12/31 悪天候を突いて、家内の実家に車で向かう。途中で何度もチェーンの着脱を余儀なくされるわ、そのチェーンが切れるわ、急いで買い換えたチェーンの片側が走行中に落ちて失くなるわ、気付かずに走っていてスリップしまくるわと散々な目に遭ってやっと到着(涙)。しかしめげずにすぐに30mワイヤーをセットして、DX態勢を整える。が・・・ちょっと失敗か?今回はたまには活躍させようとICF-2010を持参したのだが、これが実にBFなのである。ノイズに弱く、暖房器具のコンセントが入っているだけでノイズを拾ってしまう。また30mワイヤーも過入力になってしまうのか3925ラジオNIKKEIなど音が歪んでしまっており、あちこちでお化けが発生している。こりゃダメだとシビアなDXは早々に諦める。2年前は7030を持って来て、R.OkapiやR.Rio Marなどいろいろ受信したのだが・・・残念。

12/30 ハンダ付け不良で壊れていた7030用オーディオケーブルと、ロングワイヤー用バランを修理する。その他明日から家内の実家に行くので、ノートパソコンのローミングも使えるようにセッティング。まとまった休みでないと、なかなかこういったほんのちょっとしたことが出来ないのだ。

・当然受信機は持って行くし、退屈しないようにNFBアンプの材料や工具も持って行くことにする。さあ仕事を忘れて、のんびりしてこようか!

12/28 日付が変わる前から聞いていた1510KGAが0時を過ぎて良好に。良好になると一定レベル以上の受信機であれば入感するものであり、ICF-2010でもしっかり入っている。しかし問題は選択度であり、信号は強力であるにもかかわらず、ノーマルのNarrowではサイドに埋もれてその存在に気付かない。今回は追加したセラフィルの効果により、KGAはしっかり確認できる。改造した恩恵を実感できた瞬間であった。

・S師とショートオフ。今回は年末年始に作ろうと思っているNFBプリアンプの製作について、いろいろと助言を頂く。あとはトロイダルコア(メガネコア)さえ間に合えば、製作に入れるのだが・・・

・などと思っていたら、帰宅するとそのコアが到着していた。よし、これで間に合ったぞ。年末年始の最高の遊びが出来そうである。

・T師よりTP好調の連絡を頂き早速聞くと、1520と1480が良好。1480はもう一度録音を聞き直してみないとはっきりしないが、1520はカリフォルニアのKMPGを確認する。この他1210でもTP局の入感が確認できるなど、今日は凄いコンディションであった。明日までもってもらえないものだろうか・・・

12/23 以前から欲しいなと思っていた海外書籍「More Radio Receiver Chance or Choice」をAmazon.comで購入。20年近く前の本であり、“Like new”とは書いてあったが勿論古本。以前買おうとした時は「その住所には送れません」と出て受け付けてもらえなかったのだが、今日見たら“International shipping available”となっていた。決して安くもないし送料も結構掛かってしまうことは分かっていたが、他に入手する手段もなさそうなので「えいっ」と“Add to Cart”してしまう(笑)。コアの共同購入といい、カードで簡単に買えてしまうのはどうも曲者である(苦笑)。

12/19 この日はこれまで溜めていた宿題を一気にやる。まずはレポート。先週のゲリラペディションで受信した4局に対しレポートを書く。まずは1つ終了。

・フェライトコアの共同購入:国内では入手が難しい各種コアを、知人数名を誘って共同購入。1個当たりの単価は日本より安いのだが送料が高くつくので、大量に買ってシェアしようという意図である。興味を持ちそうな方にお声掛けして賛同を頂き、本日ネット経由で67個(!)を注文。これでいくつかの工作が進みそうである。

・T2FDの製作:なかなか進まなかったT2FDの工作も再開。スペーサーにはS師のアドバイスを頂いて耐熱塩ビパイプを購入するが、色が茶色なのが私の美学に反する(笑)。そこでわざわざスプレー式の塗料を吹き付け、白に化粧直し。そんなことをやっていては時間を食うので先に進めない。まだまだ時間が掛かりそうだ。

12/11 年内最後のオフライン企画となる、第3回雨崎ゲリラペディションを敢行。メンバーはいつものS師、T師、H氏、そして私の4名。今度こそ「決死の極寒ペディ」になるのではないかと構えたが、良い意味でまたもや肩透かし。日中は暖かく、日が落ちるまではフリースのセーターさえも不要であった。勝手が分かっているので準備はスムーズだが、テント設営は海からの強風に煽られて難航。しかし完成したテントは大人4人が受信するには十分な広さでまずまず快適であった。風も遮ってくれて、暖房がなくても何とか過ごせる環境であった。アンテナはS師/T師のコンビにお任せしたが、設営中にバーベキュー中の一般客から「この前もいましたよね?」と話し掛けられて、動揺した模様。「アメリカのラジオを聞きに来ている。怪しい者ではない。」と釈明したそうだが、自分で怪しくないと言う奴くらい怪しい奴はいないのだが・・・(笑)。

・15時過ぎからワッチに入るが一次伝搬は弱く、この時点ではいつもの1700/XEPEのみ。その後も低い周波数帯は開けず、主としてX-Bandの局となる。コンディションは良くなかったと思われるが、ロケーションとアンテナにものを言わせて大いに楽しめる。My firstは1600KVRI、1620KSMH、1660KTIQの3局だったが、このうちKSMHは日頃はハイウェイラジオやAFN×2にやられて苦い思いをしていただけに感動!短波もLA局は非常に良好だったが、最近は勝手が分からずトンチンカンなワッチをしていたように思う。ちょっと勿体無い。

・21時に撤収開始。撤収も慣れていて早い。素早く片付けを終え、余裕を持って帰途に着く。しかし今年は7月から、毎月1回オフラインで何かをするということをずっと続けてこられて大変満足である。来年もこのペースを続けていこうと車中で確認し合って散会となる。

12/9 明後日のゲリラペディションに備えて、激安テントを購入。一応コールマンなので問題ないとは思うが、定価3万ナンボのものが9,998円であった。確かにお買い得ではあったが、プッシュマンことS師に巧妙に背中を押された気がしないでもない。S師の言葉巧みな誘導には、おれおれ詐欺も真っ青である(笑)。しかし今日くらい寒いと、明後日は地獄かもしれない。遂に決死の極寒ペディ開催、生きて返れるのか!?

12/6 10月のペディで受信してレポートを書いた580KMJのレポートが戻ってきてしまう。宛先が移転してしまっていたようである。どうも返信が来ないと思ってガッカリしていただけに、とりあえず今一度チャンスをもらったことは有難い。早速修正して出しなおす。

・S師とミーティング。今日はT2FD用の終端抵抗を頂戴した。これでもう少しである。

12/5 就寝しようと思いつつ最後のワッチをしていると、アラスカ方面が良好なのに気付く。特に普段は滅多に聞こえない680で入っていたので、明日は仕事だというのに追い掛けてしまう。日付が変わって1:00のIDを狙うも正時にちょうど沈んでしまい取れず、2:00に再チャレンジすることに。一旦仮眠し1:50にアラームで起床し再度スイッチをオンにすると、幸いにもまだ聞こえていた。そして1:59にKBRWのIDを無事確認。同局は昔のままであれば、世界最北の放送局の筈である。これは嬉しかった。この他普段は厳しい700/750でも音になっていたので粘ってみるが、3時前には徐々に落ちていき、確認には至らなかった。それにしても780KNOM/850KICYはピーク時にS4並みであり、コンディションが続くようであればここ数日はチャンスかもしれない。

12/4 本日は9人の仲間が集まって、秋葉原で忘年会。一番ご無沙汰の方だと1年半ぶりくらいになるが、美味い料理を囲みながら大いに話が弾む。どこかに聞きに行った話、リグの売り買いの話、仲間の消息の話、近況報告・・・等々、話題は尽きない。ただ限られた時間なので、十分話せなかった人もいる。そんな訳でいつも完全燃焼まで至らず、後ろ髪を引かれる思いで帰途に着くことになる。だから安心してゆっくり語るためにも、宿泊を伴うペディションが必要になるのだ。幸いにも来月にはフォローアップであるかのように宿泊ペディが企画されている。いや、その前に来週日帰りながらゲリラペディが予定されている。そこでこの不完全燃焼感を払拭するつもりである。

・日中は子供達の相手の隙間を縫って、最近受信したTP局へのレポートを3通書く。上記忘年会でお会いした方とも話したが、残念ながらTP局の返信率は良くない。しかしだからこそたまに来ると感激するのであり、そんな感動を味わいたくせっせと送るのであった。

12/1 本日もTP方面は好調。22時前に1500以上でいくつか聞こえる。今日は中でも一番強かった、1660にフォーカスして、22時を待つ。出たアナウンスは"16-60 ESPN Radio"で、コールは聞かれない。しかし今日も11/29(&30)と同様テキサス-アリゾナラインが開けていたことから、テキサスのKRZXと推定。そこで先日のCHMJのように、受信音を送って確認をお願いしてみようと思っている。

11/29 TPがブレイクする。周波数帯/地域を問わずかなり広範囲に聞こえる。今日のMy firstはテキサスの1650KBIVとアリゾナの1580KMIK。内陸部らしき局はこれまでも受信したことはあったが、確認できたのはこれが初めて。しかし伝搬ルートが良いのかもしれないが、テキサスが聞こえるとは嬉しい。これまで受信した北米局の中では最も内陸側であり、大いに興奮する。これらにも早速レポートを出してみようと思っている。

11/22 盆と正月が一度にやってきた!なんと、TP局3局から返信が来たのである。本日届いたのはカナダのCKNW及びCHMJ、そして米オレゴン州のKPNWである。KPNWは自宅で受信したが、前2者はゲリラペディションで受信した時のものである。最近海外からの返信が全く来なかったので腐りそうになっていたが、辛うじてモチベーションはキープされたし、またレポートを書こうという気になってきた。ということで放置プレイ状態のKTWOとKGAもレポートを書こうと思っている。

・11/20の実験の続き。今度はちゃんと2台のアンテナを使う。ALA-1530と自作中波用微小ループの2台である。周波数はまたもや612。今日はR.VBCでナルを取り、切り替えた瞬間にNHK福岡になった。完全に実験成功である!ただS師も仰っていたが、同調型ループだとゲインを合わせにくく結構大変。やはり本当ALA2台というのがベストの組み合わせなのだろう。そんな贅沢は流石に出来ないが・・・でもとりあえず上手くいって嬉しい。これは上手く使って、混信対策に活用していきたい。

11/21 我がシャックにまた1台新しい仲間が増えた。それは昔懐かしい、DrakeのSSR-1である。私自身ICF-5900の次の1台を検討した時にそのスマートなデザインとDrakeブランドは気になったのだが、評判のよかったベストセラーFRG-7にしたという想い出があった。今回は知人の紹介によりある方が手放しても良いといわれているという話をうかがい、これもご縁と思い譲って頂くことになったものである。受信機を収納しているラックもほぼ一杯になり、狭いシャックはほぼ満杯である。

11/20 夕刻、下記Phase Shift Unitの実験を612kHzを使って行う。丁度ロシアのR.VBC(北)とNHK福岡第一(南)が両方入っていたので、効果を試す格好の場であると思ったからである。早速下記の要領でR.VBCのナルを取り、Modeを切り替え一気に反転させるが・・・あれ?やっぱりR.VBCだ。岡田某ではないが「何故だ!」(古過ぎ)。そこで頼るはリリーフエース=大魔神佐々木ことS師である。丁度良いタイミングでメールを頂戴したので、すかさず質問する。「反転させても福岡と入れ替わらないんですが・・・」「アンテナは?」「ALAの2分配です。」「当たり前じゃないですか!異種の2本のアンテナを使わなきゃ、原理的に無理なんです!」あんたそんなことも知らなかったのかと言わんばかりに、呆れられる。そもそも「2つの異なった信号を合成して単一指向性を人為的に作る」原理なのであり、1本のアンテナを分配しても全く同じ信号なのだから、合成しても意味がないのだ。S師は言外に私のこの不見識を非難し、そして反省せよという意味であろうか、「この件は日記に書いておくように!」と指導されたため、ここに書き記す次第である(笑)。

11/19 S師と会食しながらのショートオフ。短い時間の中で、いろいろな話をする。話題の中心は工作に関するものだが、失敗しないための秘訣、上手く動作しない場合のチェックの仕方など、非常にためになるお話を頂戴する。こうしたノウハウは語れる人も少ないと思うし、市販の書籍に書いている訳でもないので、とても貴重であり有難い限りである。それから作った(作ってもらった)はいいものの使い方を理解していなかった下記Phase Shift Unitの使い方についても、英語の資料を紐解いて解説頂き理解する。これでいよいよ使えそうである。この他アンテナの話、そして年末/年始に計画している各種イベントについて打ち合わせなど、2人で喋り倒す。いろいろあって1週間疲れたけど、ああ、これでリフレッシュした!

・ということで帰宅すると早速Phase Shift Unitの実験に移る。ALA-1530を2分配し、それぞれUnitのAnt1/Ant2に接続する。そしてまずは両方のアンテナのゲインをそれぞれのボリュームを調整して等しくし、次にModeをNullのポジションにしてNull Tuneを使って徐々に減衰させていき、最大の減衰となるポイントで止める。この位置でModeをNRにすると反転して、ゲインが最大になっているというものである。実験では強過ぎず弱過ぎない765山梨放送を使ってみたが、ピークがS9+20に対しナルはS6であり、しっかり効果が確認できた。567でも実験したかったが(NHK札幌とグアムKGUMの入れ替わりを試したかった!)、KGUM自体が入感していないので、これは同局が入ったときまでお預けとなる。ということで実験は成功に終わり、今回ご指導、ご支援下さったS師/N師には改めて御礼を申し上げる次第である。

11/15 作ったはいいもののまともに動かず、S師のドック入りとなったPhase Shift Unitが、師の手によって修理され戻ってくる。この修理のために、師は知恵熱を出して病に倒れるというご迷惑までお掛けしてしまった(冷汗)。なかなか格好良い外観であり、DXerのための周辺機器といった雰囲気が漂っている。しっかり使い方をマスターして使いこなし、ご恩に報いる所存である。

11/14 近隣の公園に家族連れで出掛ける。野外でカレーを作って食べようと、食べ物・飲み物等いろいろと持ち出す。そして作っている時の慰みにラジオも。去年はクーガ115だったが、今年は2200にしてみる。基本的には家内がFMを聞くためなので、BCLをやる訳ではない。それでも去年はR.Habana Cubaを聞いたのだが、今回は周波数が分からなくて聞けなかった。折角だからどこか聞いてみたかったなあ。ところでこの写真、背景に程よく馴染んでいて悪くない気がするのだが、皆さん如何か?

11/11 先日南極よりメールを下さったF氏により、自分からの返信へのレスを頂戴する。それによると「受信環境はどうですか」の問いに対しては、人工ノイズは確かに少ないが実験用電波が出まくっていて基地周辺は劣悪とのこと。なるほど、それはそうかも知れない。従ってもっぱらR.JapanやR.Nederlandなどの、国際放送を聞いて楽しんでおられるそうである。中波用のループを製作しているとのことなので、完成の暁には何が聞こえるかを是非教えて頂きたいとお願いする。基地周辺がダメなら少し離れてペディでもやって、是非良い環境で受信してみて頂きたいと思う。まあそんな簡単にペディなんて行けないだろうが(笑)。

11/7 昨日受信したCKNW、及び推定CHMJにレポートを書く。CHMJは"Sports Radio 7-30"までは取れており、或いはコールが出ていないだけかもしれないので、とりあえず録音CD-Rを同封して送ることにする。最近海外からの返信が皆無でなんとも虚しいが、そろそろ来て欲しいところである。KTWOとKGAは明日以降に書こう。

・11/3に書いた「Phase Shift Unitが「一応」完成する」は、「一応」と書いておいて良かった。やはり完成はしていなかったのだ(笑)。昨日S師に渡した実物をチェックして頂いて判明する。あろうことか回路の入力側と出力側が完全に分離されていた!これでは動く筈が無い。勿論後で結線しようと思って、ただ忘れていただけであるが(言い訳)。じゃあそこを結線すれば間違いなく動作するのかというと、100%自信を持って言い切れないのが悲しいところであるが・・・。自分的には徐々に失敗の確度が低くなっているつもりなのだが、もう一息だろうか?S師の続報を待ちたいところである。

11/6 折角のDXシーズンなのだから好ロケーションで頻繁に聞こうと好き者が集まり、「極寒ゲリラペディ」と称して日帰りペディを開催。今回は好き者が1名増えて4名に(笑)。会場は9月にも行って素晴らしい場所と絶賛した三浦半島の雨崎である。昼過ぎにS師、H氏と3人で集まって現地へ。S師は現地入りするやいなや、いきなり前回も感動していた海に向かって開けた段々畑の光景のパノラマ撮影を始める。余程嬉しかったものと思われる(笑)。

(曇っていて分かりづらいが、写真上方は全て海。クリックすると拡大写真出現。)

・今回は周囲に人が殆どいなかったので、海岸線に沿ってビバレージアンテナを張る。長さとしては150mくらいだが、マストや低い木を立ててそこに引掛けてセットする。この長いアンテナが功を奏して、なかなかゲインがあってFBである。15時過ぎにセッティングを終了し早速試し聞きすると、早くもあちこちでTP局が聞こえ出す。中でも良好だったのはカナダ方面。IDが取れたのは980のCKNWだけだったが、明らかにカナダと思われる局が、普段自宅では決して聞くことの出来ない周波数(730CHMJ:Sports Radioのアナウンスが出ていた、1320CHMB:中国語が聞こえていた、960CFAC)で聞こえていた。この他アラスカ方面も良好で沢山の波で聞こえていたが、例えば最強の850KICYはSメータでS9を超えており非常にFBだった。しかしこの一次伝搬の好調ぶりも長くは続かない。信号強度は間もなく落ちて逆に空電が目立ち始め、何回もIDゲットのチャンスを阻まれた。

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・20時前に仕事帰りのT師が到着。これでオールメンバーが揃って二次伝搬ワッチにチャレンジ。ただここで良好だったのは1600以上のX-Bandくらいのもので、後はパッとしない。相変わらず空電に悩まされる。

・今回のMy firstは上記CKNWのと1030KTWOの2局で、自分的には満足である。残念ながら自分以外のお3方はDX的な成果は無かったようだが、喋ったり食べたり、そしてワッチの合間には星を観察したりして楽しんでおられたようである。「極寒」の期待は良い意味で裏切られ、日が落ちるまでTシャツでいられたほど暖かい日であった。来月もまたやる予定だが(ホント好き者!)、次回こそ極寒になるかもしれない。次回は500mビバレージを張って大いに珍局を狙おうと約束して、22時過ぎに終了。撤収して現地を後にする。

・話は変わるが、友人DXerのB氏が、先日自分がプレゼントした自作K9AYアンテナのお礼ということで、氏のご家族を介して入手したプロ野球某超有名選手のサインを送って下さる。なかなか入手できない貴重なものだけに、義理堅いB氏には深く感謝する次第である。

11/3 作り掛けだったPhase Shift Unitが「一応」完成する。昼間は何かと忙しく、半田ごてを握れたのは20時を過ぎてからだったので、完成したのは日付が変わる少し前であり、検証までは出来なかったのだ。しかしそもそも使い方をよく理解していなかったりして(笑)。明日以降合間を見つけて実験してみよう。

10/31 昨日今日と所用で家にいなかったので、殆どBCL活動が出来なかった。やっと今晩少し時間が作れたので、作りかけのPhase Shift Unitの続きの作業を行う。完成までは行けなかったが、概ね完成までの目鼻がつく。何せまだまだ作りたいものが目白押しなので、せっかちな自分としてはのんびりしていられないのである。

・一足先に完成したアンテナセレクタの画像をアップしておく。こんな簡単そうに見えるのに、実は結構手間が掛かった。

10/29 日曜日より帰宅後しこしこと作っていたアンテナセレクタが完成。ペディションを意識して、プッシュスイッチを使って、4本のアンテナが自由に切り替えできるように作ったもの。回路自体は難しくないのだが、このスイッチをケースからのぞかせる四角い穴を開けるのが大変。きれいに見えるようにと飾り枠を使ったが、これに合わせてきれいに穴を開けるのは、大雑把な自分にとっては至難の業である。また本当は5連のスイッチだったのだが、飾り枠が4連用しかなかったため1個を取り外したことも手間取った要因だ。変な外し方をしたせいで、一度など壊してしまってえらく焦った。試しに使ってみると無事成功!これでペディションも楽になる。毎度のことだが指導教官のS師には、改めてお礼申し上げる次第である。

・ところで昨日メールを下さったF様、返信をお送りしたのですが、何故かエラーになって返ってきてしまいます。或いはアドレスが間違っているのでしょうか?今一度アドレスをお教え下さいませんでしょうか。よろしくお願い致します。

10/28 凄いところよりメールを頂戴する。何と南極からである!私の駄文「MY BCL LIFE」を印刷して持参して、ブリザードで身動きの取れなかった時に読んで下さったとのこと。「懐かしく楽しく読みました」とコメントを書き添えて下さっていたが、そんなところで読んで頂けたのかと思うと、書いた者としては感無量の思いである。そんな遠方の方とも知り合えて、ラジオのロマンは素晴らしいと思うが、やっぱりインターネットには敵わないのかなとも思う。いずれにしても大変嬉しくすぐに返信を送り、いろいろと情報交換させて頂けるようにお願いした次第である。

10/24 先日515を下さったS氏から嬉しいメールを次々頂戴する。何と早朝にはあの難局である大分放送の受信に成功し、しからばとサジェスチョンした850KICYもいとも簡単に受信なさったとのこと。いずれも音声ファイル付きでご報告頂いたのだが、クリアに録れておりさすがと言う他無い。そこで次の狙いどころとして、昨日/今日と良かったTPの一次伝搬をご案内する。でもきっと、また簡単にクリアしてしまわれるのだろうな(笑)。

10/22 知人DXerと秋葉原で4人で飲む。本当は3人の筈だったのだが、Nさんとは偶然ラジオデパートで遭遇し、当然のことながら合流する。しかし人通りは多く、結構この時間帯は集まるのかも知れない。Nさんと会ったのも偶然ではないのかも。しかし趣味の友人と飲むと、気は遣わないし話も合うので、ついつい気を許して飲んでしまう。元来強くない私が許容量を超えたため、例の如く船を漕ぎ出す(笑)。受信の話、工作の話、ペディの話等で盛り上がり、あっという間に時は過ぎる。そして年末or年始の再会を誓って散会する。

10/20 今晩はTPがオープン。オープンの中心は1100kHz辺りを中心とした真中くらいの周波数帯。地域的にはオレゴン/ワシントン州~カナダ方面にかけてで、長時間それなりの強度で入感。それこそ10kHzおきにキャリアが取れる。今日IDが取れたのは1120/KPNW。先日のモービルワッチでもIDを確認したが録音が出来なかったので、この受信は嬉しい。しかも自宅で聞けたのだから尚更である。なかなかない良好さだった。

・しかしそんな今晩は台風23号が関東を直撃する時である。先日の洪水があっただけに、ヒヤヒヤものである。本来はラジオなど聞いている場合ではないのだ(笑)。しかし熱いDXer魂は消すことが出来ず、粘ってIDが取れたのは本当に嬉しかった。

10/16 「10/13 ある方から凄い内容のメールを頂戴した。」について、現実のものとなったのでご報告する。その答えは、下記掲載の写真をご覧頂きたい~そう、何と往年の名機=憧れのリグ、NRD-515を頂戴したのである!下さったのは大先輩S氏である。S氏とはまだメールのやり取りを2~3回させて頂いただけで、もちろんまだお目にかかったことすらない。それなのに私などにこんなに大事なものを下さるとは嬉しさは言うまでも無いが、見込まれて(?)お預かりする責任も痛感する。そう、頂戴したのではあるが、BCLにとって共有の財産を同世代を代表してお預かりしているような、何かそんな思いもしているのだ。送って下さるとのことであったが、幸いにも車で行ける距離にお住まいだったので、車を走らせて挨拶がてら頂戴しに伺う。1時間強でS氏宅に到着。既にお茶を準備して下さっており、暖かい歓待を受ける。大先輩とは言え、趣味が同じだとすぐに打ち解けられるのが嬉しい。そう、BCLは共通言語なのだ。盛り上がって話をするとすぐに時間が経ってしまう。その後シャックにご案内頂き、実際の515をお見せ頂きながら、本機固有の使い方についてご説明頂く。そして愛車に積み込み、有難く頂戴して帰ってきた。早速自宅でセッティングし中波などを聞いてみると、メキシコの1700kHzXEPEが良好に入感。7030/535とも聞き比べてみるが、遜色を感じない良好さである。これならTPオープン時の複数波ワッチ用に十分使えそうな気がする。有難く頂戴し、大切に使わせて頂きたいと思う。

・ところでそのS氏から伺った興味深い話を1点。大昔~中波がまだ10kHzセパレーションであったもっと前の時代~にも「AMステレオ放送」があったのをご存知だろうか?それはパイオニアが提供の、18時から15分間ほどの番組であったそうである。そのステレオの原理が聞いて驚いた。一方のチャンネルの音声を1240ニッポン放送が流し、他方のチャンネルの音声を1130文化放送が流す、つまり2台のラジオでステレオ放送を聞くのである!それは2局の合意がなければ決してできないことなのである。「へぇ~」とボタンを20回くらい押したくなってしまうが、これが我が国のラジオによるステレオ放送のはしりであったことは事実である。しかし何とも原始的なステレオである。S氏には今後も長くお付き合い願い、そんな話をもっとお聞きしてみたいと思っている。

10/14 昨晩~今晩にかけて、敬愛するS師が先週末のペディに関連して、「もう一つのペディ記」と題したショートコラムを参加メンバーに連続で送って下さる。これが何ともツボを抑えていて、滅茶苦茶面白い(笑)。しかも分割して送ってくれるものだから、次も来るか?と待ち構えてしまい、なかなかベッドに入れない(笑)。しかし考えてみるとこの「ツボ」は、どうやら私の間抜けぶりがその中核をなしているようで、ちょっと複雑(笑)。オモチャにされやすいキャラは、昔から一向に変わらない(ついでに容姿も変わっていないらしい-旧友談)。とにかく面白いので、多分に内輪受けになってしまうかもしれないが、S師より転載の許可が下りたら、別途掲載してみたいと思っている。

10/13 ある方から凄い内容のメールを頂戴した。これが実現したら大変なことになりそうである(大変=良い話)。このまま行けば実現しそうな気がするが・・・などと書いて思わせぶりで申し訳ないのだが、現実のものとなった段階で、改めてこちらに書き記したいと思っている。しばしお待ちを!

10/10 楽しみにしていた茅ヶ崎ペディを開催。実を言うと今回のペディはあわや中止になるところであった。前日関東地方を直撃した強烈な台風のせいで、我が家が床上浸水の被害に遭うというアクシデントが発生したためである。さすがにイージーな私でも今回ばかりはホイホイ遊びに行く訳にはいかないであろうと思ったのだが、自分が幹事の機能を果たせないとペディが開催できなくなる恐れがあった。しかし中止は何とか避けたいと思い、9日は日付が変わるまで必死に清掃作業を行った。そして概ね復旧の目処が立ち最低限の幹事の役割は遂行できそうだったので、気を遣って中止にしてはと仰って下さった皆さんにお願いしBBQのみ中止にし、ペディそのものは決行して頂くことにした。

・機材を持って茅ヶ崎駅で皆さんをピックアップし、会場へと向かう。受付まで済ませて、一応自分の役割を果たし帰宅する。あわよくば夜からでも参加できればと、密かにこの時点から狙っていた。あとは家族の理解だけである。帰宅後も復旧作業を進め、もはや作業のしようが無い夜になった頃を見計らい、「陣中見舞いに行く」と言い残して家を出る。陣中見舞いならリグなんか持って行くなよという感じであるが(笑)。

・30分ほどで着くのが嬉しいところだが、21時の正時のIDに間に合うように家を出る辺りからして策士である(笑)。丁度TPの二次伝搬が始まる時間帯で、1690のスペイン語をキャッチ。この録音は聞いてみないとどこだかよく分からない。そして1時間ほどで帰ろうと思っていたのだが・・・何とこの方面がオープンしてしまう。さすがは200mビバレージの威力で、ハワイ/アラスカを中心としてそれこそ10kHzおきにキャリアが取れてしまうのである。このため帰るに帰れなくなってしまった。お陰で以前から狙っていた580kHzKMJを確認した他、680KNBR、1500KUMUのIDなどをクリアに録る。積年の夢1210KZOOはかなり追い詰めたが、今回もIDを取るには至らなかった。

・こうして予定時刻を2時間もオーバーして帰宅しようと皆さんに挨拶をして会場を後にするが・・・ここにとんでもない落とし穴が待ち受けていた。キャンプ場の門限に引っ掛かって、車が出せなくなってしまったのである。やむを得ずキャビンに引き返し、驚く皆さんを尻目に、再度リグのセッティングを開始する。もっとも0時では中途半端で、一旦寝るしかない。

・目覚めたのは3時前。周辺の緊迫した雰囲気を察知して目が覚め、リグのスイッチをonにする。そう、今まさにユーロ中波のゴールデンタイムが始まろうとしていたのである。1467でバチカンの、1476でオーストリアのISがそれぞれ確認され、興奮は大いに高まる。自分も完全に臨戦体制に入り1611Vatican R.にセットし、3時の正時を待ち受ける。そして・・・お馴染みのあの荘厳なISが聞こえたのである!初めてヨーロッパからの中波を捉えた瞬間である。この他録音しただけでIDは未確認ながら1377ではフランスらしき局がかなり強力に聞こえる。この他ネット経由ではSwedenのISも確認されたのことで、今日はまさにユーロ中波デーになったことを実感する。

・チャンスタイムは本当に短い。4時前には国内民放局がキャリアオンとなり、多くの局がその信号に呑み込まれていく。なんとも口惜しく残念な限りである。そこでやむなくここで受信を打ち切り、開門時刻までしばしの睡眠となる。6時半過ぎには開門を確認し、片付けも出来ずに去る非礼をお詫びしつつ、現地を後にする。

・我ながら随分無茶をしたものだが、そこまでしても行きたかったペディであった。そして電波の神様が、その期待に十分応えるリターンをくれたことは本当にラッキーであった。本当にやって良かったペディションであった。今回もご一緒頂いた皆さん、それからネットや電話を通じてリアルタイムな情報交換をして下さった他地区のDXer/ペディメンバーの皆さんに改めて感謝申し上げる次第である(なげー日記だ)。

 

10/2 てなことがあった翌日に、大変タイムリーで興味深いメールを頂戴する。黒らぶ“テツ”さんより、ご自身が主宰する「民放AM局全国制覇への道」との相互リンクのお申し出のメールであった。早速サイトを拝見すると、テツさんが何故その道に入って来られたのか、そして長い期間かかってそれを達成された軌跡が克明に記されていた。東京都心という厳しいロケーションにお住まいながら、見事達成なさったその努力に敬意を表するばかりであるが、その受信ノウハウは後に続く方にとって大変参考になる素晴らしい情報である。実を言うとそのノウハウ集を自分でも作ろうと思っていたのだが、同じ受信圏内でのノウハウは十分こちらで網羅しておられるので、もはやその必要はないと感じた次第である。皆さんにも是非ご訪問をお奨めしたいと存じます。

10/1 9/6にレポートを書いた福井放送から返信が来る。以前書いたT氏の情報通りデータ入りレターで、「受信を確認します」と書いてあった。これでベリという面からも47局全局制覇を達成した。この辺りの挑戦の軌跡は長くなりそうなので、別途随想に記してみたいと思っている。ひとつの区切りをつけて、これで次のステップに進めそうである。

9/25 B氏のご要請に基づきK9AYを作る。自分達もそうなのだがB氏とそのお仲間も来月ペディをやると聞いたので、「中波を聞くならK9AYがいいですよ。作って差し上げましょうか?」とお声掛けしたところ是非是非ということになった訳である。2回目となると製作もスムーズである。注意すべき点は心得ているので、入浴後から作り始めて、日が変わる前に完成する。先日はT師のために4分配器を作ったが、自分の工作が他人の役に立つのは嬉しいものである。とは言え同じ物ばかり作っていても進歩が無いので、そろそろ次に進まねば。次の課題も沢山あるが、まずは2本のアンテナを合成して単一指向性を実現するPhase Shift Unitに着手しよう。部品は揃っているので、明日にでも始めてみようかな。

9/24 同志のY氏、I氏と3人で飲む。3人だけで飲むのも久しぶりだ。一緒に暖めつつある「企画」について相談するのが主目的である。「企画」はあくまでも楽しみのためのものなので、「ねばならぬ」の義務感が無いのが良い。打ち合わせは早々に切り上げて後は四方山話に終始するが、話題の中心はどうしても知人DXerの消息になる。皆さんどうしているのだろうか?そんな話をのんびりしながら23時前にs/off。私自身は途中商用で中抜けして再度合流するという変則な参加になってしまった。酔っ払ったり急にしらふになったりと、忙しい夜だった(笑)。

9/23 SONYのオーディオセレクタ、SB-A40をパラチェック改造してみる。先日のモービルワッチの際にS師が、「簡単にできるし飽きたらすぐ外せるよ」と言って教えて下さったのであった。確かにビニル線2本で2箇所をジャンパするだけの作業である。入力1、2にそれぞれリグをつないだ状態で、3のボタンを押すとヘッドフォンの左からリグ1の音が、右からリグ2の音が聞こえる。簡単な改造でも考えつく人は凄いと思うし、それで成功すると結構嬉しかったりする。SB-A40は今はペディ専用にしているので、しばらくこの状態で使ってみようと思う。

・夕刻よりR.Rebeldeを受信して、レポートを書こうと録音する。スペイン語レポートなのでまたまた面倒だが、LA局は良好に聞こえているうちにレポートを書いて送ってしまうのが賢明のようである。まずは明日以降にテープ起こしだ。

9/18 楽しみにしていたS師・T師とのモービルワッチを敢行。場所は三浦半島の先端に近い雨崎というところで、海の目の前の隠れた(?)観光地である。事前にT師が近隣を視察してくれて、TP方面に開けた良いところとの推薦であったのでこの地に決定した。現地に向かう道中でお二人を順次ピックアップし、コンビニで食料を調達し、若干余裕を持って現地入り。現地に近づいて広がる海に向かって開けた広々とした段々畑の光景に、S師など「ここでアンテナ張りたい!」と大興奮し、期待感は否応なしに高まる。海の目の前というのは、もうそれだけで何か期待させてくれるものなのである。実際に到着した現地も、事前の情報に違わぬ良いところであった。本当に海の真前で、電波を遮る障害物やノイズ源になりそうなものが何も無い。

・しかしDXerのロケーショに対する欲望は底知れないものがある(笑)。念のためにとそのすぐ隣りの小高くなったところや、少し離れた灯台の横(過去2回実績がある)も視察。ただこの界隈はいずれも道路がめちゃくちゃ狭い。地元の農家の人々はそれが指定であるかの如く一様に四駆の軽トラに乗っているが、私の車は大きめなので車幅一杯いっぱいで走りにくいことこの上ない。ギャップで落輪したり、もの凄く狭いところで方向転換を余儀なくされて泣く泣くハンドルを切ったりとえらい目に遭う(泣)。そうした視察の結果、総合的に見てやはり予定の場所が良いということに落ち着きそちらに向かう。しかし途中立ち寄った高台には、太平洋戦争時に使われた(と近くの畑にいたおばあちゃんが言っていた)砲台の跡があったりして、思わぬ歴史の勉強までしてしまう。

・さて会場はワイヤー系の長いアンテナを張るにはちょっと難しい地形であり、本日はK9AYを使用する。TP方面に照準を合わせてセッティングし17時前にはセットを完了。そして受信機のスイッチを入れると・・・素晴らしい!ノイズが無いのだ!またK9AYアンテナの性能もこれまた素晴らしい。指向性の鋭さには驚愕の一語に尽きるが、例えば567kHzなどは北に向けるとNHK札幌が聞こえているが、これを南向きに切り替えると瞬時にGuamのKGUMに入れ替わるといった具合である。好ロケとFBなアンテナのお陰で、早くも1700kHzのメキシコXEPEが弱いながらも聞こえている。そして18時くらいから一次伝搬が本格化し、あちこちのチャンネルでTP局が聞こえまくる。3人は歓声を上げながら、狂喜しつつこの状態を楽しむ。面白かったところでは580kHzという低い周波数で聞こえた英語局、1170でのスペイン語局など普段は聞けないチャンネルでのDX局の入感。この他1660でもスペイン語が入感するが、調べてみるとそこには「NJ」州の局がリストされている。NJはなじみの無い州名なのですぐにピンと来ずちょっと考えてNew Jerseyと分かり「すわ、Wコールか!」と色めき立つが、冷静になってそれはあり得ないだろうと笑う。

・そんな感じで聴きつつ喋りつつ、途中S師にコーヒーを入れてもらったりしつつ(実に便利なものを沢山持って来ていた)、22時まで6時間近くその地でワッチする。海風がもの凄く強く寒かったりもしたが、楽しんだのはワッチだけではない。空を見上げると決して都会では見ることの出来ない満天の星(天の川まで見えた)、海を見ればゆっくりと行き交う沢山の船、そして対岸に見える房総の夜景・・・車をほんの少し走らせただけで、こんなに非日常の世界に出会うことができたのも嬉しいことであった。コンディション的には決して良くなかったというのが共通見解であったが、それでもこれだけ楽しめたのはモービルワッチならではであろう。雨男S師の存在にも関わらず、天候に恵まれたのもラッキーであった(笑)。一同大いに満足し撤収を済ませ、現地を後にする。

9/13 起きるつもりはなかったのだが、3時に次女の夜泣きで起こされたので、ついでにラジオに向かうことにする。1413でBBC-Omanがやたら強かったので幾つかの中東局チャンネルをワッチしてみると、1332でIranを確認。3:30に3点鐘が聞かれ、ああ、イランだなあと思う。1476はDubaiだろうが、こちらもなかなか良好。1233でなにやら聞こえたのがR.Monte Carlo-Cyprusと思うのは空耳か?大昔はローカル並に聞こえたそうだが、当時は中波を聞かなかったので自分はそれを知らない。いつかは聞いてみたいものである。中東が良かった反面オーストラリアはダメ。最近は中国語局が出てきてしまって、693/4KQまで聞こえない。4時まで聞いて寝る。

9/11 長波JJY5周年のベリが届く。短波での送信がが終了してしまってから聞くことが無かったのだが、今回初めてと言っていいほどまともに受信したのであった。長波になってから電波予報が無くなり正確な時刻を知らせる(長波の他に電波時計)のに特化したことも、今回初めて知った。しかし電波時計で受信したことをどのように知るのか?今回非常に疑問に思った。ご存知の方がおられたら、是非ご教示願いたいところである。

・夕刻晩飯を食わんとしていたところにT師よりTP強しの報を頂戴する。すぐにリグの前に駆けつけると、1000kHz前後の周波数帯で多数キャリアが取れる。じっくり聞いていれば1局くらい確認出来たかも知れないが、時間帯が悪い(苦笑)。とにかく久々オープンしたのは嬉しかったし、今年も楽しめそうな気がしてきた。

9/8 またまたレアな本を発見。日本放送出版協会より昭和58年に発行された「IC利用工作のノウハウ」という本である。写真と絵が多く掲載されている他、「ノウハウ」のタイトルに偽り無く、「プリントパターンの修正法」「部品のはずし方」「アクリルケースの加工」等々極めて実践的なノウハウが詰め込まれていた。工作マニアとしてはこれはこたえられない内容である。これはなかなか面白く、そして役に立ちそうだ。良い本を買った。

9/6 民放局であと2局残った大阪のABCラジオと福井放送を受信してレポートを書く。福井はベリカードの発行をしていないと聞いていたので諦めていたのだが、以前のT氏の情報によりレター形式のものは頂けそうなので出すことにする。しかし神奈川県では福井放送の状態は余り良くない。864kHzは国内局だけでも十分混信チャンネルなのに、KBSまで加わってくるのだから大変だ。ループを駆使して混信を避け、そして終了アナウンスをCD-Rに入れて同梱する。いやー、やっと終わった。早いところ終わらせればいいものを、勿体ぶった訳ではないのだが随分掛かってしまった。これで完了。何か一区切りついて、次のステップに進んでいけそうな気がしてきた。

8/29 本日まで5日間ほどの短い夏休みを取った。本当は家族で海外に貧乏旅行に行く予定だったのだが、娘達が体調不良で海外はおろか県内の旅行すらキャンセルする始末だった。「お前達、もっと丈夫になってくれよな」という父親としての嘆きはともかく、それでも自分としてはゆっくり出来てよかったとも言える。BCL的にも日頃出来ないことが結構できた。レポートは5通書いたし(長波JJY、メキシコ中波、1ヶ月前の茅ヶ崎ペディの受信LA局、AIRフォローアップレポート(これで5回目だ)、インドネシアの声(これも4回目くらいか?))、録り溜めた受信音の整理も出来た。会いたかったOM氏とも会えたし、アンテナの修理も出来た。ということでまあまあ満足しつつ、明日から出社だ。

8/28 今日は名古屋から旅行で鎌倉にお見えになったK氏と、いつものT師と3人でのミニオフ会。チャット等では時々3人で一緒になることもあるが、K氏とお目にかかるのはT師も私も初めてである。折角近くまで来るからとお声掛け頂いて、今回の会が実現した。K氏宿泊のホテルの喫茶店で、1時間半ほど取りとめも無い話をする。音声を使ったチャットの経験もあるので、やはり初対面という気はしない。しかしこのように家族サービスのわずかな隙をついて、なかなか会えない人と会うというのは、合理的でとても良いことだと思う。これは大いに見習おうと思った次第である(笑)。

・話は変わって皆様にもご警鐘を。一昨日のDiaryに「名刺サイズの45MBのCD-R云々」という話を書いたが、これに対して知人の方より、「名刺サイズCD-Rは危険ですよ!」と注意を促すメールを頂戴した。それによれば、この形は正式に規格化されたものではないので、それぞれのメーカーが勝手に作っているもののために、ドライブやオーディオ装置では全てに対応しきれていないのだそうだ。その結果ドライブやオーディオ装置を破壊したり、トレイのドアを突き破って飛び出してくるなどの事故がよく起こるのだそうである。同氏は以前この方面の関係のお仕事をなさっていて、業界人の間では「この形のCD-Rはなくなって欲しい」といった共通認識があったとのことであった。という訳で宣伝したものの、上記のような安心して使えない状況のようなので、安全性が実証されるまでは、使用しない方が無難のようである。

8/26 本日もTP方面が開ける。1500kHz以上を中心に数局が聞こえる。1700kHzを除くとどれも確認できるほどの強さにはならないが、それでもこの「10kHzごとに信号が確認できる」あの感触が味わえる喜びに浸る。今年も楽しめそうだ。

・ところで本日100円ショップ「ダイソー」で、ミニCD-Rが売られているのを初めて見た。容量は185MBのものと、もっと小さい名刺サイズの45MB(だったかな?)ものがあった。例のレポートへの受信音同封用に使えそうなので、まずは185MBのものを試しに1枚買ってみる。これは問題なく使えた。45MBのも試してみて、使えそうなら大量に買い溜めておこうと思う。

8/22 21時前にT師匠より「TP強し!」のご連絡を頂く。するとMexicoのXERF1570kHzがこの通り爆裂状態。師によるとハイパワーでの送信とのことだが、これは強い。家で聞く久々のTPだったが、これ以外にもいくつかのチャンネルで入感を確認し、いよいよシーズンの到来を感じつつある。

8/18 本日発売の雑誌「日経ゼロワン」に、7/24にインタビューを受けた私の記事が載る。実際にどのくらいのスペースで掲載されるのか?(余りに小さかったら格好悪い)、どんな内容で書かれているのか?、写真写りは悪くないか(これはモデルが悪いので仕方ない(笑))等々確かめてからでないと人には言いたくなかったので、黙っていたのである。今日見てみたらカラー1ページで、写真もまあまあだった(これ以上はPhotoshopで修正するしかない!(笑))ので、ここで宣伝させて頂くことにする。お時間のあるときにでも本屋に寄って、同誌の135ページをご覧頂けたら幸いである。

8/15 本日は敬愛するS師とH氏にお越し頂く。頓挫しかかっているFRG-7デジタル化プロジェクトの助け人として、わざわざ拙宅まで足を運んで下さったのである。H氏は仕事で忙しいと言っているにも関わらず、送り迎えしてあげるから等々甘い言葉でしつこく誘われ、断りきれずにお付き合い下さったようであった。と言うのは冗談で、S師の教えを一人で聞くのは余りにも勿体無く、H氏をお誘いしたというのが本当のところである。しかしS師の雨男ぶりには、全く目を覆いたくなるものがある。40日間続いた夏日が途切れ、大雨が降り、一体この人は何なのだろうと思ってしまう(笑)。お陰で涼しくて良かったが。昼食を食べてから早速作業に着手。師はテスターを片手に、怪しいと思われる箇所を丹念に探っていく。そうして2箇所の間違いを発見し修正して下さると、カウンターは見事に稼動!FRG-7は購入から25年の歳月を経て、遂に周波数直読機に生まれ変わったのであった。感動の瞬間であった。

・そんな喜びの後、雑談をしながらもS師に自分の作品を見てもらったり、技術的な質問をしたりする。そうすると随所で私の思い込み、当て推量、デタラメな工作ぶりが次々露見してしまう。H氏も大変な人間にアンテナ作りを教わったと、さぞかし驚いたことであろう(笑)。S師には私の「せっかち」「デタラメ」な性格をすっかり見抜かれてしまったようであった。それでも尽きぬ話題をネタに3人で語り、日曜の午後を大いに楽しんだ。次回は秋のペディションで再会することになりそうである。

・ということでFRG-7デジタル化プロジェクトに多大なるご協力、ご支援を賜りました皆様に、この場をお借りして厚くお礼申し上げますとともに、下記にその稼動した様子を掲載しご報告致します。(6115ラジオNIKKEIを受信しているところ。ワドレーループのため100kHzの桁以下しか表示できず、左端の「5」は関係ない。)

8/12 月曜日に投函した静岡放送のレポートに対する返信が、早くも届く。いくら隣県とは言え、メチャクチャ早い。しかし静岡のベリが入手できるようになったとは有難い。何せ同局は、つい最近までベリの発行を中止していたのだから。K氏のBBSへのT氏の投稿で、同局がベリ発行を再開したのを知ってレポートしたのであった。あとは民放中波局でベリを発行していないのは福井放送だけだが、同局でもレターの返信は出すようなので、いよいよ民放局制覇達成目前となってきた。

8/9 7/26より着手したループアンテナKさんバージョンが完成。実は数日前からほぼ完成していたのだが、何故か上手く動かなかったのだ。自分で何度も見直して3ヶ所の間違いを発見できたのだが、それ以降がどうしても分からない。そこで遂にギブアップして、K氏に助けを求めるメールを出した。K氏はK氏ドックに入れる前にデジカメで写真を送って見てみましょうと仰って下さった。そして頂いたアドバイスにはっとして、速攻で修正する。スイッチをONにすると・・・やった!成功。間違えていたのはバナナチップのジャックの装着の仕方であった。絶縁しなければならない箇所を絶縁していなかったのである。Kさんに早速感謝のメールを送るとともに、簡単にテスト。ファーストインプレッションはいい感じである。これで短波帯のDXにも楽しみが出来た。

8/6 家族サービスで熱海へ。友人の家族とも一緒だったので、今回は受信機を持って行くのをやめようなどとまともな人間のフリをしたのが間違いの元であった(笑)。宿泊先に到着して初めて知ったのだが、当日の宿は標高400mで目の前に遮るものは何もなく、海まで直線距離で3kmほどのところであった。周囲は別荘地で、ノイズレベルも低そうであり、なかなかの好ロケーションであると思われた。「しまった!」と思ったのも後の祭り。隙間時間というものは多少なりとも発生するものなのだから、やはり受信機は持っていくべきであるというのが今回の教訓である。

・しかし私はそれで大人しく引き下がるようなタマではない(笑)。何とかラジオが聞けないものかと、したたかに無い知恵を絞り出す。そうだ!この方法があった!と気が付いてとった行動は、マイカーに向かって走ること。そう、カーラジオで中波DXをすることにしたのである。19時過ぎに南方面の常連局を狙ってみるが、ゲインやノイズレベルはともかくこの日酷かったのは「空電」。そのせいで海外らしき電波も聞こえないではなかったが、確認しようという気力は失せてしまった。そういう意味では、受信機を持ってこなかったことに対する後悔は、最小限に留められたように思われる。

7/31 今月に入ってから着手しているHさんのアンテナ作りの作業をしに、H氏宅を訪問。前回はもう少しのところで完成までこぎつけられず、追加作業でもまだ不具合が発生していたのである。昼食をご馳走になってすぐに作業に着手。既にS師にご指摘頂いていた三端子レギュレータの交換、コンデンサの追加を行い、1ヶ所の配線を修正すると、いざスイッチON。よし!確かに動作するようになった。ではアンプは?とアンプ部をチェックすると、こちらはスイッチを入れても増幅しない。おかしい、まだアンプ部がまだ完全ではない。そこで今一度仕掛品を預かり、自宅でチェックさせてもらうことにする。そう、今日もまたプールとか盆踊りとか家庭の行事があって、とんぼ返りしなければならなかったのである。

・という行事を終え、夜に回路をチェック。というかスイッチ部をそっくり付け替えて配線してみると。今度はOK!しっかりアンプが働き、信号が増幅されるようになる。良かった、これで生意気にも指南役を買って出た顔が立ったと言うものである(笑)。

・ところでそのH氏より、ご自身で書いて下さった絵を頂戴する。ちなみに氏は、その世界のプロの方である。題材は「クーガ2200でラジオを聞くカードキャプターさくら」。「カードキャプターさくら」は、私の長女のお気に入りのアニメである。その主人公さくらが、往年の名機クーガ2200でラジオを聞いている画は「素晴らしい」の一語に尽きる。オヤジの喜びと娘の喜びを同時に満たしてしまう、最高の絵と言える(笑)。世の中に1枚しかない貴重なものだ。有難く頂戴して大切に飾らせて頂こうと思っているが、シャックに飾るか子供部屋に飾るか、揉めそうな気配ではある(笑)。

7/28 一昨日よりループアンテナKさんバージョンの製作に着手。一体いくつループアンテナを作れば気が済むのかといった感じだが、いろいろと作ってパフォーマンスを確認してみたいのである。帰宅後に1時間位ずつしこしこと作業をして、本日でケースの穴開けは完了。部品の大まかなレイアウトは大体上手くいったようだ。そして明日から、いよいよはんだ付けの作業に入る。今週末には完成させたいところである。

7/26 Amazon.co.jpのマーケットプレイスで購入した「RADIO Around the World」という本が本日届く。BCLか何かをキーワードに検索していて、この本を見つけた。著者名に「山田耕嗣/西里扶甬子」という名前を発見して、殆ど衝動的に購入をクリックしたのであった(酔っ払っていたかも知れない(笑))。届いた本を見ると発行年月日が「昭和59年4月1日」となっているので、丁度BCLブームが終わった頃のもののようである。しかし内容は海外放送を通じての英語の勉強みたいなコンセプトで書かれていて、いわゆるBCL本ではない。それはそうだ、発行元が「アルク」なんだから。でもまあ面白そうだ、早速読んでみよう。

7/25 同士のI氏が、本日KSDA日本語放送にゲスト出演された。インタビューを受けた氏の話の骨子は「BCLをもっと気楽に楽しもうよ」という提言であったように思うが、全く同感である。氏も仰っていたが、ブームの時代、BCLという趣味では「ねばならない」が非常に多く、そこに息苦しさを感じていた方も少なからずおられたのではないかという気がする。そしてブームを知る自分達(というか現存する殆どのBCL)は、今なおその呪縛に囚われている部分があるように思う。そこで、その「気楽に楽しむ」を実現する企画として、BCL有志で作る「本」の話にも触れておられた。私も大いに賛同している企画である。遠からず具体的な内容や方法を決定して、多くの方お声を掛けてさせて頂くことになると思うので、その暁には是非ご参加願いたいと考えている。

7/24 とある雑誌の取材を受ける。「ラジオ」をテーマにした特集の中で、BCLを切り口としたリスナーの声を聞きたいとのことで、1週間ほど前に申し入れがあったのである。何故私なのかというと、ネットで検索してこのページに辿り着き、ここにクレージーがいることに気がついたということであった(笑)。BCLという趣味がこの世から忘れ去られていることを嘆く私としては、BCLについて多くの方に訴える機会を頂けることは有難いことでもある。そこで躊躇することなく、お受けした次第である。本日は質問を受けたり写真を撮ったりで、約2時間を要した。雑誌の1ページを作るのは本当に大変な作業である。どんな形で掲載して頂けるのかはまだ分からないが、はっきりしたら大いに宣伝するので(笑)、是非是非ご覧頂きたい。

・今1点。いつもお世話になっているDXerK氏に、氏が設計しておられるループアンテナについて「実体配線図があると嬉しいな」などと甘えたことをお願いしたところ、早速掲載して下さった。もっとも私だけのためではなく、そういう声が多いことに辟易した(?)氏が、面倒なのでこれを見ろ!とアップしたようでもあるが(笑)。パーツはほぼ揃っているので、これで自信を持って作れそうだ。さあ、ボツボツ始めるかな。

7/23 いつも通う秋葉原のパーツ屋のオヤジさんと話をする。先日立ち寄った時に「久しぶりですね」と声を掛けられて驚いた。慌しく数点のパーツを買ってそそくさと帰ってしまうだけなので、まさか顔を覚えてもらっていたとは思っていなかったからである。この日も「(工作は)うまくいってますか?」と声を掛けられる。そこで自分もすっかり嬉しくなって、親し気に話をさせてもらう。実はこの店、自分が中学生のときにアンテナカップラーを作るために、殆ど初めて訪れたパーツショップなのである。同じビルのB1にあったトヨムラでエアダックスコイルを買った後、他のパーツについて尋ねると、「うちにはないけど3Fの○○無線に行けばあります」と教えてもらって行ったのがこの店だったのだ。その時は本当に全く何も分からなかったのだが、いろいろと親切に教えてもらって必要な部品を揃えられたという想い出があった。そんな想い出話を自分からするとオヤジさんも驚いて、「25年前ですか!同じような人が今では自分の子供を連れていらっしゃいますよ。」と応えてくれる。そんな会話をしばしの間交わしながら、必要部品を購入して去る。これまでただ通うだけだった秋葉原で新たな人間関係が生まれ、別な意味で訪れる楽しみが増えた。

7/19 昨日~本日にかけて、第5回茅ヶ崎サザンペディを挙行。「サザンペディ」と名付けられる以前の2回も含めると、当地では通算7回目の開催となる。今回は初めての方も含めて計9名の参加があり(うち2名は夜襲=差し入れで来てくれたご夫婦)、大変賑やかなペディとなった。夏真っ盛りの時期に開催するのは初めてだったので、暑さとの戦いには苦しめられる。しかしそんな暑さにも負けず、皆熱心に聴き、語り、そして食べて飲んで、夏の日を大いに楽しむ。最大のターゲットのひとつ月曜早朝中波DXは、残念ながら今一歩のコンディションであったが、LA(特にボリビア)方面は絶好調、また季節はずれのメキシコ中波受信、そして個人的には琉球放送の最高の状態での受信(!)などいろいろと面白いところが拾えた。DXとしてもそれなりに成果はあったし、美味いもの(BBQ。 Tnx Mさん!)も食べられたし、多くの人とBCL談義が出来たので、自分的には大満足である。早くも次回の計画を立案中である。

7/15 今日はBCLなら誰もが羨むであろう体験をしてきた。これまた積年の憧れを叶えることができて満足である。諸事情により、詳細をここに書くことが出来ないのが残念だが・・・。自分用のノートのDiaryには、大切な想い出としてしっかり書き付けた。

7/11 以前から気がついていたのだが、家から歩いて5分ほどのところに、2Fベランダにワイヤーアンテナを張ってあるお宅がある。きっと受信の趣味を持っている方が住んでおられるに違いないと思っていたが、わざわざチャイムを鳴らして訪ねるほどの勇気もなく、いつもただ通過していた。しかし今日またそのお宅の前を通りかかると、ご主人と思しき男性が車を洗っていた。これはチャンスと思い、思い切って「失礼ですが・・・」と話し掛けてみた。するとその方はHAMの方で、ワイヤーアンテナは50MHzのアンテナであることが分かった。「私の時代は受信機は自作するものだったので・・・」というお話からすると、自分よりかなり先輩の方のようである。そして「かなり昔の真空管の無線機があるので、今度見に来て下さい。」と言って下さる。私は図々しいので、多分お邪魔することになるであろう(笑)。しかしこれまで市内でなかなか同好の士を見つけることが出来なかったのだが、こんな近くでOMさんと知り合えるとは奇遇である。新しい出会いが生まれそうで楽しみだ。これからもいろんなところで、同じことをやりそうである。次は車で5分のループアンテナの建っているあのお宅の前を、偶然を装って通りかかろうか(笑)。

7/4 友人のH氏がアンテナを作りに遊びに来てくれる。一緒に昼間からビールなど飲みつつ工作に没頭。休日気分に浸るには、やっぱり昼間から酒に限る(笑)。しかしながら決して気を抜いた訳ではないのだが、4時間半かけても作業は終わらず、私の所用で本日中の完成をみれぬまま時間切れ終了となる。私も別な方にご指導頂いてアンテナを作ったのだが、H氏もこのアンテナで大いにDXの成果を挙げて頂きたいものである。

・ところで今日は、自分としては久々のEスポ体験をする。ICF-2010+ALA-1530で、いろんなチャンネルで中国語局が聞こえていた。IDは1局も確認していないが。