5/29 今日は色々とBCLデーだった。午前中は娘の授業参観で小学校にいたのだが、T師よりの携帯メールが着信しフィリピンFMが入っているとの情報。これは一大事!とばかりに大急ぎで踵を返して自宅に戻る。幸いにも小学校は目と鼻の先なので、メールを頂いてから5分後にはシャックに着席。リグの電源を入れると、情報頂いた95.1MHzで確かにタガログ語が聞こえるのだ。フィリピンのTV音声は受信したことがあったが、FM放送の受信は初めてなので大いに興奮し、速攻でICレコーダーを回す。かなり長く10時正時まで40分くらい強弱を繰り返しながら入感していた。残念ながらIDは取れなかったものの、後で録音だけでも楽しめばいいやと思ったのだが、何と、ICレコーダーの繋ぎ先を間違えていた!(7100ではなく7030に繋いでいた-涙) 何たる失態!まあどうせIDは取れなかったのだからと諦め気を取り直す。しかしBちゃんのステッカーのご利益が早くも出たのは嬉しかった。
・午後からはT師と久々の雨崎ペディ。雨崎に行く前にT師宅にお邪魔し、T師の新型戦闘機AR-ALPHAを拝ませて頂く。さすがン十万円するマシンだ。基本性能が高いだけでなく5VFO、VHFでの帯域記録、TV受像など、まさに一生モンの高級機だ。見て触るだけでも目の保養になる。
・そして雨崎に向かうが、生憎の雨、しかも寒い。なので本当はレジャーテーブルでアウトドアでやりたかったのだが、やむを得ず車の中で行う。夕方まではEスポ狙い、それ以降は中波狙いのため7100、DE1103、7030、そしてPERSEUSまで持参しているので、車の中では狭くて仕方がない。長時間やったらエコノミークラス症候群になりそうだ。成果の方はFMでは一瞬サイパンと思われる放送が聞こえて緊張が走るが、ホンの一瞬で落ちてしまった。しかも聞こえたのはDE-1103+ロッドアンテナの方で、肝心のALA-1530+7100では聞こえておらず、折角重たい思いをして持ち込んだのにガッカリだった。その後雨が弱まった隙にFlagを設置し、中波ワッチに切り替え。AUS民放などもそこそこ聞こえてこれはいいかなと思ったが、解析してみるとそうでもない。逆パターン(取れてないと思うと案外取れている)は結構あるが、ちょっと空振り気味か?でもまあ遠くまで来た訳ではないし、受信しているだけで楽しいので気にならない。
助手席に積んだ2台のリグ。うう、狭い!
・帰りはいつもは134号で海を横目で見ながら帰るのだが、今日は楽をしたかったので横横道路を使う。本日のBGMは高橋真梨子。ボリューム全開で聞く大人の女性のバラードは心地良い。ああ、今回も気持ち良かった。
5/23 先週Bちゃんから頂戴したフィリピンのFM局のサンシェードとステッカーを部屋に飾る。返信が滅多に来ないフィリピン局のグッズは貴重品だ。サラリーマン故にサンデーリスナーでありそのサンデーも飛び回っているのでなかなか受信チャンスに遭遇しないが、これを横目で見つつ気分を盛り上げ、縁起を担いでDXに励みたいと思う。
5/16 先日参加したエレクトロニクスフリーマーケットに刺激されて、またまたフリマに参加する。今日は横浜のいずみ中央で開催された、アマチュア無線クラブ主催のイベントだ。しかも今回は買うだけでなく出店も自由とのことで、面白そうだったのでガラクタをかき集めて持参する。T師を誘ったら賛同して一緒に参加してくれた。師も数点商品持参だ。
・レジャーシートを敷いて脇に折りたたみ椅子を並べ商品には付箋で値札を貼り、あっという間に出店準備完了。定刻少し前から販売が解禁となる。お陰様で数点をお買い上げ頂き、楽しみながら売る。逆に自分も会場を一巡したら、懐かしいSANYOのBCLラジオBlueimpuls7700がジャンク価格で出品されていたので、若干勉強してもらって購入。収益と買い物を差し引きしたら200円のプラスだった。まあこのくらいが可愛くて良いだろう(笑)。
・そもそもアマチュアのイベントなので知り合いもいないだろうと思っていたら、先日の厚木のイベントで再会したH氏にお会いして、更にH氏からは知人F氏とT氏をご紹介頂き、思わぬところでまた友達の輪が広がった。そこで談笑していたらすぐに時間も経ち、2時間ほどのイベントはあっという間に終わった。なかなか面白かったしまた参加してみたい。
5/15 Hawaiiの760/KGUより返信が届く。中に入っていたレターは、ワイキキのサンセットやハイビスカスの花のイラストの入った、ワイハームード満載なデザインのものであった。なかなか雰囲気のあるレターだ。
5/14 古本屋で「エレクトロニクス製作アイデア集」のシリーズを発見。いずれも105円で売られていたので、置いてあった3冊を迷わず買って帰る。もっともここ最近全く半田ごてを握っていないし、これらの本を読むという保証もないのだが・・・(過去に購入した本も、本棚の肥やしになっているもの多数あり)。まあ腐るものでもないし、しばらく置いておこう。
5/6 帰宅すると久々返信が届いていた。昨年秋に受信したテキサスの820/WBAPからだ。考えてみると今年に入ってからレポートを書いていない。何故だ!と自分でも驚いたが、考察するに1月のペディは返信の期待できないフィリピンだったので書かなかった、3月のペディはABCばかりで、しかも書ける内容がニュースのテーマ音楽だけだったので書いていないのだ。先日の外房ペディは後から解析するとそれなりに入っており(パラサイト解析ばっかり)、レポートが書ける局もそれなりにある。ならば面倒臭がらずに書くか。ということで今週末に。
5/5 厚木で開催されたエレクトロニクスフリーマーケットに参加する。知人DXerM氏の所属するアマチュア無線クラブが毎年主催しているイベントで、昨年その存在を知って参加したかったのだが都合が合わず、今年は大丈夫だったので行ってみた。考えてみればM氏とも1年以上ご無沙汰だ。
・車を飛ばし40分程で着いた会場は、ハムフェアのあの雰囲気。M氏はすぐ見つかって、早速挨拶する。歓迎して下さって、色々見て行ってくれと声を掛けてくれる。ラジオ関連は氏のブースが一番充実しており、TRY-X1500やSOUND750、COUGAR118、NSB専用ラジオなどそそるものが沢山あるが、全部購入していたらきりがない。そんな中で目に留まったのがCBトランシーバー、National RJ-360。2chで出力500mW。現在でも送受信も可能だという。今の時代にCBが必要かというと必要ではない。第一デカ過ぎる。しかしCBトランシーバーはBCL少年の郷愁をそそるのだ。昔は体育祭とか学校の行事でも使っていたと思うし、中学時代は友人も持っていてこれを使って海賊局をやったのを受信したりして遊んだ。当時だって2万円以上したし、私はとても買えなかったが。その必要のないものを買いたくなるのは、これはBCL少年のDNA~三つ子の魂百までとしか言いようがない。小学生時代にどうしても欲しくて買ってもらったトランシーバーは、6石のおもちゃだった。それから比べればCBはちゃんと実用性のある通信機器だ。いずれにしても私にとってトランシーバーは永遠の憧れなのだ。「3,000円にするよ!」とM氏が言ってくれたので素早くお金を払った。そうして家に持ち帰ってきて、午後から別なイベントに出掛けて、会場で次女と交信して遊んだ。大きな筐体で長いアンテナを立てて交信する光景は最早奇異でさえある。それでもトランシーバーで遊ぶという快感は、未だに40代のオッサンをワクワクさせる何かがある。
・おっと、フリマについて書くつもりがいつの間にかCBネタに集中してしまったが、M氏と久々に会うことが今回お邪魔した大きな動機であった。M氏のご友人のH氏とも久々お会いできた。H氏も昨年の相模川河川敷での北米中波受信実験にご一緒頂いた方だ。すっかり不義理してしまったが、また改めて遊んで下さいとお願いして、このユニークなイベント会場を後にする。
4/24 久々の外房ペディ。今回は4人組に加えて「タツさん」、そして「社長」をお迎えして総勢6名での開催となった。賑やかで良い。タツさんは岡山からの参加になるので、折角だからとランチもご一緒することにした。通常より1時間ほど早く集合して高速に乗り、空いていれば海ほたるで食べたかったのだが生憎満車。止むを得ずそのまま車を走らせるが、千葉県も中心部は田舎で、「ここで食いたい」と思う店が全然出現しない。その情けなさに散々毒づきながら車を走らせ、やっと少しレストランが集積した地区に到達しラーメン屋に入る。幸いにもそのラーメン屋はなかなか人気店だったようで、客がひっきりなしに入って来る。確かにまあまあ美味かったし、何よりウリにしているラーメンが「石焼ラーメン」=「爆裂」のサブタイトル付だ。これは縁起もいいではないか!横浜で集合してからの道中もずっとだったがここでも歓談して、そして改めて会場へと向かう。
・現地で茨城から参加の社長とも合流。時間は余裕を持って集合したので、まずは景色を見たりしながら記念撮影し、それからアンテナや機材のセッティング。私はビールを飲みながらのんびりやる。フェイドインは18時くらいだが、何せ14時過ぎには着いていたので、時間はたっぷりあるのだ。
・しかし肝心のDXは残念ながら爆裂とはいかなかった。磁気嵐が出たせいか未だシーズンが早かったのか、普段なら入るオーストラリア民放も全然聞こえない。強いのは南ではグアムばかりだ。後は北米中波の残骸。そんな状況なのであまり燃えないし、しかも悪いことには日が暮れると寒くなってきた。こうなるともはやDXどころではない。ジャンパーを着込むわ貧乏ゆすりはするわ、しまいには体操する人まで出る始末だ(笑)。おまけに雨までぱらついてきたので、20時くらいまで聞こうかと言っていたのを早め、19時で撤収に入る。
・早く店じまいした分、最後はファミレスで反省会。ホットコーヒー(アル中Shinさんは熱燗)で冷え切った身体を温め、そして四方山話に花を咲かせる。ここでも会場でもそうだったが、往復の車中でも下ネタを中心とした馬鹿話ばかりだったので、滅茶苦茶楽しかった。聞こえても聞こえなくても、こうして6人集まって話が出来るのは本当に楽しいし幸せだ。遠方の方はなかなか難しいが、やはりこの行事は毎月やりたい。成果的には多分イマイチなので、是非ともリベンジしたい。
4/11 ↓の大先輩DXerIOMとランチ。早速お誘いして快諾頂き、近所の鮮魚レストランで会食することになったのだ。IOMは今回もお手製の食パンとジャムをお土産に下さった。土産的なものは準備していなかった私は汗・・・。辛うじて6年前に書いた「MY BCL LIFE」を印刷しクリアファイルに入れたものを「自己紹介代わり」として差し上げる。土産でも何でもなくて邪魔かも(笑)。
・父親ほどの先輩との会食は楽しかった。時代的には完全にすれ違っている。IOMは昭和30年くらいから聞いておられたが、BCLブーム当時はあまりご存じない。最初の受信機は自作だし、その後購入された受信機も主としてCollinsなどのビンテージレシーバーだ。私はまさにBCLブーマー世代だし、受信機を自作するなど思いもよらぬ。ましてやCollinsなど全くの縁遠い世界。それでも話題は合ってしまうのが同じ趣味のいいところだ。昭和30年にどうやってこの趣味の世界を知り知識を得たのかを尋ねたり、また近隣で見かけるアンテナのある家について語ったり、共に所有する愛好者3号ネタまでいくらでも楽しめる話題はあった。
・2時間ほど話してお開きにしたが、結局ランチをご馳走になってしまった。また一歩お近づきになれた気がするので、これからも時々こうしてご一緒させて頂きたいと思う。何せ一番近所に住むDXerなのだから。
3/31 北米のDXerC氏より問い合わせのメールが入る。531kHzでNHKらしき局を受信したが、野球中継とトークの2局聞こえる。トークは594kHzとパラだそうな。だとするとNHKが別々のプログラムを放送していたことになる。念のために594の音声も送ってもらったが、こちらは間違いなくNHKニュース。ということは・・・と思って調べると、予想は当たった!氏の受信した10/3は楽天がクライマックスシリーズ進出を賭けた大一番が行われていたのだ。それに伴って東北地方のファン向けに野球を特別に中継したに違いないと推測(531は盛岡と名護)。C氏に私の推理をフィードバックすると、NHKがそういうサービスをすることを初めて知ったと大変喜んでいた。念のためにNHK盛岡放送局に質問すると翌日返事をくれて、当日は東北地方6県のラジオ第一及びFMで野球を中継したとのことで、推測は証明された。終わってみればなぁんだと思うことも尋ねられると一瞬分からず、韓国語と聞き間違えているのではないかとか疑ったりした。自分的にも面白いMysteryだった。
・貸しを作ったので、今度は自分が助けてもらう番だ。抜け目なくS師の不明局ファイルを添付して送信。彼も楽しみながら解決してくれるのではないだろうか。期待している。
・帰宅するとご近所大先輩DXerI氏よりはがきが届いていた。何と、↓の「BCLライフ」に私の駄文が掲載されたのに気付き、激励のメッセージを下さったという訳だ。何とも勿体無く、大感激だ!是非近々にお目に掛かってお礼を申し述べて、可能であれば是非一献お付き合い願いたいと思っている。
3/29 三才ブックスより「BCLライフ」が本日発売される。僭越ながら私も4ページほど駄文を寄稿させて頂いた。伝えてみたかったテーマで書かせて頂いて楽しかったのだが、出来上がった本を読んでみると自己評価的にはもうちょい突っ込んでみても良かったかなあという感じ。私の文章はいつもそうなのだが、総じて自己満足で簡潔になり過ぎるきらいがある(笑)。私の記事はともかく、書籍全体としてはBCLの今を楽しむための実践的実用的な記事が多く、なかなか読み応えのある内容に仕上がっているのではないだろうか。更に言えばShinさんがお描きになった表紙の絵は素晴らしく、これだけで気持ちがワクワクしてくる。書店で手に取ってご覧になって(出来れば買って;編集者さんのために-笑)頂きたいと思う。詳しくは三才ブックスのホームページにて。
3/22 昨日~本日にかけて、今年2回目の茅ヶ崎ペディを敢行。1月のペディ後、神奈川県の財政状況の悪化により来年3月末でキャンプ場の閉鎖が決定。茅ヶ崎市などの自治体か民間が引き継がなければなくなってしまうので、行けるときに行っておきたかったのだ。今回はいつものT師と、はるばる新潟よりEさんが参加して下さった。特に遠方から来て下さったEさんには、フィリピンやオーストラリア方面の爆裂で、日本海側にない面白さを体験して頂きたいと願う。
・14時に現着して早速アンテナ設営。今回は南東-北西、南西-北東方面に2基のK9AY、地面を這わすビバレージ、そしてALA-1530の4基を設置。最初は北東で北米中波を狙ってみるが、コンディションも大したことなく常連のみだったので諦める。その後Eさんにパラサイトして南米などを聞く。Peruが開け、Alturaは綺麗にIDが取れて気持ち良かったしAmautaやMadre de Diosなども入っていた。しかし肝心の南方面、フィリピンが火を噴かない。止むを得ず持参したワインを飲み始める。その後南西向けK9AYがパッとしなかったので、思い切ってS師謹製デルタフラッグに替えようと3人で協力して交換。そして改めて聞くと、1475のマレーシアが爆裂!フィリピンもチョコチョコ聞こえてきて「これは!」と思ったが、1月ほどにはならず。またワインに戻り1本空けてへべれけになり、座ったまま寝てしまう。0時過ぎに目が覚めて、寝袋に入り今度は本格的に就寝。後はタイマー&PERSEUSにお任せだ。
寝る私(笑)
・3時過ぎに目が覚めたのでちょっと聞いたが弱かったので、改めて寝てしまう。そして翌日解析してみると、フィリピンやオーストラリアABC各局が弱いながらも入っていた。しかし何と言っても今回のヒットは675で聞こえた推定R.TV Hong Kongではないだろうか。T師が解析し「BBCが聞こえるが周波数的にRTHKではないか?」とサジェスチョンを下さり、自分でもBBC WSのアナウンスを確認したのだった。この周波数でBBC WSの番組を中継する局は恐らくRTHKであろう。私的にはかなり前に短波3940kHzで、海南ヨットレースの気象放送を受信したことがあったが、中波でのRTHKを受信するのは初めてだ。香港も昔は常連だったようだが、今や珍局だ。この他全てT師の解析にパラサイトするが、弱いながらもかなりの数のABC局、フィリピン局が入感していた。例えば531で聞こえるABCはリスト的には6DLしかなく、これもあまり受信出来ないのではないかと思う。594でもABC(3WV)が入っていたが、JOAKの裏でのABC受信というのもあまり聞いたことがない。まさにデルタフラッグとPERSEUS、そして南に強いロケ(海の目の前、在京ローカル局がナルアウトする方角になる)の組み合わせの勝利だ!この他540はABC-4QL、576はABC-2RN、621はABC-3RNのようだ。いずれもABCニュースのテーマ音楽が確認できるだけだが、それぞれその周波数に単独で存在するので断定しても良いだろう。
・このようにダメだと思ったにも関わらず、意外にも面白局が取れていたのには驚く。Eさんはこのペディは楽しんで頂けただろうか?これから初夏に掛けて、南方面は面白くなりそうだ。閉鎖するまで大いに楽しみたい。
T師とEさん
3/8 折れ曲がって傷ついたQSLカードが届いた。どこかいなと思ってよくよく見ると、「INCONFIDENCIA」の文字が。一瞬どこの局だか分からなくて住所を見て、ブラジルであったことを思い出す。そしてQSLに書いてあったデータを見ると、日付が2008年2月10日になっていた。何と2年!これは私的にはK点超え、最長不倒記録だ!消印は2010年になっていたので、私のレポートは2年間局の中で埋もれていたということだろうか?まあよく返信をくれたなと感心する。有難いことだ。
3/7 知人DXerより格安にてグライコとヘッドフォンアンプを譲り受ける。音がイマイチなJRC系のリグに繋ぐと良いのではないかとのアドバイス。もっとも最近は全然自宅で受信機の電源を入れないのだが・・・。シャックのオブジェになる可能性大(笑)と思いつつも、とりあえず535に繋いでみる。ケーブルがないので、実際の成果は後日改めてチェックしよう。
3/5 DXer飲み会を開催。まあ他愛もない話ばかりだが、「2/14から日記更新してないね」と指摘を受ける。そもそも改まって書くネタがないからなのだが、小さなことなら色々感じたり考えたりすることもある訳なので、もっと気楽に書けば良いのだろう。そう考えるとそろそろツイッターとかを取り入れてもいいのかも知れない。ちょっと研究しよう。
2/14 K9AYアンテナを立てるときに使用する塩ビパイプで、外径は変わらず肉厚なものを発見して購入。この種のパイプが売られていたのには全然気付かなかった。恐らくよく出入りしていたホームセンターには売っていなかっただけだと思うが・・・。厚みは2mm→4mmになり、かなり強度が上がったと思う。以前はφ50→φ40という改善をしたが、久々の改善だ。これで以前より安定感を増すであろう。
2/13 一昨日購入した収納ボックスRVBOX 1150Dに、ペディション用K9AYアンテナセットを収めてみる。これまでマストやアース棒はトランススペースに直に、また同軸ケーブルK9AYコントローラー、ハンマーなど細々したものは破れかかったビニール袋に入れており、全然収拾がついていなかった。大変気になっており何かいいものはないか探したら、ホームセンターであっさり見つかって後日購入したという訳である。トランクスペースの横幅に丁度適合しており、アンテナグッズ一式がオールインワンで収納できて大変スッキリした。これでまた気分良くペディに行けそうである。
2/10 悲しい知らせが入った。米国オクラホマのDXer John Bryant氏逝去のニュースだ。簡単な文面なので具体的な状況は分からないが、昨日梯子から落ちて大怪我をして、今朝亡くなったとのことであった。氏とは2005年に氏よりメールを頂戴して交流が始まった。私にとって初めての海外のDX friendである。日本にも大変造詣の深いMW-DXerで(本業は建築学の教授)、そのDXに対する傑出した情熱には国境や年齢の差を越え(私より20才以上年長)、大いに憧れの念を抱いた。いつかは実際に氏に会ってDX談義をすることが私の漠然とした夢で、そのために細々ながら英語の勉強も続けていたのである。大変残念であり悲しい。せめて氏を通じて知り合えた人々とは前述の夢を実現できるよう勉強を続けて行くこととその関係を大切にしていくことこそが、私に出来る供養なのだと思っている。氏の悲報に心からの哀悼を表する。
1/26 昨年2月に雨崎で受信したHondurasの3340/R.Misiones Internationalより返信が届く。Hondurasは初のQSLなので嬉しい。久々の中南米カントリーゲットだ。
1/16 昨年末に送ったNV,Renoの780/KKOHから返信が来る。780と言えばKNOMでおなじみの周波数であり、実際自宅でKKOHが受信できたことはない。850/KOAと同じような位置づけの嬉しさだ。
・ShinさんにPCとPerseusを拝借して、ちょっとした実験をしてみる。まあ結果は分かっている実験なのだが、感覚的にではなく理論的に実証してみたいというのが今回の趣旨だ。概ねデータは取れたので論旨をまとめて、いずれ発表したいと思っている。
1/11 昨日~今朝に掛けて茅ヶ崎で一泊ペディを行う。今回はT師とMiyaさんの3人だ。茅ヶ崎は南方面に相性の良いロケなので、久々フィリピン中波と月曜早朝でオーストラリア方面を狙う。まあガツガツせず、半分親睦会のつもりだ。と言いながらも今回はS師謹製「Phased Array」(PA)を持参。バックを徹底的にナルに追い込んで指向性を鋭くする秘密兵器だ。そのために全く同じスペックのK9AYを2基と同じ長さの同軸ケーブルを準備して臨む。
・14時過ぎには現地入りし、早速セッティング開始。松の木がちょっと邪魔ではあるが、北東-南西方向に適切な距離を置いてK9AY2基を張るのは問題なかった。そしてコモンモードノイズフィルタを通してキャビンへフィード。最初は北東方向に向けて北米中波を聞く。しかしコンディションがイマイチだったせいもあるようだが、聞こえるのは常連ばかりだ。これは想定の範囲内なので構わない。LA短波も面白いところは入らず、夕食を食べながら早々とフィリピンアワーを待つ。
・20時過ぎから段々強くなってきた。そしてそこから各局の終了まで爆裂!詳細は只今解析中だが、846/DZRV(R.Veritas)、1017/DXAM、1062/DZEC、1125/DXGO、1458/DYZZ(Bantay Radyo)はこんな感じ。この他666ではDZRHがNHK大阪と拮抗し、1314ではDWXIがラジオ大阪を潰し非常に強力。この状況は私的には2003年末以来だ。更に驚いたのは954/TBSラジオや1260/東北放送、1422/ラジオ日本の裏でもフィリピンやタイ語の局が入っていたこと。完全にフィリピン天国と化して、まさにウハウハ言って楽しんだ。
・0時には就寝態勢に入り、後はPerseusとタイマーにお任せする。この辺りもPerseusならではだ。月曜早朝中波DXをすると、翌日休みであっても眠くて昼寝したりダラダラしてしまいがちだ。しかしタイマーに任せればゆっくり眠れるので(事実起床は朝7時過ぎ)、次の日も有効に過ごせるのだ。残念ながらT師曰くオーストラリア方面はダメダメだったそうで、ALA-1530を北西に向けて比較的良かった中東を聞いたとのこと。私は南西向けのアンテナのままだったので、録音は期待できないであろう。
・PAについてはその効用を検証すべく色々実験したが、どこかセッティングが悪かったのか、2基のK9AYを合成してローカル局をナルアウトするという効果を実証することが出来なかった。従って今回のフィリピン局大漁は、単純にK9AYとコンディションの成果ということになる。これが更にPAの効果も引き出してTBSやラジオ日本を大幅に減衰させてDX局を確認することが出来たら面白かったのだが・・・師匠、力不足でスミマセン!改めてリベンジのチャンスをくれ給へ・・・
1/5 正月早々ビッグなお年玉を貰った。昨年11月のペディで受信しレポートした、カナダはマニトバの990/CBWからの返信だ!ビッグというのは受信が容易でないマニトバという意味もあるが、送られてきたカードが文字通りビッグであったということもある。いずれにしても昨年末のサスカチュワンの540/CBKと並んで嬉しい返信だ。こいつは春から縁起がいいやと喜んで、週末の茅ヶ崎ペディでも一山当ててやろう(TP-DXには不向きでフィリピン・オーストラリア狙い)と楽しみにするのであった。