12/31 嫁の実家、雪の新潟でこの日記を書いている。これまで彼女の実家に行くとネットアクセスが悪くなり、モデム+アナログ回線でプロバイダのローミングサービスを利用し、電話の不通に気を遣いつつアクセスしなければならなかった。ところが今年は義姉夫婦も同居することになり、彼女は無線LANの機材一式を持っていた。私が「あれどうするつもりですか?」と尋ねると、「設置したいんだけどよく分からなくて放置している」とのことだったので、「設置してあげましょうか?」と親切ごかしに申し出て開通させる。ついでに(無線LANアダプタ内蔵の)自分のPCも繋いでしまったという訳だ(笑)。これで遠慮せずにADSL回線にアクセスできるようになった。という訳で快適にネットを使えて幸せだ。
・昨晩こちらに着いたのだが、本当は月曜早朝中波DXのために、近隣の河川敷にK9AYを設置するつもりだった。新潟はヨーロッパ、アフリカ中波に強いからだ。しかしながら天気予報通り夕刻から雪が降り始め、あっという間に数十センチも積もってしまった。雪道に慣れない自分は、怖くてとても車でワッチに出て行けない。ということで、この点では残念であった。従ってこの楽しみは次回までお預けだが、こちらに帰省する楽しみが増えた。
・今この瞬間は、年末の恒例で一年の反省と来年の展望(これは仕事も含む生活全般)、そしてBCLに関する随想を書いている。後者はここ数年書いてきたのだが、今年は少しスタイルを変えるつもりだ。というかどういうコンセプトで書こうか自分の中でも随分迷ってしまい、書き始めるのが遅くなってしまったのだ。今ここに来てやっとエンジンが掛かってきた。なのでこれから本格的に書くつもりであり、アップできるのは少し先になりそうだ。
12/25 自分にもクリスマスプレゼントが届く。知人DXer氏が放出なさることを聞いたオールドBCLラジオの中で、これは手元に置きたいと思った機種を譲って頂くことになったのだった。その機種は日立のサージラム2100と松下のプロシード2600である。サージラムはレアな機種だし、プロシードは2800は持っているが2600も関心のある機種だったので欲しくなったのだ。この日無事に到着したが、今日は奇しくもクリスマスだったという訳だ。子供達にもプレゼントをあげて羨ましいと思ったが、自分ももらえて嬉しかった。これを機にまた受信機コレクションが復活しそうな気配だ。
12/9 先月復活させたT2FDを撤去する。フィーリングは悪くなかったのだが、現行のALAと比べて著しく成果が出る訳でも無かったので諦めたのだ。更に言えば昨日のペディを通じて、短波帯はノイズの多い自宅でのDXは無理であるということを改めて痛感させられたせいでもある。これからは短波DXはチョイペ/ゲリペで、中波は自宅とペディで、そして頂いたジャーマンクワッドを活かして自宅でのU/VHF-DXにシフトして行くことになりそうである。
12/8 先々週の雪辱戦、雨崎ペディを開催。本来の趣旨はwakiさん歓迎ペディであり、参加者はS師、T師と私の4名であった。万一コンディションを外しても他に楽しめるものをということで、今回は夕食をグレードアップする~前回のおでんを超えて、何と寄せ鍋である!実際コンディションはイマイチだったので、本当に鍋に癒されることになったのだが・・・(泣)。
・そんな訳で今回も波崎に続き成果はボウズだ。ノイズの殆どないロケーションでこれなのだから、どうにも手の施しようが無い。ブラジルの短波は強かったが、かといって常連のみだ。TPもX-Bandが良いだけで、他に特筆すべき局も入っていない。早々に諦めモードで、寝そべっていた。おまけに雨まで降ってきて、撤収時の面倒を思いユーウツな気分になる。
・21時までワッチして撤収。幸いにも雨は上がり順調に片付けは終わったのだが・・・最後の最後に文字通り「落とし穴」が待っていた。車をUターンさせようと切り返して、砂場にはまってしまったのだ。もがけばもがくほど駆動輪は砂にうまっていく。板を咬ませたりしてみたが、ギャップを越えられない。遂に最終手段でジャッキアップし、タイヤの下に大きなコンクリート片を敷いて摩擦を作り、やっと脱出。お寒いDX成果に加えて思わぬアクシデントに遭遇し、心身ともにグッタリしてしまう。そう言えば今日は開始時からして車の鍵を落とし皆さんを騒がせ、幸先が悪かった(S師がテント横で発見)。お祓いが必要だろうか?
11/25 茨城県波崎シーサイドキャンプ場で開催されたペディに参加。日程は23~25の2泊3日だったのだが、私は所用で後半1泊2日となった。逆に前半1泊2日だった方を合わせると延べ12名が参加した、比較的大人数のものであった。しかし会場は遠い。特に東関東自動車道佐原香取I.Cを降りてから銚子までが意外と時間が掛かった。出発してから3時間半掛かって、銚子駅前に到着。ここで昼食中のメンバーの皆さんに挨拶して合流。
・買出ししてから会場に入る。北東向け150m/東向き200mを始めとするゴージャスなアンテナ群と、「昨晩は好コンディション!」との話に、期待感は最大まで膨らむ。早速リグのセッティングを始めるが・・・あ~、しまった、7030のACアダプタを忘れて来た!しかも2台とも。最近ゲリラペディばかりでいつも電源はバッテリーから取るので、ACアダプターを持っていく習慣がなくなっていたのだ。愕然として頭がクラクラしてしまうが、越郷屋氏に救われた。氏は二股のシガージャックを持っており、私はシガープラグは2本持っていたのだ。本当に越郷屋さん、感謝!
・さて気を取り直して聞き始めると・・・おお、悪くないじゃないか。そこで普段なかなか取れない1180にターゲッティングし16時のIDを狙うが、正時に落ちてダメだった。まあ17時以降また頑張ればいいや・・・と思っていたら、この後悲劇が待ち受けていたのである。ノイズだ。そう、間もなく短波帯も中波帯もノイズに侵されることになり、折角のDXが台無しになってしまったのだ。昨晩もそこそこノイズはあったらしいが、それに負けないだけの信号の強さがあったらしい。しかし今日はそれがない。やむを得ず宴会&駄弁りモードになる。負け惜しみで「まあ今回外しても再来週にまたペディに行きますから、そこでリベンジできますよ」と言い放ち、B場ちゃんに「九州でも毎月ペディやりなよ!」としつこく絡む(笑)。その他DX談義をしていたら、V/UDXの大御所F氏謹製のジャーマンクワッドを頂戴することになった。来シーズンのEスポDXで活躍してくれることであろう・・・。てな感じでDXモードを離れていたら、22時頃に今一度DXの山場が来る。アラスカとカナダがかなり上がり、日頃は聞こえないところが入っているので狙う。しかし22時も23時も0時もダメだった。やむを得ず0時過ぎにフテ寝。
・残念ながらDX的には完全にボウズだった中での収穫はジャーマンクワッド・・・だけではなく、やはり新しい仲間が出来たことだ。初めてお会いする方が4人もいたし、久々お会いできた方もいた。帰りを気にせず一晩ゆっくり過ごせて仲良くなれた。末永くよろしくお願いします!で、来年はどこでやります!?
11/11 TPのコンディションがあまりに悪いのに業を煮やして、短波を聴こうとついに重い腰を上げる。そう、やっとT2FDを復活させたのである。BCL復活後しばらく使ってなかなかパフォーマンスも良かったのだが、マストに使っていた竹が割れてきたのと、そのマストを安定的に固定する方法を思いつかず不安定なまま使っていたので、撤去してしまっていたのだった。一度自作品で復活させたときはトランス部を失敗していてイマイチだったので、直ぐに下ろしてしまっていた。今回はそのトランス部を作り直し、マストには約7mの玉網の竿を用いて、そして6/24の日記にも書いたようなマスト固定の工夫をして、安定的に設置できる見通しが立ったために復活させることにしたのである(随分時間が掛かった・・・)。
・復活までに腰が重かったのは、設置することの面倒さである。今回もエレメントが絡まり大変な状態になってしまい、解くことが不可能になってしまった。仕方なくばらしながら解いたので、えらく時間が掛かってしまった。そして既に設置してあるALA-1530とぶつからないように配置しなければならないので、目茶苦茶労力が掛かるのだ。設置し終わる頃にはグッタリしてしまった。
・そしてそのパフォーマンスだが・・・まあまあ悪くない。静かで音が素直なのは昔と一緒だ。ただゲインは低いので、プリアンプが必須である。短波ローバンドはALAと比べても同等以上な気がする。さあ、これで自宅でもLA-DXが出来るようになるだろうか?これからが楽しみだ。
10/29 今日も返信が2通届いていた。1通はオーストラリアの5AN。しかしレターの本文をよく読むと、「ABC Local Radioであることは確認するが、Adelaideであるかどうかは分からない」と書いてあった。それはそうだ。実際にはローカルのIDが取れている訳ではなく、ABC Newsの際のテーマソングだけが唯一の証だったのだから・・・。しかし実際には891に出ているABCは5ANしかいないのだから、これは自分自身で納得しよう。
・もう1通はシアトルのKIRO。50kWでシアトルだったらもっとよく聞こえても良さそうだが、710というチャンネルが悪いのか?いずれにしても日に2通というのは久々だし、今回の返信率の良さは素晴らしい(現時点で4/10)。この後もまだ返信実績のある局が残っているので楽しみだ。
10/25 帰宅すると、9月の和泉浦ペディで受信したオーストラリアの5AAから返信が届いていた。細長い珍しい形のQSLカードだ。昨日はソルトレークシティのKSLから返信が届いていた。またまた返信が来始めた。これで10通中2通だ。ちなみに一昨日にはKBMSに出したレポートが、宛先不明で返送されてしまっていた。口惜しいので、こちらは再挑戦だ。
10/20 三浦半島雨崎ゲリペに繰り出す。またまたS師、T師と3人である。今回行くと、波にさらわれたのか、少し地形が変わっていた。戸惑いつつもいつものところにテントとアンテナを張る。例の如く風は強いが、テントも何とか問題なし。S師はアンテナが綺麗に張れたとご満悦だ。
・さて今日のコンディションだが、完全にTPは外していた。ここでこの調子では、家ではさっぱりだろう。やはり今シーズンはブレイクしない。まあまあ良かったのは南米で、この日は4865/R.Alvoradaと4845/R.Ibitingaを確認。この他6009.45はR.Inconfidencia、4885はR.Dif. Acreanaのようだが、どうもIDが録音できていない。
・こんな日はDX以外の楽しみを見出すしかない。それは星空観測と、もうひとつは食べ物だ。食べ物は今回はおでんにしてみた。パック入りのおでんを鍋にあけ、カセットコンロで煮るだけ。こんなもんでも風情があって悪くない。いずれにしてもコンディションを外したときのために、いくつも楽しみを準備していると楽しめて良い。次回は鍋にしようと話し合う。
10/13 オーストラリア4局にレポートを書く。1局増えたのは、4BUと同一周波数の1332で録音を聞き返すと大混信の中から“3SH”と聞き取れる箇所があるからだ。しかも正時直前のタイミングなので、これがコールである可能性は低くないと思ったからである。とりあえず送ってみて、先方がどう判断してくれるか(或いはそもそも運よく聴いてくれるか)、運を天に任せたいと思う。
10/12 昨晩書き上げた720/KDWNのレポートを発送。この局、前回レポートした際には明瞭なIDが取れず、しかも受信音を録音をしたCD-Rは割れてしまっており、返信は貰ったものの「確認した」という内容にはならなかったのだ。なので今回はリベンジレポートとなる。今回はIDも取れているし、郵便局の窓口から(CD-Rが割れないように)消印を押さぬよう依頼して発送した。さあ今度こそ!そして週末はオーストラリア3局にレポートを書こう。
10/8 今日は重い腰を上げて、レポートを5通書く。先日のペディで受信したKSL、KIRO、KYIZ、KBMS、CBRの5局だ。あと4局は次回回しだ。さあ返信は来るだろうか?いつもながら楽しみな瞬間だ。
10/3 TPのコンディションが今ひとつブレイクせず、低迷の日々が続いている。いつになったら燃えるようなDXが出来るのだろうか?ひたすら忍従の毎日である。
・そんな日々にピリオドを打とうと、レポート同封用に8cmCD-Rを200枚購入する。全部自分用ではなく他の方ともシェアするのだが、これでしばらくは困らなくなった。レポート態勢は整ったのだから、後は「来たれ、電波!」だ。
9/18 先日修理に出したICF-2010が戻ってくる。電源が入らなかったのはバックアップ電池の消耗だったようで(おお、恥ずかしい!)、感度の点も「問題ないですが・・・」との回答で、結局故障ではなかった。そして良心的にもお金は取られなかった。早速電池を入れてACアダプターで運用してみると、おお、しっかり聞こえる。久々2010がシャックに戻ってきた。デザインも好きだし嬉しい。飾りのような状態が長かったこのラジオ、今度こそしっかり活用したいものだ。
9/17 昨日~一泊で千葉県和泉浦海岸に貧乏ペディに行く。例のテント泊ペディだ。5人の好き者が集い開催。15日のコンディションがかなり良くSSNもゼロだそうなので、大いに期待が持てる。16時過ぎにセッティングを開始し聞き始めるが、まだフェイドインには少し早かった。
・残念ながら期待したほどのスーパーコンディションまでは行かなかったが、それでもいつもの870/WWLや昨年も受信したチリの1380/R.Corporacionなどはしっかり入っているし、さすがのロケだ。地道に聞けばまだまだ未受信の局も沢山聞こえ、私自身はTP局では710/KIRO、720/KDWN、1010/CBR、1480/KBMS、1620/KYIZを初受信。録音を再生している途中なので、全部聞き終わればまだあるかも知れない。
・相変わらずの正時集中ワッチで、インタバルの時間には星を観る。都会を離れて暗いところに来ると、本当に星が良く見えるのだ。今回は先日購入したショボい天体望遠鏡を持参したが、S師がピントを合わせてくれて金星やスバル座を、そして肉眼ではアンドロメダ星雲、天の川などを観る。ペディと天体観測は相性がいいし、もう少し良く勉強して探究心が湧いたら、望遠鏡をアップグレードしてもいいなと思っている。日付が変わる前にM氏とM氏の親友で今回初めて参加して下さったH氏はここでリタイア。
・TPワッチタイムを終えた0時から2時までは仮眠タイム。そして国内民放が順次停波タイムに入ると月曜早朝ワッチに入る。狙うはオーストラリア中波だ。かなりの局がキャリアを切らなかったり放送を休止しなかったりで腹立たしいが、それでも混信の合間を縫ってそれなりに聞こえてくる。891/ABC-5AN、1332/4BU、1395/5AAなどを初受信した他、1116/4BC、昨年も受信した1377/3MPなども聞こえていた。そうして4時頃にまた民放が再開してくるのに合わせて、再度仮眠。
・6時前に起きて撤収開始。6時半過ぎには撤収完了。ハードでストイックな貧乏ペディだ。そして帰路の途中で反省会という名の朝飯を摂ろうとするが、道中にあったファミレスはまだ開店しておらず、東金道路に着くまでの道にはファミレスがない。「吉野家」だの「すき家」だの「さかい」だの肉の店ばっかりだ。コーヒーが飲めて寛げるファミレスがないのだ。そのまま高速に乗らざるを得なかった。やむを得ず湾岸幕張で降りて探すが、やはり「吉野家」「すき家」「焼肉」のオンパレードだ。おいおい、千葉県民は肉しか食わないのかよ!?結局幕張にもなく、船橋市内に入ってもない。船橋駅近くまで来てやっと発見し、やっと朝飯にありつくことになった。勿論たまたま私が走った道沿いになかったということなのだろうが、「千葉県はなってない!」と大いに憤慨してしまった。次回は事前に調べて来いよ→オレ(笑)。
9/11 客先で仕事を終えると、目の前はS師の勤務しているビルだった。当然の如くメールして飯にお誘いすると、今日は珍しく帰宅できそうだったのでご一緒にアキバで食事。今日の酒の肴のひとつは「ラジオマニア」。飲み屋でやおら拡げて、受信機の写真を見ながら語り出す。師はご年配なので、掲載されていたTRIO R-820/R-1000、更にはDRAKE SPR-4だのを以前所有されていたとのこと。そいつは初耳でオドロキだ!あとは相も変らぬ下らぬ話。師は「源ちゃん丼(=海鮮丼)」を注文したが、店員氏が「源丼」と略していたので、すかさず私が「源丼の自由」と駄洒落をかましたら、師も「私も同じことを考えてました」。以心伝心だ(笑)(しかも超オヤジギャグ!)。同じくドリンクメニューに「なか・・・200円」というのがあって、興味をそそる。私と同じ名前じゃないか!店員氏に聞いてみると、ホッピー(そと)で割る焼酎(なか)とのこと。焼酎ストレートなんて飲めないので却下。中ジョッキのみ飲む。
・帰りはアキバの中心街をぐるっと巡って帰るが、もうロケットも富士無線も既に閉店。あきばおーはまだやっていて、ちょっと冷やかす。相変わらず激安だし胡散臭い。楽しくていい店だ。
9/10 迷った挙句先日発売の「ラジオマニア」を買う。どうも三才ブックスの本はイマイチなのだが、「ミズホ通信高田社長の談話」や、「ラジオ日本送信所訪問記」に引かれて買ってしまった。まあそれなりに面白いからいいか。今時数少ないラジオの本だから貴重だもんね。
9/9 先週取材を受けた記事が今朝の朝刊に掲載される。掲載されたのは日経流通新聞(MJ)である。S師より載ってるよと情報を頂いたので、記者の方は追って送ってくれるとは言っていたが掲載紙を買いに最寄り駅に走る。1面のタイトルの下に写真入りで出ていたので驚くが、ここはイントロダクションであり、実際には最終面に結構大きく載っていた。記者の方は概ね私の話した趣旨に忠実に書いて下さったようだが、ただ1点、機材総額について触れられている箇所があったのにはドッキリした。ちゃんと計算したことがないので大雑把な話をしたに過ぎず、これを家内に見られたら何と言われるか分からない(汗)。まあそんなに神経質になることもなかろうが・・・
・思ったより写真が大きかったので驚いたし、本人的には今一の写りのように感じるが、S師は非常によく写っていると仰っていた。明日は新聞の休刊が休みなので、明日見てもあるだろう。興味があったら是非ご覧頂きたい。
9/7 ICF-2010を修理に出す。もうずっとだがスイッチが入らないのと、バーアンテナだけだと著しく感度が低い状態だったのだ。2004年冬に故障しているので3年以上放置していたようだが、やっと重い腰を上げた次第である。ところで修理に出していて「あれ、この光景って以前も見たことがある!」と思ったのだが、確かに以前も同じ機種を同じところ(ソニーサービス)に出していた。日記を読み返すと2003年秋になっていたので、4年前の話になる。そのときはボリュームの不良だった。しかしその修理に出していたことはすっかり忘れていた。記憶力だけはいいつもりだったのだが、最近いろんなことがすっかり記憶から抜けていることが多く、今日も無茶苦茶驚いた。
8/31 某新聞社の記者とカメラマンの方が拙宅にみえる。8/28に取材を受けたのだが、改めてシャックやグッズ写真を撮りに来たのだ。こんな変なサイトを作っていると時々このようなご要請を頂くことがあるが、嫌ではないので進んで協力してしまう。近日中に掲載の予定のようだが、掲載されたらその内容等また書いてみたい。
8/25 楽しみにしていたハムフェアに行く。野暮用で会場入りが遅くなり昼過ぎになってしまったため、会場を回る時間が殆どなくなってしまう。と言うのも、今回の自分の主目的は会場でブースを見て回るよりも、日本短波クラブ(JSWC)主催の講演会・座談会を聴くだったからだ。こちらが14時から開始なので、会場はT師、Toku氏と駆け足で回っただけだった。
・まずは赤林OMによる『制作者が語るインターネット「月刊短波」の裏側』と題した講演会を拝聴した。「月刊短波」は旧B連「短波」廃刊の後を受けてお始めになったとのことで、もう20年以上書いておられる。多分お好きだからこそ続けられるのだろうが、全てまだ「現役サラリーマン」であるご自身お一人でやっておられる訳だから大変なことである(もっとも「一人だから続けられた」と語っておられた理由もよく分かるが)。私を含め非常に多くのBCLがこのサイトのお世話になっている筈だし、どれだけ恩恵を被っているか計り知れないと思う。OMには先般別件でメールでお問い合わせをしたこともあって、講演会後お目に掛かってご挨拶することも出来て良かった。
・15時からは石川、山田、板橋、赤林OMによる「日本のBCLブーム」というテーマの座談会。それこそ少年時代に名前だけ聞いた、当時のブームをリードした有名人の方々なので大変楽しみにしていた。「何故70年代に日本でBCLブームが起こったのか?」を考察するというのがメインテーマで、それぞれの方々がご自身の見解を語っておられたが、「1964年の海外旅行の自由化が契機になったのでは」「英語を学ぼうとする機運が高まったから」「70年代のアナログ~デジタルの技術的空白を埋めたかった電機メーカーの戦略」「1970年の万博が契機になったのでは」等々のご意見で、大変面白かった。私もその議論に参加したいくらいだったが、これについては別途自分の意見をのサイトで語ろうと思う。
・そしてこちらも座談会終了後、板橋OMにご挨拶することが出来た。以前にも書いたが、板橋OMは自分が小学校5年生のときに「子供の科学」の記事で私をこの趣味に導き、そして「最新世界の放送局ガイド」で体系的な知識を授けて下さった方である。以前縁あってメールではご挨拶したことがあったが、今回やっとその「BCLの師匠」にお目に掛かって言葉を交わすことが出来たのは本当に嬉しかった。
・ハムフェアとしての本日の戦利品は1,800円で買ったMini-Circuitsの12分配器(私が座談会を聞いている最中にT師がメールで教えてくれて買ってくれた。感謝!)、AORのAR-ALPHAのパンフレット、そして山田OMが提供下さったという「BBC日本語放送の歩み」という小雑誌だった。分配器は大変お買い得だったし、ALPHAは買えないけどいい記念(笑)、BBC小冊子はレアモノだし、大変良い記念の物を入手することが出来た。ブースは殆ど回れなかったが大満足だ。
・締めは飲み会。品川まで移動してT師、NGO先輩、今回初めてお会いしたNodatec氏と飲んで語る。やっぱりハムフェアは買い物もさることながら、人との出会い・コミュニケーションの場なのだなあと改めて感じた。来年も楽しみだ!
8/21 S師とランチオフ。師が私の勤務地の近くにみえて昼前に連絡を下さったので、急遽一緒に昼飯を食べる。そう言えば先週月曜日も一緒に昼飯食ってたような・・・。1週間しか経ってないのだが、結構話すことは多い。ハムフェアの件、9月のペディ、BCL書籍の話・・・等々だが、一番盛り上がったのは「DX用語集の追加」!実を言えばDX用語でもなんでもない、ただのギャグ。相変わらず内輪ネタだが笑える(笑)。会う度に新語が次々誕生する。次回はハムフェアと9月ペディで新語を作ろう!(と言うか気張らなくても自然と生まれる)
8/20 本日もまたまた返信が届いた。一昨日と同じくブラジルのR.Boa Vontadeだった。ポルトガル語なので一言も読めはしないが、A4で3枚のQSLレターと、いかにも宗教系と思しき雑誌が入っていた。調子が良いワイ。勢いに乗ってレポートを出したいが、ミニCD-Rが品切れだ。調達せねば・・・。
8/18 帰宅するとR.Brasil Centralからの返信が届いていた。先日周波数を記入ミスしてレポートして返信が来なかったものだが、今回はしっかり来た。さあ、そろそろ秋のDXシーズンが始まって、またレポート漬けの日々が始まるぞ!
8/15 嫁の実家に行く。今までは必ず受信機とアンテナ持参だったが、これだけ暑いとその気力も湧かなかった。愛好者3号だけ持参したが、それで聞こえるおもしろいところはコミュニティFMくらいのもので、実際には殆ど聞かなかった。
・そんな中長女と近隣の古本屋に行ったらお宝的書籍を発見。1977年発刊の「VOAのきき方」である。これは英語学習教材としてのVOAの有用性に注目し、どのように活用するかについて解説したものである。だからBCL本ではなく語学学習書になるのだが、それでも「短波放送と短波ラジオ」の章ではProceed2800が紹介され、「デジタルだからチューニングが容易」と奨められていて興味深い。
・もう一冊、これは昨年発刊された「ラジオマニア」が250円で売られていたので買う。「JJYが短波で出ている」と書かれていたりしていささかお粗末だったので定価では買う気がしなかったが、この値段なら許せる。
8/11 アラスカの750/KFQDよりQSLカードが届く。7/20に発送したフォローアップ分である。連日暑くてDXも休業状態の中、久々の返信だ。以前から欲しかったあのアンカレッジの街の写真?のカードで嬉しい。しかし数日前には1040/CKSTのフォローアップが戻ってきてしまっている。こちらはまた送らなければ・・・
7/28 Wakiさん、T師と3人で雨崎ペディに出掛ける。連日暑いのでどうなることかと思ったが海辺は意外と涼しく、虫さされの痒さと湿気を除けばまずまず快適だ。丁度海水浴客は撤収するところで、入れ替わりでアンテナスペースを確保することが出来た。成果の方も、DXオフシーズンにもかかわらず非常に興味深いものになった。
・18時過ぎから1時間ほどは南太平洋タイム。特にオーストラリアが五月雨的に入感。但し民放は846/4EL、990/4RO、1017/2KY程度で、他は全てABCだ。549、612、657、702、711などで、結構強力に入る。特に興味深かったのは612で、KUAMQSYの恩恵を被ってかつてないほど強力だった。口惜しいのは981で、これはAUS民放と思われるが、録音を聞いてもちょっとどこの局か判別できなかった。その他グアムはもはやローカルで、KGUMなどもこのレベル。
・怒涛の南太平洋タイムが終わると、その後はTP-DXタイムになった。強くはないが、1000kHz台から上で30近いチャンネルで入っており、中にはかなり強くなった局もあった。まだ夏真っ盛りだが、早くもTPシーズンが到来した錯覚を覚えた。
・LA短波もそれなりに入っていたようだが、こちらは日頃聞かないのでやはり勘が働かずパス気味。そして締めはAUS EX-Band局。これは1683/Greek Radio Station of Australiaだと思うが、IDは出ているだろうか?ギリシャ語はさっぱりだ。
・そんな感じで21時で終了し帰途に着く。これまで夏場はDXを避けていたが、まんざらでもないかも知れない。これなら毎年やってみたいと思った。皆さんお疲れ様でした!
7/27 Y氏/I氏と久々会う。いつもの神楽坂・・・じゃなくて神楽坂は祭りで混んでいたので反対側に進み、空いていた居酒屋に入る。今回もBCL談義はそこそこで、それ以外の雑談が多い。相変わらず楽しいお二人だ。3時間リラックスして楽しんだ。
7/20 印字したまま放置しておいたKFQD、CKST、KTRBのフォローアップレポートをやっと発送。半月も放置しちゃったんだなぁ。
7/17 7/14~本日まで家族でグアムに行ってきた。航空券もホテルも自前で手配して、比較的安く行くことができた。一応家族サービスが主眼だが、勿論BCL的観点も忘れない。現地でしかできないことを色々とやってきた。詳細はこちらに別途書き綴ってみた。録音もいろいろ録ってきたので、お時間があれば覗いて頂けると幸甚である。
7/8 やっと本日竹を切りに行った。件のT2FDのマスト用だ。8mほどの長さの重からぬものを頂戴してきて、これでやっとモノは準備できた。しかし来週は作業できないので、設置は最短でも再来週になる。本プロジェクトはなかなか進まない(汗)。
・夜は中国、韓国のFM帯がオープンした。本日は89.9/釜山仏教放送と88.7/上海東方広播電台を確認。この調子でいくと、FM-DXで結構な受信局数を稼げそうな気がする。隣国の言葉にも多少は通じられそうだし、これからが楽しみだ。
7/4 ここ最近忘れた頃に返信が相次いで届いたのに気を良くして、フォローアップレポートを送ることにした。返信実績があるのに自分のところには返信が来ていない局が中心で、今日はブラジルのR.Boa VontadeとR.Brasil Central、及びペルーのR.Melodiaのレポートを準備した。そんな中で気が付いたのだが、前回送った.Brasil Centralのレポートは周波数を間違えていた。R.Guaibaのレポートをコピー して作ったため、6000kHzになっていたのだ。これじゃあ確認してもらえる訳がない(笑)。とりあえずこの3通は準備完了したので、明日はTP局のフォローアップを書くとしよう。
7/1 本日のBCLは、T師に終日お世話になった。午前中は「FMで沖縄方面良好」と教えて頂いて、89.1/AFN-Okinawaを首尾良く確認することが出来た。そして夕方。今度は「630で聞こえているのはABCではない。KUAMのQSYではないか?」と知らせて下さる。生憎我が家では18時台のこのチャンネルは不調で何も聞こえない。その後師の掲示板をワッチすると、「KUAMのアナウンスが確認できた」との書き込みがあった。こいつは一大事!とばかりに19時過ぎに合わせると、今度はそこそこの強さで入っており、私もしっかりアナウンスを確認することができた。
・同局の受信は一昨日のこの欄でも書いたが、その日はまだ612に出ていたので、恐らく今日が初日だったのだろう。師の不断のワッチの成果であるし、さすが!と思う。おこぼれを頂戴して幸いであった。