12/4 今日はデジタルマルチメーターを購入する。税別2,980円也。テスターは以前持っていたのだが壊れてしまい、それ以来持っていなかった(ちなみに大昔は中学の技術家庭で作ったものを使っていた)。ところが最近工作をするようになって、テスターのひとつもないと非常に不便であることを実感するようになった。マルチメーターというだけあって、ダイオードの可否やコンデンサの容量も測定できるのに驚く。しかしこれで導通試験とかもできるようになって、部品の使い方(どこがアースかとかどこを半田付けすべきかとか)を理解するのに役立ちそうである。

12/2 本日もTPをワッチ。そうするとそれほど強くもないが22時過ぎからいろいろなチャンネルで聞こえ始める。どれにしようか迷ったが、T氏のサジェスチョンにより、比較的強かった1540kHzKMPCにターゲットを絞りIDを確認。1540や1520は国内局との隣接周波数になるのでクリフィルも使ってみるが、音質は悪化するものの確かにサイドは結構切れる。また535で使うのは厳しかったが、7030なら聞くに耐え得るレベルのように思う。

11/30 我が愛機AR-7030に1.8kHzクリスタルフィルタを追加する作業を行う。TP-DXを本格的に進める上で、周波数セパレーションの相違によって生じる1kHzの差をしっかり分離できるようにするためである(例えば1520と1521kHz)。AORオプションは相変わらず取付マニュアルは英文で、腹立たしいことこの上ない。作業もいちいち面倒でかつやりにくい(取り付け箇所が狭い)。そのため作業時間は2時間以上かかってしまう。昨年NRD-535で同じ作業をしたときの所要時間はわずか5分(!)だったので雲泥の差である。幸いにも作業は成功したが、今日使ってみての感触は「それで?」という感じ。しばらく使い込んでみないと、その差は実感できないだろう。ROIを実感できますように・・・

・などと書いていたら0時前になっていきなりTPが開けた。23:45に急に1640kHzが強くなり23:57にKDIAのIDを確認。興奮して他のチャンネルも回すと1690KSXX?、1670KNRO?、1520KKSN?などが相次いで強力に入感。こんな時間に聞こえるのかと大いに驚く。もっともこれらはクリフィルの効果とは関係ないが・・・しかし幸先の良い7030リスタートである。

11/27 19時台に1100kHzKFAXらしき局を受信。そこそこの強さにもなったが、その瞬間にはIDは取れずフェードアウトしてしまった。本日の二次伝搬は空振り。好コンディションは2日と続かないのだなー・・・

11/26 やっとのことで1550kHzKYCYを確認。これは強力!今日はTPが完全に開けた感じで、この他1520、1560、1580、1590、1640、1650で入感を確認した。22時くらいから聞き始め、0時頃までいろいろ聞けた。我が師とのリアルタイムな情報交換によれば、これ以外にもいくつかのチャンネルでTPが入っていた模様。嬉しいのでKYCYの受信音だけアップする。

11/25 R.TV Hong Kongより返信が来る。先日の海南ヨットレースの際の気象放送のレポートに対してベリが届いたのである。既にかなり前に何人かの方が届いたという報告をなさっていたので、何故自分は届かないのだろうと少々不安になりかけていたところだったのである。届いたベリはHong Kongのハーバービューが一望できる写真のもので、大型でなかなか良い。これで一安心で次のレポートに取り組めそうである。

・今晩もTPが来ていたが1570kHzでスペイン語が聞こえており、California州のKTGEかと思われる。21時台に瞬間的に強かったのだが、間もなく弱まってしまったのは残念。

11/23 前夜、さる大先輩に工作に関する資料をお願いしたところ、今朝一番でメールで送って下さる。大変有り難いものである。部品を揃えてなるべく早く製作に取り掛かりたい。そんなやり取りをしていたら直後に、今度は以前ミーティングでお目にかかった方からメールを頂く。内容はFRG-7のNarrow化に関すること。たまたま私は資料を持っていたので、すぐにスキャンしてメールで送る。少ない仲間であるから、親切にしてもらった後は同じように親切にしたいものである。実践!

11/22 昨晩はLAが、今晩はTPが入感。そしてやっと1580kHzで米本土の局を受信。R.Disneyのアナウンスが出ており恐らくArizonaのKMIKのよう。同じ周波数でもう1局聞こえていて混信しているが、こちらはKBLAか。いずれにしても瞬間的には結構強くなり、大いに楽しんだ。

11/21 今晩のLAはなかなか良好。PeruとEcuador方面が開けており、いずれもS3位で聞こえていた。これまであれだけ悪かったのにいきなり良好になったので、一瞬LAとは思えなかった程。久々にDXをやったという感じ。自分の場合ラジオや書籍を集めたり周辺機器を工作したりするのもBCLの楽しみ方なのだが、基本はやはりDX。なのにここしばらく短波も中波も聞こえず、いいかげんに嫌気がさしていた。せめてこの位のコンディションが週に1、2回あって欲しいものである。

11/18 16日のBBC-Omanに気を良くして、禁断の月曜早朝ワッチをやってしまった。2:30過ぎに起床。またもや702kHzBBC-Omanを聞くが、今日はアンテナを南に向けると今度は2BLが浮かび上がってくる。面白くなって指向性の実験をすると558kHz4AMも南向きにすると強力になる。1413kHzのBBC-Omanも聞こえたので、これなら1476kHzでDubaiとAustraliaもローテーターを回して聞き比べできないかと思ったが・・・これはダメだった(両方聞こえず)。残念。

11/16 702kHzDZASを良好に聞いていて2時前に国歌で終了した後そのままにしていたら、突然Big Benが聞こえる。いつものパターンだとここでABC-Newsのテーマ音楽が流れて2BLが聞こえるところなのだが、何故Big Ben?ということはBBC?言葉は英語ではない。少し聞いているとアナウンスの最後に「・・・BBC」と出て、BBCの番組であることは確認。WRTHのMW Asia-Pacific欄を見るが、それらしき局はリストされていない。我が師に尋ねたところ「BBC-Omanでしょう」とのアドバイスを頂戴した。そうか、と思いWRTHで調べると確かに702kHz、750kWでリストされている。常連なのだろうが、中東からの電波を初めて捕らえて久々に感動してしまった。

11/15 3D無線クラブさんより相互リンクのお申し出を頂く。同サイトはご存知の方も多いと思うが、私がいろいろとご質問したのに対し丁寧にご回答下さったことがご縁となった。もちろん願ったり叶ったりであり、早速リンクを張らせて頂く。いろいろチャレンジしたいものが多く、順々に取り組んでみようと思う。

11/13 本日PWR2003がAmazonより届く。パラパラめくってみると、アンテナの項でALA-1530のRatingが昨年の3.5から今年は4に上がっていた。まあこれは当然だと思う。しかし昨年も思ったのだか、Passiveアンテナに関して私の使用しているRF SystemsT2FDが出ていないのは片手落ちのような気がする。ここに出てくるAlphaDeltaのDX-SWL Sloperよりもかなりパフォーマンスが高いと、体験的に思うからである。これが4.5ならばT2FDは間違いなく5ツ星であろう。注目度の高い書籍なのだから、もっともっと充実させていって欲しいものである。

11/12 久々にアラスカコンビが聞こえる(850KICYと780KNOM)。新型アンテナ「中小」でもしっかり電波を捉えており、自作アンテナでもTPができたことを喜ぶ。もっとも昔のMW-DXerは全て自作だが・・・ アラスカは聞こえるが、残念ながら米本土からの電波はキャッチできない。これはアンテナではなくコンディションの問題である。早くブレイクしないものか・・・

11/10 電子部品のパーツについて調べようとネットで検索していたら、私の住む沿線にパーツショップがあることを知り、大変驚きそして喜ぶ。電子部品を買える所は県内では石川町のエジソンプラザくらいしかなく(そのエジソンプラザも今はどうなっているのか・・・)、やはり秋葉原まで行かねばならないものだと諦めていたからである。取り扱い品目もかなり多岐に及んでいる。今度買う機会があったら是非行ってみようと思う。ちなみにこの店である。

http://www2.cyberoz.net/city/satodenk/jindex.html

11/4 そのリターンマッチだが、もっと家の近所で朝5時半くらいから敢行。まずまずうってつけの場所が見つかり、またまた100mワイヤーを張る。そして少し聞いてみるが、確かに自宅で聞くよりもゲインは強くノイズは少ない。R.Christian Voice(4965kHz)などは自宅とは段違いに良好だし、自宅では影も拝めないR.Nacional de Angola(4950kHz)らしき局もここでは聞こえる。しかし必ずしもコンディションは良くなく、とりわけ珍しいところは聞けなかった。しかし家から5分なのでこれはお気軽の極致。ちょくちょく行けそうである。

・アンテナ4分配器の作成にチャレンジし無事完成。これはN氏が作り方を公開して下さっていたので、それを真似して作ったのである。しかし嬉しかったのは見本写真があったとは言え、回路図を見ながら自分で考えて配線し成功したこと。簡単なものであれば回路図を見て作れるようになった。これまで苦労したかいがあったというものである。失敗からは実に多くのことを学ばせてもらった。とにかくN氏に感謝!

11/3 初の単独モービルワッチに出掛ける。場所は車で30分ほどの一級河川の河川敷。周囲にノイズ源は見当たらず、またアンテナ線を引っ掛けるのにうってつけの潅木が長く直線に繁っている。そして車を止めていても誰にも文句を言われず、比較的怪しまれない場所で、なかなかのスポットである。100mのワイヤーを張ってDXに臨むが、残念ながらコンディションが劣悪。ロケーションが良かろうがアンテナが長かろうが、これにはお手上げである。早々に撤収して、明朝リターンマッチに臨むことにする。

11/2 中波用ループアンテナへのアンプの組み込みと短波用ループアンテナの修理に着手。中波用はスイッチ部分の配線に試行錯誤を重ねるが、最後には成功。しっかり増幅するようになった。短波用は回路図と実際の配線をじっくり見比べながら確認するが、どこがおかしいのか分からない。そこでもう一回作り直すことにするが、今回は基板を変えることにした。前回は蛇の目基板だったが今回はFCZトランジスタ基板にする。これは知人のT氏のアドバイスだったのだが、配線ミスの確認もしやすいのでこの基板にしたのだ。そして今度は無事成功。さあ、じっくり聞いてパフォーマンスを確認しよう。

・ドイツのBayerischer Rundfunkよりベリが届く。年内で放送休止との情報だったので、慌ててレポートを送ったのだ。ドイツ語なので、もちろん何を言っているのかはさっぱり分からなかったが・・・ とりあえず間に合ってよかった。

10/27 今日は家族で100円ショップに立ち寄った際に世界地図を買う。前々からシャックには世界地図を張ろうと思っていたのだが、買うと結構高かったりするんだろうなと思い込んでいて買っていなかったのだ。しかしまさか100円ショップで売っていようとは・・・ 部屋に張ってみるとこれがなかなか良い。シャックの雰囲気が異様に盛り上がる。もちろん実用面でも使えるのだが、それ以上にインテリアとしての効果は絶大である。それがたったの100円。モービルワッチで使おうと思っていたペンライトもそこで買ってしまう。100円ショップ侮り難しである。

10/26 プリアンプ2号機の製作に着手。以前に失敗した部品も使って作り直す。今回はシャーシパンチを買って穴あけをしたので、製作は幾分楽になった。とにかく一回成功しているので自信を持って臨める。なのに最初LEDが光らなかったので焦るが、配線間違いに気がついて修正し無事成功。さあ、次は短波用ループの修理だ。一体どこが悪いのだろうか・・・

10/25 夜、我がMW-DXの師、T氏と一緒に三浦半島は剣崎にモービルワッチに行く。事前に同氏が下見をして下さっていたので、車を止めて長いアンテナが張れるポイントにすぐにたどり着く。そして100mのアンテナを張っていざワッチ。今日はTP中波はHawaiiを除き今一だが、LA方面短波はまずまず良好。La Cruz del Surなどこんなに良好に聞くのは初めてである。この他自分にとって初受信になりそうな局も数局受信したが、浮気しながらワッチしたためどれもIDが取れぬままに終わる。残念!一局一局確実にいけば良かった・・・まあそれでも次があるさと気楽に思えるのがモービルワッチの良い所。また近日中にやろう。

10/24 今晩はバランを作ってみた。モービルワッチで使用するロングワイヤーアンテナとリグとの、インピーダンスのアンマッチを解消するためである。この件ではメカに詳しいT氏にメールでご質問をし、氏は非常に親切に解説してくださった。材料は作ることを見込んで買っていたものと、これまでの部品の余りを流用する。非常に簡単に完成。試してみるとちゃんとつながっているようではある。さあ、これでワッチの準備は完了した。あとは聞くのみ!ちなみにこんな感じである。

10/22 今日はアラスカのKICY(850kHz)をやっと確認。これまでも何回か同局らしき電波は捉えていたのだが、残念ながらIDは取れていなかったのである。同じくアラスカのKNOM(780kHz)も入感。少しずつTP受信局も増えてきた。ただまだアラスカ止まりなので、次は米本土に上陸したい。

10/20 KDXC WebのBBSでの情報を参考に、Voice of CroatiaとBayerischer Rundfunkを受信しレポートを書く。Croatiaはあまりなじみがなかったせいかレポートを書くのは初めて。BRは年内で放送休止との情報だったので、書けるうちに書いておこうと思い書いたのであった。それぞれクロアチア語、ドイツ語の放送で内容までは書けなかったので、受信を証明するためにID部分を録音したFDを同封して送る。通常のレポートよりも80円多く郵便料金がかかったが(110円→190円)、備えあれば憂いなし。返信が楽しみである。

10/19 またまたラジオを買ってしまった。と言っても昔のBCLラジオであるが。自分で選ぶ最初のラジオを買うときの候補のひとつでもあった、東芝のTRY-X2000である。確かにノミネートはした筈だが、何故TRY-X2000ではなくSkysensor5900にしたのかは思い出せない。価格差もほとんどなかったし、デザインで言えばTRY-X2000の方がむしろ好きだったし、しかも1.6MHz~フルカバー(5900は3.9MHz~)とその点でも勝っていたのだが・・・しかし周波数読み取り精度は5900の方が上手。やはりそこを重視したのだろうか。いずれにしても当時5900に決めたことは正解であったのだが・・・そして今日からShackのラックの上に5900、2200、そして2000が仲良く並んでいる。

・夜はTPが良く聞こえる。ただ気が付いたのが23時30分近く、そこから残念ながら下り坂。聞こえていたのはTPで言えば常連なのだろうが、滅多に聞けない私としては、IDを取ろうと必死。しかし取れずに次回の課題に。それでも昨年までは無理だと思っていたのに、今年は「家でも聞こえる」という自信がついてきたのも事実である。今シーズンは楽しみだ。

10/18 遅まきながらJSWC創立50周年記念誌を購入。自分の「空白の20年間」(1980~2000年)にどんなことがあったのかとても興味があり、それが分かるのではないかと思ったのである。もちろん私がBCLに出会う前の日本のBCL界の動きにも興味があった。早速読み始めているが、50年間の動きがダイジェスト風に収められており、大まかには動きが追えるようである。じっくり読んでみたい。

10/17 WWDXC他のサイトで報じられていたR.TV.Hong Kongのヨットレース特別放送を受信した。3940kHzで時間は18:33~。この時間には帰宅できないのでタイマーで録音したら、しっかり入っていた。Hong Kongの放送は、これまで中波も含めて全く受信したことがなかったので嬉しかった(20年前の第一次BCL期にも、短波放送は既に廃止になっていた)。しかしタイマー録音で受信すると、自分で受信したような気がしない。何とも味気ないものだということをはじめて知った(苦笑)。

10/16 先週末に行ったモービルワッチに感動して、私も絶対に始めようと心に誓った次第である。そこで電源を気にせずに使える外部バッテリーであるとかワイヤーアンテナとかを揃えようと思い、何気なしにネットで調べたらちょうど良いバッテリーが通販で入手できた。もう製造中止になってしまった商品だが、流通在庫は探せばあるようだ。しかも破格値で購入できてとても満足である。あとはアンテナだ。さあ、買い揃えてデビューしよう!

10/13 昨日そして本日、本サイトに「懐かしの受信音」のコーナーを立ち上げた。以前から折角のインターネットなので、音声ファイルを何らかの形でアップしてみたいと思っていた。しかしパソコンの不調で録音機能が使えなかったり、別なパソコンでmp3ファイルを作ってもやたらサイズが大きかったりで、その辺りの原因究明に思いのほか時間がかかってしまったのである。アップした局はいずれも常連局ばかりでDX的な価値はないが、オールドファンなら懐かしさを感じて頂ける局ではないかと思う。お時間のある時にでもお聞き頂ければ幸いである。

10/12 楽しみにしていた知人DXer氏とのモービルワッチを敢行。氏はモービルワッチのベテラン。同氏に先導頂き街の喧騒を離れ小高い丘に登ると、そこは人工ノイズの極めて少ないDX天国。道路傍に車をとめ、道路沿いの潅木に100mのロングワイヤーを引っ掛け、いざワッチ開始!空電が多くまたコンディションもあまり良いとは言えなかったが、しかしそこはローノイズと100mLWの威力。以前からの課題だった3279.56kHz La Voz del NapoのIDを確認。これでやっと90mbLA局も受信できたと喜んでいたら、ところがこの日の圧巻はその後にきた。21時過ぎに同氏より「120mbメキシコ局が入っている」とのサジェスチョンを頂きダイヤルを合わせてみると、確かにしっかり聞こえるではないか!同氏は開始時のIDをしっかり取られ、私は残念ながらIDは取れなかったが、初めてのモービルワッチでいきなり120mbメキシコ局を受信し大変驚く。家では聞こえずかといってペディションにそうそう行く訳にもいかぬ中、その中間にあるモービルワッチは極めて有用な方法であると実感した。私もはまりそうである。

10/10 先日来散々苦労をしていたプリアンプの製作に、3度目でやっと成功する。それまでの2回は、自分では完璧と思っていたにもかかわらず、何か知らないところでミスを犯していたのだ。成功の要因は諸先輩方の親身なアドバイスであるが、中でもT氏の「蛇の目基板ではなくFCZ基板がよい」というアドバイスと、アドバイスにとどまらずご自身が作った作品を見本として送って下さったこと。大変有難いことであった。

・1回目、2回目で失敗に終わっている部品があるので、ぜひとも2号機、3号機を作ってしっかり習得したいと思う。

・アンプにてこずったせいで、BCLそのものもスランプに陥ってしまった(Diaryが10日間も空いてしまったのもそのせい)。これでやっと心のつかえが取れて、晴れやかな気持ちでラジオが聞けそうである。

9/30 帰宅すると韓国HLAZより返信が届いていた。今更なのだが、この局も初ベリなのである。これで日本語放送でベリを得ていないのは、インドネシアの声ただ1局となった。今まで2回出したが1回目は番組表だけが送られてきて、2回目はなしのつぶて。最近受信状況が良くないのでレポートを書く気にならないが・・・3度目の正直になるだろうか?

9/29 最近某サイトで紹介されていた「おとなの工作読本① 特集 ラジオ少年の時代」(誠文堂新光社刊 1,300円)を買う。とりあえず立ち読みしようと思っていたら、製作記事(昔の「子供の科学」とかの復刻記事含む)あり、「BCL再入門」あり、「秋葉原探訪」ありと、まさに自分の関心事にピッタリであった。とても買わない訳にはいかなかった。しばらく楽しめそうである。この本のターゲットはまさに私たちの世代である。電子ブロックの復刻版が飛ぶように売れこうした本が出版された今、BCLラジオそのものの復刻版が出ないかなと、実はひっそり願ったりするのであった。

・工作の方はやはりダメ。中小のアンプ部分もアンプ単体も、どこか間違えているようである。ちゃんと動作しない。仕方ないので詳しい方の集まるサイトで質問を投げさせて頂く。わずかな間違いだと思うのだが・・・

9/28 本日もBCL関連の知人の方2人と昼間に会う。そのうちお一方は今回やっとお目にかかることができた、この世界の有名人O氏、もうお一方は我がMW-DXの師T氏である。多忙なO氏の隙間時間を頂戴して、まずは一度ご挨拶させて頂くことになったのである。T氏はそれに便乗した格好。初めて会うO氏はネットでのお付き合い同様、明るくて実に楽しい方であった。O氏の都合でランチを取りながらの短い時間のBCL談義ではあったが、3人で大変楽しい時を過ごした。その後T氏には拙宅までお越し頂き、引き続きBCL談義に花を咲かせた。過密スケジュールの中、近くの駅まで出てきて下さったO氏、遠方より来て下さったT氏には改めてお礼申し上げたいと思う。長くお付き合いしていきたい方々である。

・その後中波用ループアンテナ「中小」にアンプを組み込む作業に着手。まだアンテナを外に出していないのだが、実験はどうやら成功したようである。簡易的にRXにつないでアンプのスイッチを入れるとゲインがあがる。明日本格的に外に出して接続してみる。ただ1点心配なのは電源が入っていることを示すダイオードが、点灯しなくなってしまったこと。壊れてしまったのだろうか? 抵抗を入れなければいけなかったかな?パーツ屋のおじさんに入れろと言われたような気がするのだが・・・ 同時にアンプ単体も作ったが、こちらは・・・ちとおかしい。何かが間違っている。明日再チェックである。

9/27 昨晩はBCL関連の知人の方2人と3人で飲みに行く。3人ともほぼ同年代であり、「BCLをはじめたきっかけ」「リグの移り変わり」「今日本にBCL人口は何人いるか?」「BCL本を作ろう!」などの話題で大いに盛り上がる。生まれも育ちも仕事も全然違う3人が30代半ばを過ぎてから知り合って、こうして意気投合する趣味の世界を改めて素晴らしいと思った。またちょくちょくやろうと思う。

9/24 本日帰宅するとHungaryのR.Budapestより返信が届いていた。かなり以前に知人から、私の書いた手紙が同局のNews letterに掲載されたことを聞いていたので、ちゃんと届いているはずなのに何故返信がこないのかとがっかりしていたのである。返信には実に250余日かかった。また励みになるし、頑張ってレポートを出そうという気になってきた。

9/22 自宅に張っていたワイヤーアンテナのマスト(竹)が、経年劣化で危うくなってきた。1週間くらい前に気づいたのだが、縦に亀裂が入っている。かなりしなっていて、折れたりすると電線に接触しかねない。これはいかんと慌ててマストの交換をする。幸い以前に頂いていたもっと太い竹があったので、それに取り替える。これでしなりもなくなってワイヤーも以前よりピンと張られ、見栄えも良くなる。まずは一安心。

・今晩もTP-DXにチャレンジ。すると今日もアラスカ局が聞こえていて、その中の650kHz KENIを確認。聞き始めてみると結構聞こえるものである。なんとなく受信のコツを会得したように思う(ノイズの中にかすかに聞こえる言葉に集中していると、数分後英語として浮かび上がってきて、しばらくするとまた沈む・・・これの繰り返し。その浮かび上がった瞬間にIDを取る。もちろん運という要素も大きい。)。

9/21 今日は以前作成した中波用微小ループアンテナ、通称「中小」に組み込むプリアンプの作り方を教わりに、近隣のDXer氏のお宅にお邪魔する。このアンテナ、決してパフォーマンスが悪い訳ではないのだが、ALA-1530と比較すると増幅されない分なんとなく物足りない気がするからである。やろうやろうと思いながら、入院があったり(作り方が)よくわからなかったりで、今日まで来てしまった。同氏は以前に作成なさった経験があり、実物も見せて頂きに伺った訳である。指導頂くつもりでいたのだが、結局全てやっていただいてしまった、残念ながら部品が足りず完成は持ち越しとなったが、回路図を見てどう配線すればいいのか理解したのは収穫。アンプ付きバージョン完成が楽しみである。

・などと日記を書きながらラジオを聞いていたら、ダメもとで狙っていた780kHzで北米中波らしき局が入感。そして23:00に「KNOM」のIDを確認。TPは今年3月にミニペディで初めて受信したのだが、このときにはIDは取れず。そういう意味では今日が文字通り北米中波局「初受信」となる。850kHzでもそれらしき局(KICY?)が聞こえる。いずれも入門局でありパイロット局なのだろうが、とにかく嬉しい。北米中波を聞くのは大昔(中学時代)からの夢のまた夢だったから・・・

9/20 調子の悪かったこのPCのOSを再インストールする。悪かった点はいくつかあるのだが、そのひとつが何故か録音機能が使えなかったこと。今回の再インストールによってこれまた何故か解消。やりたかったのはMDに録音した受信音のMP3への変換&Webへのアップロード。これでやっと目処がついたので音声でも遊んでみようと思う。

9/15 今日はパソコンからリグを制御することを試してみる。以前から興味はあったのだが、なかなか実験することが出来ぬまま今日に至ってしまった。今回詳しい方のアドバイスを頂いてやっと実行。使用したのは「ERGO」というポピュラーなソフトのデモ版。http://www.swldx.com/よりダウンロードしてインストール。パソコンとリグを結ぶRS232のクロスケーブルは近所のジャンク屋で200円で購入。ちょっと苦労の末、NRD-535に接続し準備完了。勿論取説を見てそういう機能があることは知っていたのだが、実際にパソコンから操作出来ると素朴に感動してしまう。結構奥が深そうなのでじっくり検討して、製品版を購入するかどうか見極めようと思っている。

9/11 今晩のLAもなかなか良し。Ecuador方面は良好だったようで、自宅で初めて90mbでLAらしき局を聞く(3279.57 La Voz del Napo?)。もしそうだとすると、大昔/復活前に夢のまた夢であったことを実現したことになる。私の自宅は大して都会でもないくせに、これまで影も形も拝めなかったのである。すっかり90mbLAコンプレックスであった。だから全然珍局でもないしレポートもよく見かける局だが、やはり嬉しい。次回はしっかりIDを確認したい。

9/7 今夕のLADXはなかなかFBで良かった。9/4も良かったがそれと同等以上か?このくらい聞こえるとやる気も起こる。春以来聞く気が起こらないような状況が続いていたが、いよいよ好転の兆しである。

・随分日が経ってしまったのだが、8月末に受信した南極R.Nacionalのレポートをやっと書き終える。初めてのスペイン語レポートだが、果たして結果は如何に?

9/6 RF SystemsとLOWEの代理店、イケダアンドロカーよりメールを頂戴する。以前より関心を持っていたのだが、買い物をする機会が無く、HPがあればいいのにと思っていたのである。私の愛用しているT2FDも売られていた。両社の製品は他では扱っているところは非常に少ないと思うので、ファンには重宝するかもしれない。(リンク集に入れました。)

8/24 本日は年に一度のハムフェアに行く。会場がパシフィコ横浜から東京ビッグサイトに変わったので、遠くなってちょっと不便。会場は開催日数の短縮のせいか非常に混んでいる。そして受信機とか書籍などを中心に見て回るが、これといったものはなし。ネットオークション全盛時代の今、買い物のためにハムフェアに行くのはもはや効率的ではないような気がする。しかも急な所用で一巡したら早々に引き上げなければならず、夜に予定していたオフ会に参加できず残念。

8/21 今朝は南極、R.Nacional Argangel San Gabriel の受信状態がまずまず良かったので、レポートを書いてみようと思う。しかし実は私はこれまで、日本語/英語以外の言語のレポートは書いたことが無かったのである。もっともこの日を想定して、以前にBCL連盟にお邪魔した際に短波誌の記事「スペイン語レポートの書き方」のコピーを取らせて頂いていたので、いよいよそれを活かす時がきたのである。ただワープロで打つときに、アクセント記号とかをどのように出せばいいのか分からなかったので、知人DXerに尋ねて教えてもらう。まだタイピングを始めたばかりだが、果たして上手く作れるだろうか。そしてベリをゲットできるであろうか。

8/20 午後一番に神田でアポイントがあったので、少年時代から一度は訪ねてみたいと思っていた「科学教材社」に行ってみる。BCLの好きな方は同時に「子供の科学」とかそこに毎号掲載されている電子工作キットに憧れた方も多いのではないかと思うが、私もその一人だったのである。ゲルマラジオとかを通販で注文して、夢中になって作ったものである。場所は大通り沿いではなかったので少し探したが、間もなく見つかる。何やら見た感じは、ちょっと大きめの模型屋さんといったふう。中に入ると電子工作のキットとかNゲージとかプラモデルとかが所狭しと並んでいる。バーニアダイヤルとかエアバリコンとかのレア物もある。少年には夢のような空間であろう。もう少しラジオ関係のグッズがあると面白いのにと思いながら、残念ながら今日のところは何も買わずに店を出る。とはいえなかなか楽しい体験であった。

8/19 マーカー発振器、ミズホMX-1Dが果たして使えるかどうかの実験を、クーガ115を使って行う。とは言え使ったことも無いし取説も無いしで、実は良く分からない。しかし幸いにも「BCL Q&Aハンドブック」にマーカー発振器の大まかな使い方が記載されていたので、それで大体要領は掴めた。電源を入れると、間違い無くマーカー信号は発振されるようである。そこで7190KHz中国国際放送を受信して1MHz→500KHz→100KHz→50KHz→10KHzと信号を発振させていくと、確かに7190KHzでゼロビートが取れてほぼ正確な周波数が判明した。しかしここに行き着くまでが大変!ダイヤルの指使いたるやまさに腫れ物に触れるような微妙さである。昔の人は周波数を読むために大変だったんだなーと、先人の苦労を偲ぶ。現代人はとてもこんな悠長なことはやってはいられない(笑)。面白かったので写真に撮ってみた。

8/18 リグや周辺機器が増えて以来机を2つ並べたにもかかわらず手狭になってしまい、ログを書くスペースも無くなってしまった。膝の上にノートを載せて書いている始末である。その上散らかってしまい全然スマートでなかったので、ついに重い腰を上げシャックの全面的レイアウト変更を行う。ポイントは普段は聞かないリグは別途購入したラックに陳列する、パソコンは別途パソコンデスクを購入してそちらへ移すという2点である。昨日、本日と2日にかけて行ったが、病みあがりの体にはハードだったのか、終わる頃にはぐったりしてしまい頭痛までする始末だった。しかし苦労の甲斐あってシャック内は非常にスッキリ整然として、無事物書きのスペースも出来た。これにすっかり気を良くしてしまい、次はBCL用本棚と座り心地の良い椅子を置こうと決心した次第である。

8/17 時々立ち寄る近所のリサイクルショップに久々に行く。このショップ、無線機、受信機関係が充実しているなかなか面白い店なのである。以前に9R59Dが売られていたので、思わずカードで衝動買いしてしまったことがある(実用に堪えず残念ながら返品)。冷やかし半分眺めていると、おやっ何やらレトロなものが・・・そう、BCLブーム期に流行して自分も欲しかったが買えなかったミズホ通信の「BCL付加装置」-その中のマーカー発振器「MX-1D」であった。あまりきれいではなかったし、そもそもマーカー発振器の必要性はどこにも無いのだが、1,500円だったのでまあ分解して回路の勉強してもいいかな位のノリで購入。洗剤で磨いてやると結構きれいになる。使ってみたいのだが、アンテナ端子・リグ端子のターミナルが取れてしまっていて無いので、それを買ってきてからである。手持ちの中で周波数直読できない唯一のリグ、クーガ115で実験してみようと思っている。

8/15 日頃義務的に読んでいる日経新聞に、珍しく吸い寄せられるような見出しがあった。「海外の放送局日本語でサイト」というタイトルで、ブロードバンド時代を迎え、情報発信のメディアが短波放送からインターネットのストリーミング配信に置き換わりつつあるという記事であった。確かに時代の趨勢であり、現にこのようにインターネットの恩恵を存分に享受しているのではあるが、残念ながら私はインターネット放送には全く魅力を感じない。そもそもラジオを聞く目的が「番組を楽しむ」のではなく、「電波を捕まえる」というところにあるからである。まあ私のようなリスナーの方が邪道なのだから仕方の無いことなのだが・・・ 結論的には寂しい記事であった。

・今朝もラジオを聞いたのだが、5010KHz/R.TV Malagasyが4時前にまずまずのコンディションだった。正時のIDを聞き逃したのだが、終了時の「国歌」でまたまた「確認」(まさか他国の国歌で終了する放送もないであろうから・・・)。役に立つなー、National Anthems of the World!

8/13 3時半過ぎに目が覚めたので、折角なのでラジオを聞く。中波では558KHz/4AMが一瞬浮かび上がってきたので、クリアなIDを録音した。同様に5030KHz/R.Burkina Fasoも鮮明なIDを録音した。今回受信音の整理をしてみて録音の悪い受信音は再度聴く気がしないことを痛感したので、状態の良い日はきれいな録音を録ることを意識しようと思ったからである。明日も起きれるかな?

8/10 かねてからやろうと思っていた受信録音MDの整理を行う。復活前と復活後を合わせると、74分MDの枚数が13枚、延べ局数はなんと392局に及んだ。全て聴いて過去の記録と照らし合わせてリスト化するのは、まさに一日仕事だった。

・その中で面白かったのは大昔(78年8月1日)に受信したR.Nepalの受信音。IDが明瞭にとれないまま放送終了となり、国歌らしき曲でs/offするのだが、この曲がネパール国歌であるかどうかを確かめてみたのである。その昔だとネパール国歌を調べようと思うととんでもない労力がかかったろうが、今の世の中ならインターネットで簡単に聴けるので何とも有難い(National Anthems)。そして24年後の今日に無事ネパール国歌であることが確認でき裏付けがとれて、何か感慨深いものがあった。

7/2 6/28、29の茅ヶ崎柳島ペディの様子をレポートにまとめたので、お時間があれば是非ご覧あれ。当日のせかせかしない何とも楽しい様子が伝われば幸いである。