6/30 今更ジローながら、ニッポン放送のベリをゲットする。国内民放中波局ベリ収集も、やっとそろそろ終わりそうである。さっさとやればいいものを、もう一年以上かかってやっている。思えば琉球放送を受信してレポートを送ったのが、丁度一年前の6月のことだった。関東は最後の最後にしようと思っていたのだが、先日土曜日に出勤ですることがなかったので、3局(ニッポン、TBS、文化)を受信して書いたのであった(またまた会社の人間見てないだろうな(笑)。)。あとは大阪/名古屋が各2局と関東1局の計5局だ。

6/28 月曜早朝中波ワッチは、この日も空振り。空電でバリバリうるさく、また信号も特に強いところがなかった。という訳で早々と見切りをつけて朝まで寝る。

6/27 本日、当サイト開設3周年を迎えた。早いものでもう3年か・・・ この間仕事の超多忙や盲腸での入院、その他極めて個人的な事情で時々更新が滞ったこともあったが、ここまで無事に続いてきた。というか、私にとって自分のHPは「心のオアシス」であり、続けようと思って義務的に書いてきた訳ではない。ここに書き込んでいる時は仕事を忘れ悩みを置き去り、心から楽しんでキーボードを叩いていた。これもひとつの男の隠れ家のようなものだと言ったら、ちょっと大げさだろうか。だからこそ夜遅く帰って来てもすぐには寝ずに、書きたい時はここに書いていた。睡眠不足になっても、その方が自分にとっては「生活の潤い」が得られて、大いにストレス解消に役立ったのである。3年も書いていると、駄文とは言えその量的な蓄積も相当なものになる。自分のBCL活動の良い記録であり、年頭に刊行した「バーチャル書籍」のようなまとまった長文の材料にもなる(できれば今後も毎年書いていきたいと考えています)。サイトを通じて多くのBCLの方とも出会えたし、今後もやめる予定は全くない。引き続きご意見ご感想等頂戴できますと、大いに励みになります。これからもどうぞよろしくお願い致します。

6/21 という訳で張り切って月曜早朝ワッチをするが、台風の影響もあって空振りに終わる。これは空電の発生の他、台風情報を流す民放が放送を停止しなかったので、クリアチャンネルになるチャンスが減ったせいでもあった。例えば先週ABCが聞こえた936では、この日は宮崎放送がオールナイトで放送を続けていた。うーむ、残念。

6/20 夕刻にAUS方面を狙って数チャンネルワッチしてみる。すると846、855で英語が聞こえる。855は19時にABC Newsのテーマ音楽が聞こえる。このチャンネルでABCを受信するのは初めてである。4(Queensland州)エリアの局と思われるが、なかなか厳しい環境になったとは言え結構聞こえるものだと感心する。846のPopsは先日もモービルで聞いた民放かも知れない。コンディションはそれなりに良いのであろう。この調子ならば、明日の早朝は是非ともワッチしてみたい。

6/19 土曜出勤から帰宅すると久々に海外からの手紙が。どこだどこだと急いで封筒を見ると、オーストラリアのABCからである。ああ、これは3月に受信した5RNだなと思いながら封を切る。残念ながらカードの裏面のデータ欄は空白だったが、それでもこれまで返信の来なかったABCから返信が得られたのだから嬉しい。レターとかステッカーとかパンフとかいろいろ入っていて、マニアとしては大満足である。いつも書いてしまうがたまにこういうことがあるから、やっぱりレポートを出すのはやめられないんだなあ。

6/15 T師よりNHK第一各局が停波するとの情報を頂いたので、深夜(未明)ワッチを敢行。ただ1時過ぎに起きる筈が、何故か寝過ごして3:30くらいになってしまう。実施に聞いてみると、567/札幌、666/大阪、729/名古屋が停まるとは聞いていたが、それ以外もかなり停まっていた。しかしかなりの局がキャリアを切らないので、大いに憤る。ノッチを聞かせるとかなり軽減されるのだが・・・。ただ今日はそうしたことを云々する以前に、コンディションそのものが今一であったようである。729は前回のように5RNも聞こえない。従って早々と諦めて、4時過ぎには寝てしまう。

6/14 今朝は2時前に起きることが出来た。早速聞き始めると、今日は心なしか南方面が良いようだ。936はコールは特定は出来ないが630/4QNとパラを確認。BrisbaneのABC-4PBであろう。この他いつもの693/4KQ、774/3LO、1116/4BCなども聞こえる。しかし我が師はなかなかいいところを突いてくる。1053がクリアになった瞬間を見逃さず、Canberraの5kW局2CAのIDを取っておられたのである。さすが!自分はこのチャンネルがクリアになったのは気付いたが、残念ながらAUS局には気が付かなかった。4時に936でABCNewsのテーマが聞けないかと狙うが、一足早く宮崎放送/秋田放送が開始して聞けず。残念。
 ところでこれまで何度も深夜DXをやっていく中で、中波DX局が聞こえる「感触」がやっと分かってきた。聞こえてくる信号は本当に微弱である。近隣諸国の信号の裏で、かろうじてか細く聞こえているのである。しかもフェーディングの周期で、浮いてくるのはほんの一瞬である。運がよければこの瞬間にIDが取れるといった感じであり、ある程度の強さで連続的に聞こえるのは、ほんの一部の常連局に過ぎないのである。そうした中でクリアチャンネルは絶対的なチャンスである。何かしら聞こえる可能性がある。したがってこここそ、何かが浮かび上がってくるまでしつこく聞かなければいけないのであろう。この辺りが中波DXの極意ではないかと自分なりに悟った次第である。

6/12 法事で家内の実家=新潟に行く。以前にもこのDiaryに書いたが、彼女の実家は信濃川のすぐそばにあり、ここにLWを張ってワッチしようと企てて忘れ物をして出来なかったことがあった。今回こそは実現しようと、持ち物をしっかり確認して出発する。そして家族にはなるべく迷惑を掛けぬよう、隙間時間を使ってワッチに出掛ける。河川敷に沿って、せっかくだからと100mのワイヤーを張ってみる。近くにBSN(新潟放送)1062kHz、100Wの送信所があるのでお化けが出ないか心配だったが、何とか大丈夫そうである。しかし1年で一番日の長い時期ということを考慮に入れず17時に行っても、さすがにDX局はf/inして来ない(笑)。19時近くなってやっと少しずつ聞こえ始める。ところで太平洋側と日本海側では、やはりかなり状況が異なる。特に自分の好きな中波では様相が全く違う。この時間帯はいつもなら630に合わせればABCが、567や612に合わせればGuamが聞こえるのだが、こちらでは全く聞こえない。当たり前のことだが、オセアニア方面の局を聞くにはやはり太平洋側なのだ。その代わりと言っては何だがロシアは強い。549Mayakは強力、そして612で聞こえるのはGuamではなくロシアなのである。長波は普段は全く聞かないが、153、189などではローカル並に入っていた。さて肝心のDXの成果だが、この日は雨だったせいか今一ノイジーで、これといったものは得られなかった。3279.56のNapoなどは久々強かったが、あとはLA数局が聞こえていた程度であった。最近話題の3385のRRI-Kupangを絶対に受信しようとここ1点狙いでフォーカスしたが、いつまでたっても同波のPNG局が強く、その裏で弱く聞こえるのみであった。しかし家族に気を使いながらのDXも楽ではない。19:30に中華料理屋で待ち合わせして義母や義姉も交えて会食し、食べ終わってもう一度21:00前に同じ場所に行って22:00まで聞くという変則的な受信となる。そして22時過ぎに10分ほどでLWを撤収し、車で3分ほどの家内の実家に戻る。これだったら短くても自宅にワイヤーを張った方が良かったかも?でもまあ短いながらも楽しめて満足である。

6/7 九州のB氏上京に合わせて歓迎オフを開催。この日は偶然にも大阪のK氏も出張で東京にお見えになったのでお誘いし、関東からは自分も含め3名が参加して、さながら「全国DXerミーティング」の様相を呈する。B氏はスーパーアクティブなDXerで、いつも情報を頂いて懇意にして頂いている。K氏は「短波」時代にアフリカ方面で活躍なさった有名人。茶目っ気でサインを頂いたりする(笑)。いつもそうなのだが、オンラインで会話を交わしていて写真も拝見していると、初めて会った気がしないのは不思議である。いずれもオンラインでのお付き合い同様楽しい面々であり、時間はあっという間に過ぎていく。商用で中座せざるを得なかったK氏と、これまた仕事が長引いて途中参加のT氏が15分差で会えなかったのは残念であった。こんな草の根オフ会を繰り返しながら、いつか本当に「全国DXerミーティング」が開催できればいいなーと、酔っ払った頭で考えていた。

6/6 N師よりKDXCの製作の刊行物のバックナンバーを頂戴する。私のBCLライフは、80年代及び90年代が空白になっており、この間にBCL界にどんな動きがあったのか非常に興味がある。今回頂戴したものは80年代後半から90年代にかけてのもので、そういう意味でも貴重な資料である。ということで今年に入ってから様々なBCL書籍を入手することが出来、お陰様で通勤時間は全く退屈することなく、大変楽しい時間を過ごさせてもらっている。

6/5 かねてから楽しみにしていたT師との河川敷モービルワッチを敢行。せっかくの場所なので、短時間ではあるが200mの南向きビバレージアンテナを張る。それで聞いたオセアニア方面の中波はさすがに良好。グアム3局はローカル状態で入感している。630ABC-4QNや1548同4QDも同様だが、後が続かない。クリアチャンネルが少なく、なかなかDX局は聞こえない。それでも846でABCニュースのテーマ音楽が聞こえたのはさすがである。この他最近話題の2960のNon-RRI、4960のPNGの宗教局などもFBであった。ビバレージの他実験を兼ねてフェライトバーアンテナも使ってみるが、こちらもなかなかFB。東向きに設置すると、1500でハワイKUMUと思しき局が聞こえる。ロケーションが良いとこれだけ聞こえるのか・・・などと改めて感激しながら、21時過ぎには撤収。今後の課題は、より軽装備で気軽にできるようにすることである。

5/31 23時過ぎに帰宅したというのに、何を血迷ったかレポートを書き始める。スリランカSLBCとオーストラリアの4ZRの2局で、いずれも2度目のトライとなる。なかなか書けなかったので、とにかく早く書いてしまいたかったのだ。返信はなかなか来ないのだが・・・ などとやっていたら既に日付は変わって6/1午前1時を回ってしまった。あーあ、まだ月曜日だっていうのに、週の始めから飛ばしちゃうんだから、まったくもう・・・

5/30 5/28未明に半分寝ながら聞いていたWorld Music Radio(15810,Denmark)の受信音を聞いてみる。すると音楽の切れ間にしっかり「WMR」と言うアナウンスが入っており、続いてe-mailアドレスがアナウンスされていた。状態は良くないが何とか確認できた。やはり必ずMDだけは回しておくべきだと思う。昨年12月にフィリピンの中波局DXED(1224kHz)を受信したときも、自分は寝入ってしまったがMDがしっかりIDを取ってくれていた。いずれにしても久々の初受信局で嬉しい。

5/29 3月末に作って失敗に終わっていたデジタル周波数カウンタだが、今回キットのメーカーさんに相談したところご厚意で修理して下さって、本日届く。届くや否やすぐにFRG-7に接続しスイッチを入れるが・・・残念ながらダイヤルを回しても表示される値は全く変動しない。何故だ!(っつーかリグからの局発出力のやり方を失敗しているだけだろっつーの)。落胆するが、問題の大半は片付いているので、ゴールまでは遠くない。何とかこぎつけて、デジタル表示になったFRG-7を早く拝みたいものである。

5/25 日中、移動時間の合間に古本屋に立ち寄ると(またかよ!会社の人間見てないだろうな(笑))、「ラジオの製作」を発見してしまう。99年4月号だが、チラリと立ち読むと、これが実はラ製の最終号だった。放置するに忍びなく、100円玉3枚にて購入し移動中の電車の中で読みふける。勿論BCL系のコーナーもあって、「短波」に比べると確かにビギナー寄りだが、それでも「短波」なき後の数少ないBCLの情報源として楽しみに読んでいた方も少なからずおられたであろう。自分のBCL復活は2000年11月なので、これに間に合わなかったのは残念だった。いずれにしても最近の雑誌にはない「味」がある。古本屋で見つけたら即「買い!」だと思う。大いにお奨めしたい。

5/24 またまた今朝も月曜早朝ワッチ。例の如く全体の様子をみるべく531kHzから順に9kHzステップでスキャンする。540、549、558、567、576、585、594、・・・あれ、594ってNHKが聞こえないんだけど、ひょっとして停まってる?そう、停まっているのだ!594でNHKが停まっているのに遭遇したのは初めてである。そしてそのチャンネルでは、フィリピンらしき局が結構強力に聞こえている。恐らくこれがDZBBという奴であろう。いやー、感動!しかし考えてみると、3月に729で名古屋第一が停まったときにオーストラリア5RNが良好に聞こえた時にも思ったのだが、現代のMW-DXerは何という過酷な環境にいるのだろうか。NHKとKBSの24時間放送がなければ、夢の電波旅行の世界がそこには広がっているであろうに・・・。そう思うと心底残念でならない。もうこれだけFM放送網が発達してきたのだから、そろそろ音質のいいFMに全面移行してくれよ、NHKよ。そう思わずにはいられなかった。さて594は残念ながらIDが取れぬまま、3時の時報でNHKがキャリアオンしあっという間に潰され、束の間の夢は消え去ったのであった。

5/23 夕方リグのスイッチを入れて中波を聞いてみると、612で久々GuamのKUAMが聞こえる。T師もHPで書いておられたが、やはりこの時期は夕方の南方面が良い。630の4QNもローカル並の良好さ。ノイジーなのと、あとが続かない(クリアチャンネルが少ない)のが残念だが。せっかくのシーズンなので、近々に河川敷でビバレージでも張って聞いてみたいと思っている。

5/22 大阪でオフ会を開催していらっしゃるお三方に陣中見舞いの電話を入れる。B氏は時々電話でもお話しするが、あとのお二人はネットでは親しくさせて頂いているが、お声を聞くのは初めて。へえー、この方はこんな声だったのか、と何か不思議な気持ちになる。この日は3人で工作をしてワッチをして飲むそうで、電話の声にその楽しさが伝わってくる。先日は自分が名古屋にお邪魔したので、なおさらよく分かるのである。次回は是非大阪にもお邪魔したいものである。

5/21 RKBより無事にベリが届く。これで国内中波民放局は8局を残すのみとなる。さっさとやってしまえば良いのだが、億劫がってなかなか終わらない。しかしそろそろ終わらせたいところである。それにしても海外からは全く返信が来ない。AIR、UNR、5RN(これはそもそも来ないと諦めているが)・・・どこも音沙汰がない。こうした現状が、海外にレポートを出そうという意欲を減退させている。根気良くやるしかないが。

5/17 下記の余勢をかって月曜早朝ワッチを敢行。2時前に起床して中波帯全体をざっと見渡すと、いろいろと入っていて悪くない。南方面が良かったようで、567のKGUMがNHKとKBSの合間を縫って聞こえてきたり、558/4AMはAM神戸終了後DZXLと喧嘩しながら確認できた。その中でも嬉しかったのは1476の4ZR。そんなに熱心に狙っていた訳ではないが昨年11月の茅ヶ崎ペディ以来の受信で、自宅で受信できたのは初めてなのである。しかしわずか2kWの小出力局がここまで聞こえるとは、やっぱり電波は面白い。そんな感じで久々にMWDXを満喫し、4時の1413BBC-OmanのSAを聞いて満足して、起床までの束の間の眠りにつく。

5/15 飲んで帰ってきてラジオを聞くと、深夜2時過ぎに693オーストラリア4KQが良好に入っていた。その前夜は801グアムKTWGがこれまた良好だった。いずれも常連局であるが、最近根気がないせいか常連すらも聞けない状況が続きスランプだっただけに、やっと少しやる気が戻ってくる。

・九州福岡はKBCラジオから返信が届く。しかしどういう訳かそこには2枚のベリカードが入っていた。何故だ?と思ってよく考えると、そう言えばその少し前に送ったRKBラジオからの返信が届いていない。もしやと思って送ったレポートの控えを見ると、2枚のうち1枚の受信日時がRKBへのレポートと完全に一致している。な、なんと、私はRKBのレポートをKBCに送ってしまったのだ!何というそそっかしさ!お恥ずかしい限りである。そこで事情を簡単に書いて、少し古いレポートをRKBに送り直すことにする。

5/11 1月に製作したフェライトバーアンテナがちゃんと動作するようになる。最初は成功したように思ったのだが、何故かゲインが低かった。元々そんなにハイゲインではないのだろうが、それにしても低過ぎる。何かがおかしい・・・。そんな訳でせっかく作ったのに全然活用できずにいたのだが、思い切って設計者のS師にご相談したところ、送ったら見てあげますよと仰って下さったので、お言葉に甘えてしまったという訳である。師は回路をチェックして、ご親切に悪かったところを修理してご返送下さった。有難い限りである。そこで早速ワッチしてみると、ゲインが全然違う。フィリピン局がしっかり聞こえる。120mbもカバーするのだが、ABCも良好に聞こえる。うん、これならOK!ちゃんとDXに使えそうだ。これでモービルワッチ&小旅行のアンテナが出来た。いろいろ遊べそうであり、大いに楽しんでみたい。Sさん、改めて有難うございました!!

5/3 昨日~今日の一泊二日で、名古屋はNDXCオフ会に参加させて頂く。「永年の夢、ここに実現する」である。憧れのOMさんをはじめとする素晴らしい方々と飲んで食べて語り、また夢の名機でワッチをし、最高のひと時を過ごすことができた。Diaryの数行で書くには勿体無い貴重な経験であったので、記憶と感動が薄れないうちに随想に纏めようと思っている。

4/27 昨日喜びの興奮のあまり書き損なったこと。昨朝は国内中波局ベリ収集のために、福岡のKBCラジオの放送開始時を聞く。ところが開始アナウンスのあとに始まった番組は、なんと「おはよう浪曲」! ベリのためとは言え、一週間のスタートに何故浪曲を聞かねばならないのか(笑)。先日のAM神戸の「ビバ!タカラジェンヌ」並みのつらさである。しかし朝の4時半から浪曲なんて聴く人がいるのだろうか?余りにも爽やかでない一週間のスタートであった(爆)。

4/26 今日はまた大変驚くことがあった。DXerの大先輩よりメールを頂戴したことである。私はさる方のお取次ぎにより、このGW中に全国的にも有名なDXサークルのオフ会に参加させて頂くことになったのだが、この方が私も参加することを伝えて下さったのであろう。先んじて歓迎のメールを頂戴してしまったという訳である。余りのことに驚きそして感激して、迷惑も顧みず長いメールを返信してしまった。またまた気分は中学生。神様のようなOMさんに会えるのが楽しみで仕方がない。指折り数えて待ってみよう。

4/25 娘達と本屋に行ったところ、「大人の科学マガジン」が目に入ってしまう。今回は「ラジオ大特集号」とのことで、「ラジオが鳴るしくみ」「ラジオ歴史図鑑」「BCLの世界」などが記事として掲載されており、付録は鉱石ラジオキットである。ラジオと聞くとついつい読んでしまうし、読むと欲しくなってしまうのが人情である。衝動買いしてしまって早速目を通し始める。コイルを自分で巻くラジオは作ったことがないだけに、作ってみるのも悪くない。面倒臭そうだけど、少しずつ楽しみながら作ってみようかな。本の方はパッと見、2年前の「大人の工作読本~ラジオ少年の時代」の方が本格的な気がする。まあとにかくこちらも読んでみよう。

4/24 今日は友人DXerM氏が遊びに来てくれる。最近(ごくごく一部のオヤジで)流行りの昔のBCLラジオのフィギュアを入手して、私に譲るためにわざわざ持って来て下さったのである。私が欲しかったのはクーガ2200/115の2台だったが、リクエストに応えてその2台を届けてくれた。実物を見るのは初めてだったが、なかなか精巧に出来ていて、しかもオールナイトニッポンの懐かしいジングルが流れるなど、まさしく「オヤジキラー」そのものである。そんなM氏のご厚意にお応えするべく、自分の方では氏が興味を示されていたプリアンプの材料を買い揃えておく。駄弁りながら一緒に作ろうという算段である。そしてせっかくだからと、作業中のBGMとして先日のIS集を流すことにする。M氏は都度反応してくれて、「ああ、懐かしい!」とか言いながらその局にまつわる思い出話を語ってくれた。これは我ながらなかなか面白い趣向であった。あたかも中学生BCL2人が遊んでいるかの如くである(実際には当時はそんなB達が出来なかったのだが・・・)。年齢も仕事も忘れ(途中次女がちょろちょろしまくっていたのがウザかったが)、作業にふける。2時間ほどで作品は成功裏に完成して持ち帰って頂く。DXに貢献できれば幸いである。いやいや楽しい時間であった。M氏に感謝を込めて、実物とフィギュアの記念写真を掲載しておく。

4/23 仕事の移動中にふと立ち寄った古本屋で、Action Bandのバックナンバー「BCLラジオ名機大全」を発見する。以前新刊で見かけたとき定価で買うほどの気持ちは起きなかったが、今日は何と100円で売られていたので迷わずレジに持っていく。BCL書籍を読んでいると往々にしてどの機種も一様に誉めてあったりするので当てにならなかったりするが、この特集記事はかなり本音ベースで書かれていてなかなか面白い。スカイセンサー5900、クーガ2200はやはり絶賛されているが、トライX2000はケチョンケチョンで、「魅力がなかった」「あまり売れなかったのではないか」とバッサリ。同じくスカイセンサー5800、クーガ115も良く書かれているが、トライX1600/1700は、実は直読機のパイオニアであるにもかかわらず「パッとしなかった」「人気がなかった」と感想を語っている。そして「ラジオメーカーとしての東芝のイメージの弱さ」、「宣伝下手」、「営業力の弱さ」などを原因として分析している。特集号第二弾もまた古本屋で入手できないかと、虫のいいことを考えてしまうような面白さであった。

4/21 知人DXer氏に大昔のIS集を送って頂く。70局分のISや開始音楽、アナウンスなどがギッシリ詰まったお宝である。mp3で送って頂いたものをwavに変換してCD-Rに焼き、それをMDにダビングして、通勤時及び仕事中の移動時間に聞いてみた。何せ74分のMD2枚分なのだから凄い量である。どういう基準でこの70局を選んだのかは全く不明で、モスクワ放送や北京放送は入っていないのに、ハイチの4VEHが入っていたりとミョーな選局である。しかし懐かしい音なので、聞いていても眠くはならない。

4/16 知人DXerの方々との集まりに出席。考えてみると飲み会で集まるのは昨年の7月以来である。恐らく自分も含めこうした機会を切望していたのであろう。ほとんど間断なく3.5時間ほど喋りまくる。とは言え皆なかなか聞いている時間がないようで、受信情報の交換などといったものは一切ない。ラジオネタ、他のDXerの近況について(あの人は今!)、昔話などテーマはなくフリートーキングが続くが、とにかく爆笑の連続。いやー、久々心の底から笑ったという感じである。前から思っていたことなのだが、ミーティングではない「BCLについて語る」会が出来たらいいなと改めて感じた。「情報を出さなければいけない」とかの義務感の一切ない、純粋にBCL話を語る集まりである。同様の考えをI氏も持っておられたので意気投合する。とは言えそれは一定の経験の共有や人間関係の存在が前提で成立するものであろうから、ある程度特定の人々との集まりということになってしまうのであろうが・・・。しかし何か始めてみたいと思わせるような、そんな幸せな時間であった。

4/8 昨晩飲んで終電で帰ってきたので、2時を過ぎても起きていた。そこで2:30~のUnited Nations Radioを聞いてみる。周波数は17810kHz。まあまあ良好。パラの筈の15495kHzは入感せず。UNRは以前もレポートを書いたが返信が来なかったので、2回目の挑戦をするつもりである。そして今から0時過ぎにChannel Africa(17770kHz)を受信して、こちらもレポートを書こうと思う。こちらは相性悪くこれで4回目になる。

4/5 先月NHKの停波時に受信したオーストラリアの中波局、ABC-5RNのレポートを書く。「ABCなんて出したって、どうせ返信なんか来っこない」となかなか書く気が湧かなかったのだが、まあダメもとと思い直して書いたのだった。これで返信が来たら感動するんだろうが・・・期待せずに出して返信が来る、これこそまさに大人のロマンなんだろう。

3/30 帰りの電車で「Hz」誌のバックナンバーを読んでいると、隣りの席の男性に「凄いのを読んでいますねー!」と話し掛けられる。なんとなく視線を感じてはいたのだが、やはりHzに驚いていたらしい。少し会話を交わすが、私よりも少し若い方のようである。BBCの日本語放送中止をリアルタイムで体験したとのことであった。そう言えばこれまで電車の中でさんざん短波とかBCL書籍を読んでいたのだが、声を掛けて来る人は一人もおらずこれが初めてであった。まさか電車の中でBCL談義をするとは思ってもみなかった。この方はすっかりBCLから離れてしまっているそうだが、次回また会えたら復活を誘いかけてみようか?ほんの5分ほどの「車中ミーティング」であった。

3/28 昨日~今日にかけて、FRG-7のデジタル化工作を進める。ケース加工に失敗しもう一度買ってきて作り直し、FRG-7にBNCコネクタ装着、ピックアッププローブ作成、局発信号の取り出し・・・と全て終えスイッチを入れるが・・・恥ずかしながら下の写真の通り失敗。カウンタはあらぬ数字(文字)を表示しているし、ダイヤルを回してもデジタル表示は変化しない。これから原因究明と修理に入ることになるが、いつもこれが困るんだよな。どこでミスったのか探すのが大変だ。まあのんびり探そうかな、忘れちゃって放置したら困るけど。

3/27 今日は家族と近隣のBOOK OFFに行く。そこで「新電子工作入門」という本を発見(上記写真参照)。しかも100円とあって迷わず「買い!」。最近自分の電気知識の乏しさに情けない思いをすることが多いだけに、この読みやすそうな本を読んでまた知識を注入しようと思う。

3/25 3/14に受信したエフエム江戸川より返信が届く。有名な浮世絵(風景画)のベリである。今回はTDL~鶴見にかけて受信したので25kmと認定されて、20~30kmエリアでの受信に対するベリが発行された。2枚入っていたので何かの間違いかと思ったが、よく見るともう一枚は全員に送られる物であるとの注意書きがあった。

3/24 今日は非常に珍しい方からメールを頂く。なんと女性BCLの方からであった。これまで8年間のBCL歴の中で女性と接するのは初めてのことで、とても新鮮。最近会社の行き帰りに旧B連会報「Hz」のバックナンバーを読んでいて、ミーティングレポートに時々女性が登場したりして何か羨ましいような気もしていただけに、実にタイムリー。私はHP経由でメールを頂いた場合、相手が誰であっても必ず返信を書くようにしているが、今日の返信はひときわ力が入ったかも(笑)。現金だなあ・・・。でもBCLが好きな方なら老若男女誰とでも仲良くしていきたいのが本音ではある。

3/23 暗雲垂れ込めていたFRG-7デジタル化計画に光明が。先日知人のK氏にチャットでいろいろお尋ねしたところ、「100kHz以下の桁は表示できるのではないですか」とのサジェスチョンを頂いていたのである。確かに大昔の短波誌を読むと、455をプリセットすると100kHz以下の3桁が表示できると書いてあった。そこでカウンターのメーカーに確認したところ、「バンドを無視するならば可能である」との回答を得ることが出来た。よし、これで大丈夫!さあ、夢の実現へ向けていよいよあと少しだ。

3/21 今年初となるペディションを茅ヶ崎で開催する。今回は中波を聞きたいがあまり祝日でもないのに日月の開催としたため、参加者は3名に留まった。しかし3名以外にお一方、ある大先輩OMに特別参加頂くことになり会場にお越し頂く。以前より茅ヶ崎にご興味をお持ちであると伺っていたので、今回是非ご参加下さいとご案内したところ、ご多忙の隙間を縫って駆けつけて下さった次第である。年代は違えどBCLという共通の趣味について語る時に年齢差はない。一人の友達なのである。想い出、憧れ、情熱などいろいろな話題について語り合う。短い時間ではあったがそんな時を過ごせたことは、大変嬉しいことであった。氏は3時間ほど話したりワッチをしたりなさった後、キャンプ場の門限である22時前に会場を後にされた。

・肝心のDX成果だがLAが非常に良好で驚く。しかし最近はLAを殆ど聞かないので、どこを聞くべきかターゲットが絞りきれず中途半端なワッチになってしまったことは少々残念。短期決戦だけに狙いは明確でなければならない筈である。また一番注力するはずだった未明のワッチも、22日がやはり出勤になってしまった関係で徹夜というわけにも行かず、ゴールデンタイムに爆睡してしまったのもこれまた残念であった。でも早くも次回が楽しみである。

3/18 本日は狂喜の日であった。家に帰ると海外からの郵便が2通届いている。うち1通は3/5に受信したKKADであるとすぐに分かる。これで北米中波局からの返信も8局目になり、少しずつでも増えていっているのが嬉しい。もう1通は封筒に差出人が書かれておらず怪しい。一体どこだと訝りながら封を開けてみると、それはKKADと同じ日に投函したEMRであった。さすが怪しさは、海賊局だけのことはある(笑)。しかしこの2局、同じ日に投函して同じ日に返信が来るとはなかなか奇遇ではないか。返信が早かったのにも驚いた。

3/14 家族サービスで終日東京ディズニーランドへ。私自身は混んでいる場所と長蛇の列に並ぶのが大嫌いで、本当にサービス以外の何ものでもないのだ。そこでせめてもの慰みとしてTDL内の無線でも聞こうと、MVT-7100を持参する。周波数も周波数帳で調べてインプットしていく。果たして無線は非常に良く聞こえて、入場者数やアトラクションの待ち時間に関する情報が流れたりしてなかなか面白い。まあ別段役に立つというほどの情報でもないが、それでも家内は感心していた。

・ぐったり疲れてTDLを離れる際にカーラジオでFMを聞きながら帰ると、70年代を中心とした懐かしいJ-POPSが流れ、思わずノってしまう。堀江淳、杉山清貴、太田裕美、ブレッド&バター、中村雅俊、そして五つの赤い風船など(!)。「五つの赤い風船」まで分かってしまう自分が怖いが(笑。ちなみに流石にリアルタイムではない)。これらの懐かしい曲を聞いていると、疲れも随分と癒される。地場のコミFMかなとそのまま聞いていると、20:55に「FM江戸川」のIDが出る。せっかく聞いたのだし聞いた曲も殆ど知っていたので、レポートを書いてみようと思う。

3/13 FRG-7デジタル化計画に暗雲が。FRG-7の第1中間周波数は一定なのであろうか?そうでなくて可変のものだと(=コリンズタイプというらしい)、このカウンターキットは使えないのだそうだ。そんなこと買う前に確かめろよという感じだが、本当に人間がアバウトなもので(笑)、何とかなるんじゃないかと思って買ってしまったのである。ダメだったら別なタイプのリグで使うしかないが・・・。とりあえず只今バーテックススタンダートに照会中である。どんな形であったも完成させたいので、今日は工作の続きということでケースの加工を行う。初めてハンドニブラという奴を使って四角い穴をあけてみる。LEDののぞく穴になるのだが、少々ずれてしまって残念。

3/12 NHK第1停波に伴い、1時以降のワッチをする。メンテのために連続で数日間停まる、年に2回のビッグチャンスである。実は10、11日も聞いていたのだが、両日はもうひとつ冴えなかった。今日はオーストラリア方面が良かったのか、名古屋が停まった729でABC-5RN(南オーストラリア州、Adelaide)が良好に聞こえる。同波の韓国語局が終了すると5RNの独壇場になり、非常に良好に聞こえる。チャンネルがクリアになればこんなに良好に聞こえるのだ。NHK第1やKBSが深夜停波していた70~80年代のMWDXというのは、恐らくこんな感じだったのだろう。少年時代に中波を聞かなかったのが何とも悔やまれる。混信さえなければ50kWの電波は強力である。この他弱くて確認できなかったが1476の4ZR、そして常連の693の4KQは良好に聞こえていた。メンテナンスによる停波は13日深夜まで続くようなので、寝不足はキツイが最後まで聞いてみたいと思っている。

・以前より機会があったら読んでみたいと思っていた書籍、「短波放送入門」と「短波に強くなる」の2冊を入手。これら昔の書籍を読むことは単なる懐古趣味ではなく、まだまだ不足している自分の知識を補完すると共に、BCL LIFEの情熱に改めて火をつけてくれそうな気がするのである。またしばらく通勤時間の楽しみとなってくれそうである。

3/7 赤林OM「月刊短波」HPに「AIRが受信報告募集」と掲載されていたのを見て昨晩受信し、本日書いて早速投函。AIRはこれまで3回レポートを送ったが、返事はなしのつぶて。それだけにこの情報を見てこれは送るしかない!と速攻で準備をした。今度こそ成功するだろうか?てな感じで国際局でも返信を得ていないところがまだまだある。DX局からはなかなか返信が来ないのだから、並行してこちらもやっていこう。

3/6 先日聞いた海賊局European Music Radioと昨晩のKKADのレポートを書く。DX局に関しては余りにも返信率が良くないのでちょっとやる気を失っていたのだが、この2局は返信の実績もあるので、何とか書き上げて投函する。

・日中はデジタルカウンタの組み立て。後はケースへの組み込みとピックアッププローブのみ。早く完成させたいな。ところでこのプローブだが、昔の短波誌を読むとFRG-7本体の中に組み込んでしまっていたようである。そして電源も本体の電源から取っているようだが、一体どの辺りから取ればいいのだろう?ご存知の方がおられましたらアドバイスお願いします(と、最後はお願いモード)。

3/5 23時過ぎの帰宅だったがTPが開けていた。1550KKAD(WA,Vancouver)が良好に聞こえたので23:30のIDをしっかり録音。1520KZNY(OR,Oregon city)も大変強力になったが、残念ながらその時にはIDが出ず。とりあえずKKADだけレポートを書いてみようと思う。久々のTP局へのレポートになる。

3/1 月曜早朝中波ワッチ(バーチャルペディション)に参加。2時前に起床し、いそいそと聞き始める。ノイズは相変わらずだが、諦めずいろいろとワッチしてみる。自分の方で探して受信できたのは1035のSIBC、693の4KQくらいで、他は参加者の方から情報を頂きながらのワッチになる。そうして確認できたのが1566のAIR。大昔はインドも常連だったようであるが、自分などはこれまで受信したことがない。3:30のIDを確認しご満悦。しかしその間に我が師は、ミクロネシアと思しき局を受信されていた。いやはや凄い。

・ところで下記FRG-7のデジタル化計画に関して、Dialkid師匠がアドバイスを下さった。写真を添付して、バッファアンプ(ピックアッププローブ)について、リグへの取り付けについて、またケースへの四角い穴あけについてなど、実に有用な助言を下さる。ありがたや、ありがたやである。これで我が野望は、着実にまた一歩前進した。

2/28 一昨日発注したキットが早くも今日届く。そうなるとせっかちな自分はやはり取り掛からずにはいられない。夕刻から家族が外出したのをいいことに工作三昧。基板がカウンター部と表示部に分かれているが、そのうちカウンター部の殆どの部品を装着し終える。一箇所ミスってプリントパターンをはがしてしまって焦るが、何とか修復して一安心。明日で概ね出来てしまうだろうが、あとはケースへの組み込みが結構骨かも。そもそも四角い穴を開けるハンドニプラか何かを買わなければダメかな。そしてカウンタを完成した後には、信号を取り出す際に受信に影響を及ぼさぬための「バッファアンプ」なるものを作らねばならない。その回路図はあるが、その信号をにあのFRG-7のシャーシのどこを通して取り出すのか、実はまだ考え付いていない。穴はあけたくないし、できれば既存の穴を流用したいところだが・・・ FRG-7デジタル表示化計画、まだまだ先が長そうだ。

2/27 前日は北海道放送、今日は札幌テレビ放送からベリが届く。これであと残り11局。今週末は九州2局に書こうか。

2/26 最近すっかりシケていたのでここらで一発ペディションでもやるかと、茅ヶ崎サザンペディを企画。メンバーを募集する。すると日月(休日ではない!)という変則日程(個人的趣味=自己中)にもかかわらず、とりあえず自分を含めて3名が参加を表明。まあ年度末だし、実際は蓋を開けてみないと分からないが(自分だけになったりして)・・・。

・下記、多分大丈夫そうなので発注する。しかし本当にできるのかどうか分からないし、装着も結構面倒そうではあるが・・・我ながら相変わらず無謀だなあ(笑)。でも欲しいもんは欲しいのだから仕方ない。今から楽しみ楽しみ・・・

2/24 先日某BBSでの情報を元に辿り着いた、デジタル周波数カウンタキットの発売元に電話してみる。FRG-7にカウンタをつけてみたくて、Dialkid師匠といろいろ相談していたところだったからである。メーカーの話によれば在庫はあるそうなので、後はそのカウンタがワドレーループに対応できるかどうかを確認してもらうだけである。25年の歳月を経て、FRG-7遂にデジタル直読機になるかどうか?!これは楽しみである。

2/23 イギリスの海賊局European Music Radio(EMR)を受信。2/15と同じく4人でリアルタイムに情報交換しながら、1局を追うのである。最初はB氏のところではしっかり聞こえていたのに自分の所では全然ダメでガッカリするが、時間を追うごとに良くなっていって、今日はIDを確認する。途中B氏のリクエストが読まれたのか名前が連呼され驚く。しかしいずれにしても海賊局というものを受信したのは初めてのことであり、大いに面白かった。また今度も聞いてみたい。

2/16 またまた無謀にも月曜早朝ワッチにチャレンジ。しかしながら相変わらずのノイズの海でほとほと嫌になってくる。コンディション自体もイマイチだったようである。唯一楽しめたのがGuamの801kHz、KTWG。久々に良好に同局のIDを聞く。2時前に起きてワッチし、4時前に民放が放送開始したので4時過ぎに就寝。(そう言えば1116で長崎放送100W(!)の開始アナウンスも取れた。)

2/15 B氏の情報に基づき、0時の開始時よりオランダの海賊局R.Mi Amigoを追う。周波数は9290kHz。今回は自分ひとりではなく、何人かの方と一緒にKDXC BBSでリアルタイムに情報交換しながらワッチする。それによれば、私の自宅ではノイズレベルすれすれで内容を聞き取るまでに至らないのに、何人かの方は完全にIDまで取っておられた。ただ受信できなかったのは私だけではなく、残りの方は私同様に殆どカスカスの状態のようであった。これはそれぞれのロケーションやアンテナの差が色濃く反映されたようで、なかなか興味深かった。これまで自分のロケーションは悪い方ではないと思っていたのだが、昨今のノイズの悩みとかを含めて考えると、この考えは修正を迫られそうである。それとアンテナもALA1530は確かに優秀だが、これが昔のT2FDを使っていたらまた結果は違ったのではないかとも思う。いずれにしても今回のように課題局を決めて皆でワッチするのはなかなか面白い遊びであると感じた。また次の機会を楽しみたいものである。

・21時過ぎにTP1500kHz台が開ける。それこそ10kHzごとに何かしら聞こえる状態だったのだが、ピークは短くかつ信号強度も伸び悩みいずれも未確認に終わる。久々だったのに残念。

2/10 AR-7030用の録音出力用ケーブルを自作する。モービルワッチに行くときに忘れがちなので、もうひとつスペアを作って「モービルグッズセット」に入れておこうと思ったのである。7030は出力部に8DINのジャックを使っているので、録音用ケーブルは片側が8DIN、反対側にはステレオミニのプラグがついているという独特のものである。前回はAORよりオプションを購入した。部品は買ってきたものの、実は結線の仕方は全然分かっていない。何とかなるだろうと8DINプラグを開いてみて7030の取説と対比すると、あっさり分かってしまう。8つの端子の内使用するのは3つだけで、それぞれに左右及びアースをつないでやれば良いだけだったのである。さっさとはんだ付けして試してみると、問題なくOK。しかし自分で部品を買ってきて作ると300円ちょっと、オプション品は1,500円。手間賃があるとは言えこれはボッタクリではないか?そもそも8DINなんて変な形状のプラグを使うこと自体がいい迷惑なのだし・・・

2/9 知人DXer氏よりプレゼントを頂戴する。一点は最近の自分のノイズの窮状を気遣ってノイズフィルタ。もう一点はRF-2200の恋女房とも言うべきRD-9810。2200と9810-以前からこの2台をつがいで置いてやりたかったのだが、やっとその願いがかなった。ついでにこのカップラーがDXでも何か効果をもたらさないか試してみたいと思っている。

・0時に702kHzでNHK第2が終了した後にDZASを受信する。他の局も混信していてあまり良い状態ともいえないが、とりあえず放送終了まで30分ほど録音。フィリピン局はこれまで6局くらいレポートを書いたが返信はまだ一通も来ていないので、今回こそゲットしたいものだ。内容はあまりないので。いつもの如くCD-Rを入れる予定。

2/8 B氏情報に基づき今朝も6時前に起きて、V.O.Biafra Int.を受信。眠たかったが、また新しい局が聞けて嬉しい。しばらくは短波に戻っていろいろ聞くのもいいかも知れない。

・師よりTPが爆発している旨電話を頂戴する。ただしその時点では飲み屋でさんざん酔っ払っていた。一刻も早く帰りたくなり、幹事の仮締めの挨拶が済むと速攻で店を出る。幸い今日は家から歩いてすぐのところだったので10分後にはリグの前に座れる。確かにTPが強い!しかしかなり酔っていて、ダイヤル操作も覚束ない(笑)。確認できたのはKFAXくらいで、以前からの懸案1050KTCTはまたID取れず。何でこんな日に限って飲み会なのか、間が悪いな・・・

2/7 朝5時前に起床し、イタリアのIRRS-Shortwaveを受信する。こちらの情報源も下記B氏。休日の朝の早起きはキツイが、とにかく中波系がイマイチなので短波でも何でも聞けるところをどんどん聞かないとスランプから脱出できないと思い無理して起きる。チャレンジすると同局は問題なく受信できた。B氏にお礼の報告をすると氏は続けていくつか情報を下さった。Giveが全く出来ずにTakeばかりで申し訳ないが、軌道に乗るまではこの際ご好意に甘えさせて頂こう。明日も早起きだ。

・今年に入ってから知り合ったH氏がMy shackに遊びに来てくれる。同氏は1/15で書いた、「MY BCL LIFEを印刷してクリアフォルダに入れて、風呂につかりながら読んで下さった」という奇特な方(笑)。たった数回のメールのやり取りではあったが、その文章からにじみ出る知性に惹かれ、また比較的近くにお住まいということもあって、是非一度お目にかかってみたいとお誘いしたのであった。実際お会いしてその想像通り、温厚で礼儀正しい良い方であった。My shackを見て頂きつつ、2時間超BCL談義を交わす。私より数歳年下で、かつてのBCLブームも体験しておられたが、ほんの数年違うだけでその体験の仕方は大きく異なる。氏の時は既にブーム下り坂の頃で、BCL自体かなりマニアックな趣味に変貌しつつあり、例えば短波誌を読んでも難しくてよく分からないことが多かったとのこと。誰か良いBCLフレンドが出来ていたら展開は変わったのではないかという点で共感した。

・フェライトバーアンテナS師バージョンを屋根馬に設置してみる。これも師のアイデアをそのまま真似させてもらったのだが、ねじ穴の位置がピッタリだったことが一番嬉しかった。さあ、これで聞きに行く体勢は十分に整ったのだから行かねば。

2/5 かつての珍局Bhutanを初受信。B氏より情報を頂いて狙っていたのだが、今日23時の英語プロ開始時のIDを確認する。Bhutanと言えば大昔ハムバンドの中7040で出ていて、しかも出力も小さく3大珍カントリーと言われたが(他の2つはFalkland、Tristan da Cunha(ってどこ?))、今回は6035kHz、出力も50kWだそうで、信号も結構強かった。この局も憧れの1局であったので、B氏に感謝することしきりである。あとMaldivesとCook Island、それにGalapagos辺りは聞いてみたかったなあ。もう聞けないが・・・

2/3 修理に出したMVT-7100が戻ってくる。ニッカド電池で作動しなくなってしまったのと、メモリが消えてしまう現象を直したかったのである。しかし残念ながら修理はされなかった。と言うか「改造品」だったので修理してもらえなかったのだ。そう、若気の至りで悪ーい改造がいろいろと施してあったのをすっかり忘れていたのである(笑)。ところが蓋を開ける前にまず電池のところをチェックしてくれたのか、そちらは「意に反して」修理してしまったようである(笑)。無事ニッカドで作動するようになる。しかし「改造品は修理しない」のでお金はとられなかった。ラッキー!メモリが消えてしまうのはこの機種固有の現象のようなので、これは諦めよう。いずれにしてもせっかく帰ってきてくれたので、本来は優秀な受信機なのだから、「健全な」用途に大いに活用しようと思う(笑)。とりあえず毎朝よく遅れる我が通勤電車の連絡用無線の周波数に合わせて、何か起こったら状況を確認しようと思う。大した用途でもないか?(笑)

2/1 本日25年ぶりにあるOM氏にお会いする。以前からやりたいと思っていたICF-2010のNarrow化のご指導を仰ぎにご自宅まで訪ねたのである。この方は名前を言えばどなたでも知っている有名なDXerであり、更に言えば25年前にFRG-7の同じくNarrow化のご指導を下さった方である。私自身はそれっきりお目にかかる機会がなかったのだが、知人DXerU氏がOM氏と交流があり、仲介して頂いてご一緒にお邪魔することになった。U氏も2010を所有しておられて、私がフィルタを2個購入したのでご一緒にやりませんかとお誘いしたのであった。四半世紀ぶりに会うOM氏は・・・やはり変わっていた。それは中学生だった自分がいいおっさんになったのと同じことであるが(笑)。「ご無沙汰しております。」と挨拶するが、事実上初対面のようなものである。自分的にはちょっとした感慨を胸に、早速ご指導を仰ぎ始める。
 実際には自分の分はご指導ではなく全てやったもらってしまった。U氏はそれを見ながら自分でやることになる(笑)。まあ本当は自分でやった方がためになるのだが。OM氏はいくつかの回路図や写真を元に現行のフィルタがどれであるかを発見し、またどのようにして改造するかの構想を練る。そして結論的には既存のNarrowフィルタは取り外さず、Wideフィルタのプリントパターンを切断し、そこに追加フィルタを挿入する。これなら一旦フィルタを外す必要がなく、最小限の作業で目的が達成できる。また何か不具合が生じれば、切り離したパターンをジャンパすれば元に戻せるのである。このあたりの実作業に入るまでの考え方というのは非常に参考になる。
 作業は2時間ほどで無事終了し、その後は雑談となる。OM氏は昔からそうだったかと思うが、非常にスケールの大きい方である。ここでは詳しく書けないが氏の考える様々な構想をお聞かせ頂き、U氏も私も話の内容に大変驚く。しかし同氏ならきっと実現してしまうのだろうと確信する。自分のマニアぶりなどまだまだひよっこに思えてしまうほど、同氏の姿勢には徹底したものがある。
 自宅に帰って早速Super Narrow化した2010で聞いてみる。このフィルタはFRG-7改造で使ったフィルタと同じなので(LF-C2A。±1.5kHz/6dB ±4kHz/50dB)、その実力の程は承知しているがやはり切れが良い。
 2010は基本的に自宅でのサブ用、そして旅行用として使用しているが、これで2010でもDXらしきことが出来そうである。せっかくの2010なのでフルに活用してみようと思う。まずはOM氏ならびにお付き合い下さったU氏に厚くお礼申し上げる次第である。

1/31 遂にループを持ってモービルワッチに出る。1/24の写真のあれである。一辺1.25mのループは車内には載せられず、ルーフキャリアに装着して運ぶことになる。丁度ピッタリ収まる大きさで、まるで測ったかのように上手い具合に載せられたのは幸運であった。そして家から車で5分ほどの、周囲に人家のない野球場の隣の路上に駐車して、屋根馬を置いてループを立ててみる。人も車もまず通らないのだが、この光景は我ながら余りに怪し過ぎてさすがに気が気ではない(笑)。しかし、そのノイズレベルの低さには驚愕させられる。家で聞いていると悩まされる、あの余計な雑音は殆ど聞こえないのである。そのせいでTP数局のキャリアが弱々しくも取れる。自宅だったらノイズにかき消されているであろう。これに気を良くして一旦この場所での受信を中止し、別のスポットの状況を確かめることにする。車を走らせ場所を移動し、今度は自宅に程近い水田沿いの路上に駐車する。ここは家から歩いても1分!この道も夜は殆ど往来がなく、電線も走っていない。家に近過ぎるので気が引けたが、ここでも同じように聞いてみるとやはりノイズレベルが段違いに低い。コンディションはイマイチで何も結果は出せなかったが、「ノイズレベルがここまで下がる」ということが確認できたのは収穫であった。次回は更に小さいフェライトバーアンテナを使用して怪しさを隠すこと、また殆ど準備なくスッと出られるように、「モービルワッチグッズ一式」をケースに入れて収めておくようにしたい。

・「BCL Dial」のDialkid氏が進めておられる、「デジタル周波数カウンタ製作プロジェクト」に大いに共鳴する。氏も書いておられたが、やはり自分達の世代のデジタル周波数カウンタへの憧れは共通するものがあるように思う。氏のお話によれば製作記事は見つけたが、ICが製造中止になっており暗礁に乗り上げているとのこと。どこかにないのか、或いはそのICを使わない別な作り方はないのか・・・これからいろいろ調べなければならない。何か手がかりをご存知の方がおられましたら、情報をお寄せ頂けましたら幸いです。

1/30 今日は1/25のAM神戸より返信が来る。それでは今日はKBS京都(1143)にレポートを書いてみよう。文化放送(1134)のサイドがやかましいが、ループを西方向に向けると結構クリアになった。さてでは聞くか。

1/28 中国放送からベリが届く。返信まで約80日間で、国内局としてはかなり時間がかかった。しかしこれで国内局返信率100%は守られた。全局制覇まであと少しなので、そろそろラストスパートを掛けていこう。ということで今日は東北放送にレポートを書く。

1/25 年末に受信した930kHzアラスカのKNSAのレポートを書く。随分経ってしまったのだが、何せ億劫で書けなくなってしまっていたのである。やっと書いたので勢いに乗っていこうと、ついでにAM神戸のレポートを書いてみる。時間帯が悪かった(?)のか、聞いた番組はなんと「ビバ!タカラジェンヌ」(笑)。ベリ欲しさとは言え、さすがにこの話題はキツいものがあった(苦笑)。

・ちなみに月曜早朝モービルワッチに出る根性は、やはりなかった(笑)。

1/24 以前作った中波用ループアンテナを塩ビパイプのマスト&ブームで固定し、屋根馬で立ててみた。1辺が1.25mとかなりの大型で、ご覧の通り天井につきそうである。3C2Vの同軸ケーブル4回巻きで、500~2000kHzに同調する。せっかく作ったのにALA-1530があるのでなかなか使用する機会がなかったのだが、最近の自宅のノイズに悩み、モービルワッチ用のアンテナとして活用することを思い立ったのである。これまでモービルワッチでは100mのワイヤーとかK9AYとかを使用していたが、これだと設置と撤収が大変であり行くのに結構決心が要ったりする。ところが車からスッと降ろすだけで設置が終わってしまうのであれば、もっと気軽に出掛けられるのである。しかしこれだけ大きいと車に積むのも大変で、或いはルーフキャリアに載せることになるかも知れないが。これと同じ大きさの短波用ループ、そして下記の通りフェライトバーアンテナもできたので(これはカメラの三脚に載せる予定。小型で一番楽そう。)、バリエーションは豊富になる。あと必要なものは、この寒さの中、夜に出ていく「勇気」だけか?(というかそれが一番大事だったりして(笑)。)

1/21 1/17の続き。S師にいろいろとアドバイスを頂戴し改修に着手する。週末の楽しみに取っておこうとも思ったのだが、我慢できずについついやってしまう(笑)。コイルの巻き方がおかしかったのを一旦外して巻き直して、再び電源を入れると今度はバッチリ!まさにこのアンテナがカバーすべき周波数帯に同調するようになる。師からのアドバイスは全てメールで頂戴したのだが、こちらからデジカメの写真をメールで送り、それを見た師が間違っている点を発見し正しい巻き方をやはりデジカメで撮影して送ってくれる・・・何という便利な世の中だろうか!師には勿論だが、このインターネットという通信インフラには、感謝してもし足りないほどの恩恵を受けていると実感する。

・回路的には一発で成功したことが嬉しい。回路図の見方がまあまあ分かるようになり、はんだ付けもまずまず上手くできるようになった。やはり習うより慣れろか。確かに、秋葉原で結構投資したもんな(笑)。

1/20 本屋で立ち読みをしていてギョッとする。表紙にクーガー2200とかのBCLラジオが載った雑誌が売られていたからである。「アクションバンド」の最新号であったが、「BCLラジオ名機大全」が特集であった。早速中身を読んでみると、中間に10ページちょっとだろうか、2200、クーガー115、スカイセンサー5900、TRY-X2000などについての記述がある。興味深くそそられるが、ちょっとページ数が少ないかなと思いとりあえず見送る。「大全」と銘打つのであれば、もうそれだけに特化して当時の機種の大半を扱うような本を出して欲しいものである。結構買う人はいるのではないかと思うのだが・・・自分の勝手な願望かな?

1/18 今日はBCLを始めてから最高と言って良い、嬉しい出来事があった。それは「短波」誌をはじめとした、BCL雑誌・書籍を頂戴したことである!本日某氏のお宅にお邪魔して、「短波」「Hz」「My Wave」「WRTH」を大量に頂いた。同氏とはメールでは何回かやり取りさせて頂いていたが、実際にお目にかかったことはない。そんな数回のやり取りの中で、私のBCL書籍に対する思い入れが強いのを認めて下さったのか、今回よんどころ無い事情で手放さざるを得なくなった書籍を、「良かったら引き取ってくれないか」とお声掛け下さったのである。お話を頂戴したのが今週初めだったがそのせいで仕事も手につかず、今日も夢見心地で車を飛ばす(笑)。頂きものもさることながら、実は同氏にお会いできること自体が大きな楽しみであった。宅配便で送って頂くのではなく、差し支えなければ頂きに伺いたいと申し出たのもそういう理由である。はやったせいか随分早く着いてしまう(笑)。そして直近より電話をして迎えに来て頂きご自宅に行き、ダンボールに詰まった宝物を受け取る。お取り込み中とのことでご挨拶と短時間の立ち話だけでゆっくりお話しすることはできなかったが、まずはお目にかかれて嬉しかった。また改めて機会を頂戴したいものである。

 ところで頂戴した短波は全89号のうち4号が欠けただけで、何と85冊が揃っていた。Hzも大半はあった。もう何とお礼を申し上げていいのか分からないほど感激している。まさに家宝である。この宝の山の中から今日でも使えるノウハウ等を発見したら、皆さんにもお伝えしたいと考えている。まずは我が書棚に並んだ、この壮観な光景をご覧頂きたい。

1/17 フェライトバーアンテナ2種を作成。作動してはいるので回路は間違っていないと思うのだが、いずれも帯域が中波帯にマッチしておらず(片方は~1200kHz、もう一方は逆に低い周波数がカバーできていない)、巻き線数の見直しが必要のようだ。しかし今日中にやり切る根気はなく、持ち越しの課題となる。ちなみにアンテナ部はこんな感じで、これとは別にそれぞれコントローラー部がある。左側3D無線クラブさんバージョン(http://homepage1.nifty.com/ddd/28-ferit-ant/ferit-ant.htm)はフェライトバーが1本で、ケースには100円ショップで買ったタッパウェアを使用(屋内用)。右側S師バージョンはフェライトバー4本を接着したもので、ケースは防水型のもの(屋外用)。タッパウェアを使うのは何か「子供の科学」の工作みたいで懐かしく、趣を感じた。

1/15 バーチャル書籍「MY BCL LIFE」をご覧頂いた方からメールを頂戴する。同年代の方でやはり20年のブランクの後復活されたとのこと。いろいろ共感を持った感想を頂いて嬉しかったが、しかし何と言っても感激したのは、1/1のDiaryに書いたように「プリントアウトして100円ショップのクリアフォルダに収納して」、風呂につかりながら一気に読んで下さったこと。有難い限りである。光景を想像して、風呂の中で読んでインクが滲んだりしないかと心配になったりもするが(笑)。同氏もこれから末永くBCLを続けていきたいと書かれており、これも嬉しい限りである。ご一緒に末永く楽しんでいきたいものである。

1/12 前夜から未明にかけて中波ワッチ。折角の月曜休みなのだからと張り切る。まずはその後進んでいない国内民放局へのレポートを書こうと、北陸放送と山陽放送を聞く。その後日付が変わって国内局が終了してからは海外を聞く。しかし相変わらずのノイズで悩まされる。702kHz2BLなどあれだけ強いのだから、オーストラリアはもっと入ってもよいと思うのだが。いつもK9AYを持って真夜中にモービルワッチに出てみたいと思うのだが、さすがにそれは実現できない(笑)。

・昼間はフェライトバーアンテナS師バージョンの製作に着手。師に送って頂いた写真をじっくり眺めて、部品の装着を開始する。これがあると部品のレイアウトについて悩まずに済むので有難い。部品が数点足りずに本日の完成はお預けになるが、もうあとわずか。完成が楽しみである。

1/11 などと言っていて翌朝になりもう一度実体配線図を眺めていたら、最初と同じ間違いをしていたこと(一箇所結線忘れ)に気がついた。ひょっとしてここではと急いで配線すると・・・今度こそ「ビンゴ!」になった。ゲインが上がり、かつボリュームの操作に合わせて同調するようになった。やっとできた!しかし電子工作の怖いところは、99%合っていても残りの1%が間違っていたら全く動作しないことである。デジタルの如く、1か0しかないのだ。でもまあこれで一安心。さあ熱が冷めないうちに次のS師バージョンに取り組むことにしよう。

1/10 フェライトバーアンテナのリトライ。何処が悪いか分からなかったので、一から作り直すことにしたのだ。タンタルコンデンサを+-逆につけていた(極性があるのを知らなかった)間違いには気付いたのだが、しかしながら・・・またもや失敗!何故だ?何かを間違えている。それが分からない。

・しかしいつまでも悩んでいると精神上よろしくないので、明日は同じフェライトバーアンテナでもS師のバージョンにチャレンジすることにしよう。S師にお願いして写真を送って頂いた。今度こそ上手く作らないと・・・

1/7 23時前後にTPが強くなる。1500kHz以上の高いところが一気にブレイク。2台のリグで1580と1670の2波を追うが、ちょっとIDまでは厳しかった。残念。

・TPを聞きながら昨年製作したのに動作しなかった、フェライトバーアンテナの修理を行う。帰りの電車の中で何故動かないんだろうと不思議に思いながら実体配線図を穴の開くほど眺めていたら、「あれ、ここって結線した覚えがないな」という一箇所を発見したのだ。帰宅して慌ててケースを開いてみると、案の定そこは結線されていなかった。「ここか!?」と思って、その箇所を速攻ではんだ付けすると果たして・・・「ビンゴ!」であった。スイッチを入れるとフェライトバーアンテナは、間違いなく動作するようになったのである。できた!と思ったのだが、まだ完成とは言えない。ボリュームを回しても同調操作をしていないし、一応音は聞こえているものの、例えば2010の場合、内蔵バーアンテナよりもゲインが低いのである。まだどこかおかしい。また考えなければ・・・

1/5 仕事始めだというのに2時前に起床して中波を聞く、自分は一体何者なのだろうか(笑)。相変わらず12/26~発生したと思われるノイズに悩まされるものの、オーストラリア693kHz4KQなどは非常に良好で嬉しい。後に続く局がないのが残念だが・・・

1/3 家族の風邪が自分にまで波及し、1/1夜~昨日一杯完全休養。さて今日は新年3日目にして最初の返信が来る。昨年12月に出したオーストラリアの693kHz4KQからであった。この局には6月にもレポートしたのだが、これには何故か返信が来なかった。セカンドトライで無事ゲットである。幸先良いスタートである・・・と思ったらもう一通届いたエアメールの封筒は、自分が同じく12月に再送したハワイの1540kHzKREAに対するレポートであった。一度ホノルルに送ったら「そこにはない」と書かれて返送されてきたので、サンタモニカの住所に送り直したのだだった。が、こちらも「Insufficient Address」と朱書きされて帰ってきてしまったのである。一体どうなっているのか、KREA。リスナーからの手紙を避けているのか?

1/1 自分以外の家族が風邪を引いてしまい、家内の実家に行くのは中止になる。ローノイズの中のDXを楽しみにしていたので少し残念。できれば代わりにこちらでモービルでも一発やってみたいと思っている。

・バーチャル書籍「MY BCL LIFE」を刊行しました。これは自分の計8年間のBCL LIFEの想い出を中心にしてBCLについて語った書籍です。書籍の冒頭でも触れましたが、(世の中にBCL本が皆無という状況で)自分のBCL本への憧れを、自分自身で満たしてしまおうという発想から生まれたものです。時間のあるときにでもご一読頂けましたら幸いです(印字してご覧下さる奇特な方がいらっしゃいましたら、100円ショップの30ホルダーのA4クリアファイルに入れると便利です)。