12/28 遂に我が家にもPERSEUSがやってきた。いろいろあったが知人DXerK氏のご厚意で、本国直輸入品を譲って頂いたという訳である。当初はDX的には何となく邪道なような気がして抵抗感があったのだが、やはりその力に屈したということか。しかし狭いシャックにひしめく20余台の受信機の中で、一際異彩を放つ受信機だ。というか同じカテゴリーに入れて比較すること自体無理である。しかし聞こえてくる受信音はまさしくラジオ・・・。いずれにしても2009年DXの強力な武器として最大限活用すべく、この休暇中にオペレーションをマスターしよう。そしてKさん、改めて有難うございました。
12/27 本日は隣町DXerM氏のジャンク屋ショッピングに同行させて頂く。というか私が氏のblogでジャンク屋に行くことがあるという書き込みを発見して、次回行くときは是非連れて行って下さいとお願いしたもので、私のために行って頂いたようなものだ。午前中に氏の自宅近くで待ち合わせ。そしてまずは氏のシャックをお訪ねするが・・・これが凄い!聞いてはいたが、受信機が無線機がゴロゴロある。私のコレクションの比ではない。NRD-505、515×2台をはじめとしてFR-101、FRG-7(複数台あった)、7700、9R-59D、BCL-1、DX-302・・・etcと数え切れない。この他にもブーム時代のBCLラジオがゴロゴロしているのだ。口がアングリと開いて閉じない。オールドBCLラジオ好きには堪らない宝の部屋だ。
・そんな素晴らしいシャックを拝見して、いざジャンク屋に向かう。予め所在地を聞いていたので驚きはしなかったが、場所といいその外見といいオヤジといい、これぞ秘密のジャンク屋と呼ぶに相応しい店であろう。平成という時代に辛うじて残った、最後のジャンク屋とでも呼びたくなるような、そんな風情で(失礼か?)感動してしまった。しかしさすがにマニアック過ぎて、私なんぞが手を出せるような(買って価値が見出せるような)ものはなかなか見つからない。多分その活用の仕方が思いつく見るべき人が見れば、まさに宝の山なのであろう。私はせいぜいアース棒を買って、お茶を濁すのが精一杯だ。我々の他にも常連客が2名ほど現れ、買い物なのか雑談なのか分からないような会話を交わしている。昔は無線機とかラジオの類が結構あったそうだが、今は残念ながらない。そういったものがあった時代に是非お邪魔したかったと思うが、非常にディープな世界が垣間見えて面白かった。
・その後はM氏と少し早い昼食を採りながら雑談。ハムでもあるM氏とは嗜好が異なるが、氏も仰っていたがそれもまた刺激を受けて良いというのは確かにそうだろう。氏はTP-DXに興味を持っておられたし、ぺディションにも是非連れて行って欲しいと言われた。今度は私がアテンドする番だ。はまって頂けるとクレージーな仲間の層が厚くなって嬉しいが(笑)。そんな訳で冬休み初日に、いきなり充実の一日を過ごさせて頂いた。Mさん、有難うございました!
12/21 3日間インフルエンザで死んでいた。やっと復活したのでパソコンに向かったら、海外から数通の問い合わせメールが届いておりそれに返事を出す。一人はイギリスのDXerで1350の中国放送ではないかという受信音をML経由で送っていたので、聞き取って返信してあげる。間違いなく同局だが、それにしてもイギリス局が日本で受信できるであろうか?使用アンテナは513mのビバレージだが、方角はアラスカ向けだったので本人も驚いているとのこと。強力なアンテナにモノを言わせた力技だろうか?いずれにしても凄い。
・もう一人はチェコからだった。以前も1386に出ているNHK-2の受信音を送ってきたが、ローカルIDの出るタイミングが限られていることを教えてあげたところ、今回は22:20JSTの録音を送ってきた。聞いてみるとIDの瞬間には2局が混信していた。しかし聞き取れるのは金沢のみであった。いずれにしてもこちらも10kWだから、こちらでチェコの10kW局が聞こえるとも思えないのでやはり羨ましい限りだ。
12/16 ↓で受信した録音の中で1110kHzについてT師より「KFABのSJのようだ」とのご指摘を頂いた。私もこの波は狙っていたので、同じ時間の録音があったのだ。しかし何せアルファベットのコールは何とでも聞こえるので、念のために先日もお世話になったカナダのN氏に送ってコメントを求める。というか聞いてみようかなと思ったタイミングに、先に氏から問い合わせのメールを貰ったので、それに答えつつ自分も尋ねてみたのだ。
・録音には"Happy Holidays Nebraska from super station KFAB, Omaha"と入っているとのことであった。ここまで聞き取れるのはやはりネイティブだ。氏から送られてきたファイルは648のものであったが、非常に微弱ながらも日本語で高校野球の地方大会の結果を伝えているのが聞き取れた。ここに出ている日本局はJOIG(NHK-富山)のみであることを伝え祝意を述べた。これだって日本人でなければ聞き取れないであろう。今年はこうした相互協力に何度も助けられたし、微力ながら貢献もできたようである。
・いずれにしてもKFABはネブラスカの局であり、私自身2局目のNE局である。なかなかこれ以上東に進むことができないが、今後PERSEUSを導入し毎月ぺディを続けていけば、少しずつ中に食い込んで行けるであろう。これを励みに引き続きチャレンジして行きたい。
12/13 今年最後となるぺディのため外房に出掛ける。メンバーは6月の雨崎以来の、久々いつもの4人組である。今回は完全にTP一次伝搬狙いで、15時にワッチ開始で19時くらいには終了の予定だ。なので11時半横浜、12時半市川と回り、14時ジャストに現地入り。時間的にはほぼオンタイムで嬉しい。そうしてセッティングして15時開始に余裕を持って間に合う。15時前には早くも聞こえ始めて、さすが外房だと改めて感心する。
・本当は今回のぺディにPERSEUSを間に合わせたかったのだが諸事情で断念し、今回まで7030×2台のレガシー体制とする。万一好コンディションだったら、データだけ裾分けして貰って家で解析すれば良いと割り切った。現地に行かずにデータだけ貰って分析するのでは受信した気にはならないと思うが、一応ぺディ会場まで来ている以上は後は機器の問題だけである。メンバー全員が同じPERSEUSを使用してほぼ同じ時間帯に録音しているのであれば、自分で記録したものではないという点を除けば同じではないかと合理的に考えた。という訳で4GBのUSBメモリーだけ持参したが、これが最近買って799円!安くなったものだと驚くと同時に、これじゃパソコンショップも儲からんだろうと同情もする。
・さて肝心のワッチだが、概ね西海岸沿岸部が中心だった。特にカリフォルニア常連局はローカル並みで、非常に強かった。そんな訳で最初はそちらを狙い、これまでなかなか取れなかった1350/KSROと、これまた取れそうで取れなかった1070/KNXを確認。とりあえず2局取れれば一安心と思っていたら・・・今日はその後に大物が控えていた。それはアルゼンチンのR.Guaviyuだ。皆さんの「入ってる」というサジェスチョンで1610に合わせると確かにスペイン語が聞こえた。そうしてしっかりIDも取れた。いやー、以前チリのR.Corporacionを受信して以来の久々の南米だ。ベテランDXer曰く受信頻度はかなり高いとのことだが、それでもアル中初心者の私としては大いに興奮したし喜んだ。やっぱり来て良かったなあと思う。この他は現在録音起こし中だが、あと2~3局はマイファーストをゲットできるかも知れない。
・18時を過ぎると早くも電波は落ち、国内局の混信も相まって全体的に面白くなくなってくる。そこで予定通り19時で撤収を開始し、自宅着はほぼ22時であった。長い時間いれば駄弁りで楽しめたりもするのだが、短時間で集中して聞いた方が疲れなくて良いかもしれない。来年もまた1月から開始しよう。
12/11 ↓などとDELLの悪口を書いてしまったが、実際にはこの日の夜に届いた。到着予定日を12/17などと言うものだからカチンと来てしまったが、一言クレーム的なメールを送ったせいか、ラストスパートが素晴らしかった。なので前言撤回で、DELLはなかなか良いと思う(笑)。
12/7 近日中に購入予定のPERSEUS用の5V電源を作成。というか金曜日には出来上がっていたのだが、今日テスターで出力電圧を測って5Vであることが確かめられたという訳である。PCとPERSEUSをつなぐシールドUSBケーブルも届き、着々と準備は整いつつある。
・なのにあろうことか、オペレーションの要であるパソコンが届かないのだ!DELLにオンラインで頼んだのだが、到着まで20日近く掛かるのだ。11/28(金)の23時以降に発注したのだが、入金確認が取れるのが12/1、それから製造に入って、完成後船便(!)で日本に送られて来る。「オーダーウォッチ」で見ると、製品完成から発送までに何故か3日間のタイムラグがある。それにクレームを言おうと思うと、個人の顧客から問い合わせを受ける窓口がない。無茶苦茶腹立たしいし、安かろう悪かろうとはこういうことを言うのだろうと怒り心頭だ。ここではもう二度と買うまいと思った(怒)。
11/29 近所のバラエティショップでミニチュアのアンティークラジオを発見。990円と安かったので、つい気まぐれで買ってしまった。1933年イタリア製の復刻版だ。デザインはともかく受信性能は期待せずに電池を入れてみたが、AM/FM2バンドでFM横浜が結構きれいに入る。シャックの飾りとしてはなかなかいいかも知れない。
11/25 NGO先輩と会う。先輩は商用で都内にお見えになり、一仕事終えて電話を下さったのだ。喜んで飛んで行く。先輩とは相変わらず話が弾む。最初は先輩が立て板に水の如しのPERSEUSトーク。そんなに宣伝しなくても近日中に買いますって(笑)。話題は尽きることなく知人DXer消息、リグネタ、アンテナを屋根に設置する話、ちょっとだけ仕事の話、スポーツの話、ちょっといかがわしいネタ(笑)と目まぐるしく展開する。止まらないし、ホント話していて楽しいし元気になる方なのだ。この方に友人と思って頂けることは、私にとって非常に名誉なことである。近くに住んでいればなぁ・・・。
・先輩の地元の銘菓をお土産に頂戴する。がっちり握手で今回もお別れ。時間は短かったがその分密度の濃いマシンガントーク。いつかは先輩にS師、Bちゃんを加えた「夢の4人組」で夜通しトークが出来る日を夢見ている。
11/24 R.Monte Carlo Doualiyaにレポートを書く。これで課題は一掃した。明日郵便局で発送するだけだ。
11/23 ↓11/21に書いたS師の録音もN氏に聞いて頂いて判明した。残念ながらS師が推測した超ウルトラ珍局ではなかったが、それでも十分珍局と言える局だったので喜んで良いだろう。それにしても聞き取って下さったN氏には、ただただ感謝するばかりである。純粋に聞き取ったというよりも、過去録音したID集を聞き返して、S師の録音と適合するものを探し当ててくれたのである。これには頭が下がる。私も当てることまでは出来なかったが、かなり近い線で聞き取れていたのは嬉しかった。N氏には改めて丁重にお礼のメールを送った。
・午後の時間は昨日の続きで、Eスポ関連レポートを4通書く。これでやっと課題一掃だ。明日はRMCかな。
11/22 F師にご教示頂いた住所を基に、夏にEスポで受信した中国・台湾FM各局にレポートを書く。今日だけで4通書き、明日もう4通書くつもりだ。数ヶ月間の胸のつかえが取れる思いである。
11/21 自分のではなくS師&Shinさん件の受信音を、カナダ・アルバータ州のDXerN氏に送って聴いてもらう。すると程なく返信が貰え、それによりShinさんの不明局は一発で判明してしまった。そこそこ音声は強いのに、自分達の耳では最初はなかなかそうは聞こえない。しかし氏に聞き取ってもらってから聞き直すと、まさにそう言っていたことが分かる。いつものことだが、やはりそれがネイティブなんだなぁと実感する。
・S師の録音は未判明だが、同波の過去の録音とも聞き比べて、慎重に判断してくれるとのこと。これまた有難い限りだ。
11/20 S師&Shinさんと3人でランチオフ。3人でやるのは初めてだが、会場はいつものバイキングだ。前回ShinさんはS師と2人でランチオフをして、その日の自身のblogで師のことを「紳士的」だの「企業戦士」だの歯の浮くようなお世辞を並べていたのが鼻についたので、「単なるオヤジじゃねえか。おべんちゃら言うな!」と一喝コメントを書き込んでやった(笑)。出会うや否やそんな笑い話から始まって、食べながら色々喋った。話題は先日の東北/外房ペディでの受信局の話が中心。ShinさんはPerseusで40局もmy firstがあったそうで、「Shinさんのログを見て、7030×2台で臨んで大した成果も残せなかった自分が虚しくなったよ」と自嘲的なコメントしてまた笑う。いずれにしてもPerseusを持たないのであれば、TP-DXのためのペディには行かない方がいいと思ったという率直な感想を述べてみた。
・師は色々と珍しい本を持ってきて下さった。中でも1960年版のWRTHなどはレア物だ。Shinさんは土産に遠洋漁船コミュニティ誌、月刊「みなと便り」をくれた。興味の対象がBCL→漁業無線DX→遠洋漁業と明らかにズレていっているのが分かるし、こちらとしても「みなと便り」の特集「マグロ漁業に信念!」などという記事を読まされても関心がなく、ただ当惑するばかりである。
・Take一方の私にGive出来ることと言えば、お二人がPerseusで釣って来た(ひょっとしたら)超珍局かもしれない録音を、現地のDXerに送って聞いてもらってコメントを貰うことくらいだ。自分のではないから、万一超珍局であることが確認できても癪に障るだけなのだが・・・
・とまあ失礼なことを散々書きなぐったが、今日の話題でも出たがお互いに顔を見知っているからこそ、私のこの毒舌が親愛の情に満ち溢れた冗談だということが伝わるのである。ネットでしか知らない仲間だったらこんなことは書けないし、この面白さを共有できないであろう。ディープにお付き合いさせて頂いて5年近くになり、すっかりその域に入ってきたのではないかと嬉しく思う。
・駅の改札で別れたが、S師は別れの間際まで「八丈島のきょん」だの古いギャグを飛ばし続けていた。「イエイエガール」なんてShinさんはついてくるのがやっとだった。オレこそオヤジかなぁ(笑)。ではまたやりましょう!
・帰宅後R.Macauにメールでレポート送信。フォローアップにはちょっと早かったかな?とにかく返信が楽しみだ。
11/19 お仲間というものは本当に有難いものである。昨日のF師に続き、本日は「神様」が台湾局の局住所や番組表、周波数等で参考になるサイトのURLを送って下さった。更にBちゃんはR.MacauのV/Sであったエンジニアの名前とメールアドレスを送って下さった。どこかで恩返しをせねばと思うが、こちらは大した情報も持っていないので、頂くばかりで恐縮だ(汗)。
・昼は郵便局で1ドル札を30枚ばかり両替。以前両替した分を使い切ってしまったからである。今日のレートは99円だから、まあまあかも知れない。
11/17 ↓放置プレイ云々などと書いていたら、敬愛するF師が「どこが分からないの?」と聞いてくれて、中国(台湾)局の住所を調べて送って下さった。いや~、お忙しい方に調べて頂いて、恐縮することしきりである。しかし有難いことこの上ない。録音入りCD-Rは全て準備済みなので、これで出しまくれる。海外EスポDXでの返信第1号と相成るか?師匠、頑張ります!
11/16 T師のメールで本日がSt.Helena Dayであったことを思い出す。7時前に起きて慌ててリグに向かうと、非常にクリアに受信できた。年一回のお祭りで、日本のBCL諸氏も盛り上がったようで良かった。
・日中は月初の和泉浦ペディで受信した5局(WWL,CFAC,KTBK,KVNS,KTNN)にレポートを書く。これを出したら次はMonte Carlo、そしてすっかり放置プレイ状態になっている、今夏のEスポのレポートだ(住所が分からず出せて(書けて)いないものが8通)。
11/9 大武OMのご厚意でJSWCのミーティングに参加させて頂く。OMとは最近別件でメールのやり取りがあり、その際に一度色々とお話伺いたいと伝えたところ、この日に集まるからいらっしゃいと誘って頂いたのであった。場所も大船と私の家からは比較的近いし好都合だ。家を出る直前に生憎の雨となったが、めげずに会場に向かう。
・12人の参加者がいて、順々に自己紹介と近況報告をする。歴史あるクラブだけに、大武OMはじめベテランの方が多い。大体BCLの平均年齢自体が高まっていると思うが、今回の顔ぶれだと私でも最年少になってしまうかも知れない。ミーティングと言うと「情報交換」を連想して「年齢も嗜好もバラバラな中でどうやって情報交換を・・・」とちょっと心配していた。一応最大公約数的に興味を持って貰えるような内容も考えて行ったが、実際には12人の自己紹介だけで1.5時間くらいを要し、後は話題の合った同士での雑談になったのでホッとした。この席では以前メールで挨拶を交わさせて頂いた、ご近所DXerのM氏と初めてお目に掛かることができた。聞けば氏も今回が初参加とのこと。偶然が重なってやっと会えて嬉しかった。またBCL系サイトでご活躍なさっているI氏とも、今回初めて親しく言葉を交わすことができた。
・昨日は出勤の後知人の結婚式に行ったし、今日は身体を休めた方がいいかな?などと思って逡巡していたが、やっぱり行って良かった。誰かしら新しい出会いがあり、それがたまらなく嬉しい。またこの種の機会があれば参加してみたい。
11/8 ゆったりできる休み前の夜に、ペディの受信音を聞き直してみた。するとペディの受信音では新たな局を発見することができなかったが、ペディから帰った11/3未明にワッチし続けた1233/R.Monte Carlo DoualiyaのIDが取れていたことが分かった。やった、遂に確認だ!10/6にらしき局を受信したがIDが取れず、その翌週の茅ヶ崎ペディでも確認不可。そうして和泉浦ペディからの帰宅が0130で、0230に就寝する直前に試しに聞いてみたらまた入っていたのであった。しかも受信機の電源を入れ1233に合わせた直後に、自分の耳には間違いなくIDが聞こえたのだ。未だICレコーダーのスイッチを入れる前だったので、これは逃してしまった。残念!口惜しさのあまり、その後約1時間起きていて録音した。一時的には強くなったが、後ほどは落ちて、必ずしも強くなかった。期待半分諦め半分であったが・・・粘って良かった。
・SSNが上がってしまうもう暫くの間はDXチャンスがあるだろうか?いずれにしても今年の課題として挙げた、月曜早朝中波DXで色々と実績を残せて大変嬉しい。
11/5 ↓の不明局解明第2弾。C氏が1210を聞いて、"at “20 I can hear the “La Que Buena” slogan of KTBK"とメールをくれた。有難や~である。これで本ぺディでのfirst getは4局になった。もう少し解明すると、あと2,3局くらいはいけるかも知れない。ほじくってみよう。
・帰宅すると香港からの郵便物が届いていた。夏の旅行で現地受信してレポートした、Hong Kong Commercial RadioのQSLレターである。自分への土産は殆ど買わなかっただけに、こうしたものが自分への土産になっている気がする。
11/4 ↓の受信音を聞いて頂いたシアトルのC氏より返信を頂く。それによるとまたまた私の思い込み炸裂(汗)。960はKALEではなくカナダABのCFACだった。受信音の9秒に"in Calgary"、そして15秒でも"Calgary No.1...sports, the FAN 960"と出ていると指摘してくれた。全くその通りだ。何故気付かないのだろう・・・。1210こそWAだと思うが、これは今晩実際に聞いて確認してくれるとのことであった。
・9月末に受信してレポートを出したドイツの1422/DLFから返信が届いた。ヨーロッパ中波2局目で嬉しい。近々にGalleryにまとめよう。
11/2 Miyaさん、Shinさんと3人で久々千葉は和泉浦にペディに行く。片道3時間が億劫になり足が遠のいていたのだが、太陽活動もそろそろ活動期に入り始めており、中波DXのチャンスは残り少ないからだ。本当は東北に行きたかったのだが、2泊3日全てをペディに投入するだけの気概と余裕がなく、止むをえず近場にしたのである。とは言えせめてものプラスアルファとして、神奈川はやめて千葉にしたのであった。間近のお誘いであったにも関わらず、幸いにもお二人が乗って下さった。
・15時に現地に着きセッティングを開始し、15時台よりワッチを開始する。すると・・・外房はやはり違う!電波の強さ自体が神奈川のそれとは全く比較にならない。分かってはいたつもりだったが、改めて格の違いを見せ付けられた気分だ。三浦半島ならそこそこ対抗できている気がしていたのだが、やはり全然違う。TP常連局の強さはまるで国内局並だ。
・さてこの日のコンディションはまずまずだったのではないだろうか。ここでは高い確率で受信できる870/WWL NEW ORLEANS,LAは今回もしっかり受信できた。しかし最大の受信局は1180/R.Rebeldeだ!これは東北でペディをやっている部隊の情報を参考に受信したら、こちらでも入っていたという訳である。ただ短波(5025)とのパラワッチをして同一であると確認しただけで、未だ受信音を聞き返してきちんとしたIDはゲットしていないので改めて聞き取ってみたい。それにしても車で日帰りできるエリアでカリブ海の中波局が受信出来るというのは、大変有難いことだと思う。ただ東北ではこれが安定的に入った他南米中波も入感したとのことで、やはり遠くに行った分それに見合ったリターンがあるようだ。
・その他に関しては、これは悪くもないがさして良くもなかった。常連局はかなり強いがそれ以外となると浮き沈みも激しく、なかなか確認が難しい。そして地域的にはカナダBC、米WA等沿岸部が中心であり、内陸部には殆ど食い込めなかった。それでも鬼のいぬ間の1700でKVNS/BROWNSVILLE,TX が取れたのと、660ではWINDOW ROCK,AZのKTNNがfirst get出来た。そしてこれは海外DXerにも聞いてもらった上での確認になるが、(960/KALE RICHLAND,WA)、(1210/KTBK AUBURN,WA)などの沿岸局が協力に受信できた。660や960はてっきりカナダABだと思っていたが、全然見当が外れていた。思い込みは禁物だ。
・22時まで聞いて終了。例の如く瞬時に撤収し、一路家路を急ぐ。帰路はレインボーブリッジ経由首都高都心環状線を通ったが、湾岸線に慣れると都心線は運転が非常に怖い。カーブが多く道も狭く、本当に手に汗を握って慎重になる。行きも決して混まなかったが、帰りはよりスムーズで、お二人を送っても3時間足らずで自宅に到着した。遠いけれどやはり労力を掛けただけのことはある。今シーズン中にまた行こう!
10/26 KLBSのQSLゲットに際してご協力頂いたC氏にメールで報告し、改めて礼を言う。すると少しして返信をくれて、それには「あなたにはディナーを奢らなければならないが、何回かこういう貢献をすればイーブンになるな(笑)」と書いてあった。なかなか洒落が分かって面白い人だ(笑)。氏に敬意を表して確認のいきさつをまとめ、QSL Galleryにアップする。
・Amazonのマーケットプレイスで買った「電波に強くなる」が届く。私のBCLの「心の師」Tさんの真似をしたものである。プロシード2800が表紙というのも関心を持った大きな要因だが、実際には表紙だけだ。中味は未だ読んでいないが、恐らくプロシードのプの字も出てこないであろう。だからBCL的な内容を少しでも期待すると失望することになる。目次を見ると放送や電波伝搬に関する記述も多少はあるが、全体としては電波の実社会へのもっと広い応用(レーダー、電波航法、電子レンジ等)について触れられているようである。まあ暫くは書棚の肥やしとして置いておいて、これまたいつかは・・・読もう。1980年8月初版。
10/22 古本屋で、下記のような書籍を発見し購入。相変わらず無駄な買い物をしている気がする。老後の楽しみにでもするつもりか?→オレ(笑)。これはまた年代物で、何と1978年3月初版だ。ページをパラパラめくると・・・あ、意外と面白いかも。「ビバレージアンテナ」だの「短波、大西洋を飛ぶ」、「電波の鏡、電離層」だの面白そうな言葉が小見出しに並ぶ。ひょっとしたら読むかもと期待しつつ。
10/21 連夜の返信である。9/6の雨崎ペディで受信したLos Banos,CAの1330/KLBSからである。ボツボツと返信が来始めただろうか。続きが楽しみだ。
10/20 帰宅すると返信が届いていた。9/29に自宅で受信した1179/R.Swedenである。これは嬉しいので、QSL Galleryにアップしてみたい。
10/19 久々に電子工作。7030用ICレコーダーの録音ケーブルを修理した。以前作ったものの何故か非常に接触が悪く、先日のペディでも1台のレコーダーでは録音に失敗してしまっていたからである。3.5φのステレオプラグに抵抗を2本追加するだけなのだが、結構狭いので手先を要する。今回は慎重に行い、何度もテストを行いしっかり完成。家用とペディ用の各2本計4本が出来上がり、これで安心して2台で録音ができそうである。もっともSDR系のリグがこれだけ普及し出した今更、ICレコーダーでもないのかもしれないが(笑)。
10/13 1泊2日でペディに。場所はいつもの茅ヶ崎。最初は千葉まで行こうとか言っていたのだが、何せ思いつきの企画であり、メンバーは結局Shinさんと自分の2人だけだ。2人で千葉は荷が重いし、2人でテント泊というのもセキュリティ上ちょっと気になる。そんな訳で雨崎すらやめて、結局茅ヶ崎にしたのだった。1週間前に申し込んでも、テントサイトは空いていた。それでも行ってみるとここにしては結構混んでいて、危うく良いポジションにテントが張れないところだった。まずまずの位置に陣取り、K9AYもShinさんの絶妙なポジショニングで北東、北西方向に2基設置。
・16時前にワッチを開始するも、受信機は全くの音無し。前日はもうちょっと聞こえていたような・・・。これが17時になっても全然上がって来ない。何か機器がおかしいのではないかとケーブルを繋ぎ変えたりしてみるが、一向に変わらない。さすがに変だと思いアクティブDXerのN氏に電話して尋ねてみるが、やはりよろしくないとのこと。更にS師に太陽活動状況を調べて頂くと、どうやら磁気嵐が発生した模様。しかもしばらく0だったSSNも16まで上がってしまったそうな。これではダメだと諦める。したがって19時半過ぎには早くもバータイムに突入!水割りを片手にDXとは全然関係のない話題で盛り上がる。そうして喋ったり仲間に電話したりして過ごし、明朝に備えて22時前には就寝。
・目覚ましをセットして2時前に起床。2時前だと未だ民放が終わっていない、或いはキャリアを切っていないチャンネルが多く聞き辛い。それらが終わってワッチを始めるが、ヨーロッパはいずれも弱く、先週・先々週の勢いはない。中東はまあまあのようで、この日も1233/R.Monte Carlo-Cyprusと思しき局は入っていたが、混信などもありどうしてもIDが確認できない。3時正時は浮かんで来ず、4時は微妙だなと思っていたら、案の定国内民放がサインオンしてしまった。驚いたのは関東では“珍局”(受信が容易でない)とも言える長崎放送が、こんなに良好に入っていたことである。これはちょっと嬉しかった。その直後には青森放送がサインオンし、民放2局のサインオンを前後して受信するという面白さを味わう。まあこれは楽しかったが、それよりもやっぱりMonte Carlo取りたかったな~。そうして無念の就寝。
・そんな訳でDX的成果には坊主に終わった今回の茅ヶ崎ペディだが、色々といいこともあった。ひとつはアンテナの指向性が非常に良く出ていたこと。朝は北東を南西に変えて北西と聞き比べたが、例えば1476は北西方向だと推定ORFが、南西に切り替えるとフィリピンのDXRJが聞こえるのだ。この痛快さは堪えられない。もうひとつはダラダラ食べないペディにしたこと。ペディに行くと何故か腹が減るし、駄菓子だのビールだのついつい食べ過ぎる傾向がある。ペディが終わると体重が増えている、所謂「ペディ太り」のような現象が往々にして発生するのだ。これを避けるために、今回は食べるものを夕食(幕の内弁当)と低カロリーのつまみ少々に抑えた。勿論夜食なんて論外だ。案の定腹は減ったし口寂しくはあったが、ストイックに過ごせたことは非常にいいことであった。二人で広々とテントを使えて非常に楽であったことも良かった。やっぱり楽しいな、ペディは!
10/8 以前ここにも書いたマカオのR.Vilaverdeだが、Bちゃんの知人に録音を聞いて頂いて、"緑村電台 網上広幡(ロチュンデイントイ、 モウサンクワンポー)"とアナウンスしているのが確認された。もっともせっかちな私は、今朝レポートを出してしまったが(笑)。BちゃんThanks!
・日中訪問先の途中にある古本屋で、下記のような書籍を発見し購入。ホントに読むんかいな、お前?と自身に突っ込みたくなるが、この手の本はなんとなく欲しくなってしまうのだ。いずれ読むだろう(と思う)。ちなみに1987年3月初版である。
10/7 昨日聞いた1233の音声を聞き返してみた。このように中東風の音楽が強く聞こえている。そして肝心のアナウンスだが、9秒辺りで"Monte Carlo"と言っているようにも聞こえるが、ちょっとはっきりしない。何とか確認したいものだが・・・来週今一度チャレンジか?
10/6 先週に引き続き月曜早朝中波DXを敢行。先週は偶然目が覚めたが、今朝はしっかり目覚ましを掛けて起床。ヨーロッパに味をしめて、今週もDLFのチェックを行うと、しっかりドイツ語が入っている。1179ではR.Swedenも入っている。そんな中でいつものBBSをチェックすると、神様が「1233でR.Monte Carlo-Cyprusらしき局が聞こえる!」との情報を上げておられた。RMCと聞いて、俄然色めきだつ。その昔は民放が終るとローカル並に飛び込んできたと聞くが、残念ながらその時代には中波DXをやっていなかった。そして現在は放送のビームが変わってしまったとかで受信しにくくなってしまい、BCL復活後中波を聞くようになってからも一度も受信したことがなかったのだ。確かに韓国語の裏で、中東風の音楽が聞こえている。神様はここに張り付いて、IDを確認なさったとのこと。私はあちこちに浮気しまくっていたので、ここは録音だけに留める。聞き直して確認してみたい。
・いずれにせよこの日はヨーロッパというよりは中東デーだったようである。1413のBBC-Omanはそれこそローカル。1332のIRIBも強力で、普段は狙うことさえない1017でもTRTらしき局が入感していた。しかしところ変わればという奴で、情報交換していた札幌のT氏によれば1017/TRTはもはや常連とのこと。この日は783でサウジらしき局が、711や720、747、1053、1251でも中東らしき局が入感していて、中東局百花繚乱の様相。1017では更にドイツ語も混信していたとのこと。このようにTPもヨーロッパ・中東も札幌には敵わない。しかし逆にこちらが1017で受信したフィリピンは同じ時刻入っていなかったそうで、やはり南方面は関東が強い。
・4時過ぎに終了してもう一度睡眠。この日は久々535まで出動させて、3台体制で聞いてみた。なかなか面白かったし、この余勢をかって3連休の月曜早朝はミニペディを開催し聞く予定だ。※音声は只今解析中。
・仕事を終えて帰宅すると、9/25にレポートを発送した1310/KMKYよりレターが届いていた。久々のTP局からの返信だ。
10/4 DLFに引き続いてルーマニアとスウェーデンにもレポートを書いてみた。スウェーデンは当家ではあまり強くなかったが、3時のISは綺麗に録れていたので、これをCD-Rに焼いてみた。月曜日に郵便局窓口より発送予定。
10/3 昨夜書いたDLFのレポートを本日投函。これは今回に限らないが、CD-R入りのレポートを送るときは、基本的に郵便局の窓口に直接出して、その場で消印を押してもらうようにしている。これまで何回かCD-Rが割れてしまっていたことがあり、その原因のひとつに消印がありそうな気がするからである。黙って見ていると、結構な勢いで押している。そんなのがCD-Rに命中したら、割れても不思議ではない。なのでいつもCD-Rを切手と反対側に押しやってから、この状態で押して下さいと頼むのだ。さあ準備は完了したので、楽しみに待とう。
10/1 SeattleのC氏より久々課題が届いた。昨年9月22日1400UTC、1476kHzでの受信だそうである。「NHK第2の英語番組を聴いた直後の録音だが、同じNHK第2とは思えない。このジングルに聞き覚えがあるのだが、NHKのものであったか中国のものであったか思い出せない」とのこと。私にはさっぱり分からないのだが、もしご存知の方がおられたら、トップページのメール送信欄よりご教示願えますと幸いです。
9/30 ↓の音声ファイルを聞き直してみた。すると結構入っているものだ。1422はやはりDLFであった(3時正時)。これだけでも結構感動したが、更に1053でもR.Romania IasiのIDが取れていた。いやー、これは嬉しい。なかなかないチャンスだし、レポートを送ってみたい。引き続き1179と981の解析を進めてみる。
・今回の経験で、聞こえないと諦めずに、中波DXももうちょっと頑張ろうかなという気になった。
9/29 2時40分くらいに何故か目覚めたので、勿体無いので一応リグに向かってみた。ここのところヨーロッパの中波局が入っているようなので、気になって覗いてみたのだ。すると・・・この方面では比較的受信頻度が高い1422kHzで、ドイツ語が入っているではないか!噂には聞いていたが、私自身がこのチャンネルでドイツ語を聞くのは初めてのことである。恐らくドイツのDLFであろう。ここが入るということは、ヨーロッパ全体に良いのではないかと思い、1179のスウェーデンにも合わせてみると、ここも入っている。これは今日はかなりいいコンディションに違いないと確信し、T師のBBSを訪問すると、マニアックな人々が集って情報交換をしていた。それによれば1053でルーマニア語も聞こえるとのことだったので合わせると、ここでも入っている。これには驚いた。まさか自宅でルーマニアが入るとは思わなかったからである。中波でヨーロッパローカル言語の放送が家で聞こえるなんて、まるで30年前の「短波」の時代のようだ(残念ながら私は未経験)。
・しかしヨーロッパ系の言語には殆ど馴染みがなく、何語であるかが判別できないのはもどかしい。1611ではバチカンが、1476ではオーストリアが、更に北海道では981でギリシャ語らしき放送も受信できるとのこと。こうなるとのんびりしておられず、2台の7030とICレコーダーを駆使して聞きまくる。そうして国内民放がキャリアオンし始めた4時過ぎにリタイア。興奮したし、楽しかった。こんなシーンにもっと頻繁に遭遇できないものだろうか?※音声は只今解析中。
9/28 KKMOとKLBSの2局にレポートを書く。ここ最近結構レポートを書いたが、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たって欲しいものだ。
9/25 昨晩書いた9/6受信の1310/KMKYのレポートを今朝投函。実績もあるようだし、久々のTP局からの返信を期待したいところだ。
9/23 T師より「3時よりNHK東京第1停波」との情報を頂戴して、目覚ましを掛けて起床しワッチした。2時50分に目を覚ましリグに向かって594に合わせると、この時点ではまだ放送されていたが、間もなくメンテナンスのため停波する旨のアナウンスが流れ、3時の時報の後君が代が流れキャリアが切れた。おお、停まった!この波が停まった時に聞くのは実に4年ぶりだ。そんなに気をつけて停波情報をワッチしていた訳ではないので或いはこの間にも何回かは停まったのだろうが、しかしその他の局に比べて格段に停まる回数は少ないのではないだろうか。非常に貴重なチャンスである。
・停まると同時に韓国語とフィリピン語が聞こえてきた。狙っていたのは後者、4年前も受信した(推定)のにIDが取れなかった、フィリピンのDZBBである。今回も受信できたということは、この波が停まればかなりの確率で受信できるということであろう。大変口惜しい。そうして幸いにも今回はIDをとることができた。4年前の雪辱をやっと果たした気分だ。
・しかし中波DXをやるために深夜目覚めるのは久しぶりだ。意欲が落ちたな~という自嘲の気持ちと、しかしそうは言っても全然聞こえないのだから仕方ないという気持ちとがない交ぜの心境だ。つくづく今回のような停波が増える、或いは使用周波数を集約される、FMに移行する等を願うばかりだ。
9/21 という訳でマカオのR.Macauにはレポートを書いて送付。もう1局のR.Vilaverdeはアナウンスの内容が自分として聞き取れていないので、ネイティブの方のアシストを頂戴して確認した上で書いてみたい。
・こんな感じでやっとレポートを書こうという気が起きてきたので、先々週のゲリラペディで受信したKLBS/KKMOにも書いてみよう。
9/20 久々レポートを書いてみた。香港旅行で受信したHKCRとMetro Plusの2局だ。後者はともかく少なくとも前者は返信が来るようである。何せ旅行では自分のためにはユニバーサルタイプの変換プラグを露店で買っただけなので、もうちょっと「土産」が欲しいところだ。引き続き厳しいとは思うがマカオの2局にも書いてみよう。
9/11 随想に「BCL in Hong Kong」をまとめてみた。楽しかった思い出を忘れないための覚書のようなものだ。地元局しか受信しなかったが録音も上げてみた。近いし楽しいしお奨めの街だ。
9/8 ↓の件海外MLに投稿して複数の回答を頂き判明する。それによると1330はLos Banos,CAのKLBS、1360はTacoma,WAのKKMOとのことであった。前者は開始9秒後にコールがアナウンスされており、後者も開始14秒後に"KKMO,Tacoma,Seattle"と出ている。ネイティブに聞き取ってもらうとなーんだということになるのだが、自分ではどうしてもこれらのアナウンスが聞き取れないのだ。耳鍛えなくちゃなぁ・・・。でも両局ともに初受信で嬉しい。蚊に刺されても頑張った甲斐があった。
・更に録音の解析を進めたら、1480でVancouver,WAのKBMSが取れていた。ますます嬉しい!←あ、これは既に去年受信済みだった・・・
9/6 秋シーズン初のゲリラペディションを敢行。S師が体調不良でキャンセルのため、今回はT師と二人だ。場所はいつもの三浦半島雨崎。残暑厳しく日中はとても暑かったので、テントではなくレジャーテーブル&パラソルにする。なのである程度蚊は襲ってくるであろうと予想し蚊取り線香を2巻持っていったが、それでもかなりやられた。これを書いている今もまだ腫れていて痒い。
・16時には現地入りして16時半にはワッチを開始。今日の目玉は先日師が自宅で受信した870のスペイン語局。アルゼンチンの可能性ありとのことで、ぺディという更に良環境下でのコンファームを期待する。そして17時半過ぎには、確かにWWLではない音楽を捉える。しかし・・・確認できるほど強くはならない。ダメだ、これでは無理だ。ということで残念ながら諦めて他の局を流す。
・全体的には悪くはなかった。下から上まで幅広く聞こえたし、通常はあまり音にならないようなチャンネルも入っていたが、エリア的にはほぼ沿岸部であり内陸までは入って行けなかった。北はアラスカ、バンクーバー(1320/CHMB他)からOR(1190/KEX他)、WA、CA(760/KFMB,San Diego,1310/KMKY,Oakland)そして南はメキシコ(1030/XESDD,1220/XEB他)であった。この他ハワイは1210/KZOOらしき局、短波ではLA局も結構入っていて、3340のホンジュラスなども聞こえていた。何とか取りたかったのは1330と1360で、それぞれIDが出ていそうな箇所があるが、どうにも聞き取れない。前者はLos AngelsのKWKW、後者はメキシコっぽい気がするのだがこれは海外サイトにアップロードして聞いてもらおうと思う。
・蚊の襲来は19時前後が最高潮で、あまりの痒さに撤退も考えた。しかし少し我慢していたら何故か沈静化したので、何とか続けて聞くことができた。陽が落ちた三浦海岸は海からの風が涼しく心地良い。チョー気持ちいい。なので22時まで聞いて速やかに撤収。
8/31 本日まで旅行で香港に行ってきた。前々から一度行ってみたかったのだが、夏は暑そうだし子供は楽しめないだろうと思ったので諦めていた。しかし二人の娘がアニメの影響(「カードキャプターさくら」で香港に行く話がある)で行ってもいいと言い出したので、今年行くことにしたのである。
・また改めて整理したいと思うが、BCL的には残念ながら不完全燃焼に終わった。しかし今回は旅行自体が楽しかったし、地元局はしっかり聞いて録音できたからよしとしよう。もう一度行きたい街だ。でもまだまだ行ってみたい国がある。再訪はそれが終わってからだろうか。では来年はどこに行こうか・・・と、早くも思いを馳せるのであった。
8/24 昨日に引き続き楽しみにしていた、アジア放送研究会「第30回近隣諸国放送研究フォーラム」に参加。私事都合でお昼までしかいられないのだが、それでもお邪魔したかった。敬愛するFM-DXの師匠F師が、午前中に講演なさるからである。午前中にF師を含め3人の方の講演を拝聴することができたが、さすが「アジア放送研究会」である。非常にマニアックで、各々のテーマについて掘り下げて論じておられる。それでも時間の関係もあって端折っているのだろうが、その道に特化された同研究会の専門性を垣間見ることができた。名前だけは存じている高名なOMさんも多数臨席しておられ、初めてお顔を拝見することができたのも興味深かった。春の蓮沼ぺディにお越し頂いた大御所AOMにもご挨拶できた。
・さてF師の講演は、今シーズンの私の関心事である「中国FM局のID確認のノウハウ」に関するものであった。スピーカー各氏に割り当てられた時間は短かく、とても個々のケースについて詳説する余裕はない。しかしその短いセミナーの中で、どうやって受信局確認に至るかの効率的かつ実践的なノウハウを伝授して頂けた。F師ご自身もしっかり中国語を学んだ期間は3ヶ月ほどであったとのことなので、何か自分にもできそうな気がしてきた。
・午前の部終了後、全員一緒に弁当を食べる。私はたまたま隣に座った北海道のT氏と話す。氏には以前メールでのみご挨拶させて頂いたことがあったが、今回直接お目に掛かることができて嬉しかった。いつかはご一緒に稚内(orオホーツク海沿岸?)でDXをしたいものである。そんな日が来るであろうか・・・
・食べ終わって食い逃げのようで心苦しかったが(笑。勿論参加費は払っている)、中座する失礼をお詫びしつつ会場を後にする。貴重な資料を頂戴したこと、そしてまた新しい方に出会えたことも大きな収穫である。参加して良かった。アジア放送研究会の皆様有難うございました!
8/23 楽しみにしていたハムフェアに参加。1年に一度いろんな方に会える日だ。今回はS師、T師、Shinさんのいつものお三方に加え、名古屋より帝王H氏をお迎えして楽しんだ。私自身は11時頃に会場入りし1時間強ブースを見て回る。今年は売られている受信機も少なく欲しいものも見つからず、買い物に食指が動かない。結局買ったのは影山さんの著書「受信用ループアンテナの実験」だけだ。そんな丁度良いタイミングでT師よりメールが入りShinさん共々合流。間もなくS師も合流できたのでH氏に電話をして全員集合。皆概ね会場を一巡したようだったので、外に出て昼食タイムとする。
・H氏は帝王の名に相応しく酒好きだ。朝新幹線に乗るときから飲み始めているが全然素面だ。昼飯でジョッキを飲んでも、顔色ひとつ変わらない。そこでのんびり喋ってひと時を過ごす。今日は涼しくて良い。食べ終わったところでShinさんは家庭の行事でリタイア。残り4人はJSWC主催の講演会場に向かう。
・70年代のBCLブームをリードなさった、そして昨年もパネルディスカッションに参加なさり今年も講演予定だった山田耕嗣OMが急逝され、追悼の意を表して黙祷の後講演会に入る。私は昼間のビールがすっかり回ってしまい、日頃の疲れも相まって途中ふっと意識が遠のいてしまった(スミマセン)。赤林OMの講演はべらんめぇ調で面白かった。しかしもっと面白かったのは・・・ここには書けない(笑)。
・講演終了後今一度ハムフェア会場に戻り、AORブースなどを見て回る。我々の関心事は同社を代理店として販売されるPERSEUSだ。もっと関心があったのは7030の後継機だが、残念ながらこちらは当分期待できなさそうだ。
・その後は品川に場所を移して飲み会。H氏はジョッキを次々空けボルテージが上がって盛り上がる。とりあえずH氏には、こちらに来たらゲリペに参加して頂くように言い渡す(強制)。H氏とS師が揃えば技術談義~特にアンテナ談義が盛り上がる。そんな話や名古屋の皆さんの消息とか昼間の話とか話題満載だ。この会話の中で、受信機マニアでもあるH氏の所有する受信機の台数は、少なくとも46台であることが判明。歳の数より多いだろって(笑)。そんな感じでネタは尽きないが、H氏も日帰りなのでずっと喋っている訳にいかない。そうして適当なところで切り上げ、品川駅で集合写真を駅員さんにお願いして撮影してもらい(単なる酔っ払いオヤジ)、握手をして別れる。掘り出し物がなかったのはイマイチだったが、それでもいろんな人に会い話をして楽しかった。
8/16 嫁の実家から帰宅すると、先月受信したAIR-G'より返信が届いていた。3日ばかり家を離れていたのだが、T師とメールを交換し師には届いたという情報を得ていたので、自分にも届いているだろうと思っていたが、案の定届いていた。本当に久々の返信である。国内局はレポートが出しやすくて良いので、Eスポシーズン終了までにもう1局くらい国内DX局を受信したかったが・・・もう終わりだろうか。
7/29 日曜日に中国語レポートに励んでいてネットでいろいろ検索していたら、いきなりPCの調子がおかしくなった。暑いせいかな?と思いつつも一旦シャットダウンして、しばらくしてから電源を入れたが・・・なんと起動しなくなってしまった。一瞬ブルー画面が出た後セーフモードでの起動選択画面に移行するのでやむを得ずセーフモードを選択するが、また同じプロセスを経て選択画面に戻ってしまうのだ。無限のループに陥ってしまった。Webサイトにアクセスした直後にこうなったことを考えると、原因としてはウィルス感染の可能性大だ。これはもうだめだと諦めて早々に箱に梱包し、メーカーに送る準備をする。その前に電話をしろと書いてあったので月曜日に一応電話をすると、リカバリーを試してみろとのこと。そこで半信半疑でチャレンジしてみたら・・・おお、幸いにも起動した!データとかが吹っ飛んでしまったのではないかと心配したが、幸いにも無傷で復旧することができた。
・上記から導き出される教訓は、①データのバックアップはしっかり取ろう、②セキュリティソフトのウィルス定義ファイルはきちんとアップデートしよう、③壊れたと思ってもいきなりメーカーに送らずに、まずはリカバリーをかけてみよう・・・といったところか。さあ、気を取り直してレポート書くぞ!
7/26 中国語のレポートにチャレンジ。やっと書く気になり、Shinさんからフォーマットを頂戴して作る。翻訳サイトもあるしワープロソフトもあるし、その気になれば直ぐにできることなのだ。今日は最初の一通、温州電台経済交通台に書いてみる。最初の一通というのはどんなときでも骨が折れるが、これが出来てしまえば後は楽だ。何とか近日中に返信をゲットしたいところだ。
7/24 N先輩と急遽オフ。早飯をしていたらいきなり電話が掛かってきて、「今から飯でもどう?」。そんな訳で食べてしまったので、コーヒーだけご一緒する。短い時間の中で、近況~ラジオ~仕事の話題まで幅広く話す。しかし一番時間を割いたのは香港談義。来月貧乏旅行で訪問する予定なのだが、考えてみればN先輩は香港の達人。色々質問して、電脳系買い物の穴場などを伝授して頂く。しかし現地ではあまり聞かなかったのか(というか大変ノイジーらしく聞く気にならなかったのか)、「香港でマカオの局は受信できますか?」という質問については「?」だった(笑)。
7/23 遅ればせながら「TV-FM受信ガイド2008」を入手。今回不明局判定に際して苦労して、最新刊を入手する必要性を痛感したためである。08年版は07年内に受信されたデータも増強されて、また一段と充実していた。しかも今年度版はEスポで過去受信できた地域の、省/自治区毎の、区、県レベルまで網羅した、漢字とピンイン(アルファベット。声調記号略)の対応一覧表「VHF-DXのための中国地名」が掲載されている。これを知っていれば、不明局確認に大きな力を発揮することであろう。発刊と同時に購入しなかったことを悔いるばかりだが、こちらを駆使して残り少ないシーズンを楽しみたい。ご希望の方はこちらへ。
7/22 ↓と受信音をアップしたら、お二人の大先輩よりアドバイスのメールを頂戴した。そして何と10局のうち9局までを解明して頂いた。本当に有難いことである。昔では考えられないことだ。昔ならミーティングの日を待って受信テープを持参し、休憩時間とかにOMさんをつかまえて聞いて頂くしかなかったであろう。折角頂戴したアドバイスを自分だけのものにするのは勿体無いので、正解を追記して共有させて頂く。Fさん、Hさん本当に有難うございました。
7/21 今日の国内FM-DXには興奮した。88.2という聞き慣れない周波数で、日本語が聞こえるのだ。内容は高校野球。「白樺学園VS武修館」と言っている。聞いたことのない学校だが、雰囲気的には長野か北海道という感じがする。直ぐにネットで検索すると、あっという間に北北海道大会であることが判明する。となるとここはNHK旭川と断定して良いであろう。するとここ以外も北海道のFMが入感する可能性が高い。実際にT師の掲示板に書き込むと、T師から「AIR-G'(FM北海道)聴きたい」と直ぐにレスが入る。慌てて80.4に合わせると、2局が競いながら入っている。1局は地元のFMヨコハマだ。とするともう1局は・・・お、確かに「札幌トヨタ」のCMが出ている。ここで瞬間的にAIR-G'がFヨコを制圧した。そして間もなく「AIR-G',Bonita Bonita」のSA。やった!と思った次の瞬間にはまたFヨコがAIR-G'を制圧したので、まさに間一髪であった。このスリルがたまらない。この逆のパターンも嫌と言うほど味わうので、上手くいったときの快感は計り知れないものがあるのだ。最近レポート送付をサボりがちだが、これだけは絶対に出すつもりだ。
・合間ではあるが休日にEスポDXをやっていると、知らず知らずに受信局が溜まってきた。しかしその殆どがIDを聞き取れない。また会社の中国・台湾の同僚に聞いてもらおうと思うが、もし聞いてお分かりになる方がおられましたら、ご教示願えますと幸いです。
① 08/07/05/0902 92.9MHz 南通電台音楽交通広播(ナントンティエンタイ インユエチャオトンクワンポー)
② 08/07/06/0904 98.6MHz 不明(ID入っていない。「FM98.6 ユーシャン 好朋友」)
③ 08/07/06/0950 97.1MHz 山東人民広播電台(シャントンレンミンクワンポーティエンタイ)
④ 08/07/06/1000 95.0MHz 日照広播新聞綜合頻道(リーチャオシンウェンツンフピンタオ)
⑤ 08/07/06/1032 97.5MHz 江蘇経典流行音楽台(チャンスーチンティエンリューヘンインユエタイ)
⑥ 08/07/06/1059 91.8MHz 杭州交通経済広播(ハンチョーチャオトンチンチークワンポー)
⑦ 08/07/19/1342 92.3MHz 郷親広播電台(シャンチンコンポーテンタイ)=台湾
⑧ 08/07/19/1400 88.8MHz 温州経済生活広播(ウェンチョーチンチーシュンフオクワンポー)
⑨ 08/07/21/1301 97.2MHz 通遼人民広播電台交通広播(トンリャオレンミンクワンポーティエンタイチャオトンクワンポー)
⑩ 08/07/21/1400 102.1MHz 黒竜江都市女性広播(ヘイロンチャントウーシーヌーシンクワンポー)
7/20 Seattle在住のC氏よりまた課題が届いた。昨年9月20日(時刻未記入)、1296kHzでの受信とのことだが、大リーグ情報の裏で25~37秒に掛けてISらしき曲が聞こえるがここはどこかという質問であった。私には分からないが、もしご存知の方がおられたら、トップページのメール送信欄よりご教示願えますと幸いです。
7/16 新聞の出版関連の広告欄で電子工作の雑誌発刊を発見してしまった。電波新聞社のその名も「電子工作マガジン」である。この手の書籍は何冊か持っているのだが、「ラジオの製作」以来の電子工作雑誌の発刊かと思うので、非常に気になって買ってしまった。内容的にはリニアモーターカーなんてのもあるが、大半は目新しいものではない。ICオルゴールやLED点滅ランプ、そしてラジオなどお決まりのものばかりだ。それでも現時点で確実に入手可能なパーツで作れるというのは良いことだ。昔の記事だとICがもう売られていないとか、そういった制約で作れないものもあったりするので。買った方が安いとも言える現代の電子工作だが、実用性はともかくLEDが点滅したりオルゴールが鳴ったりするのは楽しいものである。どこかで作ってみようと思っている。
7/9 我がシャックにまた一台受信機ラインナップが加わった。昔懐かしいTRIOのR-300である。懇意にして頂いているBちゃんより知人DXerが放出なさるという情報を頂戴し、お願いして譲って頂いたのである。届いた機体は外観もきれいで、実際に受信しても非常に良く聞こえた。30年という歳月を感じさせないパフォーマンスだ。
・中学生BCL時代に、スカイセンサー5900の次に導入する機種としてYAESU FRG-7とR-300をノミネートし、非常に迷った。スタイリングはR-300の方が好きだったが、周波数読み取り精度等細かい性能はFRG-7の方が微妙にリードしていた。実際ユーザー数はFRG-7の方が圧倒的に多かった。そこで結局FRG-7にしたのだが、やっぱり心のどこかにR-300への思いが残っていた。機会があれば手元に置きたいと思い続けて、今日やっとそれが実現した。狭いシャックにまた一台増えて大変な状態になっているが、でも賑やかで嬉しい。実際まだ欲しい古の機種があるのだが・・・。
・橋渡しをして下さったBちゃんとお譲り下さったN氏に、改めてお礼申し上げます。
7/3 6/15の13時に98.5MHzで受信した中国(?)語のFM受信音を、会社関係の台湾人に聞いてもらう。mp3ファイルをICレコーダーに入れて持って行って、仕事の話が済むや否や、「公私混同で悪いんだけど・・・」と依頼する。昨晩この分野の大御所F氏からは「宝島新声××電台と聞こえる」とコメント頂いていたが、ネイティブに聞いてもらってそれが確かめられた。私としては初めてIDが確認できた台湾局である。嬉しいし、残り少ないシーズンのモチベーションになった。