生懸命CD-Rを入手して同封しているのが馬鹿馬鹿しくなってきた。何か良い手段はないものだろうか。やはり厳重に梱包するしかないのだろうか・・・悩みは深い。
4/1 昨年10月に和泉浦で受信したアラスカの550/KTZNに、電子メールでレポートを送ってみる。最近HCDXのQSLコーナーで、電子メールでレポートして返信を得た記事が掲載されていたので、真似させて頂くことにしたのだ。電子メールで返信を貰うのは味気ないので避けたいのだが、投稿者も書いていたように郵便では来ない以上仕方ない。返信が来たら、アウトプットしてホルダーに入れるつもりだ。楽しみにしてしばし待とう。
3/31 先週作りそこなった「雨降り警報機」を作成。これまた簡単で、1時間も掛からずに完成。そしてこちらもリーチ一発作動してくれた。写真で見ると、丁度右側にある金属板で水分を検知し(水を媒介として電流が流れ)、そしてオルゴールがなる仕組みだ。単純だけどなかなか面白い。あとはゲルマラジオキットが残っているが、それを完成すると終わりだ。こんなどうてもいいものばかり作ってないで、本題(ハイカットフィルタ)に着手せねば。
3/27 出先の合間に寄った電子部品の店で、昔懐かしい日本特殊陶業のセラミックフィルタ「CLF-D6S」を購入。このセラフィル、その昔短波誌でスカイセンサー5900の選択度改造の記事で使われていたものなのである。当時自分も購入して、自分では出来ないので電子工作の得意な友人にやってもらったのだった。しかし思ったほど効果を感じなかったばかりかその後不調に陥って、同機の死期を早めてしまった記憶がある。今だったら自分でもうちょっと上手く出来たんだろうが・・・。でも懐かしくて、必要もないのに買ってしまった。1個80円。当時の資料(短波78年12月号)を見ると、規格は±2kHz(-6dB)、±5kHz(-70dB)となっている。単なる記念品だな、これは。
3/26 21:30過ぎにシャックに着くと、TPはぼんやりブレイクの気配を漂わせていた。「ブレイクの気配」とは言葉では説明しづらいが、要はこれから入感して来るときのキャリアの取れ方なのだ。ややノイジーではあるが、ちょうど一昨日と似た状態である。そして思った通り22時過ぎに部分的にブレイクした。特に1510/KFNNなどはこれまで受信した中では最高の信号強度となった。しかしその他は残念ながら伸びが無く、不完全燃焼に終わった。もうチョイだったのだが・・・。
3/25 今日はレポートを6通書く(R.Reading Service、KTRB、CKST、R.Melodia、KSJX、KION)。本当はあと2通書きたいところだったのだが時間切れだ。なーんだ、やれば出来るじゃんかオレだって(笑)。レポートは書いたが、同封するCD-Rの作成とかはまだなのでもうちょっと手間が掛かるのだが・・・。しかし今日はレポートのせいで、電子工作「雨降り警報機」は先送りとなった。まあ乗ってるときに書かないと仕方がない。
3/24 R.Gazetaからの返信に気を取り直して、やっとレポートを書く気になる。先月のゲリラペディで受信したブラジル勢(R.Brasil Central、R.Guaiba)と、受信したまま放置していたKFQD、ABC-2BLの4局に書く。ホント、1局の返信で随分救われるものだ。これでこれに追随して、まとまってまた何局か出せそうだ。
・夜は久々に会心のTP-DXだった。21時を回った頃から1500以上の高い方を中心に強くなり、2130を回る頃にはあちこちでブレイクし始めた。しかも普段聞こえないような周波数でである。これは受信機総動員しかないとばかりに、普段はTP-DXには使わない535も電源を入れ、先日まで使っていたMDレコーダーにつないだ。そうして3台体制で22時の正時を待ち構え録音する。そうすると、1500ではKSJXが、1460ではKIONが録れた。いずれもCAの局で初受信であった。1310ではコールは取れなかったがフォーマット的にはDisneyの局が入っており、これはやはりCAはOaklandのKMKYと思われる。これ以外にも1200(これはKYAAと思われる)、1290、1330、1370、1390などで入っていたがとても追い切れなかった。いずれも入感エリアから見てCA~AZ周辺の局であろう。1510/KFNN、1580/KMIKの両AZ局も強力だった。しかしこんな風に聞こえるのも珍しい。こんな日が土曜の晩で、非常にラッキーであった。とにかく受信してからコールを取るまでの瞬間~ここは一体どこだと推理し、そしてそれが確認できた時の興奮~これがあるからDXはやめられないのだ!
3/23 帰宅すると海外からの郵便が2通届いていた。1通はBrazilのR.Gazetaからのものであった。久々の返信なので嬉しい。ここのところ返信が全然来なかったので、レポートに関しては少しテンションが下がってしまっていたのだ。やはり返信は最大の良薬だ。もう1通は自分がPeruのR.Victoriaに送ったレポートが、転居先不明とのことで戻ってきてしまったのであった。今年度版のWRTHを見ても間違いはないのだが・・・困った。
3/21 BCLとは何の関係もないが、ここ2,3日帰宅後作っていた「光感知音声再生キット」が完成する。そして久方ぶりに「リーチ一発」~問題なく一発で動いた。cdsに当たっている光が遮られると、それを感知して予め録音しておいたメッセージが流れるというもの。用途的には店などで来客があったときに「いらっしゃいませ」のメッセージをながすというのが、最も実用的な使い方だろう。そう考えると我が家では全くの無用の長物と言える。実際娘たちは自分の声を録音して何度も再生して喜んでいたが、ただそれだけのものである(笑)。これは秋月のキットだが、価格はなんと350円!これは面白いし何しろ安い。本当はBCLに使う「ハイカットフィルタ」や「NFBプリアンプ3号機」を作らなければいけないのにこんなしょーもない電子工作をしているのは、一種の景気付けである。簡単なものを作って成功させて、その余勢をかって難しいものにチャレンジしようという算段もあるのだが・・・。その意図に反して、簡単な電子工作を沢山作りたくなってしまった(そのくせ「11曲電子オルゴールキット」は失敗して、現在放置プレイ中)。
・秋月のキットはなかなか面白い。今や単体では入手が困難なICが手に入るのも魅力だ。しかも安い。今手元にあるのは「ゲルマラジオキット」だけだが、これから「雨降り警報機キット」や「ボイスレコーダーキット」などもやってみたい。取説は中国語・英語しかないシリーズもあるが、あまり困らないだろう。お奨めの楽しみだ。
・19時前にいつもの市営球場のそばにチョイペに繰り出す。先日IDを録り損ねたR.Dif Acreanaを受信したかったのだ。ALA-1530を素早くセットして聞くと、残念ながらLAは弱いがTP局が結構入っている。信号は強いとは言えないが先日のゲリラペディと同じような状況で、カナダとカリフォルニアが良いようだ。ノイズレベルが低いとやはりそれだけで凄い。家から5分のこの場所を改めて見直した。しかし後から怪しげな車(他人のことは言えない)が2台、自分の近くに停まったので、ちょっと不安になり速攻で撤収した。やはり一人は物騒だ。
3/20 T師のBlogに刺激されて、私も「BCLラジオカタログ」を買ってしまった。内容的には写真が中心でありWebでも見れるものが多いし、なのに2,000円という価格は何か出版社の商魂に乗せられているようでちょっと口惜しい。でもまあ見たい機種は殆ど網羅されていたし、「紙の写真」で眺めるのも悪くはない。やっぱりこの手の本は良いものだ。
3/18 2台のICレコーダーで沢山録音した受信音を聞く。心置きなく沢山録りだめできるのは良いが、しかし後から聞きなおすのは大変だ。しかも今回はIDが殆ど録れていなかった。これは悲しいものがある。しかしPC上でいろいろ加工できるのは本当に便利だ。やはりICレコーダーにして正解な気がする。
3/17 今月も雨崎にゲリラペディションに出陣。メンバーはまたまた同じ4名である。今日は前回のような強風ではなく、少々寒いが穏やかな風で助かる。15時くらいにはセッティングを全て終えてしまったが、さすがにフェイドインにはまだ早く、ビールを飲みしばしウォーミングアップ。
・2台のAR-7030で臨むが、うち1台のPLUSの方がいきなり動作不能になってしまった。リモコンが利かなくなったのでおかしいなと思っていたら、最後は電源が入らなくなってしまった。これは修理に出さなくてはだめだろうと思って諦めていたら、しばらく電源を抜いて放置しておいたら何故か自然治癒してしまった。良かった。
・さて肝心のコンディションの方だが、これは雨崎ペディの中ではベストと言える状態であった。TPとLAの両方を聞いていたが、それぞれ中々面白いところが受信できた。TPはカリフォルニア~ワシントン州にかけての沿岸部そしてカナダが良かったが、これまで聞いたこともないチャンネルが結構入っていて驚く。870、880、910/KNEW?、920、940/KWRU?、1010/CBR?、1060/CKMX?、1330、1350/KSRO?などであったが、ただいずれも信号の強い時間は短くて、IDを確認できたのは860/KTRB、1040/CKSTにとどまる。KTRBはT師が「取った!」と叫んだ直後に他のメンバーもチャンネルを合わせて、その直後にもう一度コールが出て全員で確認できたもので、これを称して「パラサイトワッチ」と命名する(笑)。
・LA方面も珍しくはないのだろうがとは言え自宅では決して聞けない局が良好に聞こえる。16時台から聞こえた5940/R.Melodiaを皮切りに4755/R.Huanta2000、4826.5/R.Sicuani?のペルー勢、3375/R.Educadora、4865/R.Alvorada?、4885/R.Dif.Acreanaなどのブラジル勢、19時台以降から良好になった4716.7/R.Yura、6105.05/R.Panamericanaのボリビア勢とバラエティに富んでいた。
・20時前から、前回の我々を悩ませたあの強風がまた吹き始め、恐れをなした我々は撤収の決断を下す。大急ぎでテントをたたみアンテナを解体し、21時に現場を離れる。そしてまたファミレスで反省会をして解散する。
・日付が変わる直前に帰宅すると、↓のT氏より嬉しいプレゼントが届いていた。ハムでもある氏のオリジナルQSLカードだ。受信レポートの書き方について意見を求められたので、私はこんな風に書いていますと参考までに以前局に送ったものを添付して送ったら、それに対してQSLを発行して下さったという訳である。何とも気の利いたプレゼントではないか!距離はあるものの、氏とは良いお友達になれそうな気がする。
3/4 ウィスコンシン州在住のT氏とお近づきになる。北米局受信のレポートについてHP経由でお問い合わせを頂いたのでTP-DXerかと思ったら、現地にお住まいの方であった。年齢も出身地にも共通性があったので、いろいろとご縁を感じる。それでも私は図々しいので、不明局が出たら助けてくださいなどと早速お願いしてしまったが(笑)。もっともウィスコンシンまでは聞けないので、逆にカリフォルニアの不明局について尋ねられても困るかもしれないが。
・BCL関係ではないが、今日面白い買い物をしたので書かずにはいられず書いてしまう。DVDプレーヤーなのだが、これがなんと2,980円!しかもこれ、DVDだけではなくCDもmp3も再生できてしまうのだ。実際に使ってみたが、リモコンのチャチさは気になるもののしっかり使える(でもすぐ壊れたりなんかして・・・)。近所で「あきばおー」を超える買い物が出来るとは思わなかった。なかなか楽しかった。
2/24 今日は2月度のゲリラペディションの日。メンバーはいつもの4名だ。待ち合わせの時間も全く同じで、これまたいつもの三浦半島雨崎に行く。いつもと違うのはとにかく風が強いこと。確かに海の目の前だから風は強いのだが今日は特別だ。街の中でも強かったのだから、ここでは推して知るべしだ。テントが飛ばんばかりの風で、混信よりもノイズよりもテントがバタバタはためく音がやかましい。
・さて今日も前回同様TP一次伝搬はブレイクしないので、もっぱらLA局を聞く。T師がColombiaの5910/Marfil Estereoが強いと教えてくれて、49mbを中心にワッチ。集中してワッチしたのが6010。てっきりMexicoのR.Milだと思ったら、後ほどShinさんがColombiaのLa Voz de tu ConcienciaのIDを取っておられた。私はせっかく長時間録音していたのに、IDは録音し損ねてしまった。残念!この他では6000/R.Guaiba、6040/R.Clube Paranaense、6060/R.Tupiなど常連局が軒並み良い。
・この他ブラジルは沢山入っており60mbも良いようだったが、かなりの周波数帯がレーダーノイズにやられていたのが残念だった。それでも4985/R.Brasil Centralや4825/R.Cancao Novaなどはこんな感じで良好。この他普段自宅ではノイズに埋もれているNew Zealandの3935/R.Reading Serviceも良好だった。6105でPanamericanaかと思った、よくよく聞いたらR.Filadelfiaだった。危ない危ない・・・。
・ところで↓に書いたように、今回からICレコーダーをデビューさせた。これは中々良い。とにかく時間を気にせずに録音できるし、MDと違ってノイズの発生する心配もない。2台のリグそれぞれにつないだので、とにかく心置きなく沢山録音できた。後から聞くのが大変だが・・・
・あまりの風の強さに耐えかねて、さすがに20時で撤収。その後反省会と称してファミレスに向かい、暖かいコーヒーで寒さで冷え切った身体を暖めて駄弁ってから解散。
2/18 ↓のケーブルの工作だ。K氏のBlogで拝見した回路図を参考に、S師に更に詳しいアドバイスを頂戴し、実際に作ってみた。細かい作業なので、結構手先を使う。でも最近では少し慣れてきて、何とか自分にも出来るようになった。1本作って成功して気を良くして更にもう1本作ったが、やはり2本目の方が良く出来た。これで来週のペディのときは、それぞれのリグにレコーダーをつないで録音しっ放し(標準モードで36時間!)という理想の体制が出来る。さあ、来週が楽しみだ。
2/17 長女とその友達2人を連れて、秋葉に行く。親父がラジオタなら娘はアニオタだ(笑)。そんな訳で意見が揃って、4人でのツアーとなった訳である。昼食を摂ってからは彼女らをアニメイトに送り込み別行動。来週の雨崎ゲリペに備えて、いよいよ録音機器をICレコーダーに切り替えようと思い、K氏推薦のSANYO ICR-B181Mを2台購入。1台12,000円だったので、まあまあ安く買えたのではないだろうか。そして7030での録音時に使用するケーブルのパーツも同時に購入。明日はその工作だ。完成の暁には長時間、最初からMP3で、機器は小さく軽く・・・といった利便性の高い録音体制が完成する予定だ。
・秋葉での買い物は楽しいが、実はICレコーダーよりも娘に買ったPC用の液晶ディスプレイを買うときの方が楽しかった。PC自体既に4年半経っているので、モニターは中古で十分と思い探してみた。すると15インチのものがなんと4,000円!探せばあるものだ。彼女は大きなブラウン管ディスプレイから解放されて、大いに満足のようだ。
2/12 先日FRG-7デジタル化プロジェクトをご覧になったというM氏からメールを頂戴してここ数日何回かやり取りしていたが、本日見事成功なさったとのことでご報告を頂戴した。私などカウンタ自体を完成させることが出来ず何から何まで周囲の方に泣きついたクチだったので、こういうときには実に親切だ(笑)。完成できないあの口惜しさを、骨の髄まで知っているからである。もっとも氏は自身でカウンタも完成なさっていたし、私よりは遥かに技術に明るい方のようであったが。今回せっかくキャビネを開けて写真を撮ってみたので、そちらに掲載してみる。もし今後同じことを考える方がおられたら、参考にして頂ければ幸いだ。
・しかしそれより、自分自身の課題も取り組まねばならないものがある。もう1年半以上放置状態の、クリフィル並みの切れ味を創出する「ハイカットフィルタ」だ。同じパーツを持ったまま同じく放置している仲間があと二人いる(笑)。さあ、今年こそ師の指導の下完成させねば!
2/8 オクラホマのKFXYから返信が届く。皆さん結構返信が届いているようだったので期待はしていたが、私もしっかりゲットすることが出来た。以前ネブラスカを受信することが出来て喜んだが、考えてみるとオクラホマもネブラスカ並みに内陸だ。もうちょっとでミシシッピ川に届くところだ。X-Bandだから有利とは言え1640は沢山出ているチャンネルなので、受信出来て良かったしQSLもゲットできて光栄だ。
1/29 出張で広島へ。せっかくだからと愛好者3号も随行させる。勿論ハードなDXをする気はなく、狙いは自宅では受信しにくい九州カルテット(長崎放送、大分放送、宮崎放送、熊本放送)を良好に受信することだ。ホテルの中はシールドされていてイマイチなので、物好きにも寒い中ホテルを出て、広島駅に近い川のほとりで聞く。さて結果はどうか・・・これが予想に反して、あまりよく聞こえなかった。特に1098はこちらでも混信チャンネルだが、その中でもラジオ福島が強く大分は存在が確認できない。936も秋田放送が意外にも強いが、一応宮崎も受信できた。1233は長崎が、1197は熊本が強かった。意外な結果だった。広島でこれじゃあ関東では受信しにくい訳だよなと納得して、冷え切った身体を暖めるべくホテルに引き返す。
1/28 今日は昨日に引き続きレポートデー。R.Victoria、R.Cultural Coatanのスペイン語レポートだ。両局とも近年返信の実績があるので、可能性は低くないだろう。ペルーもグアテマラもまだ返信を得たことがないので、是非とも得たいところだ。
1/27 先週のペディで受信した9665/R.Marumby、9645/R.Bandeirantes、9685/R.Gazeta、9550/R.Boa Vontadeの4局にレポートを書く。これまでの経験ではブラジル局は返信率が良いので、これらにも期待している。何局来るか楽しみだ。
1/25 物陰に隠れていて気がつかなかったのだが、昨日New Mexicoの1020/KCKNより返信が届いていた。12/2の和泉浦ペディで受信してしばらく放置が続いて、先日やっとレポートしたものである。カードによるQSLと大きなステッカーが2枚ほど入っていた。嬉しいものだ、これでまた一枚。
1/23 寝る前に702kHzにダイヤルを合わせると、フィリピンのDZASが聞こえていた。ここ最近このチャンネルにピョンヤンが出ていないので、本来聞こえていた局が聞こえて嬉しい。こんな感じでもう少しクリアチャンネルが増えないものだろうか。DZASは1時に終了。それと同時に混信していたABC-2BLが浮かび上がってきた。5年前に初めてペディに行ったときと同じパターンだ。あの時はT師からMW-DXの手ほどきを受けて本当に楽しかったし、そもそもあの「DZAS→2BL体験」が今のMW-DX熱を呼び起こしたのだと思う。2BLはShinさん情報によれば返信も来たようだし(私は来なかった)、もう一度狙ってレポートを送ってみたい。
1/20 久々の三浦半島雨崎ペディ。メンバーはS師、T師、Shinさんと私の4人組。もうこのメンバーで何回行っただろうか?息の合った仲間でのペディは最高の娯楽である。そんな訳で小雪さえ舞い散る寒さにもかかわらず、誰も中止にしようとも言い出さず、予定通り敢行した。とは言え現地は海のまさに目の前だけあって風が強い。体感温度もますます下がる。テントは少しでも風を避ける位置に設営し、北東向き&南向きの2本のK9AYをセットすると16時前からいざ受信開始。
・昨年末からTP-DXは不調が続いており、この日もあまり期待していなかった。実際に自宅に比べれば全然マシとは言え、常連局さえも弱い状態では聞く気も起こらない。そもそも今回行くことにしたのは、S師が3人宛てにLA SW DX復活の報を下さり、それに触発されてたまにはLAを聞こうかという話になったのである。まあ師はこうなることを企図して送ったのだろうが(笑)。そして実際に今回は文字通りLAペディになった。
・聞こえたところでは16時台の6020/R.Victoriaに始まり、18時過ぎにはブラジルのゴールデンアワーを迎える。特に31mbが良好で、9665/R.Marumby、9645/R.Bandeirantes、9685/R.Gazetaや9550/R.Boa Vontadeなどが強力に聞こえた。とにかく普段聞かないものでどこが聞こえるか勘が働かないし、また聞こえても状態が良いのか悪いのか評価が出来ない。とにかく久しぶりか初めて聞くようなところばかりだったので、楽しくて真剣に聞き入ってしまう。これは私以外の3人も同じだった。19時台は60mbも良好で、ブラジル、ボリビア、ペルーなど各局のチャンネルが賑やかに聞こえる。ただ横須賀の軍関係のレーダー?か何かの影響だろうか?断続的に100kHzくらいの幅でノイズが発生し、せっかくのIDチャンスを逃したケースが多かったのは残念だった。しかし4780/R.Cultural Coatanの開始時のアナウンスを明瞭に録音して、心がすっきりした。
・20時に入るとフィリピン中波に浮気した。これまたかなりのチャンネルで入感が確認される。こちらの方面は年明け以降良かったので期待していたが、1530/DZMEなどは国内局を潰してこの状態。これは南向きK9AYが功を奏している。このように北東&南向きデュアルK9AYは、短時間に状態の良いところを切り替えてワッチするのに最強の体制かも知れない。今後もこの形になりそうだ。21時に1620でAUSの4KZを中継している局のIDを狙ってそこで終了。ロケーションはQLD州で、出力は400Wだ。明瞭なコールのアナウンスは聞き取れなかったのでちょっと残念。
・とにかく到着して6時間、随分沢山聞いた。これだけ聞いたのも久しぶりだし、皆今回はかなり無口で受信に集中していた。千葉と違って地元なので、近いのが嬉しい。難しいところを狙うのでなければ、当面はこの位が丁度良いのかもしれない。やっぱりペディは楽しいし、これから6月までは、どこかに毎月行こうと思っている。
・T師より懐かしいIS集のレコードを拝借する。こちらも久々に聞いてみよう。
1/12 K氏ご出張歓迎オフを品川で開催・・・の筈だったが、仕事でトラブって、終わりの時間にやっと会場にたどり着いた。ビール一杯でももう一軒と周辺を歩いてみるが、流石金曜日の品川港南口だ。昔はショボい街だったが、今では本当に人通りが多く店も混んでいる。氏の電車が迫っていたこともあり、お見送りがてら新幹線の入口に向かう。残念ながら氏とお話が出来たのは、そんな訳で歩き回った20分ほどだ。ICレコーダーの話をしただけだ。またお見えになるときに、改めてお時間をとって下さいとお願いして新幹線改札口で別れる。
・その後Sさんが付き合ってくれて、品川駅構内のビールの飲める店(構内も実に混んでいた)に入って、ジョッキ一杯だけ飲む。氏からは80年代の名番組、「セ○シーオー○ナイト」のMP3ディスクを頂戴する。ワハハ、これはお宝だワイ(笑)。家に帰って早速聞くが、マジで懐かしい!高校生のあの時が戻ってきた。「サウンド○イプ~耳から直撃!」のコピーも耳に残っていた。CMもいかがわしいものが多く、これまた笑える。よくもまあこんなものを放送していたものだ。こんなものが短波で世界を駆け巡っていたかと思うと、信じられないというか、各国からクレームは来なかったのだろうか?またこれを受信してのレポートはどんな風に書かれていたのだろうか?無茶苦茶面白く、これはしばし楽しめそうだ。
1/11 久々A氏とランチオフ。「1/6 NFBアンプ3号機製作開始」をご覧になってメールを下さったのだ。私は氏のご参考にと私の作品をお貸ししていたが、気にした氏が連絡を下さったという訳だ。全然急いではいなかったのだが、お会いしたかったこともあり早速日程をアレンジしたのだった。氏はいろいろあって久しくinactiveだったご様子だが、いずれにしても氏のロケーションは都会の真ん中過ぎてDXには過酷と言える環境だ。そのためいわゆるDX局と呼べる局は、まったく受信できないらしい。立派なアンテナと通信型リグが勿体無い限りだ。季節が良くなったら外に聞きに行きましょうとお誘いして、束の間の優雅なランチを終える。
1/10 DXerの先輩F氏より激励のメールを頂戴する~英語で!英文サイトのオープンをご覧になって、頑張れよと励まして下さったのだ。まあ私の英語は怪しい限りだが、かと言ってアウトプットしないといつまでたっても怪しいままだ。慣れるしかない。そうせざるを得ないように、自分を追い込むしかない。それが趣味の分野であれば、何とか楽しんでできるだろうというのが私の狙いだ。氏にも英語でお礼メールを返したし、なかなか返信できなかったフィンランドのDXerにも返信を書いた。ついでに英語サイトのURLも添付してみた。さあ、追い込まれるぞ(笑)。大変だけど頑張ってみたい。
1/8 今日はレポートデーにしてみた。なかなかレポートを書く気がしない状況が続き、古くは昨年10月の和泉浦ペディで聞いた550/KTZNから溜まっていた。勿論セントヘレナもだ。やっと重い腰を上げて7通書く。あと2通あるのだが、これは後日にしよう。その後に、これまでのフォローアップを出すことにしている。レポートを書く気を失ったひとつの理由としては、受信音を録音し同封している8cmCD-Rを使い切ってしまったことにあった(100枚もあったのに!)。これを先日S師とのオフで30枚ほど恵んで頂いて、やっとこさ一息つけたのだ。これを使い切ってしまったらどうしようかと考えるのも恐ろしい。また「件のバイヤー」氏に依頼するしかあるまい。それも1,000枚くらい(笑)。
・ところで今日、本サイト英語バージョンをアップしてみた。かなり前に草案を作ったまま、塩漬けにしていたのだ。「間違った英語で作っても恥ずかしいから、十分推敲してからアップしよう」などと考えて、多分1年くらい放置してしまったと思う。ところが最近、以前読んで非常に感銘を受けた野口悠紀雄著『「続「超」整理法・時間編』(中公新書)を流し読みして、再びハッとする気付きがあった。それは「拙速を旨とせよ」という一文であった。その通りだ、拙速で良いではないか!「とりあえず他人が見て分かるところまでで良い。せいぜい完璧の8割程度の出来で良い」という趣旨だが、まさにその通りだと思う。「とにかく着手する」「見切り発車で良い」・・・。仕事ですらそうなのだから、ましてや趣味なのだ。海外のDXフレンドとも交流したいと思っているのであれば、さっさと作るべきなのだ。ということでとりあえず上げてしまった。これから少しずつ直していけば良いだろう。てな訳で、文法間違いとか気がついたら教えて下さいな(笑)。
1/6 今年も「MY BCL LIFE 2006」を書き上げてアップしてみた。そちらにも書いたが、「もはや楽しんで書いていないのではないか?」という疑問から筆が滞ってしまったのだが、結論的には「今なお書くことは楽しみ」であった。自分が書きたいから自分のために(=読んで下さるかも知れない同士を意識することなく)書く・・・。それが一番楽で自然でいいように今は思っている。そんな駄文ながら、お時間があったらご覧頂きたい。
・夕方からNFBアンプ3号機の製作に取り掛かる。まずはケースの加工を完了する。この作品は結構時間が掛かるので、正月のK9AYのような訳には行かない。地道に楽しみながら作ろう。
1/3 KAGEYAMA BCL COMMUNICATION PAGEを参考に早朝LA(ブラジル)局をワッチ。すると結構聞こえているではないか!アンテナをALAにしてから、自宅での60mbLA局は諦め気味だったが、かなりクリアに聞こえて驚く。5045/R.Guaruja Paulista、4815/R.Difusora Londrina、4755/R.Imaculada Conceicaoなどだが、いずれもIDが取れるレベルだった。ちなみに昨日のR.Cancao Novaはさっぱりだった。丹念に探せばまだ楽しめるところはあるし、諦めちゃいけないなぁ。
1/2 6:30起床。新潟の家内の実家だ。例年の如く7030とワイヤーアンテナ持参である。プリアンプも持ってきたのだが、ACアダプタを忘れてしまったのはガッカリだ。それでもノイズレベルは低いので、早朝のLA局などを狙ってみる。今朝は9675/R.Cancao Novaを久々受信。信号は強くないが、クリアチャンネルなのとローノイズなので何とか聞こえるのだ。60mbのブラジル局は今日は低調で、確認できるレベルまで上がってこない。自宅でもこのくらい聞こえるといいなあ。
・午前中はUターンの出発までの隙間時間で、K9AYアンテナを作る。もう何回か作っているので楽勝だ。無事完成する。これで常時2台あるので1台が壊れても大丈夫だし(そんな心配をしなければならないほど、私の工作は相変わらず怪しい)、2台とも無事なら2方向ワッチもOKだ。幸先良く出来たので、次はNFBプリアンプだ。年末に部品一式は買ってあるので、こちらも近々に作成しよう。
左:旧作 右:新作 ※出力がBNCに変わっている
1/1 明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。
・ところでここ数年アップしているバーチャル書籍「MY BCL LIFE」ですが、2006年版も「今」書いています。正月に間に合わせようと思っていたのですが、諸事情により間に合いませんでした(この辺の事情は本編で触れてあります。大した事情ではありません(笑))。一両日中に完成してアップするつもりです。例年通り自分の「BCL備忘録」的な形で書いていますので人様に読んで頂くようなレベルのものではないのですが、「あるBCLがどのようにその趣味を楽しんでいるかを観察する」という意味であれば、ご覧頂く意義も多少はあろうかと思われます。よろしければどうぞお付き合い下さい。