12/16 今年最後のBCL行事になるであろうTDXC忘年会に参加。諸事情で3名の方が来れなくなったが、ゲスト1名を迎えた計9名のメンバーでの開催となった。場所はいつもの野毛。この日は京浜東北線の架線トラブルの影響で横浜周辺のJRダイヤが大混乱。幸い皆さん代替路線を駆使して概ね時間通りに到着。

・今回の目玉はTDXC初の女性の参加。とあるご縁で参加頂くことになったのだが、元々ハムの方ということでBCLに全く無縁な訳でもなく、会話はそれなりに成立する。とは言えいつものような下世話なネタ、そして私の特徴である毒舌は封印されて、比較的品の良い集いとなる。それでも酒が入ると徐々にボルテージも上がり、途中某国に出張中のS師にネットを通じて会の様子を伝えたりして楽しむ。

・二次会はPROPAGATION完成祝賀会の時も訪れた歌謡曲バーVIPルーム。幹事の皆さんの手配で、忘年会ピークのこの日もスムーズに店に入れるのは嬉しい。ここでは酔いも回ってすっかりいつものモードになり、歌ったり懐かしい映像を見て楽しむ。件の女性も引き続き参加下さったが、S山氏など彼女をデュエットに誘ったりして楽しんでいる。おい、店の女性と勘違いしてないか(笑)。

・好き者のメンバーは更に野毛のディープなバーでの三次会に流れる。ここには若手のKさんも義理堅く、仕事を終えて駆けつけてくれる。酔っ払っていてお構い出来ず申し訳ない。しかも私自身は連夜の宴会で疲れたのか、最後はカウンターで舟を漕ぎ出す始末だった。ともあれ5時間半を超える長い宴を終えて、皆幸せな気分を胸に忘年会帰りの人でごった返す桜木町の駅を後にする。

11/25 27日に帰国の途に着くNickさんのお別れ会を開催。新潟ペディで別れた時に今回はこれが最後かなと思ったのだが、木曜日に語学学校を終えた氏は最後に鎌倉や東京を観光するため藤沢に宿泊するとのことで、別れを惜しむ機会を作ることが出来た。急遽ではあったしピンポイントの日程ではあったが、Miyaさん、峯さん、Shinさんが参加下さり、横浜の居酒屋に集合した。

・氏が滞在した2ヶ月間~特に我々は最初、中間、そして最後という節目にご一緒させて頂いたので感慨深いが~を総括するような話が中心であった。今回は少人数だったので、歓迎会のときは遠慮したShinさんも果敢にNickさんにインタビューを実施した。来年のPROPAGATIONの記事として編集されることになる。これまで改まった話を聞くことは無かったので、これは良い企画だったと思う。インタビューの回答の中でまたNickさんのDX経歴や考え方を知ることが出来たし、その前向きな姿勢には改めて尊敬の念を感じることになった。

・一軒では名残惜しくもう一軒軽く行って飲んで、最後は横浜駅改札で握手を交わし別れる。私自身は今回身の程も省みず色々とアテンドをさせて頂いたが、何とも語学力のなさを思い知らされる結果となった。Nick氏も日本語学習についてはその困難さを改めて痛感したようで、その点についてはお互いに慰め合う状況であった。しかし帰国後も勉強を続けるという氏の諦めない姿勢には大変感銘を受けたし、大いに勇気付けられもした。きっとまた会う機会はありそうだし、次回はお互いにもっとコミュニケーションが取れることを願って、私も精進するつもりである。

10/29 Nickさん歓迎企画続編ということで、氏の意向を反映した新潟遠征ぺディを開催。参加者はNickさんの他T師、峯さん、そして私の4名。生憎の台風22号の襲来であったが、新幹線が動く限りやりましょうと予め申し合わせており、実際動いていたので予定通り敢行。行きは東京駅で遭遇出来た峯さんと隣同士で座り、2時間話しながら行く。峯さんとは知り合ってまだ1年半ほどであり知らないことも多かったが、この会話で随分知ることが出来た。そうして燕三条駅で全員一同に会して、予約しておいたレンタカーに乗り一路寺泊へ。車で30分ほどで着くのが嬉しい。

・本日の宿、民宿「いしい」は海の目の前にあってぺディに最適。海側はアンテナを自由に張れるスペースがあり、夏場は海の家として使われている部屋をシャックとしてお借りし、ここで皆で聞き始める。アンテナ設置時点は雨が止んでラッキーだった。Nickさんの狙いは、時を同じくして海の向こう、Newfoundlamd島(北米東海岸)で開催されているペディのカウンターバージョンである。"the best nearby water path is actually looking out over the Sea of Japan, I think"という推論に基づき、氏自身が日本海側を選んだのである。勿論日本海から狙う中東~ヨーロッパ~アフリカ、更には(Nickさんにとっては珍しい)近隣諸国を聞くことも副次的な狙いである。

 

・Nickさんのサジェスチョンに基づきグレイラインに集中して上記TPDXを実行するが、これは残念ながら音声の「受信」は叶わなかった。がしかし、それは氏の想定内。氏が注視していたのは音声よりも「キャリア」であった。SDRのスペクトラム画面で見えるキャリアを追いかけて、東海岸で信号が届く可能性のある局の周波数のキャリアを追尾していたのだ。それによれば、1140と1660で取れていたキャリアは東海岸の可能性大とのこと。Nickさんほどのベテランが言うだけに信憑性がある。そして結論として、「12月上旬(1月、2月でも可)に、朝6時頃に東海岸を狙うと面白いと思う」とアドバイスを頂いた。是非チャレンジしてみたいDXである。

 

・深夜にはアンテナを北西に向け、中東~アフリカ方面狙いに切り替える。T師のサジェスチョンで聞いたモンゴル171029Mongolia長波209kHzは実に強力!ただコンディションは必ずしも良かった訳ではないようで、中東やヨーロッパがガンガン聞こえるのを期待したのだが、そこまでは行かなかった。それでも1223のMonteCarlo1530のVOA Sao Tome Principeなどが聞こえて満足。断続的に仮眠し、最後は4時まで聞いて寝る。

・翌朝はチェックアウト後、寺泊の市場で短時間の観光。昨晩宿で出た蟹の美味さを思い出し、家族への土産とする。新幹線を待つ燕三条駅の待合室で、そして新幹線の車内で4人談笑しながら家路に向かう。Nickさんは少し手前の大宮で乗り換えて、この後は青森に。ガッチリ握手して別れを惜しむ。しかしNickさん、これから青森~北海道とはタフ過ぎる!

10/1 せっかく当家に泊まってもらったのだから午前中ぼんやり過ごすのも芸がないと思い、事前に意向を確認しておいて近隣の観光地江ノ島にご案内することになった。英語に興味のある嫁もガイド役を買って出てくれて、一人では荷が重いと思っていただけに助かった。とにかく時間も限られているので、久々にエスカーで登ってみた。そしてシーキャンドル展望フロアからの眺望と、秋の爽やかな風を楽しんで頂く。Nickさんは常に笑顔で前向きであり、嫁もNickさんの人柄を絶賛していた。

・昼に出発して、横浜駅で宮さん峯さんをピックアップして太東崎に向かう。お二方とも英語が堪能であり、私は最小限の会話で済んでちょっと気楽(笑)。そうして車を走らせ、遂にNickさんを太東崎に連れてくることが出来た。Nickさん、早速写真を撮りまくって、太東崎を堪能している。コンディションは信号はまずまず強かったものの、空電も強かったのは残念。それでも日本でのチョイペを楽しんで頂けた様である。

・明日はまた授業があるので、この日のうちに岡崎に帰さねばならずせわしい。何より新幹線終電に間に合わなかったら大変なので、スマホをチラ見しつつ道路交通情報に気を配る。アクアライン渋滞のサインもあったので、予定より少し早めに撤収。帰りは新横浜までダイレクトで送り届けることになったが、湾岸線から新横浜への最短ルートはどこ?知らなかったのだが、実は新横浜への神奈川7号線が3月に開通していた。これを使ったら丁度2時間で着いた。当初想定していたより1時間以上早く岡崎に辿り着けるようで良かった。ガッチリ握手して別れる。次は月末の日本海ペディでの再会だ。もう一度会えるチャンスがある!

9/30 昨年のCliffペディでご一緒したカナダ人DXer Nick Hall-Patch氏の来日に伴い歓迎会を開催。氏は親日家のMW DXerだが、68歳になる今から日本語を徹底して勉強しようと、2ヶ月間の語学学校通学のために来日した。留学先は愛知県岡崎市。この日はわざわざ横浜までお越し頂いたことになる。実力のある高名なDXerであるのみならず、ご年配にも関わらず旺盛な向学心をお持ちな立派な方ということで、TDXCメンバーは皆楽しみにして待っていた。本日は都合のついた9名が集まり、横浜駅前の居酒屋個室での宴会となった。

・Nickさんは国籍を越えて、その人柄の良さが伝わってくる人であった。TDXCメンバーも英語の得意な人もいればそうでもない人もいるが、皆各々のスタイルでホスピタリティを思い切り表現していた。Shinさんは全員分のネームプレートを準備してくれたし、宮さんは同じく全員分の簡単な紹介文を作成してくれた。シエスタさんはNick氏も執筆した名著「Proceeding」を持参してNick氏に見せてサインを貰ったりしていた。我々のフレンドリーな歓迎の気持ちは、十二分に伝わったことだろう。そう確信できる、とても良い会だったと感じる。

・この日に宿泊ペディで歓迎することも考えたのだが、そうすると参加のハードルが上がり来れる人が減ってしまうかも知れない。なので今日は飲み会のみとし、翌日に日本のCliff~太東崎のペディにお連れすることにした。そこでこの日は拙宅に泊まって頂くことになった。Nickさんからはこんな素敵なお土産を頂いた。こんなビールが市販されている、カナダって凄い!

9/17 馬場ちゃん上京に伴い横浜でオフ会。北米中波を聞きたいというご本人たっての希望で本当は太東崎にお連れする予定だったが、生憎の台風で断念し食事会とする。横浜と言えば崎陽軒だろうと、中華でビールを飲みながらランチ。馬場ちゃんと会うのは昨年のNDXC40周年記念ミーティング以来なので1年半ぶりだが、横浜で会うのは遡って6年前になる。

・相変わらず明るくて、ノリのいい人だ。DXer消息などの話題で盛り上がる。時間はあったので、ランチ後も場所を移してカフェでクールダウンしながら会話。3時間ほどのオフ会はそごう前の集合写真で終了。また会う日まで!

9/10 昨日~一泊二日で道東霧多布ペディに参加。広大な霧多布湿原を横目に海岸にアンテナを張り、たった一日(前泊組は二日)のTP-DXチャレンジだ。直前に発生したフレアの悪影響が残っていたのか、大変不思議なコンディションになった。ざっと解析したところ、入っているのはカリフォルニアとハワイのみである。隣接するオレゴン、ワシントン、そしてカナダBCなどもいずれも確認出来ない。とすると、通常は特定の常連局が居座っているチャンネルも今回ばかりは姿が見えず、カリフォルニアかハワイの滅多に入らない局が入ってる可能性が高いということになる。これはじっくり確認していこう。

・詳しくは改めて記したいと思うが、初めての釧路~そして厚岸の街~霧多布の壮大な自然、そして海の幸。憧れの道東ペディ、そして夜のペンションオーナーとの飲みながらの語らい・・・。何もかもが鮮烈な想い出として残った。今はこの愉しい想いをじっくり噛み締めて味わいたい。

8/6 さわぽん氏より本日10時より移動運用する旨連絡を頂いたので、私も自宅ベランダからCBで参戦してみる。氏が出ている円海山から私の自宅までは直線距離で約15kmだったが、残念ながら氏とはQSOならず。その代わり氏がサジェスチョンして下さった、大山で移動運用なさっていた神奈川CG61局と交信が成立。人生二度目のQSOでありしかも自宅で出来たことは、この歳になって何だが素直に嬉しい。直線距離では20km程だが、やはり先方の高度が400mなのと、私の自宅のベランダが大山方向に向いていることがポイントだろう。円海山は標高153mで、方角的には真逆になる。

・これまたさわぽん氏にお世話頂いて入手したCB機なので、これを機にもっともっと活用して遊んでみたいと思っている。

8/5 PROPAGATION完成祝賀会を開催。今回は節目の第5号ということもあり、少し張り込んで横浜中華街は飲茶の名店「菜香新館」個室で行う。こちらには執筆に当たったメンバーのうち10名が参加。今回初参加になるY氏は、遥々奈良から駆けつけて下さった。乾杯しランダムな歓談に続けて、初対面のY氏に向けたメンバーの自己紹介と会誌完成への祝辞に移る。毎回のことだが各自個性のあるスピーチで楽しませて頂く。今回は~さわぽんさんもブログで触れておられたが~中華での円卓というのは、参加者全員の顔がバランス良く見渡せて良いと思った。

・2時間半程で一次会を終了し、タクシーで野毛に移動。二次会は板さん行きつけの歌謡曲バー「あの頃や」のVIPルームである。VIPルームと言っても、ただ貸切の個室なだけだが。歌謡曲バーはどこもデコレーションはノスタルジーを喚起するような感じなのだろうが、こちらもごたぶんに漏れず「明星」「平凡」「平凡パンチ」といった雑誌が展示され、或いはその切抜きが壁面に貼られていて懐かしい。リクエストに応じて流れる映像も、そのアーティストの当時のものである。カラオケも出来るし、いいスペースだ。途中から別件や仕事で一次会には参加出来なかったS山氏とくりもっちゃんも駆けつけてくれて合流し、短いながらも夏の夜を目一杯楽しんだ。

・残念ながら衰退の一途を辿る趣味であり、復活ブームで戻ってきた方々も聞こえる局や市販受信機の激減で魅力を失い、相当数が再度リタイアしてしまったのではないかと推定している。多分BCLの最もベーシックな楽しみ方である「海外短波放送局を受信する」ことがその活動の全てであったとすると、リタイアしてしまうのは自然な流れだと思う。TDXCのメンバーはベーシックな楽しみ方から派生した楽しみを発見し~そしてFace to faceで集まって相乗効果で新たな楽しみ方を創出することで~今なおこの趣味を楽しみ続けていると言えそうである。PROPAGATIONは、その新たな楽しみ方の集大成だと思っている。相互に刺激を与えながら、そしてその成果をPROPAGATIONに発表しながら、これからも続けていくだろう。

7/30 今年もTDXC会誌PROPAGATIONを発行。2013年に初版を発行してから、これで通巻5号目となる。初版は投稿者も7名で内容的にも「戸塚のローカルマガジン」的であったが、号を重ねるごとに執筆者も増えてコンテンツも厚くなり、コンセプト的にもローカル色が消えて全国誌に変貌している。執筆者が増えたことでメニュー的にもバリエーションが増し、回数を重ねることで記事の内容も徐々に洗練されつつあるように感じる。

・今後の目指す方向性はどこだろうか?今号でも海外でのDXや海外DXer執筆の記事が掲載されているが、この趣味が本来的に持つ性格、そしてより優れた試みや叡智を求めようと思うと、否応無しにグローバル色は強まって行くであろう。勿論基本は日本語だろうが、英文記事も一定の割合で増えて行くであろう。大いに楽しみであるが、いよいよもって語学学習が必須になっていくことを感じる。

・PROPAGATION Edition5のダウンロードはこちらから。

7/20 今度は新橋でTDXCメンバーでのちょい飲み。いかさんが仕事で新橋に来ると、ここが勤務地の宮さんと一杯飲むことになり、都内在勤のメンバーにも声が掛かるという図式である。この日はJRのガード下にある寿司屋にさわぽんさんと私も含めた4名で集合。90分飲み放題付き晩酌セット1,980円で、文字通りちょい飲み。宿泊で徹底的に飲むのも一興だが、こうしてウィークデーに時間限定で飲むのも又良しである。忙しい平日における、心のオアシスである。

7/7 横浜でお仲間と5人で集まって一杯飲む。今年も会誌第5号の制作を進めているが、概ね原稿が出揃い現在編集長Shinさんが編集作業中である。8/1発行予定でその週末には祝賀会を開催するが、第5号という区切りの記念号でもあり、何かスペシャルなものにするかどうかなどについて話し合う・・・という名目である。しかし始まってみればただの飲み会。一軒目の店はスペシャルメニューは別として全品300円というリーズナブルなお値段。2,500円ほどで結構酔っ払う。この日記を読み返すとすぐ分かるが、6月はオンラインを除いては交流が無かったので、横浜という安心感もあり実にリラックス。

・二軒目はアイリッシュパブへ。遠征ペディの話が本格的になり、9月頭にも実行することになりそうだ。

5/28 昨日から宿泊で茅ヶ崎海岸公園ペディを実施。参加メンバーは板さん、いかさん、Shinさん、T師、そして私の5名。少し暑いが好天に恵まれた。16時に現地に到着して、昨年と同じウッドデッキの場所に機材をセッティング。アンテナも同じ位置にTDDFを設置するが、ヒヤリとしたのは同軸の不良。ゲインが低いのにT師が気付きShinさんが調べると、芯線の部分に不具合が見られた模様。50mの長いケーブルでこれの代わりに思案するが、幸いにもShinさんのサブ同軸+中継コネクタ+CMCで短いケーブルを数本を繋ぎ、辛うじて仮設シャックまで届いた。アンテナはこれ以外に、昨年購入して放置プレイ状態だったMIZUHO UZ-K1を完成させて持参。受信機器はPERSEUSの他Ultralight PL-380、そしてEスポ期待でICB-670を準備。

・コンディション的には残念ながら良いとまでは行かなかったようだ。先月に続きKiribatiは聞こえていたが、オーストラリアはそれなりに聞こえてはいたものの、伸びが足りない。インドネシアは常連のNabireとSorongは入っていたようだが、それ以上はどうだろうか。そんな感じだったのでMWDXはPERSEUSに任せて、CB機の方のワッチに移る。そうすると残念ながらCB無線の方はボウズだったが、各チャンネルでフィリピン語と思しき無線交信が聞こえる。これは何だろうとCBの先輩さわぽん氏にメールで尋ねるとすぐに返信をくれて、漁業無線ではないかとの意見を頂いた。ちなみにこんな感じの交信である。ラジオではないまた違った面白さの発掘である。

・さて、ペディションそのものは19時半で撤収し、日帰りのT師を駅に送り届け、第二部の宿泊宴会に突入。ペディはコンディション次第で外れることがあるが、こちらは絶対に外れない。とは言え一次会は宿から至近の「しゃぶ葉」で考えていたのが、これが大混雑で入れそうも無く当てが外れた。なので少し周辺を彷徨った後に、同じゾーンにある「ステーキガスト」で手を打つ。頭の中が肉モードだったので、まあこれならいいか。

・二次会は今回で2回目になる「アサヒ荘」で開催。昨年色々書いてしまったこの宿だが、今年はかなりリフォームされていて悪くなかった。ここで4人で時間を気にせずに徹底トーク。話題は完全にBCLから離れ、最後は下ネタ一辺倒になって大いに笑う。普段は必ずと言っていいほど寝落ちする私だが現金にも全然元気で、2時過ぎまで語りまくった。そしてその後当館自慢の24時間風呂に向かう。昨年は入り損ねたので今回が初めてだったが、湯船が広くて寛げた。

・金曜土曜と連続で遊んで、大いにリフレッシュさせて頂いた。お付き合い下さった皆様、本当に有難うございました!

5/26 昨年11月以来半年振りに、駒場のフレンチレストランで会食。TDXC都内在勤者有志ということで主催者の甲斐さん、シエスタ師、宮さんと4人で集まる。少人数だと会話の内容は必然的に濃くなる。皆さんそれぞれユニークな論客であり、実にウィットに富んだ爆笑トークが展開される。結構際どい話題もあったりして座談会記事のように公開するには適さないのだが、個人的には全て録音・活字化して、何度でも楽しみたいといつも思う。流してしまうには惜しい、大人の愉悦の時間である。

・ビール2杯とワイン2本で気分も高揚し、立て板に水のトークは一気に2.5時間進む。気付いたら、飲み屋に比べると少し早い閉店時刻を過ぎていた。しかし都内から帰宅するのに終電間際は苦痛であるし、このくらいの短時間集中宴会は丁度良いかもしれない。大勢でバカ騒ぎする宴会、趣味とは離れて歌う宴会、泊まって語るペディ宴会~様々な宴会バリエーションを使い分けるのが良いのだろう。

5/23 新橋にて急遽いかさんと宮さんと3人で飲む。お二方がアンテナの受け渡しで会うということは聞いていたのだが、仕事が終わる時間帯に連絡を下さって、「今から飲むんですが如何ですか」と誘ってくれた。近隣の駅でもあるし、誘われたら基本断らないのが私の流儀だ。仕事を早々に終えて駆けつける。

・TDXCを作って以来すっかり横浜がデフォルトになっていたが、このメンバーで都内というのもかえって新鮮かもしれない。宮さん次があるとのことで1.5時間ほどのちょい飲みだったが、週末のペディの話、秋に来日する海外の友人をどう歓待するかについての話、仲間の噂話などで盛り上がる。ああ、楽しかった。

4/30 宮さんと二人で茅ヶ崎チョイペを実施。今年の計画では4~6月は毎月2回チョイペに行くつもりだったのだが、他の予定も色々あって全然行けず、4月最終日の今日にやっと行くことが出来た。16時前に茅ヶ崎公園で待ち合わせるが、サザンビーチ経由で向かうと何やら人通りが異様に多い。そう、この日はサザンビーチで「湘南祭」をやっていたのだった。海からサザンのサウンドが聞こえてきて「まさか本人?」とか思うが、そんな訳はない。本人だったらあたり一面立錐の余地無く、人で埋め尽くされていたことであろう。

・時間通りに着くと、宮さんは既に到着していた。圏央道を使うとスイスイだそうである。ところで私はここでクリティカルな忘れ物に気付いた。PCとSDRを繋ぐUSBケーブルである。実は到着するまでの道中に既に気になっていたのだが、着いて改めて確認してやはり無かったという訳である。久々のバイクチョイペなのに、持ち物チェックが甘かった。しかしクリティカルではあるが、汎用品だったので救われる。茅ヶ崎駅まですぐにバイクを走らせ、ダイソーでゲット。

・急いで会場に戻り、気を取り直してアンテナを設置。今日は簡易的にプレーンなΔflagとする。球場の裏のいつもの位置に素早く設営。

・今日はまずまずコンディションが良かったようだ。1035のNZLの2ZBが異様に強かったのでこちら方面が良いかなと思ったら、549と666でABCが初受信出来た。他にも色々入っているが、詳細な解析はまた後ほどになる。面白かったのは宮さんのサジェスチョンを受けて解析した1440。先日ハワイのKonaでペディをやったシアトルのGary氏がKiribatiの終了時の録音を上げてくれていたが、それを聞いていた宮さんが「終了時に流れていた1000Hzのトーンが聞こえていたようだ」と教えてくれたのだ。実際解析してみるとこのように聞こえGary氏の録音と完全に一致した。久々のKiribatiも嬉しかった。

・相変わらず日が暮れると異様に寒くなるのがこの時期のチョイペだ。勿論それに備えてニットも着て行ったのだがそれでも寒く、きっちり19時過ぎに撤収。それでも20時前には帰宅出来るのが嬉しいチョイペである。

4/23 久々に工作にいそしむ。以前作ったΔflagアンテナのRTRに使用するコネクターをDCからRCAに交換するものである。設置場所によってはコントローラー~RTR間の距離が結構長くなることがあるが、その場合に今所有している20m/30mのコントロール用のケーブルをジョイントして使いたい。そしてRCAならジョイント用ジャックがあることに気付いたので、思い切って交換することにしたのだ。DCジャックよりもRCAジャックの方が径が小さいため、アクリルの板を小さく切って穴を空け、そこにRCAジャックを固定してから、元々あったDCの穴を通して、アクリル板を瞬間接着剤でケースに貼り付けてしまうという手法をとった。狙いは成功して、上手いこと固定出来た。実際使ってみてもちゃんと動いた。たまにやると工作は楽しい。

4/19 先日の太東崎ペディで受信して電子メールでレポートを送った推定KYFIから~と言うか運営団体であるBBN(Bible Broadcasting Network)より返信が来た。結論的には残念ながら弱過ぎて確認して貰えなかった。それはそうだろう。ネイティブのDXerがさじを投げたものを、一般人(Regional Operations Manager)が聞き取るのは無理だと思う。運良くTecnical Manager辺りが聞いてくれれば、可能性は開けるのではないかと期待したのだが・・・。勿論誤認の可能性も十分あるので、もし十分自信のある録音が録れたら再チャレンジしよう。

・追伸。上記Regional Operations Manager氏がご丁寧にも私のメールをInternet Ministries Managerに転送してくれて、その方が同団体が運営する日本語版伝道サイトを案内するメールを送ってくれた。自分の関心事はそこじゃないんだけど・・・(苦笑)。まあせっかくのご案内だったので、こちらも丁重にお礼のメールを送る。

4/15 PROPAGATION5に向けた決起集会とも言うべきTDXC飲み会を開催。久々の飲み会を楽しみにしていたメンバーも多く、横浜・野毛はにぎわい座隣にある「ふぐよし」に今回も10名が集合。店名の通りふぐの店だがさすが名幹事長いかさん、お値段の方はいかにも野毛的な大衆価格で財布に優しいのが有難い。

・さて飲み会の方はPROPAGATIONを意識してか、米国DXer達が昔発行したDX同人誌、同じく昔の雑誌のループアンテナ製作記事、フェライトバーを使った同調型アンテナの実物、先週行われた八俣送信所花見会の写真などが回覧される。また今回は参加出来なかったテキ山師よりMiyaさんに(忘年会の時に目録だけ渡された)ラジオの実物が、Shinさん経由で贈呈されて、電池を入れて聞いてみたりする。そんな感じで騒いでいたらあっという間に2時間が経過し、一次会はお開きに。

・ここで所用のあるお三方は退席され、残った好き者の7名は引き続き夜の野毛に吸い込まれていく。天気もよく暖かくもなったので人出が多く、店の外にもテーブルと椅子が置かれ飲んでいる人々もかなりいる。楽しそうな店も沢山あるが、我々が目指すのはもはや行きつけの店の感さえ出てきたパブ、YESである。隣の店(夢の恋)にもそそられるが浮気しちゃいけない(笑)。7人はちゃんとYESの階段を登って、律儀に入店。

・さて、YES名物のエロカラオケは刷新されており、これまでのようにカラオケの点数に応じてモザイクが外れるのではなく、いきなり脱ぎ始めてしまう映像に変わっていた。まあその方が手っ取り早くて良いと言えば良いが、前の仕組みの方が奥ゆかしくて良かったという声もあり、人それぞれである。今回も皆でのんびり歌って楽しむが、ここでのヒーローは昨年の忘年会でYESデビューしたM松さん。今回も甘い歌声で18番の松山千春を歌って高得点を叩き出し、苗字に引っ掛けた「ディック」のニックネームを不動のものとしていた(笑)。S師とのお付き合いも長いが、そう言えばこの人のカラオケを聞いたのは初めてかも知れない。

・ひとしきり楽しんで、22時前には退店。暑くも無く寒くもない心地良い空気と野毛の活気を楽しみながら桜木町駅に向かい家路に就く。

3/26 先週のペディで初受信だったKXEL、KUGN、KUFO、KOTZ、KDAVの5局にレポートを書く。そしてもう1局、これは未確認だが下記の推定局、KYFIにも書いてみる。自分の耳には5秒のところでコールを言っているように聞こえるのだが、残念ながらネイティブを含め誰からも賛同を得られなかった。DXerの耳で聞いて分からないものを局の人間が聞いて分かるかどうかは疑問だが、これしか手がないので思い切ってやってみよう。

・6局中住所の分からなかったKDAVと可能性の低いKYFIにはメールで送ってみた。都合6局で1局くらい返信が来るだろうか。これまた楽しみ。

3/20 今回のペディはなかなかの豊作で、解析のしがいがある感じだ。順次進めているが、その中でどうしても気になる局がある。19時に630kHzで聞こえた局で、昨日ネイティブDXerを含むメーリングリストで照会を掛けたのだが、残念ながらレスが無かった。私には5秒のところでハッキリ4文字のコールが聞き取れるのだが、これがIDかどうかは不明である。これが私の聞こえた通りだとすれば、結構なDX局ではないかと思う。是非ベテラン諸氏のコメントをお聞きしたいところである。

3/18 今年3回目のペディに参加。今回は1月の雪辱を期す太東崎である。企画はしていたものの家庭の事情で一旦は見送ったのだが、その後状況が変わり参加出来ることになった。今回はO川さん、さわぽん氏、T師、M松氏の4人のお仲間とご一緒させて頂くことになった。5人になると私のセダンではちと窮屈なので、大型ワゴンをお持ちのさわぽん氏に車を出して頂いた。なので機材を持つ私がさわぽん氏宅に立ち寄り、そこで車をチェンジして集合場所の横浜駅に向かうことになる。5人いると往復の道中も話題豊富で楽しい。それぞれBCLや無線に長いキャリアを持つ方々であり、興味深い話が尽きないのだ。

・3連休の初日なので道路は若干混んだが、大きな遅れも無く現地に着く。そして16時には受信機向かうが、非常におとなしい。これはまた1月の再現ではないかと嫌な予感がするが、幸いにも全くの杞憂に終わった。春分の日ともなると、もうフェイドインの時刻がかなり遅くなる。日没時刻が17時45分とのことだったが、受信の状況もこれと連動するように信号が強まってくる。

・この日は1月の雪辱を果たしたといって良い好コンディションであった。象徴的だったのは1620/R.Rebelde。これは強い!と喜んで、TDDF+PerseusではなくUltralightでチャレンジすると、見事ポータブルラジオでも受信できた。これは大感激!Ultralight専門で参加したさわぽん氏とO川氏は、通勤用ポケットラジオから流れる中波のRebeldeに酔いしれながら、お湯を沸かしてカップうどんを食していた。今回はかなり内陸の局が取れており、ざっと聞いただけでもネブラスカの880/KRVN、テキサスの1200/WOAIアイオワの1540/KXEL、カンザスの1590/KVGBなど米国中央部の局が確認出来る。KXELは初受信。更に解析を進めているが、未確認ながらもう一歩東の局が受信出来ている可能性がある。慎重に確認を進めたい。

左:アウトドアでUltralightDXに励むO川氏、さわぽん氏コンビ 右:テント内でぬくぬくとDXをするM松氏&私(さわぽんさん、写真拝借しました)

2/19 ↓の通りせっかく受信出来たので、Metro Plusにレポートを書く。レポートを書くという行為自体が実に久しぶりだ。調べると前回書いたのは2014年のようである。レターケースを見たら、エアメールの封筒も切らしていたので買わなければならない。香港のラジオ局では2002年に短波で海南島ヨットレースの際の気象放送を行ったRTVHKのカード、そして2008年に旅行で訪れた際に現地で受信したレポートに対し発行してくれたHong Kong Commercial Radioのレターを所有している。多分Metro Plusも後者の旅行の際にレポートを出した筈だが、こちらからは返信が無かった。あまり返信率は良くない局のようなので期待は出来ないが、セカンドトライの結果を楽しみにして待ちたい。

2/12 ↓の続報。いかさんより3時にHong Kongの1044/Metro Plusが入っていたとの情報を頂いた。残念ながら自分の3時は上書き保存され消えてしまっていたので、他の時間帯で入っていないかと探してみた。すると幸いにも4時正時にIDが取れていた。実はここは初受信。同じ4時には675でBBC WSが聞こえており、ここはR.TV Hong Kongと思われる。南のみならずHong Kongも取れて嬉しい。久々のMy first受信であった。

2/6 先週に引き続き2週連続のペディ。今回は久々の茅ヶ崎柳島キャンプ場である。出席はシエスタ師、板さん、いかさん、テキ山師、くりもっちゃん、そして私の6名。いつもは晩飯をコンビニ弁当、そしてここ最近は板さんの出張板前サービスに頼りキャンプ場内で済ませていたのだが、今回は近隣の店に繰り出すことにする。昨年板さん、甲斐さんコンビが開拓してきた「海女小屋」である。海鮮BBQ80分食べ放題という店で、キャンプ場から徒歩7~8分と近いのが良い。アンテナ設営時は生憎の雨だったがシエスタ師謹製の新型アンテナを設置しワッチしてその切れ味を確かめた後、皆楽しみにして出掛ける。

・予約などしなくてもいいかなと思ったが、念のためしておいて良かった。結構人気があり、席も8割方埋まっていた。ここでさざえやホタテなどの貝を中心に、海の幸を腹一杯食べる。勿論ノンアルコールでは味気ないからそれなりに飲むので、終わるとすっかり出来上がってしまう。なのでキャビンに戻ると猛烈に眠くなり、私も他数名の方も眠りに落ちる。丁度その頃に遅れてくりもっちゃん登場。

・コンディションはまずまずだった。AUS方面が良く、1656/2MMなどX-band局が比較的強く聞こえていた。じっくり解析すれば、IDも取れるだろう。この他1548のABCがローカル並みの強さで、民放では1116/4BC1332/4BU、1008/4TABなど4エリアがクリアに入っていた。朝は例の如くフィリピンで、5時の放送開始ラッシュ時には630/DZMM、828/DXCCだの強力に入っていたが、局数的にはさほど多くない。ところで自分はPERSEUSでタイマー録音していたが、ファイル名を指定するのを忘れて(この場合デフォルトでrecord_000~になる)、各正時毎に記録していたものが全て上書きされてしまっていた。今後に向けての教訓となった。

・短時間ながら密度の濃いペディはあっという間に終わる。最近は年に1~2回しか来なくなったが、やはりここは楽しい。次はいつ来れるだろう。

1/28 今年初のペディは3人のお仲間と共に太東崎へ。昨年9月に信号が強力だっただけに期待したが、残念ながら恐ろしいほどのスカに終わった。まあこういう日もある。2月も既に予定しているし3月も行くつもりなので、どこかで当たるだろう。往復の車内でのバカ話とテント内での雑談だけで十分楽しかった。

1/9 昨年末、いきなり胃痛に襲われダウン。すぐに治るだろうと高をくくっていたが、一週間全く回復せずさすがに憔悴してしまう。どうやら急性胃炎だったようだが、年明けにやっと治まり復活。いやはや参った。そんな訳で、毎年末に行っているBCL年間総括もやっと本日完了。自分にとっては大事な習慣なのだ。

・同時に掲載したかった随想は間に合わず。何故私がBCLの先行きを明るく見ているのか、それと併せて読んで頂くと合点が行くのではないかと思う。追って近日中に掲載したい。