12/20 TDXC忘年会。4人の仲間が2ヶ月ぶりに再会だ。場所はいかさんが予約してくれた野毛のもつ串焼き・煮込みの店。師走の野毛はやっぱり大賑わい。どの店も客で一杯だ。グラスが凍り中身まで凍りかかった生ビールで乾杯。そして豚バラ、たん、牛ハラミ、、そして塩煮込みのもつに舌鼓を打ちつつ、色々と話して再会を楽しむ。話の中心はやはり10月の沖縄ペディ、そしてまだ先の話になるがPROPAGATION第2号の記事について。この辺りは毎度ながらShinさんが色々と世話を焼いてくれて、今回も次号記事目次案を作成して来てくれる。やっぱり次回も編集長はShinさんだ(笑)。宴会部長はいかさん、旅行主任は宮さん、私はペディのドライバー?と、何となく役割分担が決まってきた気もする。会誌については酔った勢いで知人に電話してその場で次号への寄稿を要請するが、3人電話して繋がったのは一人。やっぱりこんな日は皆飲みに行っているのだろう。
・ビールも串焼きも美味かったが、何か胃袋がもう一つ満たされた気がせず、二軒目として近隣のたんめんの店を提案しご案内する。ここで家庭の都合で宮さんがリタイア。で残った3人でたんめんを食する。ボリュームがあって脂っこいたんめんなので、Shinさんと私は大盛りを二人で食する。いかさんは事前に調べてここに行くことも考えていたとのことだったので、一人で一人前を食べていた。
・食べ終わってこのまま帰ってもいいのだが、何となくもうちょっと飲みたい気もして、夜の盛り場を散策しつつ次の店を探す。野毛は年齢層も落ち着いているし、大衆的でありしかも怪しいコーナーもそこかしこにあり、何とも言えないいいテイストの街だ。日中見ると汚い大岡川も夜見るとライトに照らされてきれいに見えたりして、まさに「夜目遠目傘の内」だ。しかしオヤジ3人が歩いているとキャバクラの客引きに引かれまくって、やかましいことこの上ない。そんな中を長者町~伊勢佐木町と抜け関内まで出て、アイリッシュパブに入店。
・ここでも店は一杯で、本当は静かに飲みたかったのだが結構やかましい。それでも店は暖かいし、贅沢言わず水割りを飲みつつ会話する。まあオヤジ3人で洒落た店に行っても仕方ないし、スコッチが500円前後で飲めるこの手のパブは二次会には最適ではないかと私は思う。
・で気付いたら23:30を回っていた。そろそろ終電タイムだ。また次の再会を約しつつ忘年会の夜をお開きとする。
10/20 昨日~本日にかけて1泊2日の日程でTDXC沖縄ペディを敢行。メンバーは宮さん、Shinさん、いかさん、そして私の4名。8月の会誌完成祝賀飲み会で「さて、次は何をしようか?」という話題になり、本企画が提案された。そして2ヶ月後、その場だけの話に終わらず、本当に実行できて嬉しい。詳細は来年発行のPROPAGATION2にてレポートされる予定。先の長い話だが、このメンバーは必ずやるという確信がある。
太平洋に面したペディ会場。宿泊はホテルに。
・狙っていた南太平洋はグアム以外入らず、残念ながら聞こえたのはフィリピンばかりであった。沖縄でフィリピンではあまりDXをしている気にならないのだが、一応外国である。17時から19時過ぎ、そして夕食、宴会、一旦睡眠後改めて早朝5時前から6時過ぎにPERSEUSを仕掛けたところ、720 DYOK、747 DYHB、891 DZGR、900 DYOW、927 DWRS、954 DZEM、1161 DYKR、1215 DYRF、1233 DWRVなど、過去10年の関東で実施したペディでは受信出来なかった局が随分取れた。未だ解析途中でもう少し発掘出来そうだ。
10/14 ↓の新HDDを旧HDDに交換。作業を完了して電源を入れるが、何故かマイコンピュータにアイコンが表示されない。デバイスマネージャーで見ると間違いなくドライバーはインストールされているし「!」マーク等も出ていないので、正常に動かなければおかしい。これまではWindowsが勝手に認識してドライバをインストールし追加したデバイスを表示してくれていたので、こんなことは初めてだ。困り果ててネットで検索すると・・・ありました。これはデバイスをパソコンに接続すると、通常は「Dドライブ」や、「Eドライブ」と言ったようにドライブ名が割り振られるのが、ドライブの競合などの原因で、ごく稀にドライブ名が認識しなくなってしまうために発生する現象のようであった。このような時は手動でドライブ名を設定すれば認識される様になるとのことだったので、手順を調べて実行したところ無事表示されてアクセスできるようになった。下の画面の通り「コンピューターの管理」画面で行うが、ここでディスク1に最初はドライブ名が表示されていなかったのを右クリックして「E」と指定することで解決した。相性保証をつけるべきだったかとか悔やみかかったが、これで安心だ。
・同じことで途方に暮れる同志のために、そして自分への備忘録として。
10/9 外付けHDDを購入。PERSEUSを導入した時に同時に買ったHDDが満杯になったためである。2008年12月の話なので約5年前の話だ。1TBにしては結構もった。これは以前にも書いたように、DELLノートPCの燃費が悪くそもそも録音時間が短かったことが影響している。昨年末にはLenovoに切り替えて沢山記録するようになったため、一気にスペースを使い尽くしてしまった。新HDDはSeagateの2TBで6,980円だった。大容量に思えるけれど、あっという間に使い尽くすんだろうなぁ。
10/8 半年振りに受信レポートを書く。先日のペディで受信できたKVTAとKBMSの2局である。前回はKUAIとKUPAのハワイ2局に送ったが、本日現在なしのつぶてである。というか前回返信をもらったのはいつのことだろうか?忘れてしまった程昔のことだ。このままいくと永久にもらえぬまま人生が終わってしまいそうなので、そろそろ脱したいところだ。
9/22 T師と二人で外房ペディに出掛ける。前回が3月だったので、約半年ぶりということになる。コンディションもようやく底を脱しつつあるようで、師によると最近自宅でもそこそこのDX局が聞こえたそうな。そういう本来の意味での期待感と、今回はもう一つの期待感~圏央道の延伸による時間の短縮~があった。さあ、それぞれどうなるだろうか。
・間違いなく圏央道効果は大きい。これまでアクアライン以降の房総半島は一般道を爆走していたのだが、これが途中までではあるが高速で突っ走れる訳である。しかしながら今回はこの恩恵を実感するに至らなかった。行楽シーズンの3連休でアクアライン自体が大渋滞を起こしてしまったのだ。従ってこの恩恵を実感するのは、これから後のシーズンである。DXのコンディション的には確かに底離れを実感した。半年前は常連局すらも弱く、DX局など期待できる雰囲気すらなかった。しかし今回は常連局がガツンと聞こえており、それ以外でも耳慣れないチャンネルで色々入っているのだ。これはMy firstも複数局取れるだろう。大いに期待感が高まる。
・未だ解析途中だが、初ではないが1480/KBMSが、そして初受信では1590/KVTAが取れた。こうしたそれなりのDX局がしっかりとした音になっており、じっくり探せば面白い局が取れそうな気がする。解析が久々楽しみになるペディであった。
9/3 「PROPAGATION」で創刊祝辞を書いてもらったT氏に掲載誌を進呈すべく飲み会を開催。急遽の開催だったが集まれるメンバーは集まってくれて、これまた珍しく川崎で開催。ぐるなびで探すと、高層ビルの居酒屋で良いところがあったのでそこにする。夜景がきれいな静かな個室で、じっくり語るにはもってこいだ。しかし酒飲みのT氏とShinさんが一緒では飲み放題にしないと大変なことになる。そこでクーポン使用で1,500円プレミアム飲み放題とし、勘定を気にせず好きな酒を好きなだけ飲めるようにした。で勘定は一人3,000円でお釣りが来た。これは幹事さん、素晴らしい選択だった(自画自賛)!
・この飲み会には伏線があり、事前にT氏&Shinさんと3人でメール談議があった。テーマは「DXサークルの運営と会誌のあり方」について。実はお二方は直接面識がない。にもかかわらず、この話題で随分盛り上がっていた。さらに突っ込んで語り合いたい、その道の先輩であるT氏の経験と意見を拝聴しつつ自分達の方向性を模索しようという趣旨である。そんな訳で両氏は初対面であったが、それを全く感じさせない感じでいきなりトップギアに入っていった。少し遅れて宮さんも来場し、会話は大いに弾む。様々なバックグラウンドの人々が集う「DXサークル」運営で苦労・留意したこと、また情報共有の手段としての会誌や遅れて出現したインターネットとの住み分け、更にはそこから派生して今回のPROPAGATIONのような書籍作成への情熱等々について、各々の口から熱い想いが語られる。本音トークで実に面白い。4人が4人とも全然ラジオを聴いていないのにラジオ談義が成立する。こんなテーマもあるんだなぁ。
・Tさん、宮さんは同学年なので、時代が完全にシンクロしている。Shinさんは若干年下だが、大きくは外れていないので話題は合うのだ。ラジオ談義の他はT氏が来ている以上80年代アイドル論は外せないし、過去を語る上で「セクシーオールナイト」の想い出は必須だ(笑)。地方民放局でしか放送されていないアイドル番組を聴くためにNRD-515+RD-9170を使用したなどという話はマニア以外の何者でもないだろう。そういうマニアックな談義がたまらなく面白いのだ。そんな過去の想い出話をしながらも未来志向は決して忘れない。「BCLのアカルイミライ」を有言実行すべく、この飲み会でも新たなプロジェクトの実行が改めて確認される。またこれは次のPROPAGATIONでレポートされると思うが、「シティ・スリッカーズ」のようなオッサン達のロマンの世界だ。T氏にも一口乗って貰いたいところだが、仮に無理でも今回提案した「山形でモンゴル長波は受信できるか?」くらいは実験して投稿して頂きたいものだ(笑)。などと切れ目なく論議は続き、散々酔っ払ってお開きとなる。いいですね、この会。またやろう!
川崎の夜景をバックに。気になったネオンの円柱はラ・チッタデッラだった。
8/9 製本化した下記「PROPAGATION」の受け取りとTDXC誕生一周年記念としての飲み会を開催。場所は1年前と同じ戸塚「維心」。昼間クソ暑かっただけに、ここで仲間と集って串揚げを賞味しつつ、キンキンに冷えた生ビールをぐっとあおるのを心待ちにしていた。で、出来上がった「PROPAGATION」を見つつ、それを肴に語り飲む。待ちに待ったこの瞬間、串揚げとビールのコンビネーションに感激しつつ喋っていると、雑談から今後のお題が次々飛び出す。実に面白い企画が幾つか挙がったが、これはこのメンバーならきっと実現すると思う。そしてそこで楽しんだ結果が、また一年後に活字と写真になってまとめられるのだろう。Shinさんは今号で沢山記事を執筆されたので「もう書くネタがないのではないか」と心配していたのだが、今回話したことでその懸念は払拭されたようである。そう、お題が尽きることはないと思うし、こうやって仲間とリラックスして飲みながら話すことで、それが現実的な企画として浮かび上がって来るのだ。素晴らしき仲間達に乾杯だ!
7/27 TDXC(戸塚DXersサークル)会誌「PROPAGATION」が遂に陽の目を見る日が来た。TDXCは昨年8月、飲み会の会話で「いっそのことサークルにしちゃいましょうか」というノリの中で発足。そして折角サークルにするのだから会報くらい作ろうかという話になり、少しずつ記事を集めて発足1周年の今やっと完成といった経緯である。完成に当たりこれをどう扱うかを議論したが、これまた折角作ったのだから多くの同志に読んで頂こうということで内輪だけに留めず公開すること、そして形態はpdfでダウンロード形式にすることに決定した。
・各々テーマを決めて、書きたいことを書きたいように書いたということである。常々私が考えているのは「自分の読みたい記事は自分で書くしかない」ということである。そういう意味では、「バイクでチョイペ」など自分で実行する以外に誰もやってはくれないだろう。ここで発表しようと決まったからこそ、ズルズル先延ばしにしている自分に鞭打って準備し実行に移せたとも言える。そして発表するのだからきちんと書かなければならないと緊張し、理解しやすいようにまとめたり写真を入れたりして内容も整えた。こういう発表の場が無かったら単に実験して終わって、何も記録として残すことは無かったろう。そういう意味でも会誌を作ったことは意義があったと感じる。
・今回会誌の編集に際しては、Shinさんが実質編集長の役割を買って出てくれて、テーマの企画から原稿の収集、編集、装丁、そして自分たちの分の製本まで一手にやってくれた。氏がいなければ決して完成することは無かったであろう。氏の会誌にかけた情熱には本当に頭が下がるし、感謝の念しかない。改めて御礼申し上げたい。しかし彼とて、決してこの作業を義務感や仲間のためだけに行ったのでは無い筈だ。きっと仕事の合間の息抜きしたいときに、この作業は大きな喜びを与え慰みになった筈だ。私とて書いた記事はほんの数本だが、やはり張り合いになったし、書く作業は楽しみの方が大きかった。だから今後も無理のないペース~1年に1回くらいだろうか~で発刊できたらなぁと思っている。
・「PROPAGATION EDITION1」はこちらからダウンロードしてご覧下さい。そしてもしご覧になって面白いと思って下さった方、是非来年はご一緒に作りませんか!
6/29 お仲間4人でシャックの相互訪問を行う。本日は拙宅、Shinさん宅、いかさん宅の3軒をMiyaさんも加わって4人で互いに訪問。
・それぞれ個性があって本当に面白い。Shinさんは仕事場兼用のシャックとしての特色が、いかさんはいかにもエンジニアっぽい雰囲気が出ていた。私のシャックはただ単に受信機を沢山並べてあるだけであり、しかも7030以外はアンテナはおろか電源コードさえ差し込んでいないという体たらくである。自宅で聞くことを諦めているとは言え、これでいいのだろうか・・・。
・3軒回るとそれなりに時間も掛かって、9時から始めて昼食を食べ終わったら14時過ぎだった。しかしそれぞれの持ち味から色々学んだり刺激を受けたりして、非常に楽しい時間だった。
6/21 TDXC座談会という名の飲み会に参加。場所は横浜・上大岡だ。20年位前に仕事でよく行った街だが、今は駅前も高層建築物が建ち並び様変わりしていた。その変化に驚きつつ、雨の街を店に向かう。幹事のShinさんが座談会のために、個室をキープしていてくれた。5人には十分過ぎる広い部屋で嬉しい。最近飲み会というと、無茶苦茶狭いスペースに押し込められていたせいだろうか。
・座談会と言っても方向性がなかなかまとまらず難しい。モデレーターShinさんもシナリオは準備していたが、フリートーキングの方がいいだろうと、自由に喋らせてくれる。テーマに沿った話と雑談がない交ぜになって、これをまとめるのは大変かもしれない。ICレコーダーを回しっぱなしにしていたが、3時間の会話をどうまとめてくれるだろうか・・・ご苦労様です。
・明日が早いT師を送った後は、飲み会も最高潮に達する。金曜夜だし最高のお仲間だし、そして帰宅にも楽な上大岡・・・それらが重なって私は本当にゴキゲンだった。例の如く言いたい放題放言しまくりで、ビールばかりだが、私にしては十分過ぎる酒量だった。このコンテンツも加えて、会報もいよいよ完成に向かう。楽しみだ。
6/8 T師と二人で茅ヶ崎に行く。下記と全く同じ場所なので、写真は省略。相違点は二人なのでクルマで行ったのと、レジャーテーブル、カーバッテリーを持参しただけ。17時に茅ヶ崎駅で待ち合わせ海岸まで移動し、さっさとセッティングして18時前に受信態勢完了。聞き始めるとGuamさえ激弱で参るが、単にフェイドインが遅かっただけだった。さすが夏至前の、一年で一番フェイドインが遅い時期だけある。Guam3局がガツンと来たのは、18時半を回った頃だった。
・しかし今シーズンは冴えない。太陽活動極大期ということで中波DXが良い筈がないのだが、ここまで3回のペディで昨年のような当たりがない。今日もダメかと思ったら、19時に一気にピークに。19時ジャストには、AUS民放数局がグワッと上がるが、この日は各局共通のレースの中継番組。これになると全然IDが取れないので最悪につまらない。1170で一瞬上がった2CHもKBSがSign onし、クリアなアナウンスを邪魔される。ここで今更ながら気づくのは、この件に限らず夕刻南方狙いDXはもう少しフェイドインの早い5月の方が良いだろうということだ。実際19時を回ると国内局や中国・韓国局も強まってしまうので、肝心の南太平洋からの電波が遮られてしまう。コンディションにもよるだろうが、この点は今月中にもう一度行って確かめてみたい。
・19時半には「そろそろ撤収しましょうか」という会話になったので、本当に短いペディだ。やはり成果の乏しいペディの空しさを慰めてくれたのは、思いもかけない来訪者。そう、薄暗くなった瞬間に我々の横を通り過ぎたカルガモの親子!テレビでは見たことがあるが、実際に集団で移動する彼らを見て驚いたし、珍しいものが見れてそれだけで癒された気がした。
5/26 今年のDX課題として暖めてきたテーマである「バイクチョイペ」をやっと実施。ここまで機材の準備と実行する時間の捻出に思いの外時間を要した。そうして実現したこの日であったが、結果として大満足なものとなった。これはDX成果ではなく「バイクチョイペ」という新しい試みが上手く行ったという意味である。機材はどれも思った通りに動いてくれたし、所要時間も短くて済み、「バイクチョイペ」のコンセプトが見事に実現したということである。受信出来たのは常連局ばかりであったが、これはコンディションであり仕方が無い。しかしこの「バイクチョイペ」により高い頻度でペディを実施することが出来、いずれは良いコンディションに遭遇し良い成果を上げる日が来るだろう。そんなことを期待させる、私自身ちょうど100回目のペディであった。
5/19 昨日に続いてのBCL行事。横浜泉アマチュア無線クラブ主催の不用品交換会(フリーマーケット)に参加する。このイベントに参加するのもこれで3回目となる。自宅から車で10分強の所なので近くて良い。今回もご近所OMのI氏を誘い一緒に行く。
・心配された天気も何とかもって、少し日差しが強いくらいのまずまずの天気。例の如くレジャーシートを敷いて、にわか小売店の開業だ。3回目となるとどのくらいの価格でどんなものが売れるか、何となく分かってくる。所詮はジャンク市なので、それなりに良い物でなければ高いものは売れない。また基本的にはアマチュア無線のイベントなので、余りマニアックなBCLグッズも理解されない。実際今日は以前購入して殆ど使う機会がないアンテナ、AAA-1なども陳列してみたが、質問はされるものの誰も食指を動かす人はいなかった。
・それでも商品が数点売れ、3,000円弱の売上。自分も何か買いたかったが、ぐるっと回ったが別段欲しいものが無かった。昨日のペディには来れずこちらにだけ参加したいかさんは、昔の通信型受信機のカタログを数点ゲットしておられたが、これは価値あるいい買い物をしたと思う。そんな感じで1時間ほど遊び、帰りはIOMとコーヒーを飲んで帰宅。
5/18 5月のペディはまたまた毘沙門へ。今回も前回のメンバーのうちの4名(T師、Shinさん、いかさん)が参加。しかし太陽活動はいよいよサイクルのピークに達している模様で、5/16のSSNは何と212に達するわフレアは発生するわで、とても良い結果が出るとは思えない。まあ結果が出なくても所詮県内である。大した労力でもないし、オフ会をやったと思えばいいではないかと皆で納得する。
・実際16時過ぎに現地に着いて17時前から19時過ぎまでワッチしたが、どうにも盛り上がりを欠くコンディションであった。AUSもNZLも全然であり、昨年は聞こえたPNG、キリバスもさっぱりである。唯一盛り上がったのは、T師の情報に基づき受信したR.Australiaの文字放送を受信した時くらいか。久々のワルチング・マチルダは懐かしかった。
・19時過ぎには早々と機材を片付け始める。そんな訳で予想通り冴えないペディとなったが、それでも仲間と会うのは楽しい。しばらくはDX的には厳しいかもしれないが、それでも7,8月を除き毎月呑気に楽しむつもりである。
5/9 USB3.0接続の外付けHDDケースを購入。DELL Inspiron時代はeSATAインターフェースのスロットが付いていたのだが、Thinkpadに変えたら付いていなかった。旧HDDケースはeSATAの他USB2.0インターフェースも付いていたのだが、これでは速度が遅すぎる。上手くいかないものだ。USB3.0ならばeSATA並みの速度が出るとのことだったので、この際USB3.0接続のHDDケースを買うことを決める。S師に何が良いか相談したところ、師はLogitec製のものを使っていて問題ないとのことだったので、型番を聞いて秋葉原の数何店舗を回るが、生憎どの店も扱っていなかった。まあそんなに神経質にならなくてもいいかと思い直し、秋葉でよく見かけるブランド「玄人志向」の「GW3.5AA-SUP3/MB」という製品を購入。
・帰宅して早速HDDを入れ替える。基本的に用途はPERSEUSデータの再生なのだが、使ってみると音が途切れずに問題なく使用できた。ではまあこれで良いかと一安心。1TBのHDDもそろそろ残り100GBほどになってきたので、次はHDDそのものを追加することになりそうだ。
4/28 4月のペディは三浦半島毘沙門に。参加は6名と日帰りペディにしては多い。テントに入れる人数はせいぜい4人であり実際それを超えて集まることはあまり無いのだが、今回はお声掛けした方全員が来れるとのことだったので、テント二張りにしてやることにした。16時前に現着するが、さすがGWでキャンパーが多く、テントやアンテナを張る場所に思案してしまう。短気な私は他に行こうかと言い掛けたが、冷静なS師が良さそうなスポットを探し出して下さり、そこでやることが出来た。そんな訳で結構時間を食ってしまい、準備してワッチ態勢に入ったのは17時過ぎになった。もっともフェイドインはもっと後なので、全然問題なかったが。テントは3人ずつに分かれたが、入口同士をくっつけて行き来できるようにして一体感を保つようにした。
・18時過ぎから少しずつ上がり始めたので、そこからPERSEUSも記録しっぱなしにする。例の如くGuam3局は快調に聞こえるが、AUS局はもう一つだ。昨年の同じGW毘沙門ペディではワンサカ入ってたのに、残念ながら今回はそこまで行かない。それでもノイズレベルが低くアンテナもFBなので、次々面白い局が入る。AUSからインドネシア、そしてフィリピンと、短時間で入感局が目まぐるしく変わる。この辺りが本当に面白い。例えば729ではRRI-Nabireが快調で楽しんでいたら、ほんの少しの間にフィリピンのDXIF-Bombo Radyoに置き換わっていた。まさに椅子取りゲームの如しで、安易な確認は厳禁だ。解析はこれからだが、先行するT師情報によれば既にフィリピン数局のMy firstがある模様で、本格的な解析が楽しみだ。
・6人集まると、色々な刺激があって面白い。例えばS師とShinさんがペディで使う小さなテーブルに注目が集まり、それはどこで買ったのか?俺も買うという展開になったり、お互いの使用するPC仕様を情報交換したり、USB3.0の伝送速度はどうだとかいう話になったり本当に面白いし勉強になる。クルマの中ではバカ話に終始するが、2台に分乗してしまうとお互いの話が聞けないので勿体無い。次回もし2台でつるむ場合は、お互いに会話が交わせるようにトランスミッタ搭載で行きたいと思う(笑)。
・比較的近隣に住みDX的嗜好もかなり似たメンバーが6人集まるのは貴重である。皆さん人柄も穏やかで、諍いが起こることもない。長い方とはもう10年以上の付き合いになりつつあるし、これからも長く付き合って行けそうなお仲間だ。
3/31 久々TP局にレポートを書く。殆ど1年ぶりではないだろうか。レポートそのものは先日のBちゃんのアシストでDWUNに送ったのが久しぶりだった。今回は先日のKUAIとKUPA。KUAIは受信時間も長くかなり明瞭であり、また局住所も明確なので問題はない。まあだからと言って返信が来る確率は低いと思うが・・・。KUPAに至っては受信時間も短く、受信内容は殆どIDだけという心許無さの上に、WRTH上の局住所も米本土になっており、このパターンは経験上は返信が来た例がない。色々検索してHonoluluの住所を見つけ出したので、とりあえず送ることにした。まあ返信は来たらめっけもの位のつもりでいつも送ってはいるが。そろそろ久々の返信が欲しいところだ。
3/20 解析の続き。同行のT師のお陰で720/KUAIを初受信することが出来た。普段は受信できないんだよなぁ・・・と思って受信できた原因を考えると、同波のMayakがいなかった事が大きい。たまたまかと思ったら、T師掲示板にW氏が情報を転載して下さっていたが、同局は3/14をもって中波の放送をほぼ停止し、FM帯に移行したのであった。ペディはその2日後であった。この日ハワイのコンディションが良かったことが加わって、この幸運に遭遇することが出来たのだ。日本でも在京キー局がFM帯に移行する方向性が先日報道されていたが、中波DX事情も微妙に変化していきそうだ。それは良い方向でもあるが、聞きたい局までなくなってしまう恐れもある。「中波DXは安泰」などと言っていられない状況が到来しつつあるように感じる。
・↓に記した1370だが、海外のDXerにも聞いてもらい、また微妙にずれていた周波数を較正しビートを除去して聞き直し、やはりハワイのKUPAであることを確認した。私自身は受信の報を聞いたことが無い局の可能性も指摘されたのですわと構えたが、オープンした状況的にもハワイの可能性を一番に考えるべきであった。危うく誤認するところだったし、慎重を期して確認しなければならないことを改めて肝に銘じた。
3/16 T師、Shinさんと3人で外房ペディに出掛ける。一緒に行く予定だったいかさんは休日出勤になってしまい、残念ながら不参加となる。また次回に!今シーズン3回目の外房だが、昨年9月、11月はいずれも冴えず、シーズン最後になるこのペディに対する期待は大きい。さてどうなるだろうか。
・12:30に横浜を出発して15:00に現着。4/27には圏央道が延伸されるので、外房へのアクセスはますます良くなるだろう。そもそもアクアラインが大幅値下げされるまでは、外房へは一旦都内を経由し、時に渋滞に巻き込まれながらかなり遠回りしなければならなかった。それを考えると、僅か10年の間で隔世の感がある。そんな四方山話をしつつ古臭いBGMを楽しみつつ(特にT師は反応してくれるので大変張り合いがある(笑))、あっという間に現地に着いてしまうのだ。着くと速やかに機器とテントのセッティング。今回は2つの点で新規性があった。1つは3/2に記したアンテナ機材セット。これは結論的にはズバリ狙い的中だった。「必要十分かつコンパクト」のコンセプトで狭くなったクルマのトランクでも嵩張らず、そして余分なものがない分探し物をしなくて済む。これは我ながら良いと思った。更に言えば、万一1セットが不調だった時に備えてもう1セット揃えても良いかなと思う。何も無ければ2方向に張れば良いのだから。
・もう1つの新機軸は新PCのテントペディでの実戦初使用だ。先月の茅ヶ崎はAC電源だったので、PC付属のバッテリー単体でどのくらい連続使用出来るのかが楽しみであった。これも実に狙い通りで、最初は今までの癖で正時/30分に立ち上げて5分記録したら一旦シャットダウンするを1クール行ったが、バッテリーインジケーターによれば4時間半の残容量ということであった。これなら余裕だろうとその後は連続使用に切り替え、17:47~19:02に1時間15分連続記録を行ったが、それでも残容量3時間の表示だった。DELL時代のことを考えると、同じノートPCという製品でこれほど大きな違いが発生するのに驚く。
・さて肝心のDXは今一電波弱し。しかも空電発生という逆境ではあったが、それでも前2回よりはましのようである。解析を始めたばかりだがハワイが良く、久々1040/KLHT、そしてIDは未確認だが1210/KZOOなどが入っていた。1370で聞こえる"This is "に続くコールは、私の耳には"KBUE"のように聞こえるがどこだろうか?謎解きゲームが楽しみだ。
・往復の車内で「こんなペディを80歳になっても出来るだろうか?」などと言って皆で笑ったが、本当にいつまでやれるだろうか?このメンバーでやるようになって10年が経つ。今回も色々な話をしてやっぱり仲間っていいなと改めて思ったし、健康管理をしっかりやって出来る限り長くやっていきたいものである。
3/11 親切なBちゃんにまたお世話になることになった。先日の茅ヶ崎ペディで受信したフィリピンDWUNのエンジニアの氏名を調べてくれたのである。先日も「せっかく受信したんだからレポートを書くと良い」と勧めてくれて、レポートの書き方だのPRの仕方のノウハウまで指南してくれた。それに従って同局info宛にメールを出して担当者の名前を尋ねたのだが、残念ながら返信はなしのつぶてであった。そんな報告をしたら、フィリピンラジオ局通のプライドが許さなかったのだろう。Facebookを駆使して、キーマンを調べてくれたのだった。私はすっかりオッサン化してFacebookだのTwitterだのは全然使っていないのだが、こうやって局担当者とスムーズにコンタクトを取っているのを見ると、これは有効活用しなければいかんだろうと感じる。私はまだまだ若いのだから・・・まずはここまで親身になって支援して下さったBちゃんの恩義に報いるべく、頑張ってレポートを郵送しよう。Bちゃん、お楽しみに!
・もう一件。一昨日フィンランドのM氏より受信音付きのメールがあり、「知人が2/17(日)14:00UTCに受信した648kHzのNHKは594とパラになっていなかった。新しい番組でも始まったのか?」と尋ねられた。正時のNHK-1で別番組を流すことなど聞いたことが無いので、確認するために同じ曜日の同じ時間に聞いてみると回答して、実際に受信してみた(日曜23:00JST)。そうすると全国ニュースは23:05に終わり、その後はローカルニュースとなった。「ひょっとして件の受信音は5分以降のものではないのか?」とその時思ったが、今日再度「きっかり正時ではなかった」というメールが届き、その通りであったことが判明した。NHKやニッポン放送のことを尋ねられても、灯台下暗しで咄嗟に答えられないことがよくある。調べると発見があったりしてなかなか面白い。
3/7 敬愛するNGO先輩と久々飲む。昼食を摂ってしばしまどろんでいたら携帯が鳴って、画面を見ると先輩の名前がポップアップ。嬉しくて思わず「社長!飲みに行きましょう!」と叫んでいた。出張の先輩は今晩中に帰宅ということで、東京駅前で一席設ける。先輩とはすっかりご無沙汰しており、恐らく2010年のハムフェア以来と思われる。改札で待ち受け、ガッチリ握手を交わして飲み屋へ。
・2時間一本勝負でトークの開始。アンテナの話を皮切りにDXer消息がメイン、仕事の話少々という感じの話題だった。先輩の見解は私のそれとかなり一致しており大いに共感できる。自分の考えを伝えコメントを求めると激しく同意してくれて、実に小気味良い展開が続いた。私もかなりの放言ぶりだったが、先輩も一刀両断のコメントが痛快である。オッサンホンマおもろ過ぎ(笑)。
・金曜夜は自分で時計を見なくても店員がタイムオーバーを告げに来る。まあ新幹線に乗り遅れても困るから、今日ばかりはよしとしよう。で駅まで歩き、新幹線乗り口でまたまたガッチリ握手と抱擁。先輩とのお付き合いも、かれこれ12年になろうとしている。距離は離れていてもこんな風にお付き合い出来ることもあるのだ。さあ、次回はいつだろうか・・・。
3/3 ここ最近隙間時間にしこしこ作っていたNFBプリアンプが完成。老眼が進むというハンデが生じた反面、電子工作に対する慣れというものも確実に発生しているように感じる。まあ同じ物を作るのは4回目くらいになるので出来て当たり前とも言えるが、今回は一発で稼動させることが出来た。一発というのは実に気持ちが良いものだ。逆に「さあ完成したぞ!」とスイッチをONにしたのにLEDが点灯しなかった時の、あのガッカリ感は何とも惨めだが・・・。
・昔から「メカに強いOM」というのは憧れの存在であった。私は猿真似で工作が出来るようになっただけであり、電子回路についての知識はせいぜい4アマレベル?である。それでも未だ人生は半分近く(以上?)あるので、もっと強くなりたいなぁと思う。受信用アクセサリーを回路図を見て自分で組み立てたり、昔のBCLラジオの不具合を自分で修理出来るようになるくらいが理想だが、どこまで到達できるかな?勉強しつつ沢山作って実践して・・・この歳になっても夢は広がる。
3/2 チョイペに行く際のアンテナ収納ケースを調達。今まではアウトドア用の大きな収納ケースに入れて行っていたのだが、クルマを変えたことでコンパクト化することが至上命題となっていた。そこで考えたのが「ロッドケース」だった。そもそもK9AY/Δフラッグアンテナで使用するマストは、玉網の竿を流用したものであった。ならばケース自体も釣具屋で調達できるのではないかと思って色々調べたのだ。先週上州屋に行って実際に現物を見ると、なかなか良さそうなのが見つかった。そして帰宅後ネット通販で調べると、類似の製品が1,290円で売られていたの迷わず購入。そうして届いたものに、こんな形で収納してみた。
・マストを立てる塩ビパイプの中に玉網の竿を入れ、それ以外にエレメント、給電部、CMC、アース棒、同軸ケーブル、そしてプラスチックハンマーなどを入れてチャックを閉めると、右の写真のようになり、実にコンパクトに収まった。前回の茅ヶ崎ペディでは手でバラバラに運んだので、何かを忘れるのではないかとヒヤヒヤしていた。これなら忘れ物をしないし、ベルトで肩に掛けて運べるので両手も空く。チョイペ簡素化が進み、初夏から計画しているバイクペディにも役立ちそうである。
2/22 お仲間との飲み会を開催。年末から正月をまたぎ先週までハードワークが続きやっと一仕事終えたShinさんの慰労であり、それを口実に飲みたい他のメンバーとの思惑が一致して、話が出た3日後の開催となった。今回は会場を横浜・野毛にする。仕切ってくれたいかさんの選定だ。以前から「一度野毛で飲もう」と言っていたのを実現してくれたのだ。参加は他にMiyaさん。月末の金曜日のせいか、野毛にしては人が多い。それでも横浜西口の芋を洗うような人混みとは全く異なる。そして客層的には大人(オッサン)が中心である。大衆的な居酒屋、場外馬券売場、JAZZバー、演芸場、風俗店、ストリップ劇場、ゲイバー・・・と大変バラエティーに富んだ楽しい大人の街なのだ。飲み屋は星の数ほどあるがどの店も結構混んでいて、予約しなくても大丈夫でしょなどと言った身としてはちょっと焦る。しかし星の数ほどあるだけあって、幸い4人席が空いている串焼屋を発見し入ることが出来た。で、お通しの生キャベツ、そして九州風串焼きを賞味しつつビールを飲む。
・最初は3人で、少し遅れてMiyaさんも加わり、DX談義に花が咲く。特にShinさんはこれまでの鬱憤を晴らすかのように、TDXC会報作成に向けてそのコンテンツ詳細をノートPCでプレゼンしてくれる。随分進展があり、着々と記事が揃いつつある。その多くは氏自身の取材、執筆によるものだが、これが氏にとって本当に楽しみ、仕事の息抜きになっているのが分かる気がする。それに続き3月のペディの予定も立てる。その後今度はMiyaさんがPCを立ち上げ、こちらはPERSEUSのアドオンソフト等のセットアップのヘルプ。飲み屋で1テーブル2台ノートPCを立ち上げているのも異様な光景だ(笑)。
・串焼屋で2時間ほど過ごしたところで、今度は私が「せっかく野毛まで来たんだから、もう一軒行きませんか?」と誘い、皆さんを「ちょっと楽しい店」までご案内する。都橋商店街という「ハーモニカ横丁」とも言われる大岡川に沿った飲み屋ビルにある店だ。味のある渋い、そして一軒一軒は狭い店が並んでいる。その中の一軒に案内し、更に1時間半ほどママさんも交え喋って飲んで、寛ぎの時間を過ごす。私自身は大いに笑って、気持ち良く酔っ払った。そうして電車の十分余裕のあるうちにお開きに。
2/17 My firstは無いなと思った先日の茅ヶ崎ペディだが、ほじくってみると現時点で3局の新顔が見つかった。1局目は自分で気付いた1350/DWUN。信号はそれなりに強いのだがコールが取れず、住所らしきアナウンスが聞こえる。「フィリピンのことで困ったらBちゃんに聞け!」ということで、早速Bちゃんに音声ファイルを送って尋ねてみた。すると早速住所部分の「907 EDSA ... Quezon City」を聞き取ってそこから色々とネットで調べてくれて、「DWUNに間違いないでしょう」と回答してくれる。そこに記してくれたURLから局のサイトを辿ると正式局名がUNTV-Radio、愛称がLa Verdadであることが分かった。そこで記録したファイル全体を今一度チェックして局名部分のアナウンスを発見し、正式にDWUNであることを確認することが出来た。Bちゃん様様である。
・あとの2局はご一緒したT師のパラサイトで1188/DXRUと927/DWIS。前者はDXIFがQSY後の新局だそうで、クリアに聞こえた。こんな感じでほじくっていくともう少し取れるのではないだろうか。やっぱり茅ヶ崎、フィリピンは外さないな。じっくり解析して、アフターペディを楽しむことにしよう。
2/11 約2年ぶりの茅ヶ崎柳島キャンプ場宿泊ペディを行う。前回は東日本大震災の少し前だった。財政難の神奈川県が公的施設の廃止を検討し、何度もペディ会場としてお世話になった同キャンプ場も残念ながらその対象となってしまった。そうして最後の最後3/20にやる筈だった最終ペディも震災の影響で中止となり、3/31をもって同キャンプ場は閉鎖された。しかし幸いにもその施設を茅ヶ崎市が譲り受け、市営キャンプ場として再開することが後日決まり、その再開を楽しみにしていた。とは言え市民ではないので使えるかどうかも含め推移を注視していたが、幸いにも市民以外でも使えることになり、やっとこの日を迎えたのであった。S師、Shinさんが諸事情で参加出来ず、今回はいつものT師、宿泊ペディは初となるいかさん、今回PERSEUSを新調しこのぺティに臨む宮さん、そして最早「元DXer」とでも形容した方が良いTさん(笑)が宴会部隊として参加してくれた。
・新生柳島キャンプ場は基本的には昔と変わっていなかった。新しく宿泊棟が建設されそこでも泊まれるが、やはり我々はノイズ源から少しでも離れた、アンテナを張る自由度の高いキャビンの方が良い。なので予約の際に一番離れた1号キャビンをお願いしそこに陣取った。今までと変わったのは、1号キャビンより先は自然保護区として立ち入りが禁止され、丁度北東-南西方向に柵が出来ていたこと。これは実に好都合なことであった。いつもΔフラッグ/K9AYを設置すると、夜中に誰かが通り掛って引っ掛かるのではないかと心配していたのだ。それが柵に沿ってアンテナを張れば、そうした事態は心配しなくて良いことになる。しかも茅ヶ崎が最も得意とするエリアは南西方向のフィリピンである。そして柵はアンテナのマストを立てる際の支柱になるし、柵(ロープ)自体がΔフラッグのエレメントの底辺部分の高さに丁度一致し、アンテナの設置が非常に安定する。つまりあたかも「ここにアンテナを張って下さい」と言っているように私には見えるのだ。偶然とは言え狂喜した。なので南西方向にΔフラッグを、これと少し離して北東方向にK9AYを設置し、万全のアンテナセッティングを終える。
こんな感じで柵が張られていた。大変ラッキー!
・そうして16時過ぎからワッチを開始するが、早過ぎて全然信号は浮いてこなかった。なので17時過ぎに一旦コンビニ弁当を買出しに出掛け、戻ってから18時の正時記録をタイマーにセットし、18時着のTさんを茅ヶ崎駅に迎えに行く。そうして本日のメンバー5人が揃い本格的なワッチ、宴会タイムに突入していく。Tさんは本当に飲むだけ、見学だけということでリグなしで来ている。それでも周囲が皆ワッチをしていたら聞きたくなるかも知れないしと思い、一応私は7030を用意しておいた。そうしたらいかさんもNRD-345を持参してくれていた。Tさんは本当に飲んで喋っているばかりで受信機に触れなかったが、最後は好奇心に負けたのか少し聞いていた。しかし興味が湧いた頃には飲み過ぎたのか、早々に眠ってしまった。しゃーないオッサンだ。私も氏にペースを合わせて、一緒に飲んで喋ってばかりいた。そんな時PERSEUSはタイマーソフトがあるから有難い。いつも真剣にワッチせず帰宅後に解析すればいいじゃないかと思っていながら結構リアルタイムに真剣に聞いてしまったりするが、今回は飲みと喋りに徹した。安物のワインを1本空けるとゴキゲンになり、Tさん接待の如く昔のJ-popsのmp3をパソコンでかけまくる。周囲の皆さんに迷惑が掛かっていたら申し訳ないが、そんなに根を詰めてワッチしているようにも見えなかったので・・・。この遊びの結果、Tさんはハッキリ言ってアイドルマニアであることが判明した。アイドルの曲のイントロが掛かっただけでそのアイドルと曲名をことごとく当てて、その後ボソッと「このアイドルはどこどこでコンサートに行った」と散々つぶやいたからだ。思わぬところで趣味が露見した格好だ(笑)。
299円ワイン1本を空けゴキゲン。安上がりな男だ(笑)
・1時からの毎正時録音をタイマーソフトに命じて、私も就寝。本当に便利な世の中になったものだ。ペディの翌日寝不足にならないというのは、大変有難いことだ。寝不足だと翌日がヘロヘロになり、台無しになってしまうからである。それでもフィリピン中波DXのヤマである5時前後の放送開始時は実際に目を覚まして、リアルタイムにワッチする。まあそこそこ入ってはいるのだが、2年前の爆裂を経験するとこの程度では全然満足しなくなる。これはMy firstはないなと判断すると、5時半過ぎに再度就寝。肌寒くて眠れないかと思ったが実際には眠れてしまい、次に目が覚めたら7時過ぎだった。まあまあ良く眠れたペディではないだろうか。
・DXの成果的には全然だったが、私的には大変満足したペディであった。酔っ払って大いに楽しみながら、しかしDXは機械に任せて疎かにしない・・・。でも睡眠時間はしっかり取る。理想的な宿泊ペディの形が実現したと思ったのだ。市営になっていきなり人気が出て以前のように取り放題ではなくなってしまったが、早めに企画してこれからもここでのペディをずっと楽しんでいきたいと思っている。
2/5 久々の電子工作。今更ながらPERSEUS用のDCアダプターをもう一つ作成する。以前作ったものはスイッチが無くて使い勝手が良くなかったのと、6V出力ACアダプタと12Vカーバッテリーのいずれからも電源が取れるようにしたかったからだ。まあ改めて作るほどのものでもなかったのだが・・・。久々の工作は何か楽しかった。そして私にしては極めて慎重で、DCジャック/プラグの極性確認などはネットでしっかり調べ、テスターも当てて入念に行う。配線用の電線も規格を調べたりして、プラスは赤、マイナスは黒(無かったので緑)の区分けも厳格。当たり前と言えば当たり前なのだが、以前の私はこんなことすらやっていなかったのだ。
・そうして完成した作品は一発で動作。簡単な工作でも、一発で動くと嬉しいものだ。久々工作熱が沸々と湧いてきたのを感じる。
1/7 その後も苦難は続いた・・・PERSEUS動作環境のセットアップには引き続き手を焼かされた。↓のPERSEUSを認識しない問題の次は仮想サウンドカードのインストールで躓き1回休み、最後はFC Record Timer使用に際して必要となる仮想シリアルポートドライバcom0comの設定で苦しんだ。USBは規格の問題だったが、後の2点は64ビットOSとしてのWindows7故に発生した問題であった。仮想サウンドカードの件は結局Virtual Audio Cableの最新バージョン4.12をインストールすることで解決、com0comも64ビット用で「署名のあるドライバ入り」バージョンのものをインストールすることでやっと解決した。時代は64ビットに入りつつあるのだとは思うが、ユーザーとしては振り回されていい迷惑だ。年末年始と頭の体操に付き合わされ、知恵熱が出まくった日々であった。でもこれで態勢は万全。さあ、今年は沢山チョイペ行くぞ!
1/2 昨年末に私を悩ませたPERSEUS問題が無事解決。ドライバを何度インストールし直してもハードウェアを認識せず弱り果ててN氏に泣きついたところ、USBの規格の問題(2.0は認識するが3.0は認識しない)らしいというところまでは分かった。次は自分のPC=Lenovo ThinkPad E430の4つあるUSBポートのどれが2.0でどれが3.0かが、マニュアルを見ても記載されておらず、サポートに電話するも祝日で休み(12/30)で聞けない状態であった。そんなことをここに書いたところ早速S師が助け舟を出してくれて、USB2.0のポートがどこであるか(本体右側面にある1箇所のみ)は判明した。そのポートでも試した筈なんだけどなぁ・・・と思いつつも、もう一度試そうと嫁実家からのUターン後の今日、改めてチャレンジ。
・そして「コントロールパネル」から「デバイスマネージャ」を開いて、当のPERSEUSの箇所を右クリックし、「ドライバの更新」に進み手順に従ってドライバの在り処を指定してインストールに進む。そうすると一応「インストール完了」のメッセージ。ここまでは前回も同じだった。果たしてPERSEUSを繋ぎソフトを立ち上げると・・・おお、遂に認識!PERSEUSは立ち上がり、受信を開始した。ああ、これでやっと一安心だ。
・という訳で年末年始にえらい苦労をしてしまったのだが、ここでのポイントは上述の通り「USB2.0のポートに繋ぐ」ということであった。私は勘違いしてWindows7故に発生する問題(旧PCのOSはVista)かと思ったのだが、そうではない。最近のパソコンのUSBポートの規格が3.0にバージョンアップしていることが原因なのだ。そしてPERSEUSのインストールマニュアルにも3.0をサポートしていないことが明記されていないことが問題なのだ。まあ良く見ればPERSEUS本体のUSBポートには「USB2.0」と表記されているし、かなり昔のPERSEUS本体の日本語マニュアルにも「USB2.0に繋ぐ」とは書いてあるのだが、「3.0のポートにはに繋がないこと」と書いていないのは不親切であろう。そんな訳で今後同じ問題に遭遇するかもしれない皆様にも本件共有したくここに記すこととする。
・いずれにしてもOSのアップグレード、ハードウェアの新調の際は環境が変わって本当に面倒だ。旧PCからのデータコンバートや新OSでは使えないアプリケーションソフト(実際このHPを作っているFrontpage98も7にはインストール出来なかった)があったりと、大変ストレスが掛かる。そんなことを上記の報告方々S師に愚痴ったら、「ボケ防止に良いのでは?」と返信を頂いたが、まあ確かにそうかもしれない。しかし技術はどうでも良く使えればいいというユーザー志向の人には、ただただ面倒なだけだろうなぁ・・・