6/19 T師と茅ヶ崎にペディに行く。というか1回飛ばしてしまったが、6/4にも行っているので隔週に3回連続で行ったことになる。一番夏至に近い時期なので、この日は17時に駅集合で18時少し前にワッチ開始の予定だ。万年幹事としてペディで一番気をつけていることの一つに忘れ物をしないことがあるが、今回は到着直前に忘れ物に気づいた~レジャーテーブルである。瞬間愕然としてしまったが、海岸スペースに朽ちそうな木製のベンチのようなものがあったことを思い出し、実際にそこに色々並べ事なきを得た。やっぱり直前にチェックリストでチェックしないとダメだ。
T師、写真借りますぜ
・18時前にリグに電源を入れると、早速サイパンのKCNMが爆裂状態!これは・・・と思い早速1440にQSYすると、レゲエが聞こえているではないか!今度はKKMP確認だ!と意気込んだが、しばらくするとSTVラジオに逆転された。残念。その後は900のPNGに集中。リアルタイムにも"You are listening to・・・"のアナウンスは聞こえたが、後の師の解析によればR.West New Britainであった。
・18時半くらいからはオーストラリア、ニュージーランドがブレイク。かなりのチャンネルでオーストラリア英語が聞こえる。AUSとしては3回中最高のコンディションであった。お初のチャンネルでもそれなりに聞こえていたが、信号がピークであった18:30をPerseusソフトがトラブって録れず、かなりのチャンスを逸した。民放は正時に関係なくIDが出る可能性があるので、とにかく信号のピーク時はPerseusを回し続けなければいけないのだ。今後に活かしたい反省だ。また行くぞ!
6/16 ↓のR.Kiribatiについての続報。記述の通り多分に状況証拠からの断定であり、正確な意味での確認と言えなかったのは事実である。そんな意味からもレポートを送って確認を求めていたのだが、必ず返信を貰えるとは限らないので、メールでもフォローすることにした。まずはWRTHにあったアドレスに送るが、こちらは不達のメッセージが返ってきて先方に届かなかった。アドレスが変更になった可能性を考えて色々検索したところ、ABU(Asia-Pacific Broadcasting Union)という団体の会員名簿を発見し、そこにKiribatiの責任者2名の氏名とメールアドレスが掲載されていた。これはチャンスと思い、順番にメールを送った。そうしたところManager, Broadcast and Program ServicesのTarataake Angiraoi氏から返信を頂き、"Glad to receive your reception report on our radio service. Yes, you heard it right, that is us RADIO KIRIBATI, we are broadcasting on 1440 KHZ, and the lady's voice you recorded was our announcer announcing some special sales."という内容で受信を確認してくれた。これで正確な意味での確認が取れたことになる。ちなみにKiribatiに送る前に紛らわしかった同波のKKMPにもメールを送っていたが、こちらからは"no that is not us we play Reggae music and less talk more music"という内容で否定されていた。これで何となくモヤモヤしていた気分が晴れたし、本当にKiribatiを受信したのだという感慨が起って来た。
・という顛末だが、今後も是非この方面を狙っていきたいし、Kiribati以外の難局も吊り上げてみたいと思う。
5/26 先週土曜日の茅ヶ崎ペディ記録解析の結果、結構な珍局が取れていたことが判明した。南洋の島KiribatiのR.Kiribatiである。当日はオセアニア方面で色々な局が取れていたので悪くはないと思ったが、まさかKiribatiとは・・・。当然私が気がつく筈もなく、注意深い解析の中でT師が気づいてくれた。周波数は1440kHzで、STVラジオと混信している。しかしちょうど18時の正時前にSTVを抑えて浮かび上がってきたのがこの信号である。勿論キリバス語は全く分からないが、キリバスという単語は聞き取れる。そしてT師経由で海外のDXerに聞いてもらったところ、846からのQSYの翌日(3/29)に受信したというニュージーランドのDXerが、言語と音楽が一致しているとフォローしてくれた。レポートして確認して貰おうと思うが、ほぼ断定して良いであろう。
・嬉しいのは単に同局が取れたというだけではなく、これが外房ではなく車で30分の茅ヶ崎で取れたことである。近場でお気楽に、しかし本格的なDXをという私のポリシーにピッタリだ。これからも近い分頻度を上げて通い、コンディションの良い日に出会って珍局をゲットしたいものである。
5/21 T師と2人で茅ヶ崎にチョイペに出動。アンテナの実験と、夏至前のオセアニア中波ワッチが目的である。近場なので集合も茅ヶ崎駅16時と遅めなのが良い。キャンプ場がクローズしてしまったので以前と状況は異なっていたが、事前に車の駐車場所や実際のペディ会場等下見をしておいたのでスムーズに進む。素早くセッティングして、17時にはワッチ態勢に入るが、未だ全然フェイドインして来ず暇である。この間を利用して色々実験をしてデータを取る。そうこうしているうちに17時半過ぎに1080/KCNMが浮かんできて、18時正時にPERSEUSで1回目の記録。KCNMとグアム3局は入っているが、この時点ではオーストラリアは弱い。
・ピークは19時であった。AUS民放(846、963、990、1008、1017、1116、1332等)/ABC各局(630、657、702、711、729、738、792、837、855、1548等)及びNZL(783、1035)が上がってきて、信号もかなり強くなり大いに期待する。が、多くの局はレース中継のようで、「シューマッハ」を連呼している。残念だがこうなると正時のIDは期待できない。しかしそれでも963/4WKやや1035/2ZBなどはIDが取れて確認できる。こんなチョイペでそれなりのDX局が受信できるのは嬉しい。何回か通ってコンディションの良い日に当たれば珍局受信も夢ではない気がする。
・唯一の誤算は寒さ。昼間は暑かったので半袖のポロシャツで行ったが、海岸線は風が強く陽が落ちると結構寒いのだ。もっともDXのピークも1時間ほどで過ぎるので、19時半には受信を終了し速攻で撤収。20時に帰途に着き20時半過ぎには自宅に着く嬉しさ。夏至までに最低1回は行こうと思う。Tさん、有難うございました!
5/15 ブランクの3ヶ月間にあった出来事を2つほど。1つは1月の茅ヶ崎ペディで受信したオーストラリアの4BUから返信を貰ったこと。その返信にはCDが入っていた。Sara Storer というカントリーの女性シンガーであった。かつてのオリビアニュートンジョンを彷彿させる、いかにもオーストラリアっぽいカントリーだ。きっと贈り主(Station Manager)の趣味なのだろう。有難く頂戴して、返礼に自分のお気に入り、TUBEのCDを贈った。気に入って貰えただろうか?
・もう1点は中国語の勉強を始めたこと。ここ数年来断片的にではあるがEスポDXをやってきて、中国語については少しでも理解したい/勉強したいと思ってきた。更に昨年末には近隣諸国中波DXをいうのも始めることになり、中国語の重要性は更に高まった。加えて言えば仕事的にも今後は中国語が必要になりそうな気配である。となると勉強しない訳には行くまい。ということで遂に始めることにしたのだが、教材として選んだのはNHKの「テレビで中国語」。これは最近とみに感じるようになったのだが、教材としてはビジュアルなものの方が印象に残って良さそうだということである。そこでHDレコーダーで毎週欠かさず録画し、これを毎月1枚のDVDに焼いて見直す・・・更にポータブルDVDプレーヤーを買って、電車の中でも復習できるようにした。DVDプレーヤーは秋葉原で5,980円で購入したが、随分安くなったものである。移動しながらビジュアル教材が見られる・・・素晴らしい時代だ!
5/15 無線系フリマに参加。今年もいずみ中央駅近くの会場である。出展自由、ショバ代なしというのが嬉しい。今年もT師をお誘いしたところ来てくれて、またShinさんも今年はご家族帯同で参加してくれた。更にはランチの約束をしていたIOMもお誘いしたところお越し下さった。フリマの大御所/Mさんとも久々お会いできたし、人と集まる場もである。
・今年も自分では全然使わなくなったものを売りに出す。受信機ではMVT-7100、書籍では受信機改造ガイド、その他コネクター類が売れて、小銭を稼いだ。自分も買う立場で色々回ってみたが、受信機好きのオタク心をくすぐるほどのものはなく、今回は何も購入しなかった。T師、Shinさんも数点出品して、それぞれ小銭くらいは稼いだようだ。まあ儲けようなどとは思っていないし、値切り値切られの阿吽の呼吸も面白い。近いしお仲間とも会えるので、来年も行こう。
4/29 3ヶ月ぶりのペディに外房に出掛ける。メンバーはS師とShinさんと自分の3人だ。久々とあってことのほか楽しみだった。とにかくこの3ヶ月間まともに聴いていない。聴く気力も起きなかったし聴きに行こうという気にもならなかった。いや、正確には3/20に最後の茅ヶ崎ペディが予定されていたのだが、会場都合で中止になっていたのだ。
・13時に横浜を出て15時過ぎに現着。観光地はどこも閑古鳥と聞いていたが、ここは意外と人が多い。今日はいつものスーパーに焼鳥屋が出ていたので、それを買って肴にまずはビール。少しのんびりしながらゆったりとセッティング。時期的にはTPはほぼ終わりだろうが、2年前の今頃のペディではNDのWDAYを受信しているのでリスクヘッジに北東方向にもアンテナを張る。しかし主目的はオセアニアだ。
・17時から聴き始めるが未だシーンとしている。TPもオセアニアも何も入って来ない。かと言ってLA局はどこを聴いていいか分からないので、持参した暇つぶし用過去の雑記帳を読んだりしてまったりして過ごす。そして18時前にグアム3局やサイパンKCNMも上がってきたのでやっとPERSEUSで記録を開始する。以降18時半、19時に記録。コンディション的には1017の推定トンガも入ったし、多くのチャンネルでABC及びAUS民放、X-BandもAUS小出力局が入っていたが、特別放送なのか正時近辺にもIDが出ずスポーツ中継みたいなのをやっていて現時点の解析では全然確認出来ていない。もう少し気合いを入れてチェックしてみようと思うが、どこか取れてないかなぁ・・・
・DXのピークタイムは短い。あっという間に終わってしまうので、19時過ぎには早々とリグの片付けに入る。しかしそんな中でもShinさんは真面目で、20時開始のGuatemalaのR.Verdadの日本語アナウンスを狙うと言う。私は完全にパラサイトモードで、彼らが入感を確認したら速攻でセッティングし直そうという厚かましい魂胆だ(笑)。果たして19:50過ぎからキャリアが出てIS。慌てて7030を引っ張り出し、大急ぎでセッティング。そして国歌?で開始して各国語のアナウンスが始まり、我等が日本語のアナウンスもこの通りクリアに確認。思わず3人3様でガッツポーズ。PERSEUS時代に突入しリアルタイムにガッツポーズをするというシーンが殆どなくなってしまったが、やはりいいものである。これが基本だろう。久々にDXそしてペディの楽しみを体感し、またモチベーションも高まった。
・振り返るとこの3ヶ月間、すっかりBCLから離れてしまっていた。リタイアのそもそもの始まりはHDDの故障である。リカバリーを掛けても直らず、結局HDDを交換することになった。自分で代替品を買ってきて換装出来たのは良かったのだが、この過程で過去10年間のメールデータを消失することになり、これが無力感を誘発してしまった。大事な記録と思い出がなくなってしまったような、そんな寂しい気持ちである。気を取り直してまた頑張ろうと思った矢先に起きたのが、今回の震災である。海岸線に行くペディでは余震による津波が心配だし、計画停電だの原発だのの問題もあったので、とてもラジオを聴く気にはならなかった。そもそも被災地の方々ことを考えると、呑気にラジオを楽しむというのが躊躇われたのだ。しかしいつまで自粛気分に浸っていても事態は改善しない。日常に戻って通常の消費をし、経済活動を活性化させなければ復興に水を差すのも事実だ。S師とは少し前に語らった中で、少しでも被災地にお金が落ちるようにすること、そして何よりも大切なのは本業の中で被災地のためになることをすることではないかと言われ、その通りだと思った。そうしてやっとBCLを楽しんでもいいのだという気持ちになれて、この日を迎えることが出来たのである。やはり楽しいなと思ったし、励まし合う仲間がいる限り続けていけるであろう。
2/7 ↓のBaltic Sea Radioから返信が来た。メールにしては時間が掛かっていたので来ないかと思って心配していたのだが、無事届いた。ちゃんとデータを記載してくれていた。喜んでインクジェットの葉書に印刷したら、郵送で届いたQSLみたいで何か嬉しい。早速お礼メールを打たねば。
・ところでこの1週間ほどパソコンの調子が滅茶苦茶悪い。起動するにはするのだが、しばらく操作しているといきなりハングする。メーカーのサポートセンターに電話したらチェックの方法を指導してくれて、幸いにもHDDには異常ないとのこと。しかしながらシステムが不安定なので、リストアは掛けなければならない模様。週末にやるつもりだが、上手くいかなかったらしばらくPCが使えなくなる。その場合メールの返信も出来ない可能性があるので、よろしくご承知おき願いたく。
1/31 外房で聞いたBaltic Sea Radioにメールでレポートを送る。殆ど映画「Pirates Rock」の世界なんだろうな。余り映画に関心のない自分だが、以前嫁がDVDを借りてきて一緒に観ようと誘ったときに、海賊局のストーリーだからということで観たことがある。返信が楽しみだ。レポートに際してはBちゃんに色々とアドバイスを頂戴した。Thanks Bちゃん!
1/30 私の代わりにShinさんに借りて頂いたBCL書籍を読み始める。いずれも私の住んでいる市及び協定を結んでいる近隣市町村、県立図書館にはない書籍だ(左の2冊が図書館の書籍。世界のベリカードはShinさんの私物)。これでブーム当時の書籍は殆ど全て読めることになったが、それでも未だ揃わない書籍があと数冊ある。これらは国立国会図書館まで行けば閲覧できる(貸出はしていない)。というか基本的に国立国会図書館には日本で発刊された全ての書籍があるそうだ。遠からず一度足を運ぶことになるだろう。とりあえずShinさんサンクス!
・もう一つShinさんからは有用な情報を頂いた。(他の都道府県は知らないが)神奈川県の場合「県内の公共図書館等(市町村図書館のすべてと一部の大学図書館など)の蔵書を1回の検索で調べることができる『横断検索サービス』」というのがあるというのである。実際に県立図書館のHPで調べたら、そのサービスはすぐに探せた。そして早速使ってみたら、国会図書館以外にないと思っていた書籍が実は近隣の市にあることが分かった。これは近日中に借りに行こう。またまたShinさんサンクス!
1/29 Shinさんと2人で外房ペディに出掛ける。お昼に氏の自宅でピックアップし、一路外房へ。食料を買って現着し速攻でアンテナを設置。15時に間に合わせた方が良いかと慌てたが、そんなにフェイドインは早くないのでは?とShinさんに言われペースを落とす。そうして一転のんびりムードになり、ビールを飲みながら景色を見て寛ぐ。
・本日のターゲットはヨーロッパの海賊局だ。日本に向けて放送すると言う。しかしいずれもkW以下の出力なので、私的には受信できるかどうか極めて懐疑的であった。なのでどちらかというと本命はTP、パイレーツはついでに狙うといった感じである。そうしてワッチするとTP局はアンテナの接続不良ではないかと思うほど信号が弱い。磁気嵐が出ていたという情報もあるので、荒れ気味だったのであろう。もっともTPが弱いと言ったのはカリフォルニアなど沿岸部が弱いという意味であり、その他の地域は逆に良い可能性もある(実際1620ではアルゼンチンらしき局が入感。ハワイも強かった)ので解析の結果を待ちたい。
・さてターゲットのユーロパイレーツは1局のみ受信を確認。14350kHz(USB)のBaltic Sea Radioだ。弱いながらもIDはしっかり確認できた。仮に解析の結果TPがダメでも、もうこれだけで今日は満足かも。
・帰りの車ではいつもの如くBCL放談。色々な話をして楽しかったが、私が話したのは誰か「日本のBCLブーム」、或いは「日本におけるBCL活動の歴史」を総括して本を書いてくれないかな?というものであった。これは常々感じていることで、生き証人がいるうちにこれらをまとめておかないと、記録のないままに忘れ去られてしまうのではないかと危惧しているからである。当時のDXer、BCL機器メーカー、団体関係者、一般BCL等々にインタビューし、また当時のリグ、書籍、イベント等の写真を掲載するなど客観的な記録を残すということには大きな意義があるのではないだろうか?実際出版されたら結構売れると思うのだが・・・。
1/22 今日は病み上がりで完調ではなかったので、外出せずにBCLデーを決め込む。やるべきことは沢山ある。まずはDZAS、DZIQ、DXUMの3局にレポートを書く。DZIQはBちゃんがQTHを探し当ててくれたので送れることになった(Bちゃん、Thank you!)。次に茅ヶ崎ペディのログのまとめ。韓国局も受信局を解析していったら16局あったので、フィリピンと合わせると計25局が初受信ということになる。これ以外に中国と台湾があるので、受信局数はまだ増えるだろう。総受信局数も786局になって、もう少しで800局の大台だ。近隣諸国を受信対象としたことで数だけは伸びそうな。
・たまには国際貢献を。MLで1152kHzのNHK-2に関して、ウクライナのDXerから照会が飛んでいた。それによると同周波数で2局のNHK-2が入っているが、弱い方の局はJORBのコールが取れるのに、強い方の局は「NHK第2放送です」だけでコールも地名も言わない。これは変ではないか?というものである。そんなことがあるのだろうかと思って調べたら、あっさり謎は解けた。WikipeliaでNHK第2を見ると、「北海道地区のNHK-2はコールと地名が省略される」と書かれていたのである。このDXerの場合出力から見て釧路局が受信できていた可能性が強いが、だとすればこの法則が当てはまる。早速投稿して「謎は解けましたか?」と問うと、「これは自分のケースに完全に当てはまる!」と大変感謝された。こんな感じで近隣諸国の照会にも答えられると貢献の機会は増えるし、また自分もこのMLを躊躇なく利用させて貰える様になるだろう。
1/20 ある日電源を入れても全く反応しなくなったICOM R-7100。全く反応しないっていうのはさすがにヒューズだろ?と思って開けてみたら確かに切れていた。なので本日1Aのヒューズを買って来て取り替えてみたら、無事電源が入った。ICOMのサービスセンターまで調べて、一度送らねばならないかと思っていただけに一安心。まだ先だが、今年もEスポ聞けそうだ。
1/17 とりあえず4BUにはレポート送付。DZASも書けそうだしDXUMもWRTHをよく調べたらQTHが出ていたので送れそうだが、DZIQはQTHが分からない。これはBちゃん人脈での調査待ちだ。
1/16 先週は帰宅してから毎晩、茅ヶ崎ペディの記録解析を行っていた。掘れば掘るほど色んな局が入っていて、ついつい寝るのが遅くなってしまうほどであった。フィリピンを中心に解析したが、私の取れた限りでは全部で36局受信できていた。うち5局は全くどこだか分からないが、他は一応コール或いはネットワーク名が取れていた。36局中9局が初受信。その中では819/DXUMと990/DZIQが面白い。前者はミンダナオの大学局。返信は殆ど期待できないフィリピン局だが、大学局なら多少は期待できそうな気がするのだが・・・ここはレポートを出してみたい。後者は少し前からT師が「990で聞こえるPHL局はどこか?」と書いておられた局であろう。コールは聞き取れたがPacific Asian Logには掲載されていなかったのでネットで調べたらあっさり見つかった。それによれば昨年9/9に正式に開局したばかりの局であった。この両局と以前レポートして返信が来たが肝心のQSLは入っていなかった702/DZAS、またフィリピンではないがこれまたリベンジを期すオーストラリアの1332/4BUにはレポートを書いてみようと思う。
・フィリピンの解析が概ね終わったので、引き続き韓国、中国、台湾の解析に入った。韓国局はとにかく数が多いのでまずはKBS以外のところから始めたが、これとてかなり時間が掛かる。以前は混信源として邪魔者扱いしていた局を逆にしっかり確認する作業は結構面白い。韓国民放は出力10kWクラスのところが多いので、国内局にカバーされて受信が難しい局もある。国内民放局を制覇したときのような、国内局が終了する時間帯を狙うなど受信戦略を立てる面白さがある。しかしこうやって不明局を解明していくと、中波バンド全体の様子が把握できて大変勉強になりそうだ。中国、台湾の確認は大変そうだが・・・
1/10 昨日から本日にかけて、茅ヶ崎にてペディを実施。2001年から始めてこれがこの地での通算20回目のペディであったが、残念なことにこのキャンプ場が3月末で閉鎖になるため、これが最後になるかも知れない。私的には沢山の思い出があり思い入れの深い場所だっただけに、同じ時を過ごした縁の深い方々にお声を掛けさせて頂き、6人の方が参加下さった。14時に現地入りし、アンテナを南西向けΔフラッグ、南東-北西向けK9AY、西向きビバレージの3本編成で設置する。もうすっかりTPを聞こうという気はなく、この地の得意の南に集中している。西向きは・・・私がリクエストした訳ではないが、万一南が外れたときに近隣諸国~特に韓国~辺りを聞くのに丁度いいかもしれない(笑)。そんな訳で皆手際よく機材を設置し、弁当を買い出しに行きいざワッチに臨む。
・16時台では未だ大した局の入感もないので、ビールを飲みながらグアムや韓国を聞きウォーミングアップ。機器を設置しタイマーをセットしたShinさんはここで都合により中座。確かに残念ではあろうが、それでもPERSEUSのお陰で自分はいなくとも記録は残るという救いはある。これもSDR時代のなせる業であろう。さてコンディションは夕方から琉球放送、ラジオ沖縄などが強力に入り、その後はフィリピン各局も強く入り始め、いやがおうにも期待感は高まる。毎正時に2分間だけPERSEUSで記録しながら主に韓国局を受信し、途中からはワインを飲みつつバカ話を始めて大笑いしていると早くも0時になり、ワインのせいで意識が飛ぶ。とにもかくにも深夜は起きている気がしなかったので、あとはタイマーに任せて寝る態勢に入る・・・筈だったのに、一旦目が覚めると目が冴えてしまって眠れない。しかも腹まで減ってきた。なのでやむを得ずいい年をしてインスタントラーメンなどを食い出し、それからAR-7030でリアルタイムワッチに乗り出す。そうすると・・・おお、オーストラリアが強くなってきたではないか!久々に1116/4BCや1332/4BUなどをクリアに聞く。解析するともうちょっと取れると思う。しかしこの日のクライマックスは、実はこの後待っていたのだ~フィリピンの大ブレイクである!
・20回の歴史の中で、今回が間違いなく最高のコンディションであった。フィリピン中波局が非常に強力に聞こえている!しかも今まで聞いたこともないようなチャンネルでもタガログ語のオンパレードなのだ。常連とは言え家では殆ど聞こえない828/DXCCに至ってはこの強さである。また先日T師が受信された783/DXRAもこんな感じだ。最大のチャンス到来と夢中になって、5時の各局の放送開始時は長時間PERSEUSを回す。これから本格的な解析に入るが、恐らく相当数のフィリピンMy firstが取れていると思う。
・5時から7時過ぎまで短い睡眠を取り、撤収、食事をして解散。今回が最後かなぁと思っていたが、今回のこのブレイクを見てこれを最後にするのが惜しく、キャビンの鍵を返却する際に申し込んで、3月にもう一回だけやることにした(笑)。本当の本当にそれが最後の茅ヶ崎ペディとなりそうである。
1/8 図書館で借りるBCL書籍第3弾。現代は本当に便利だ。自宅にいながらにして、インターネットで図書館の蔵書検索が出来るので、あとは行けばいいだけなのだから。私の住む市には残念ながらそうした書籍が全くなかったが、隣市の図書館に「海外短波放送を聞こう」と「BCL入門心得帖」の2冊があるのを発見。通常図書館利用は在住or在学在勤に限定されるのだが、幸い近隣8市1町1村が広域利用の協定を結んでいるため借りることが出来るのだ。バイクで20分ほどで着いてすぐに利用者登録をし、書庫からお目当ての2冊を出してきて貰う。これでまた当時の本を読めて嬉しい。
1/5 図書館で借りるBCL書籍第2弾、「ラジオ・モニタリング・ホビー」。大沢幸夫氏著、1981年初版なので、今から30年も前の書籍ということになる。81年と言えばBCLブームも収束を迎えつつあった頃であり(実際私もほぼほぼリタイアしていた)、内容にはBCLも扱いながらもハム、CB、アクションバンド等々、電波受信全般に及んでいる。BCL的には当時の人気受信機について解説されているのが面白いが、FRG-7700、R-1000、RF-B30、CRF-1、ICF-2001はまさにリアルタイムなので分かるとして、時代的にはややずれる9R-59DS、FRG-7などの機種が紹介されているのは少々奇異に感じた。これは著者の個人的な嗜好だろうが・・・。それにしてもこの一冊、300ページ近い中身に書かれている内容はモノクロームだが充実しており、当時のブルーバックスシリーズには面白い書籍があったのだなぁと羨ましく感じる。
・読み終えてからふと思い立ってAmazonで検索したら、あっさりこの書籍は見つけることが出来た。しかも普通の古本並みの値段で売られていたので、とりあえず購入。苦労して探したつもりがちょっと拍子抜けしたが、手元に置けることになって嬉しくはある。
1/1 今年の課題「近隣諸国DX」をやるための準備として「Language Lab 韓国語版/中国語版」を入手。本日届く。しかし中国語はともかく、ハングルは一文字たりとも読めない。こんなので本当にレポートなんて書けるのか?何よりハングルのフォントってどうするの?そんな不安を抱えつつ、今年一年取り組むことになる。