6/28 先週末受信した2MEにレポートを書く。加えて、以前受信してほぼ間違いないという確信があるもののIDは取れなかったTonga及びNew Zealandにも、受信音を入れて送ることにする。どちらもニュースとかトークのプログラムだったが、自分の局のアナウンサーの声くらい分からなかったらおかしいだろう(笑)。但し全てはCD-Rを聞いてもらえることが前提ではあるが。両局の厚意に期待して、楽しみにして待ちたいと思う。

・夜はS氏/H氏と共に食事をする。私は特に趣味の世界ではラテン系的色彩が強まってしまっているが(笑)、今日のお2人は知的で物静かな色彩が濃い。ついていけなかったらどうしようかとちょっと不安になるが、話してみるとやはり楽しい。ゆったりと慌てずにラジオを楽しむというゆとりが感じられる。こうした語りも趣があってなかなか面白い。2時間ほど楽しんで、引き続きお仲間に入れて頂けるようお願いして、最後に記念写真を撮って別れる。

6/27 K9AYはやはりダメ。住宅街では変なノイズを沢山拾ってしまうのだろう。月曜早朝中波DXも空電は多いしコンディションも冴えず、2時前に起きたが30分ほどですぐに就寝。

・そんなトホホなムードを一掃するかの如く嬉しい返信が。6/18の大東崎ゲリラペディで受信したオーストラリアの2KYからである。レターには確認しましたとの文言と、残念ながらQSLカードは無いので、代わりにステッカーを何枚か同封しますとあり、律儀さが伝わってくる。返信所要日数も7日間と無茶苦茶早い!さあ、この調子で2MEにも書こう。

6/26 昨日~今朝まで、いつもの茅ヶ崎のキャンプ場に「家族サービス」で一泊。S師やNGO先輩に「受信機2台持っていって『家族サービス』とは笑止千万。それは欺瞞かつ詭弁だ!」と糾弾されてしまうので、今回は1台にする(笑)。というか家内の友人家族も一緒なので、あまり失礼なことも出来ないのだ。それでもテント設営後、いつものK9AYを南北方向に設置する。指向性の確認をするとTBSで20dBのナルが取れており、ローノイズと併せてあとはコンディション次第である。と思っていたら、幸いにもコンディションは上がってくれた。断片的にしかワッチできないが、あちこちのチャンネルでABC各局が入っている。先日の太東崎ほどではないにせよ、茅ヶ崎も捨てたものではないと嬉しくなる。

・その中で狙ったのはオーストラリアのオフバンド局。いくつかのチャンネルが強くどこかID取れそうだなと思っていると、23時前に1638/2MEのIDが取れた。もっと集中してワッチすればいくつかの局が取れたろうと思うとちょっと残念だが、ペディではないのだから仕方がない。また近々に来るとしよう。

・K9AYに味をしめて帰宅すると、自宅でも張ってみる。先日いきなり思いついたのだが、家の裏側は狭いながらも直線で15mくらい取れるのだ。そこでエレメントの頂点を2Fひさしに引掛けて設置して聞いてみる。ところが変な信号を拾っておりDXところではない。それでも念のために本当にダメなのか確かめる意味で、今晩チャレンジしてみるつもりだ。

6/24 家内から携帯にメールを貰う。それによると海外から郵便が届いているとのことである。この頃は私の躾が浸透してきて、郵便が来るとメールをくれるようになったのだ(笑)。差出人の名を聞くと、「Easymix」とあり、オーストラリアの消印が確認できるとのこと。それは先日の4ELに違いないと思って楽しみにして帰ると、果たしてその通りであった。またまたゲリラペディションでの成果である。こうして返信を貰うと、わざわざ千葉まで行った甲斐があったなあと報われるのだ。オーストラリアはこの他3通出しているが、全部返信が来るといいなあ。今から楽しみである。

6/23 以前にお仲間のI氏/Y氏と共に企画したBCL書籍(文集)「Radio Days」がやっと陽の目を見ることになる。私の怠慢でいろいろな方に寄稿をお願いしておきながら、公開が遅れていたものである(スミマセンでした)。コンセプトは「昔話でもして気軽に楽しもうよ!」的なものである。バーチャルだからいつでもいくらでも追加できる。面白そうじゃん、俺も一肌脱いで書いてもいいよと仰って頂ける方、どうぞ輪の中に入って一筆執って頂きたく「ワタシニメールシテクダサイ。ドゾヨロシク!」

6/22 昨晩の“発煙”に対してNGO先輩より原因の可能性をいくつかご指摘頂く。うーん、自分としては間違っていないと思うのだが・・・いやはや、情けなや(涙)

・夜には「神様」から送って頂いたトンガの現地録音のテープを拝聴する。先日来大東崎でのトンガらしき受信音を聞いて頂くなどやりとりをしていて、昔のトンガの現地受信音を送ってあげようかと仰って下さったので、お言葉に甘えたという訳である。9kHzセパ実施前の1020kHzでの受信とのことなので、もう30年近く前のものである。トンガ語とそれに続く英語のIDは鮮明で貴重だ。家にあるラジカセが余りにもショボくまだ全部聞けていないが、じっくり聞いて次回こそ鮮明なIDを取ってやろうと思う。

6/21 9V使用のMDレコーダーを12Vバッテリーで使うための電圧変換アダプタを作る。出来たと思って試しに使うと、なんと煙が出てしまった!怖ぇー(汗)。久々の煙だ。しかし何故だ、何故こんな簡単なものを失敗してしまったのか。まあ12Vくらいでよかった。100Vでは洒落にならない。でもこれは困った、早くあの方を呼ばねば・・・大魔神佐々木を!(いや、今季はクルーンかな(笑))


6/20 昨晩は自宅でも990/4ROらしき局が聞こえたのでやはり南方面が良いのだろうと考え、月曜早朝DXをやってみた。2時前に目覚めてリグの電源を入れると、確かに悪くはないようだ。最初に738で琉球放送を聞くと、強力なKBSの陰で2時の終了アナウンスが取れた。AUSでは693/4KQ、1116/4BCも久々の受信だ。しかしそれ以外はなかなか受信できない。自宅でのDXは実に難しい。またサッカーの影響か、民放で停まらないところがあるのも残念。停まっている局も、4時開始のくせに3:30にキャリアオンするのは止めて欲しいものだ。そんな感じで国内局も開始し始めたので、4時前に就寝。

・S師とメールで「大東崎はリグ3台、いや4台必要だね」とやり取りする。年に数回しか行けないし、ピークは極短時間の勝負だからだ。しかしリグ/MDが各4台になると大混乱であろう。コンピュータでこの8台を制御し、周波数、時間等全て記録してくれる装置が欲しいところだ。そんなことをやり取りしながら、未来を夢見るのであった。


6/19 昨日大東崎で受信したAUS3局(4ZR、2KY、2HD)のレポートを書く。先日の4RO、4ELに続いて、NGO先輩に輸入して頂いたCD-Rが大活躍だ。レポートには必ずシャックやペディ当日の写真を挿絵代わりに入れているのだが、そういう意味では大東崎フォーマットは出来上がっているのですぐ作れる。AUSのコールサインは州によって頭の数字が決まっているが、今のところまだ4(Queensland)と5(South Australia)しかQSLを持っていない(※1は存在しない)。まずは今回で2(New South Wales)を、そして3(Victoria)、6(West Australia)、7(Tasmania)、8(Northern Territory)と順に集めていきたい。最大の難関は7だろうが、果たして受信できる日が来るだろうか。その日を目標に頑張ってみたい。

6/18 第2回大東崎ゲリラペディを実施。12:30に家を出るが、カーCDの最初のBGMは「狩人」(笑)。「あずさ2号」を車内で絶唱して、すっかり良い気分に。その後首都高に入ってからは「ドリカム」。私は吉田美和の声が好きでとても心地良くまた道路も順調で、リラックスした脳波は完全にα波になっている。市川で14時に待ち合わせのS師をピックアップし、一路大東崎へ。

・途中東金で縁起を担ぎ、「珍来」でラーメンを食べる。珍局が入感しますようにと祈りを込めて、S師とふざけて拝みながら店内に入る(笑)。昼は軽く食べていたのでちょっとで良かったのに、出てきたタンメンはなかなかのボリュームだ。会計時に貰った「餃子100円券」を、お守りであるかの如く大切に頂いて店を出る(笑)。

・珍来を出てから現地までのBGM選択はS師にお任せする。私が持ってきた30枚ほどのCDの中から師が選んだのは、意外にも「70's Disco Hits」。あ、でも考えてみれば私より少し先輩のS師は、まさにこれらをリアルタイムで聞いて実際にディスコで踊った世代かも知れない。「Do Hustle!」に笑い、「Hello Mr. Monkey」に受ける。しかしクライマックスはやっぱり「君の瞳に恋してる」だ!これをBGMに九十九里道路を上機嫌で走り抜ける。やっぱりこの曲を聴くとノるし、本当にハッピーな気分になる。

・現地に着いてビールを飲んでのんびりしながら、堅気の人々が少なくなるのを待ってセッティングを開始する。しかしポツリポツリといろんな人々がやってきて、その都度我々を興味深く見つめている。目が合って笑顔を返すと、例外なく「何やってるんですか?」と聞いてくる。そこで私はDX界のスポークスマンになったつもりで、「海外の放送を聞いているんです。ここは非常に適した場所なのです。」と答える。S師も私も受信以外にそんなやり取りで忙しい。ある若い女性など私の受信中顔を触れんばかりに近づけて、7030の液晶表示を見ようとする。おいおい、気が散るじゃないか(苦笑)。S師もPNG局の受信音を聞かせてあげたりと、出血大サービスだ!

・さて肝心の成果だが、これはゲリラペディション始まって以来の大漁であった。オーストラリア中波がまさに入れ食い状態!70~80年代のMW-DXってこんな感じだったのだろうかと思うほど、凄い状況であった。コンディションが非常に良かったのだろう。確認できたのは1476/4ZR1017/2KY(推定Tongaと混信中)、1143/2HD846/4EL(“Easymix”という愛称でアナウンスが出ている)の民放局。ABCはそこかしこで入っていてとても全部は確認できない。これ以外にもIDは取れなかったが推定1035/2ZB(ニュージーランド)が何とこの状態!今回も推定トンガが入っていたが、今回もIDは取れなかった。この他ウルトラCで狙ったのはフィジーとツバル。フィジーは使用チャンネルが多過ぎてきちんとチェックできなかったが、こちらは入っていなかったのではないだろうか。ツバルは621の北朝鮮の裏で英語の入感を確認したがまさか・・・。ABC50kWもリストされているので、そちらの可能性の方が高いだろう。1593NHK第2の裏で聞こえた英語はミクロネシアのV6AKではないだろうか。とにかくまだ経験が浅いだけに、どこを聞いていいのか本当に迷うシーンが多かった。

・S師と私の日頃の品行方正と珍来へのお参りが、今回の大成功をもたらしたのだと信じている。皆さんも東金を通過する際は、是非珍来にお立ち寄り頂きたい。巫女さんが大勢いて、店内も賑やかだ(店員さんだろ!)。今回は無念にも参加できなかったT師とShinさんと連絡を取り合いながら行った。お2人との連絡、ギャラリーへの対応、そして受信と実に忙しかった。2台の7030もフル稼働だった。Tさん、Shinさん、次回こそ一緒に行きましょう!

6/16 6/9に完成したと思ったNFBプリアンプ2号機は、実はまだおかしかった。トランジスタのB端子につながっているLEDが点灯しないのだ。確かに増幅はしているが、2つのトランジスタのうち1つが動作しない「片肺飛行」の可能性がある。師からは、「まずはテスターを当てるべし!」と指導され計測すると、B部の電圧が著しく低い。おかしいのはこの箇所と当たりをつけ、本日今一度この部分だけ作り直してみる。途中イライラして手荒になり壊しそうになりながらも、ぐっと堪えて形の上では完成。そしてスイッチを入れると・・・おお、今度はLEDが点灯したではないか!神は我を見捨てず。Sメータが大きく振れる。これで完成だ。

・失敗転じて成功と為す!トランス(メガネコア)の巻線数の正しい数え方、そしてテスターで不良箇所を探って特定することなど、学んだものは少なくなかった。師に感謝するとともに、またより難易度の高い課題に挑戦したくなった。

6/12 4月のゲリラペディションの際、何者かによって切られてしまった(?)200mワイヤーの補修作業を行う。面倒臭がっていてなかなか出来なかったのだが、例のホースリールに巻いてあるのでほぐしても心配ない。該当箇所までほぐしていって、そこを半田付けしてテープを巻いてまたハンドルをグルグル回してリールに巻き取ったら、絡まることも無くあっという間に作業は終わった。これは想像以上に便利そうだ。もう1台ホースリールが欲しくなってきた。

6/11 朝一番に近所のホームセンターに行って、レジャーテーブルとパラソルを購入。近々にゲリラペディションに行くのに備えて、大勢座れるようにするためである。椅子は4脚ついているのだが、どう考えても1テーブル2人掛けである。パラソルは日よけという意味もあるが、もっと大事なのはフェライトバーアンテナのマストにするということである(笑)。合わせても3,000円ほどなのだが、本当に設置/撤収が楽なので、大変重宝する武器である。

・10時半頃にT師よりEスポ発生の連絡を頂戴する。慌てて2010のスイッチを入れると、韓国語と中国語の嵐である。そこでEスポにチャレンジ中のテツ氏に電話をして情報を共有する。氏は外出中であったが、大急ぎでカーラジオの電源を入れ、この入れ食い状態を堪能して頂けたようであった。残念ながら氏の狙う沖縄方面はオープンしなかったようであるが。

・午後は子供を連れて100円ショップに行き、K9AYアンテナのエレメントを引掛けるためのフックを買う。2個で100円だったが、S師が以前買ったときには350円くらいしたとのことだったのでこれは破格値だ。やはり何かを買うときは、まず100円ショップでチェックしてから買った方が良さそうだ。

6/9 NFBプリアンプ2号機を完成させる。昨晩組んだ時は、中波帯はOKなのだが短波帯が増幅しない。何故だ!口惜しい!そんな悶々とした気分で就寝したのだが、朝になって起床し通勤途中に出し抜けにあることに思い至った。「そう言えばトランスの巻き方は、本当に合っていたのだろうか?」と。そして大急ぎで我が師にメールを打つ。すると間もなく返信を下さり、まさにビンゴ!なのであった。私は全て1回ずつ多く巻き過ぎていたのだ!

・そこで帰宅すると速攻で工作を開始する。今度は慎重に巻線数を数え、冷静に装着する。そしていざ実験すると・・・やった!しっかり短波帯もSメータが大きく振れる。これまでメガネコアのせいにしていたのだが、それは大きな間違いであったことが証明された。いやー、良かった良かった。

6/6 ↓などと書いていたら、メールで送った受信音を聞いて下さった「神様」よりコメントを頂戴する。推定トンガの録音も送ったのだが、「(CDに入れて送ったら)確認してくれると思いますよ」とのアドバイスを頂いた。「神様」のお告げには従わねばなるまい(笑)。IDは取れていないが、自分の局のアナウンサーの声くらい分かるだろう。あとは局の厚意に期待するしかないが、面白そうだからチャレンジしてみよう!

6/5 先週大東崎で受信したオーストラリアの4ROと4ELにレポートを書く。前者ははっきりしたIDが取れたが、後者はイマイチ不明瞭。まあダメ元で出してみよう。

6/4 今日は殆ど家にいたので工作に勤しむ。先週買ってきたアース棒に線を取り付けて、その先端に圧着端子を取り付けてみた。これまでいつも剥き出し線のままだったのだが、やはり圧着端子にするとすっきりする。折角圧着工具もあるのだから、この際全て圧着端子をつけてしまおうと思う。アース棒はこれまで板タイプのものを使っていたのだが完全に錆びてしまったので、棒タイプのものに切り替えたのだ。長さも1m近くあり、これで益々良いアースが取れてK9AYの切れ味が増すといいなと思っている。

・午後はNFBプリアンプ2号機の製作。基板部はほぼ出来ていたので、ケースへの装着と配線を行って完成。スイッチを入れると、一発で気持ち良く稼動する。よっしゃ!と思いきや、中波帯は増幅するが短波帯が増幅しない。これは1号機の時も不調だったトランスを、実験的にそのまま使ったためだと思われる。これでトランスのミスマッチははっきりしたので、トランスに使うコアを交換して作り直して完成したいと思う。コアがないので来週の作業だ。

6/3 敬愛するNGO先輩にお願いしていた8cmCD-Rが300枚届く。以前Diaryにも書いたのだが、秋葉で購入できた激安CD-Rは在庫が尽きてしまったため、代わりの入手先を探していたのである。そんな時にお気の毒にも白羽の矢が立ったのが先輩であった(笑)。先輩の有する「香港コネクション」で安く仕入れてもらおうよなどと勝手に決めて、「どっか当たって下さい!」と図々しくお願いしたのである。それでなくても多忙な方なのに、本当にいい迷惑だろう(爆)。しかし先輩は良い方なので、本当に探して入手して下さった。

・上記300枚はさすがに自分ひとりの分ではない。レポートも書かないくせにコレクションしたがるS師と、正反対に出しまくっているShinさんとシェアする予定だ。さあ、これでまた一杯レポートが書けるぞ!

6/2 友人DXerT氏とサシで飲む。実はこのT氏、DXerにしておくのが勿体無いようなイケメン。ホストとしてデビューさせたら、大澄賢也くらいは軽く超えるだろう(失礼!)。冗談はさておき年齢も生育歴も全く異なるが、話していて非常に面白い人だ。焼き鳥をつまみながらいろいろ喋り、ビールをジョッキで3杯飲む。さほど酒の強くない私がこれだけ飲むのは、ノッていた証拠だ。そもそもこの世界に入ってきたきっかけが一般的なDXerと全く異なるので、私からすると非常に新鮮なのだ。BCLブームはご存じないし、しかもサーファー。それでもこの遠距離受信の趣味に面白さを見出してくれたところに、この趣味の面白さの普遍性があるように思う。BCLブーマー以降の後継者難を憂い嘆くことも多いが、何かきっかけさえあればもっと沢山の若者がこの世界に入ってきてくれるんじゃないだろうか?そんなことを頭の片隅で思いながら大いに語り、2時間ほど楽しんで別れる。

・帰宅するとまたまた返信が来ていたが、これは先日日本語放送が始まったFamily Radioであった。ペトロパブロフスク中継なので無茶苦茶強く、昔のような受信しにくい局といったイメージは微塵もない。番組も日本語放送とはとても呼び難いつぎはぎのものだったが、とりあえずベリが届いてうれしい。

5/29 外出先から帰ると、海外からの分厚い封筒が届いていた。ただぱっと見どこの局か分からない。そこで大急ぎで封を開けて中身を見て合点した。これは昨年12月に三浦半島雨崎ゲリラペディで受信してレポートした、メキシコの大学局1630/XEUTであった。スペイン語で終了アナウンスの内容も覚束ないままレポートを書いたが親切にもコンファームしてくれて、立派な賞状のような確認証の他絵葉書、ステッカー、番組表以外にCD-Rも同封されていた。このCD-Rの中身を見てみると、これは放送の一部であった。私が聞いたアナウンスも克明に聞こえて、これならディクテーションできそうである。ああ、こう言っていたのかというのが良く分かった。いずれにしてもメキシコからの初めての返信で、これまた大いに勇気付けられた。

5/28 S師と共に楽しみにしていた千葉県大東崎ゲリラペディを敢行。私は初めての訪問となるが、噂に違わぬ風光明媚な場所であった。勿論DX的なロケーションとしても、外房に面した高台、ローノイズといった極めてポテンシャルの高いところである。そして日頃の行いが素晴らしいせいか、天は我らに味方してくれて沢山の恩恵を授けてもらうことが出来た。

・最大の成果は推定Tongaの受信である。Tonga狙いは最初からの目標ではあったが、内心そんな簡単に受信できるものではないと思っていただけに非常に驚く。しかし残念ながらIDは取れなかったので、本当の意味での確認はまた次回ということになる。それにしてもGuam、Aus-ABC/民放各局、SIBCなどが入れ食い状態で、ウハウハものの一夜であった。受信だけでなく面白いことが沢山あって、とてもここでは書ききれないので、それはまた別途詳述してみたい。本日の様子はこんな感じであった。

5/23 テキサスのKBIVよりやっと返信が来る。先輩方も、仲間のShinさんも返信を得たのに自分だけ貰えずちょっと落ち込み、それが軽いスランプの原因にもなってしまっていたのである。しかし同局のチーフエンジニアのJim氏は私を見捨てなかった。親切に返信を寄越してくれたが、それによれば私が受信音入りCD-Rに入れたシャックとアンテナの写真も見たよとのことであった。

・コンディションもイマイチだったせいかどうも乗り切れない日々が続いていたが、このあたりで吹っ切って楽しんでいこう。週末は千葉だ!

5/15 九州は我が国におけるV/UHF-DXの大御所のF氏上京に際して、秋葉歓迎オフを敢行。氏がリグのレストア用パーツを秋葉で購入なさりたいとのことであったので皆で一緒に買い物に歩いて、その後一杯引掛けようという趣向である。S師とTokuさんがご賛同下さり、4人での開催となる。この日は神田祭とあってもの凄い人出であり中央通りが人で埋まっており、群集が苦手な私は眩暈さえ覚える。それでも前日写真を交換したあったので、無事に合流できた。

・最初は皆で工具ショップ、パーツショップを巡る。ただ何せ古いリグのレストアパーツだけあって、置いてある店は少ない。それでも秋葉の水先案内人と言われるS師のガイドで、無事入手出来たようであった。私は特に買うものもなくて、後をついて回っていただけであった。唯一買ったのは傘。今日の空模様はメチャクチャで、晴れていたかと思ったらお天気雨になり、そして最後は雷雨になってしまった。慌ててあきばおーで傘を買う羽目になったが、これがなんと傘の骨の先端にLEDを組み込んだ素晴らしいものであった。このレアものがなんと129円である。安い!S師は要りもしないのに、ご子息への土産として1本購入なさっていた。さすがあきばおー、胡散臭い商品が置いてある店No.1で、S師と共にこの店は素晴らしいと感嘆することしきりであった。

・さて買い物を終え、魚の美味いおに平に入る。16時過ぎから宴会の開始である。私は話のタネに昨日作った8分配器を持ってきたのだが、おドジなことにケースを開けるドライバーを間違えて持って来てしまい見せることができなかった。大馬鹿である。まあともかくここは折角の大御所登場なので、大いにDXについて語る。F氏は学者的な語り口で、様々な異常伝搬について語って下さった。私は周囲にV/UDXerがいないので非常に新鮮。いちいち感心しながら話を伺う。そしてF氏の理路整然とした語りに感銘を受けた。

・と思ったのも束の間であった。グラスを3~4杯と重ねるにつれF氏のボルテージは大いにアップする。ゴキゲンでターボ全開、インタークーラーさえついていそうである(笑)。陽気に語りまくり、あれ、さっきのFさんはどこ行っちゃったのという感じになった。単なる酔っ払いオヤジに成り下がってしまったのである(爆)。でもFさん、これを読んでも気を悪くしないで下さい。我々はそんなFさんにこそ大いなる親しみを覚えました。良いお友達になれそうな気がします(笑)。てな訳で盛り上がりつつ再会を約して19時に散会。いやー、今日も面白かった!

5/14 S師にご指導頂いた8分配器を作る。今回ケースは手で折り曲げるタイプのものを使用。「本当に上手く曲がるんかいな?」と半信半疑で曲げてみると、これが実に気持ちよく折れ曲がってくれた。これで500円は良いコストパフォーマンスである。以降も寸法が適合する限り、このシリーズのケースを使おうと思う。

・製作そのものは別に難しくない。但しトロイダルコアを使ってトランスを8つ作るので、これが振動で壊れぬようにバスボンドで固定する必要がある。このボンドが家にないのは分かっていたので、近所のホームセンターに買いに行く。この時次の工作「謎のトライアングルアンテナ」で使用する電線のモールも買って来ようと思っていたのに忘れてしまった。

・工作は無事成功。検証ではしっかり分配されており問題なさそうであった。これでペディの際も、都度分配器を借りに行かなくても大丈夫になった。

5/8 昨日~本日にかけて、茅ヶ崎に家族キャンプに行く。いつもペディで行く柳島キャンプ場である。これまで10回近く同キャンプ場には行っているが、家族を連れて行くのは初めてである。良い所だと言っておきながら連れて行かないのも酷い話なので、家族サービスの一環として一緒に行くことにしたのである。しかし家族サービスとは言え夜は皆寝てしまうのだから、その時間にラジオを聴くのは問題ない筈である。だからアンテナやリグも持っていったが、今回の布陣も3月のペディと同様7030×2台と各々にMDレコーダーを接続。アンテナはK9AYであり、S師には「とても家族サービスとは思えない」と揶揄される(笑)。

・13時過ぎに到着しバーベキューと焼きそばで腹を満たした後は、海に出て遊ぶ。17時過ぎにキャビンに戻って来てようやくアンテナ設営に取り掛かる。勝手知ったる柳島なので、一人でスイスイセッティング完了。そこから夕食の仕度に入るまでにリグその他の態勢を整え、軽く流してみる。そろそろ良好になってきていい筈のグアム/サイパン/オーストラリア方面の中波は、残念ながら全く入らない。その代わりと言ってはなんだが、LA方面は悪くなかった模様。6140/R.Liderなどはノイズもなく、総合評価4で入感。4915/R.Anhanguera、4810/XERTA、5014/R.Altura(いずれも推定)なども良好に聞こえる。この他も丹念にワッチすれば結構聞こえたと思うが、本来の目的を見失ってはいけない。4915と4810のワッチはMDに任せて炊事場に戻り、飯盒でご飯を炊きカレーを作って食べる。ご飯が上手に炊けたと、家内も子供も大喜びだ。

・夕食を終えキャビンに戻ってからも、UNOだのボードゲームだのでフリーではない。それでも合間をみて7030のスイッチを入れると、21:15~のR.Cairoがとてもクリアだったので、これまたMDにワッチを任せる。面白いところでは850/780のアラスカコンビが良好に入っていた(これはS師やShinさんも自宅で聞こえていたそうである)。その他のTP局はさすがに来ていなかった。

・0時前に就寝し4時前に起床。さあいよいよフリーのワッチタイムの開始である。が、いざスイッチを入れると信号が激弱である。これはおかしいと慌てて外に出てアンテナをチェックすると、K9AYのエレメントの一端がコントローラーから外れてしまっていた。恐らく隣りのキャビンにいて深夜遅くまで騒いでいた高校生らしき連中がつまずいて外してしまったのだろう。まあ仮にそうであったとしても、そんな位置に設置した私が悪いので文句は言えない。すぐに接続し直し復旧を確認し、本格的なワッチに入る。ターゲットはアフリカと中波だ。中波はここのところ全く冴えない。今日もダメで、アフリカにターゲッティング。狙いはこのところ良くない(出ていない?)Malagasy、家ではとても聞こえそうもない4760/ELWAや4950/Angolaなどであったが、いずれも聞こえそうもなく、4976/Uganda、4910/Zambiaなどを録音して5時過ぎに二度寝に入る。残念だったのはK氏のBBSで騒がれているのを後から知った6045/Zimbabweで、このロケーションならば確認できたかもしれない。

・お陰様で家族も満足してくれたようで、この形なら定期的にできそうだ。工夫すれば家族サービスとペディの両立はある程度は出来そうである。こうやって月1回のペディを月2回に増やそうか・・・などと早くも画策するのであった(笑)。

5/6 S師と秋葉でミニオフ。一昨日送って頂いた回路図を見ながら、8分配器製作について細かなご指導を頂く。そしてその足でパーツを調達。秋葉だと欲しいものがすぐに買えるのがよい。その後受信機談義に移り、今後新型の受信機は市場に出るのか?松下のジャイロアンテナ付ラジオでMWDXはできるのだろうか?などととりとめもなく話す。最後に秋葉の駅に向かって歩きながら、この街の変貌振りについて語る。Toku氏のBlogにもあったが、高層ビルが出来てインテリジェント化されたITだけの街になってしまったら寂しくて嫌だなあと思う。そんな話題でふと思い出して、「昔現金問屋『まや電機』ってあったんですけど知ってます?」と振ってみたら、師もご存じで嬉しくなる。「ああいう業態のはしりだったよね」と懐かしそうに語っておられた。頼むからこれ以上変わらないでおくれ、秋葉原よ!

5/5 やろうと思っていてなかなか出来なかったHPの更新等を行う。特にMy Shackのアップデートは面倒臭くて出来なかったのだが、今日やっとできた。写真を撮って、古いものと差し替える。4年前のシャックの写真があったので改めて見比べてみると、随分モノが増えて狭くなったなあと感じる。これだけあれば十分だと思うのだが、これからも増殖していくのだろう(苦笑)。

5/4 S師よりアンテナ8分配器の回路図を頂戴する。4分配器しか持っていないので5名以上のペディの時はいつもS師/T師の高級12分配器を拝借するのだが、3月の茅ヶ崎はお2人とも出席できなかったので、分配器だけをお借りすることになった。そういうことでも困るので、以前から8分配が欲しかったのだ。私が過去作ったものはあるが、これは実に当て推量の極致!「お前何の根拠があってこれを作ったんだ!」と非難轟々になりそうなシロモノであった(笑)。そこで今回師に言葉巧みに取り入って、きちんとした理論に基づいて設計して頂いたのであった。と言う訳で師に感謝しつつ、早速パーツを買ってきて今度の土日にでも作ろうかなと思っている。

・5/1に受信したBrazilのR.Novas de Pazにレポートを書く。この局を最後に、いつもレポート時に同封しているミニCD-Rを使い切ってしまった。以前秋葉原で30円で売られていて大変重宝していたのだが、もうそれは売り切れてしまい、再入荷がないのである。どこかで安い8cmCD-Rが入手できないか?また秋葉原を彷徨わなければならなくなりそうだ(T_T)。

5/1 昨夜の就寝は2時を回ってしまったが、それでも5:30前に目が覚めたのでアフリカを聞いてみる。すると5050のTanzaniaがFBに聞こえており、レポートを書こうとMDを回して二度寝する。起きてからMDを聞くと、何度かクリアに゛RadioTanzania Dar es Salaam"のIDが入っていた。スワヒリ語なので所詮内容は分からないのだから、その方がよっぽどレポートが書きやすい。逆に英語放送は内容を書かないといけないと思うだけに、結構労力を使ったりするのである。あっさり書き終えて明日投函の予定。すっかりアフリカづいているが、今のところ戦果はOkapiのみ。こことかCongoとか、所謂「アフリカアフリカしたところ」から、早く返信が来ないかなあ・・・。

4/30 本日は敬愛するNGO先輩と飲む。全く予定になかったのだが、私の叔母が昨日亡くなり急遽奈良に行くことになったため、経由地点である先輩の地元京都でお会いできないかと連絡を差し上げたところ、ご多忙の隙間を縫って時間を作って下さったのであった。

・全ての行事を終え、夕刻京都入り。先輩は駅前まで出迎えに来て下さり、その誘導でビヤガーデンに向かう。そこからは前回同様堰を切ったように、マシンガントークの開始である。前回は残念ながら茶を飲みながらの談義だったのだが、今日は冷えた美味い生ビールでのどを潤すのだから、2人ともメチャクチャ陽気である。受信機/アンテナレビューから共通の知人DXerの話、今どこを聞いているか、レポート/ベリの話、それと少しだけ仕事の話と、話題は変幻自在に変化する。先輩に対しておこがましいのだが、この方とは非常に馬が合うように思う。価値観、笑いのツボ、興味関心のポイントなどが非常に良く似ているのだ。日中は暑かったが、この時間帯は日も落ちて涼しい風が吹き、非常に心地良い気候であった。美味いビールとゴキゲンの会話で最高の贅沢、至福の時を過ごす。(写真はビヤガーデンより見上げた京都タワー)

・新幹線の時間が迫り、名残惜しくも別れの時間となる。新幹線の入口まで送って頂きがっちりと握手、そして友情の抱擁!(笑)。見えなくなるまで手を振って送って下さった。オフ→飲み会オフの次はオーバーナイトトーク&ワッチであろう。いつか実現する日が楽しみだ。先輩、今日は有難うございました!

4/24 今日は溜まっていたレポートを書く。途中家族サービスが入り中断を余儀なくされるが、それでもCongo、Paraguay、Rwanda、R.Lider宛に新規で、またフォローアップでインドネシアの声、AIR、そしてTogoに書く。数えてみると4月だけで今日までで20通ほど出していた。これは完全にビョーキだ(笑)。下手な鉄砲も数打ちゃ当たる的な手法は仕事のやり方と全く同じで、それに気付いて我ながら可笑しくなってしまう(笑)。しばらくはそれこそ時間とお金の続く限り出しまくって、どのくらい来るか試してみたいと思う。チャレンジあるのみ!

4/23 楽しみにしていた雨崎ゲリラペディを開催。好天に恵まれ、気温も湿度もとても気持ちの良い気候である。参加者はS師、Shinさん、こちらでは初参加となるTokuさん、そして自分の4名。TP-DXもシーズンオフに入る時期なので、今回はあまりガツガツせずまったりやろうと提案(その実あわよくばトンガが聞ければなどと虫の良いことも考えているが(笑))。バーベキューを食べて無駄話をし、「ラジオはついで」くらいのノリで臨む。

 

・14時くらいに現地入りしまずはテント設営、そしてバーベキュー。喋りながらのんびり食べていたので終わったのは16時くらい。その後K9AYを設置し受信開始。コンディション的にももうひとつで、残念ながら成果という点ではイマイチであった。それでもX-BandではTP各局やAUS局が結構聞こえていたので、海の目の前でノイズレベルが低いというのはさすがである。1700で英語局が強くテキサスのKTBKかと思ったらなんとXEPEの番組で、これを発見したのが唯一の成果らしい成果か。しかし上述の通り元々「まったりペディ」のつもりなのでガッカリもしない。十分まったりしてリフレッシュしたし、まあ自分としては満足である。日が落ちる直前には150mビバレージも張ってみるが、聞きやすさの点ではK9AYの方が静かで良い。S師曰く電界強度が強いので、ゲイン的にはK9AYくらいの方が適切なのかもということであった。

・今回は4/10に書いた件のホースリールをアンテナ線巻き取り機に転用して使ってみた。そしてその使い勝手は十分に素晴らしく、撤収作業の省力化、時間短縮に大いに寄与してくれた。200m巻き取ってもまだまだ余裕があるので、いつかは500mくらい巻いて使ってみたい。

4/21 R.Sanaの雪辱戦のために3:30過ぎに一旦起床。ターゲットの9780にダイヤルを合わせるも、非常に弱くて確認できそうもない。そこで狙いどころを変更して、5985のCongoにチューニングする。こちらは快適なアフロポップスが鳴り響いており、゛R.Congo"のIDも明瞭で気持ち良い。ただしばらくすると近接周波数にジャミングが出てきて煩わしくなり受信を断念して寝る。

・夜は仕事から帰宅すると、海外からの郵便が届いていた。これはどこだ?と封筒をみるが、ぱっと見どこだか分からない。そこでとにかく封を開けると、カードに描かれている絵で一目でわかった。R.Okapiである。つい10日ほど前に出したばかりなので、わずか10日のスピード返信である。ちなみにお仲間のShinさんも今日Okapiから届いたみたいで、クレージー同士一緒に頑張ろうとエールを交換し合う。氏には前日テキサスのKBIVから返信が来たそうで、自分も大いに期待が膨らんでくる。

4/20 昨日早朝に受信したイエメンの「R.Sana」の録音を聞いていて、あれっと思った。番組の雰囲気が全く中東っぽくないのだ。しかし先入観とは恐ろしいもので、IDが「R.Sana International」と出たように感じた。「すわ、国際放送開始か!」と色めき立つが、「いや、待てよ。これSanaじゃなくてCanadaって言ってないか?」と思いB氏に受信音を送る。すると氏は、「ビンゴ!」といろいろ調べて返信をくれた。それによれば同じ波に4月からRCIが出てきたとのことであった。いやしかし早まって変なことを触れて回らなくて良かった(冷汗)。

・秋葉のショーケースショップを覗くと、のどから手が出そうなものが3つ売られていた。1点目はNational RQ-448。と言っても殆どの方はご存じないだろうが、私の初代BCLラジオ(と言うかラジカセ)なのであった。床上浸水で沈んだ、悲劇のリグである(笑)。あの時弔って以来だから、実物に再会するのは29年ぶりのことになる。2点目はTRIOのR-300。スカイセンサーの後継機としてFRG-7とどちらにするか悩んだ機種である。3点目は同じくTRIOの9R-59DS。往年の名機だが、コイツでMW-DXをするのが夢でもある。これだけレアものが揃うとその光景は壮観だが、惜しむらくは「価格」。順に9,800円、42,000円、78,000円とあってはおいそれと買えるものではない。まあ今日のところは見るだけで我慢して、いつの日か手元に置きたいものだと、決意を新たにするのであった。

4/16 長女を連れて地元の市立図書館に行く。先日古本屋で「はじめてのスペイン語」という本を100円で買ったのだが、こんなに安い訳は付属のCDがついていなかったからである。そこでどこかの図書館に同じ本が置いてないかと調べると灯台下暗しで、自分の住んでいる市の図書館のインターネット蔵書検索で見つかったのである。係りの人に書名を告げると書庫から出してきてくれたのだが、これがなんと、同タイトル同著者の別本であった!紛らわしいタイトルつけるなよと言いたい(笑)。まあもっとも都内の図書館にあることは分かっているので、確保できそうではあるが・・・。

・ところで今頃何故スペイン語なのかというと、最近になってLA局を聞き始めたからである。TPシーズンが終わると突然聞くところが減ってしまい、LAとかアフリカとかの短波を聞くようになり、多少はスペイン語も理解したいなと思い立ったのである。スペイン語を勉強するのは実は2回目なのだが、1回目は実は中学1年生の時である。クラブ活動にイスパニア語クラブというのがあり、そこで初歩の初歩を学んだのだ。勿論この時の目的もLADXに役立てようということであった。以来約30年ぶりになるが、これを機に主要言語の片言程度は理解できるようになりたいと思っている。

・午後は家でのんびりとラジオを聞く。先日のOkapiを良好に聞いた他、夕方も空電が多かったもののParaguayやColombiaなどいろいろと聞く。まだ家でも比較的FBに聞こえるDX局があって嬉しいものだ。某BBSで拝見したWYFRの日本語番組も聞けて、なかなか面白いワッチであった。

4/12 T師よりの情報で、1時からNHK第1数局が停波することを知る。少し調べると729/名古屋、666/大阪の他、件の675も停まる模様。そして1時を回ると、事前の情報どおりこれら3波はいずれもクリアチャンネルとなる。特にこの日はフィリピン方面が好調だったこともあり、666/DZRHが極めて良好。ローカル並に聞こえて、大いに楽しめた。さて、問題は675である。3時を過ぎればKBSも停まるので、前回のように思いもかけない局が聞こえる可能性大である。それまでしばらく時間があるので一旦仮眠しよう・・・と思ったのが運の尽きであった。目覚ましは間違いなく鳴ったと思うし一旦起きたとは思うのだが、無意識にアラームを止めてまた寝入ってしまったようであった。嗚呼、なんということを!折角の少ないチャンスだったのに(TT)・・・

4/11 ブラジルのR.Guaruja Paulistaより返信が届く。最近なかなか返信が来ず残念に思っていただけに、久々のクリーンヒットといった感じである。ブラジルにレポートを書くのは初めてであったが、それに対して早速返信が来たのだから感謝する他ない。ここのところもレポートは休まず書き続けているが、このペースは落とさずにいきたい。

4/10 昨日、本日と合間を縫ってBCL活動に勤しむ。まずはレポートで、かなり前に出したのになしのつぶてであったTP局6局へのフォローアップとR.Okapiへのセカンドトライ、そしてR.Monte Carloに書いてみる。ちなみに私は今回初めて知ったのだが、Okapiへのレポートはスイスに送らなければいけないようである。前回はコンゴに出していた。

・それからホースリールの購入。これはペディション用のビバレージアンテナの巻き取り機として転用するのが目的である。やったことのある方は良くご存知かと思うが、あれはなかなか骨の折れる作業であり、如何にここを省力化するかがかねてからの課題だったのである。近所に最近オープンしたホームセンターでオープン特価で売られていたのであるが、ホースが邪魔だ。どうやって外すか考えなければならない。

・最後に工作。アンテナセレクタ2号機の製作に着手し、ケースの加工を概ね終わらせる。まあこの工作に関してはケースの加工が終わったら殆ど終りなのであるが・・・

4/6 先日聞いたBurkina Fasoにフランス語でレポートを書いてみる。お手本は昔の短波誌だが、現代はいろいろと文明の利器があって素晴らしい。先日師匠に教えて頂いた下記翻訳サイトを使うと、英語→フランス語が一発なのである。これは助かる。スイスイと書けてしまった。とにかく一通目を書くのが一番大変である。しかしこれで無事仕上がったので、これからは躊躇なく出せそうである。返信来るといいなあ。

http://world.altavista.com/tr
http://www.freedict.com/onldict/nor.html
http://www.freetranslation.com/

4/5 オーディオケーブルを2本買ってくる。1本はPCのスピーカー端子とヘッドフォンセレクタをつなぐ長いもの。これでネットとかPCに保存してある音声を聞くときに、いちいちヘッドフォンをつなぎかえる煩わしさから解放された。もう一本はNRD-515からの録音出力とMDをつなぐケーブル。先日Okapiを聞いていたときに515が一番音が良かったのに、ケーブルがなくて録音できなかった不便を解消するためである。515の録音出力のコネクタがRCAなので、RCA-ミニプラグのものを探すがステレオでは売っておらず、モノラルのものを購入。そして家にあったモノ→ステレオの変換プラグを使って左右に録音できるようにする。

4/3 今晩も少し短波を聞いてみる。今日は6139.8のColombiaのR.Liderを狙ってみる。17時過ぎにダイヤルを合わせると弱く聞こえており、その後段々強くなる。IDは1曲ごとに出ており、確認は容易であった。昨日のMonte Carloといい、いろいろと聞こえるところがあって楽しませてくれる。

・ワッチの合間にレポートを書く。今日は4通書こうと思ったが、ペディで聞いたMarfil EstereoとR.Nacional de Equatorial Guinea-Bataの2通を書くのが精一杯である。BrukinaとDjiboutiはまた持ち越しとなる。そうこうしている間にCKZU、Okapi、Monte Carlo、Liderとどんどん溜まってきてしまい、アップアップの状態である。

4/2 夜に久々LA局でもチェックしようと受信機のスイッチを入れると、6140でUruguayのR.Monte Carloが受信できた。この周波数では過去ColombiaのR.MelodiaやCubaのR.Rebeldeなどを受信したことはあったが、Monte Carloは初めてだったかな?と過去のログを当たると、1年以上前に受信済みの局であった。それは少々残念だったが、それでもきれいに録音できたので、折角だからレポートでも書いてみようかと思う。ああ、また溜まってしまった・・・

・それ以後は音楽を聞きながら工作タイム。以前買い溜めておいたセンターマイナスのACアダプタの極性変換を行う。このアダプタはセンターマイナスなのが災いして、1個100円で売られていた12V200mAのものである。これに20円のプラグを使うと、センタープラスに変更できてしまうのである。以前S師にご指導頂いて、そのうちやろうとパーツ箱に保管していたのであった。ショートしないように留意して工作し、今晩は3個作成。

3/27 先週のペディで録音したMD起こしをする。IDが取れているかどうか確認したり、レポート用に録音した番組を聞いてレポートを書いたりする。Djiboutiは多分そう言っているだろうということで、私的には確認(笑)。R.Rebeldeはレポートを書くが、この日はWhitney Houston特集だったので掛かった曲名が全て分かり、無茶苦茶書きやすい(笑)。

・ただ他にすることもあったので今日でまだ聞き終わらず、作業は来週以降も続くことになる。

3/26 今日は家人が誰もおらず、BCL三昧の一日である(笑)。

・午前中はヘッドフォンセレクタアップグレード版を作る。4台のリグと2台のMD、そしてPCからの音声を、スイッチひとつで切り替えられるようにしたかったのだ。リグからの音声は例の如く、右耳と左耳で別々の受信機からの音声を聞けるようにしてある。作るのは2回目なので、あっさり完成する。

・午後はK氏のBBSに書き込まれていた、白昼のアフリカ=11690/R.Okapiを聞いてみる。14時にアフリカがそんなにクリアに聞こえるなんて・・・と半信半疑でチャンネルを合わせてみると...おお、本当にきれいに入っているではないか!そしてALA-1530と自作T2FDを聞き比べてみると、後者で聞く方がビートが少なくクリアであることに気付いた。これは嬉しいことだった。何せ作ったはいいものの、これまでパフォーマンスでALAに負けていたからである。先日もある方からT2FDはハイバンドの方が良いとお聞きしたが、その通りになった。でも本当は以前使っていたT2FDのように、ローバンドでLAを聞くために作ったのだが・・・

・夜はTPワッチとレポート作成をパラレルで行う。レポートは先日のペディで受信した局や、以前に出したのに返信のない局が溜まっており、一気に掃かねばと思っていたのである。ながらで書いていたら結構時間が掛かって、本日書けたのは3通のみ。残りは明日に持ち越しとなる。まだまだあるのだが・・・

3/22 22時前に家に滑り込んで受信機の電源を入れると、1410が比較的強く聞こえていた。ここ数日カナダが聞こえているので未確認のCFUNであろうと思い、正時のIDを狙うべくワッチ態勢に入る。途中近接局が激しく混信してくるが諦めずMDを回し続けていると、正時前に「C-Fun」のアナウンスが取れる。普段なら諦めてしまうところだが、今日は粘り勝ちだった。

3/21 昨日~今朝にかけて茅ヶ崎でのペディを開催。初参加の方を1名加え、今回は5名。3月は年度末だけに、思わぬ事情で参加できなくなったりするものだ。そんな訳でここしばらく常連のお三方、及び初参加頂く筈だったお二方が欠席となる。

・14時に現地入りし、すぐにアンテナセッティング。今回は南北向けK9AYと東向きビバレージの2本を設置。15時にはセッティングを終了し早速聞こうとすると、試し聴きしたU氏曰く信号が激弱だと言う。前科があるだけにまた自分の作品の瑕疵によるものではないかとビクビクするが、U氏のリグのアンテナポジションのセットミスと判明しホッとする(笑)。しかしこの時点ではさすがにフェイドインにはちと早く、一旦買出しに出掛けて腹ごしらえする。

・17時過ぎにコロンビア5910/Marfil Estereoが良好と教えてもらいまずはそこから聴く。非常に良好だったのでこれは今日はLAは良いのかなと期待するが、その後は伸び悩み。TP一次伝搬をチェックすると18時過ぎからかなり元気になってくる。特にカナダ方面が良く、980/CKNW、1040/CKSTを始めとして複数のチャンネルで良好だったがこちらももうひとつ伸び悩み、My firstゲットならず。その後は聞くところがなくなってしまい、しばらく自宅で聞くより数段良好な5025/R.Rebelde、6160/CKZUなどをレポートのために録音する。

・22時過ぎに今回初参加となるB氏が参上。遠方からのとんぼ返りでお疲れのところを参加して下さる。そしてラジオを聴くこともさることながら、むしろ昔の話・知人の話を中心とした四方山話で盛り上がる。そんな感じで0時過ぎまで話をし、1時のDjiboutiらしきアナウンスを聞いて一旦仮眠。3時前に起床して中波を探るもイマイチ不調。そこでこちらも自宅で聞くより数段良好な5005/R.Equatorial-Bata他を録音し、5時前に就寝。

・7時前に起床し撤収作業を済ませ終了。上述の通りDX的には不完全燃焼の域を出なかった気がするが、総合的には大いに楽しめた。今回は面倒臭がりながらもリグを2台持って行ってみた。結論から言うとこれは正解である。たとえDX的にはブレイクしなかったとしても、家より良好なコンディションで1台は録音に専念し、もう一台でDX局を追うというのが良さそうである。

3/19 675がクリアチャンネルになることを知り、3時前に起床する。一昨日も全く同じチャンスがあったのだがこのときは起きられず、後からその千載一遇のチャンスを逃したことを後悔しただけに、再度巡ってきたこのチャンスは絶対逃すまいと必死に起きる。3時にKBSが終了すると、東南アジアっぽい音楽/言語の2局が浮いてくる。弱くて確認は出来ないが、トライしたかいはあった気がする。これからも積極的に狙っていこう。

→上記に対して大先輩の皆様より「Turkumenではないか?」「旧ソ連ではないか?」といったコメントを頂戴した。地図で確認すると殆ど中東、イランの上である。本当だとするとなかなか面白いところを捉まえられたようである。貴重なアドバイス、有難うございました。

3/15 今日は複数のNHK第1局がメンテナンス停波する日。1時に終了することが分かっていたので起きて待つ。終了してもキャリアが切れなかったり、KBSが強力に聞こえる波があったりして期待したほどの成果はない。唯一のDXは昨年も今頃受信したオーストラリアの729/ABC-5RNくらいだろうか。今回もテレフォントーク番組が良好に聞こえた。いずれにしても可能性がある限りトライする価値はあるので、これからも事前に
調査してチャレンジして行きたい。

・仕事を終えて帰宅してリグの電源を入れると、1550/KKADが国内局並の状態で入感していた。慌てて他のチャンネルも探ると、1100~1400台のかなりのチャンネルでキャリアが取れるし、結構音になっている波もある。1120/KPNW、1190/KEXは爆発しているし、1110とか1360とか普段は音にならないようなところも音になっている。これはチャンスとばかりに2台のリグで追い掛ける。ピークは短く、ブレイクは短時間で収束する。

・この後停波が予定されていた1071/広島第1、567/札幌第1が予定通り停まるが、それぞれSTVラジオ、KBSの独壇場で、DXのチャンスはなかった。

3/13 本日シャックにリグがまた1台加わる。その1台はAR-7030PLUSである。以前から7030がもう1台欲しいとずっと思っていた。これはもう感覚の問題ともいえるが、2台で同時ワッチする場合に機種が違うと違和感があってスムーズに行かないというのがその主たる理由である。実際TPがオープンした時は2台以上のリグでワッチするのだが、これまでのサブはNRD-535であった。性能的には殆ど同じと思うのだが、シビアなDXをやっているとこの違和感が気になってしまうことが良くあるのだ。フィルタの性能の違いはオプションを追加すればよいのだが、音質の違いも有りどうしても7030中心になってしまう。今回は知人の方が放出しても良いとのことであったので、お譲り頂くことになった。

・机上に置くとただでさえ狭いシャックは玉突き状態で、順番にいろいろなものが押し出される。しかし535/515という大柄なJRCコンビの上に乗っかって、バランスが良い構成である。さあ、これでどんなところがオープンしても最大4台でワッチできる態勢が整った。これで大いにDXでも成果を上げていきたい。最新シャック全景はこちらから。

3/11 BNCコネクタのアンテナ4分配器を作成。BNCだと同軸ケーブルは3Dと柔らかいため、扱いやすくなるのが良い。着脱もスムーズで、Mコネのように回し過ぎてしまったり、私の作品にありがちな「空回り」を起こす可能性がなくなるので安心である。これでシャックは殆どBNC構成になり、机上もかなりすっきりした気がする。

3/9 昨日未明に729/NHK名古屋第1がメンテナンスのため停波したのだが、事前に調べて気が付いて触れ回った張本人=私が聞かずに寝てしまった(笑)。そんなことを話題に何人かの方と話していて、出し抜けに「NHK停波情報収集プロジェクト」を思い立った。これは「偶然」「散発的」に停波を狙うのではなく、「計画的」に「体系的に」調査しておいて、余裕を持って狙おうというものである。実際停まると面白いところが聞こえる可能性が高いのだから、これを組織立ってやる価値は十分あるように思う。昼間仕事の合間にどこを調査すべきかを考えていて、まずは単独でその周波数を占有している11局(567/札幌、594/東京など)が良いのではないかと考える。これには別な方にもご賛同頂けたので、次はどうやって調べるか、方法論について考えてみようと思う。

3/6 本日は非常に寒かったので、殆ど外出せずレポートを書く。先週受信したKFQDとKBYR及び先月受信して放置プレイが続いていたブラジルのR.Guaruja Paulistaへのレポート、そしてベリが入っていなかったDZASへのフォローレターである。アラスカ2局は返信率が低い局のようだし、ブラジルはそもそも期待しない方がいい。そんな感じで些か投機的なレポートばかりだが、1通くらい返信が来るといいなあ。

3/5 先日「一応」完成はしたものの(こんなのばっかし!)、何となく調子の悪いNFBプリアンプの修正を図るべく、S師の指示に基づき各部の電圧を測ってみる。師も最近は厳しさを増してきて、以前のように預かって直してくれたりなどしない。「自分でやれ。あんたはいつも反省しないんだから!」と、私を千尋の谷底に突き落とすのである(笑)。

・不具合の詳細は、Sメータはスルーの時よりも大きく振れるのだが、しかし変なものばかり増幅しているかのように妙にざわつくのである。電圧測定の結果は概ね異常なしとのこと。そこで次の指示を頂戴し、これから原因究明に向けて更に一歩踏み出すことになる。

3/4 今週は本当にアラスカが好調である。普段は音にならないような局も入っていて、なかなかのチャンスである。この日は3/1にIDが取れなかった700/KBYRに集中。IDが取れるレベルの強さではあるが、何せチャンネルが悪い。693/NHK東京第2のサイドで、一番狭いフィルタを使っても被ってきてしまうのだ。やむを得ず一旦寝て、1:40のNHKの終了を待つ。そして起きて聞いてみると、見事にKBYRがクリアに浮かんできており、無事2:00のIDを取ることが出来た。同じアラスカの670/KDLGと思しき局も入っていたが、こちらはもうひとつ伸びがなく確認までは至らず。しかしお陰様でこの週はいろいろと楽しませてもらった。そのせいで毎日睡眠不足気味ではあった(苦笑)。

3/3 自宅にメールを入れるとFEBC(702/DZAS)からエアメールが届いているとのことであったので、足取りも軽く家路を急ぐ。そして部屋に入るや否や、一目散に突撃して封を切る。分厚い封筒の中に広報誌とかステッカーとか手紙とかが入っているのだが・・・肝心のベリがない!これはどういうことか?忘れられてしまったのだろうか?喜びが一転、悲しみに変わる(笑)。しかしこれは諦めたくない。状況を書いてもう一度トライしてみようと思う。それまでステッカーで自分を慰めることにしよう(笑)。

3/2 TPがブレイク。しかも並みのブレイクではない。1640KDIAなどを聞いていると、とてもこれが北米とは思えない信号強度であった。同好の各氏とネットで情報を交換し合い、「こりゃあ凄い!」と感嘆しあう。しかしそんな幸せな時間は長くは続かない。2~30分ブレイクしたと思ったら、0時に後10分ほどのところで落ちてしまう。正時こそIDゲットのチャンスなのに、目前で落ちるとは非情な・・・でも楽しかったし良しとしよう。そして気を取り直して、引き続いて好調であったアラスカにターゲットを変更して、日付が変わってもDXを楽しむのであった。

2/28 昨晩もそうだったが、この日もアラスカ方面がブレイク。KNOM/KICYはS9オーバーを振り最強の状態。これなら他も聞こえるであろうとアラスカチャンネルを探ると、650、670、700、750、870、920、930辺りが引っ掛かってくる。この中で700、750はしっかり音になっていたので、集中してワッチする。日付が変わってNHK第2も終了して混信も減り、より聞きやすくなる。1時のIDを狙うがこの時点では落ちてしまったがその後また盛り返し、750はKFQDのアナウンスが取れた。700はKBYRの可能性が濃厚だったが、2時に向けて落ちてしまったのは残念。仕方がないのでTP以外のチャンネルをチェックすると、774でDWWWの終了アナウンスに出くわす。久々の良好なフィリピン語を楽しんで、フィリピン国歌をBGMに眠りに就く。

2/27 ご近所DXerB氏とお近づきになる。某氏の情報でB氏のサイトを知りアクセスしてプロフィールを拝見したところ、非常に近所にお住まいであることが分かり、親近感を覚えてアプローチしたという訳である。元々お名前は存じており、どこかできっかけがあればお話ししたいと思っていたのである。キャリアも長く活動もアクティブであり、色々と学ばせて頂くことが多いように思う。とにかくご近所ということは最大の利点だ。これからのお付き合いが大いに楽しみである。

2/23 今更ながら電波時計を購入。これまでシャックに設置していた時計はいずれも微妙に狂うので、定期的に補正してくれる時計が欲しかったのだ。CASIO製のものを買ったが、価格は希望小売価格2,100円のところ税込なんと980円!この価格でどうやって利益を出すのか教えて欲しいものである(笑)。シャックに設置すると、早速電波を受信して勝手に正確な時間に合わせてくれる。勿論ライトもアラームもついている。しかし1,000円でお釣がくる時計でこれだけ多機能であるとは、本当に有り難いことである。

2/22 久々にLA局から返信が来る。こちらはBoliviaのR.Mosoj Chaski。詳細はVericard Galleryにアップしたのでご覧頂きたい。

2/19~20 ボツボツと工作をする。下記NFBアンプの修正と、BNCコネクタを両端につけた同軸ケーブルの製作である。アンプは作ったは良いがS師に修正箇所を数点指摘されたので修理したもの。同軸ケーブルは今後は柔軟性のある3Dケーブルを使うために、分配器からの出力用に5本ほど作る。これまで結構失敗して、自分が作ったケーブルなのに信用できない状況が続いていたが、コツを会得して今回は完璧。すっかり慣れて完成したので、次は分配器自身もBNCコネクタのものを作らなければ。

2/13 長らくの課題であったNFBプリアンプを完成。しかも今回はリーチ一発である!年末までに必要な材料を揃えS師より手厚いレクチャーを受けて態勢は万全。正月休みにケースとトランスの製作、そして師の勧めにより実体配線図を描いてそのチェックまでして頂いたところで、一旦並行して進めていたT2FDの方に移ったため休止。そして本日一気に完成に打って出た訳である。

・今回の工作のポイントは、使用するチップ型トランジスタの接続方法にある。ここについても師がCQ誌のバックナンバーよりそのものズバリの参考記事を送って下さったが、それが上手くいった主たる要因であった。これはサブ基板を使いそこにプラスチックカッターで溝を作り、狭い端子間がショートしないで半田付けできるように
なっている。実際に工作していて、ここには特に感動した。

・初めてこのアンプの製作記事を見たのはN師のサイトだが、一昨年の6月掲載とのことであったので、実に1年半以上掛かってしまった。ここまで長引いたのは、これ以外にも年がら年中何かしら作っていたことと、このアンプで使用するフェライトコアが特殊であり、またチップタイプのトランジスタが入手しにくいものであったことに原因がある。幸いにもトランジスタはやはりS師の情報のもと、レアなパーツを売っている店で入手。コアはこれまたご教示頂いた米国の通販業者を通じて集団で共同購入し、上手くパーツも揃えられたためである。

・簡単なパフォーマンスチェックでは+10dB程度のゲインが得られていた。相互変調に強く2SK125デュアル以上に高性能であると聞いているので、これからの活躍が楽しみである。「リーチ一発」などと偉そうなことを書いたが自分一人の力で完成させられた訳ではないので、ここまで面倒見て頂いたS師、そしてN師には改めて感謝の意を表すものである。

2/11 先週のブレイク以降不調をかこっていたTP方面が本日はオープン。20時過ぎにチェックした際にいくつかのチャンネルでキャリアが取れたので悪くないのではと思っていたら、21時過ぎには既に1570、1580、1670、1700辺りが強かった。特に1670は自分が聞いた中では最も強力であり、1700でもXEPE/KVNSと思しき局が拮抗して入感。そこで1670に焦点を絞り22時のIDを狙うも取れず(出なかったのか?)、しかも録音ケーブルの不調で左チャンネルしか録音されていない。今日はもうダメかと思ったらその状態がもってくれて、またケーブルも予備のものに交換し、23時にスペイン語局KHPYのIDが取れた。この他かなりのチャンネルがブレイクし、どこを聞いたら良いのか迷う状態。情報交換したH/OMは本日もテキサスのWTAWを取っておられたので、海岸部~内陸部まで開けたようである。

2/5 T師、S師と3人で恒例の三浦半島雨崎極寒ゲリラペディに出動。これまで極寒と称しながらもその名に程遠い快適な気候であったが、今回はまさに冬真っ只中で毎日寒い。今度こそ真の極寒になるであろうと、最大限の防寒対策を施して参加する。この対策とは、例えば下半身に関して言えばスキータイツ、ジーンズ、そして冬バイクに乗るときに穿いていたオーバーパンツという3枚態勢である。今回はいつものクレージー仲間Shinさんが、所用で来れなくなりちょっと残念。

・現地入り前にS師を石川町でピックアップ。何故石川町なのかというと、ここにはマニアの殿堂「エジソンプラザ」があるからである。かつての隆盛からはほど遠い状態だが、それでもなかなかレアなものが置いてあったりして、秋葉とはまた違った魅力を感じていたので一度S師をここにお連れしたく、この機会に立ち寄って頂いたという訳である。師もざっと視察して心の琴線に触れる何かを感じて頂けたようで、また改めてゆっくり来たいと仰っていた。

・現地で素早くアンテナ/テントを設営。テントはT師と私というよく分かっていないコンビが設営に当たったので、かなり怪しい。そして実際これが後の悲劇を招く要因になる。S師はアンテナ担当であったが、今回もまたランクルで乗り付ける人達と遭遇して挨拶を交わしたとのこと。本当に怪しまれてるんだろうなあ(笑)。

・さて肝心の成果だが、残念ながら思わしいものではなかった。私は7125/R.Dif.TV.Guineenneと3235/R.Guarujá Paulistaの2局が初受信。そう、ConakryはこれまでちゃんとしたIDが取れていなかったのだ。後者はブラジルの局だが、90mbのブラジル(ブラジル珍局=ブラ珍(笑))は初めてなので嬉しい(情報サンクス!Sさん)。ボリ珍は3310/R.Mosoj Chaskiなどが入っていたが、それ以上はあまりワッチせず。LAは最近勝手が分かっていないので本当にどこを聞けばいいかよく分からない。しかし肝心のTP一次伝搬は不発で、1620/WTAWの他アル中(アルゼンチン中波)、チリ中という3つの課題はいずれも空振りに終わる。

・一次伝搬が不発だったのと、海からの風が強まりテントが崩壊の危機に瀕した(設置に問題があったため)こともあり、非情の撤収を決断。しかしテントが倒れるのを防ぐため人柱状態だった私が「危険だ!」と言うと、S師は「危険なふたり」とか相変わらず陳腐なギャグを飛ばして飄々と片付けをしている。本当にこの人のギャグは古いので、会社で若い人たちに同じようなことを言って当惑させているに違いないと暗澹たる気分になる(笑)。てな感じで早々と帰途につくが、この直後に今期最高とも言える二次伝搬が来たことは、まさに運命のいたずら、日頃の悪行の報いとしか言いようがない(涙)。

2/3 TPが遂にブレイク!ここ数日比較的良かったのだが、今晩は文句なしにオープン。カリフォルニアを中心とした沿岸部であったが、3局を初受信する。1670/KNRO、1300/KAPL、1470/CJVBである。CJVBのIDはあまり明瞭ではないのでちょっと甘い確認かもしれないが・・・。

・ところでKNROを受信して、BCLを始めてからの通算受信局数が500局になった。自分なりにのポリシーに従って、国内局は受信局数には含めておらず、純粋に海外の局のみである。北京放送の初受信から30年・・・。まだまだ自分は若い(つもり)し、世界には沢山の放送局がある。受信局数は自分のアクティビティのバロメーターなので、これからもドンドンチャレンジしていくつもりだ。500局は単なる通過点。とりあえず1,000局受信を次の目標に据えて、これからもDXを楽しんでいきたい。

1/31 お仲間のShinさんが本日一挙5通の返信!というのを羨んで家に帰ると、自分にも福音が。氏が同じ蓮沼ペディで受信したKUMUから返信が来たというので期待していたら、本当に届いていた。その上もう一通、同じくハワイのKLHTからも届いていたのである!ワイハーから一挙2通の返信で狂喜する。しかもKUMUは3rdトライだけにやっとという感じである。これでまた同じ日に受信した5局中3局から返信が来た訳だが、大変高い確率と言えるのではないだろうか。しかし一番来て欲しいKZOOから来るかどうかは分からないが。

1/30 快晴の空の下、T2FDの設置作業を行う。マストに使う竹の枝払いなどの前作業があり、すぐに設置という訳にはいかず結構手間取る。そしてマストの先端にエレメントをくくりつけ、いよいよ立て始める。地上に設置する側のマストは簡単に立てられたが、もう一方のマストは高さを稼ぐためベランダに設置するのだがこれが異様に大変。長さ8mの竹を垂直な状態を維持させながら、ベランダの壁を越えさせるという作業はもの凄くきつい。そもそも色男なので、金と力がないのだ(笑)。倒したりすると電線に触れかねずもう必死である。筋肉がブルブル震え、冬なのに暑くて汗をかく。力を振り絞ってやっとの思いでベランダに立てる。そして針金と重りで固定する。さあ、上手くいったのか?ベランダの位置からだと、丁度屋根に隠れてアンテナの全体像がが見えないのである。

・結果からいうと、ほぼベストのポジションに設置することが出来た。まあ前回の経験があるのだから当たり前といえば当たり前なのだが、バランと終端抵抗を配した中央のスペーサが丁度シャックの窓の目の前に来るように設置できた。これなら万一のメンテナンスにも対応できる。高さ、角度など、いずれも思い描いていた通りに収まる。そしてパフォーマンスだが・・・これはまたじっくり研究してみたいが、概ね昔使っていたRF Systems製のそれと感覚的には近い感じだ。ALA-1530と切り替えながら使うと、Sメータの振れはALAの方が概して大きくT2FDは小さいが、T2FDの信号音は極めて素直である。ALAの方が信号はしっかりしているが、その分不要な信号も増幅しておりT2FDの方が良い場合もある。ゲイン的にはT2FDは少し物足りない気もする。場合によってはアンプの力も借りたいところだ。

・早速17時前に受信機の電源を入れ7125のConakryでチェックしてみるが、なかなかクリアに入っていた。DXにも対応できそうだ。ここ1年くらい停滞気味だったSWDXも、今一度アクティブにやるつもりである。

1/29 やっとのことでT2FDの組み立てに入る。個々のパーツは一応出来ていたのだが、なかなかそれを組み合わせるところまでもっていけなかった。しかし先週マストを入手したので、意を決して一気に完成に持ち込むことにしたのである。以前所有していたRF Systemsのものに寸法を合わせて全長15mで作るが、パーツはいずれも寸法通りでビシッと決まって嬉しい。本当は一気に設置までもっていきたかったのだが、組立作業に意外と時間を消費してそこまで至らず。明日まずは仮設置をしてパフォーマンスを見てみたい。

・子供達に付き合って、近所の百円ショップに行く。時々行くと商品が微妙に入れ替わっていて楽しいが、私的には常に「何かBCLに使えるものはないか?」という観点から物を見ている(笑)。今日見つけたのはゲリラペディションでテントに下げるランタン。但しこちらは200円。それでも結構明るいし、十分使えそうだ。

1/26 帰宅すると昨年11月のゲリラペディで受信したKTWOから返信が届いていた。あの時はカナダの2局とこちら、そしてKGAの4局にレポートを送ったのだが、今のところKGAを除く3局から返信が来た。凄い確率だ!なかなか立派なものなので、是非QSL Galleryでご覧頂きたい。

1/25 S師とのショートオフを開催。今私が作ろうとしているプリアンプの中で使用する、チップタイプのトランジスタの工作の仕方を詳述したCQ誌のコピーを持って来て下さったのである。それもわざわざ図書館で探してコピーして来て下さったのだ(有難やー!)。トランジスタの絵を見ながら「この端子は邪魔だからちょん切ってしまおうと思っていました」と言うと、「そんなことをしてはいけない!」と眉をひそめてたしなめられる。私の工作姿勢は、師の目には相変わらず無謀に写る様である。いずれにしても師の恩に報いるべく、早期に製作に着手しようと思っている(着手するまでが異様に長い)。

・今日も四方山話に花が咲くが、驚いたのは師のご子息もこのDiaryを読むことがあるとのこと。父親として見せて良いものと悪いものを、もう少し選別した方が良いのではないだろうか(笑)。しかしさすが師のご子息である。1/23記載の「同じ轍は踏まない」という部分を読んで、「また踏んでるじゃないか!」と指摘したとのこと。うーむ、蛙の子は蛙だ。鋭くチェックするところまで何故似るのだろうか(笑)?しかし言わせて貰えば、前回は2本の竹を2回に分けて持ち帰っているのに対し、今回は1回で済ませている。確実に業務効率は向上したのである(でも疲れて午後作業できなかったら同じか?さすがの指摘だ、あっぱれ!)。

1/24 先日の蓮沼で受信したハワイの830/KHVHより返信が来る。やっと初ワイハーゲットである。KHVHから返信が来るのはT師の情報で分かっていたので、まずは1局という感じだろうか。問題は3rdトライとなるKUMU、そして夢のKZOOである。まあ世の中甘くないから、期待しないで待ってみよう。

1/23 午前中、T2FDアンテナのマストとすべく竹を戴きに近所の竹林に出向く。以前と同様所有者にお願いして、好きな竹を持って行っていいよと予め許可してもらう。前回はできるだけ長く太くと欲張ったために無茶苦茶重くて死にそうになった記憶があるので、今回は同じ轍は踏まない(笑)。適切な長さは8mであると分かっているので、細からず太からずのものをその長さに2本切って枝を払う。そして2本一度に担いで持ち帰る。前回に比べるとかなりマシだが、それでも2本一度というのは結構重い。公道を持ち歩くのだから、車にも気をつけなければならない。そんなに長い距離ではないのだが、帰り着くとグッタリである。

・午後に引き続き作業するつもりだったが、かなり疲れたのと今日が余りにも寒かったため断念する。その代わりに昨年末に受信して未だにレポートを出していなかった1520/KMPGと、先週受信したフィリピンのDZASのレポートを書く。という訳でT2FDの完成は来週以降に持ち越しとなった。

1/22 今日は忙しい。朝一スポーツクラブに行って、その後親父の墓参り。姉の家族も交えて昼食をとった後、メインイベントSさん来宅、最後は仲間内の新年会であった。

・Sさんとは3ヶ月ぶりに2度目のご対面である。前回は私がお邪魔したので、今回はお越し頂いた。より深くいろいろな話が出来たが、驚いたのはSさんの昔の勤務先が私のクライアントで、何と共通の知人がいたこと。大いに驚いて、世間は狭いですねと笑う。そしてBCL対談も大いに盛り上がる。

・Sさんは私よりも20年も人生の先輩だが、この歳になると20年の差もさほど気にならない。そんなSさんから図らずも感じたのは父親の愛情である。私の2人の娘を可愛がって下さったのだが、これはご自身のお嬢さんの昔の姿とオーバーラップしていたからのようである。「Nakaさんも娘の結婚式の時は泣くと思いますよ。」と仰っていたが、きっとそうなのだろう。そうありたいと思うし、その日が来るのが楽しみだ。先の話と思っているけど、気がついたらあっという間なんだろうな。てな感じで、単なるBCLつながりを越えてお話しできたのが嬉しかった。末永くお付き合い頂けることを願っている。

1/21 お仲間のH氏より「MY BCL LIFE2004」の感想文を頂戴する。『昨年、私が前号を読んだ時に感じた「徐々にDXの深みにはまっていく興奮を、読みながら一緒に体験できる楽しさ」からさらに進化した内容で、「どんどんBCLにのめり込んで一層深まる、マニアの至福(?)」が味わえ現実逃避には最高の一冊です。』という感想は非常にポイントを捉えた上手な表現であると感じた。私の駄文はそれほどの評価に値するとは思わないが、氏は上手に誉めてくれるのでその心遣いにはいつも敬服させられる。いずれにしても感想などを頂戴すると、期待していないだけに嬉しいものである。調子に乗ってまた来年も書いてしまおうと思う私であった(笑)。

1/19 京都のN先輩が出張で上京なさったので歓迎ミニオフ。昨晩K氏の歓迎オフの最中に先輩に電話したときに確かに今日こちらにお見えになると聞いたように思うのだが、酔っ払っていたこともあって半信半疑だった。それだけに、今日携帯が鳴ったときには驚いた。しかしこれはチャンス到来とすぐにスケジュールを調整し、場所を決めてそちらに向かう。N先輩は私がHPを立ち上げた際に一番最初に激励のメールを下さった方のお一人である。そのユーモア溢れる魅力的な人柄に惹かれ3年半ほどメール&電話でお付き合いさせて頂いてきたが、これまでついぞお目にかかる機会がなく、今回やっと念願が叶う訳である。

・お会いしてまずはがっちり握手。写真では拝見していただけに違和感はない。その後2人で、お互いに速射砲のように喋る(笑)。私も話は好きな方だが、N先輩も実によく喋る。もっともそれは気を遣って下さっているのかも知れないが。この方は実に忙しい方なのでラジオを聞く時間がなかなか取れず、ラジオを買って憂さを晴らしているところがある(笑)。しかし忙しくても、DXerとの付き合いは実にまめな方でもある。したがって今日の話題も受信機インプレッション及び次は何を買おうといった話、共通の知人DXerの噂話、アンテナの話などいくらでも尽きない。後半は私も完全にエンジンが掛かってマシンガントークモードに入ってきただけに、お開きにせねばならないのがなんとも口惜しい。最後もがっちり握手をして、名残を惜しみながらも改札で別れる。先輩、次回は泊まりで語り尽くしましょう!

1/18 大阪のK氏が出張で上京なさった機会を捉えて歓迎オフ。急であったにも関わらす、お仲間のTokuさん、Shinさんも参加して下さって、総勢4人と結構賑やかになった。ところが肝心のK氏が仕事からなかなか解放されずやきもきしたが、21時前に登場なさってホッとする。主役が来なかったらシャレにならない(笑)。そこから23時前まで、密度の濃い歓談となる。本当にラジオを聞くのが好きな人々なので、話題が尽きることがない。最後は後ろ髪を引かれながらも解散。とにかく短い時間でも隙間時間でも、こうして会うことはとても良いことである。少ない仲間なので、大いに交流したいものである。

1/17 T師のサジェスチョンにより702/DZASが良好に聞こえていることを知り、早速ダイヤルを合わせる。この局は同波にピョンヤンが出てきて以来、本当に聞きにくくなってしまった。この日はピョンヤンが停まっていて、非常に良好であった。1時前に終了アナウンスが出て、フィリピン国歌で終了。久々に聞くクリアなフィリピン国歌は、フィリピンDXをやっていることを実感させてくれて、最高のBGMであった。さあ、レポートも書こう!

1/11 帰宅すると12/11のゲリラペディションで受信した1620/KSMHから返信が届いていた。この局はその日の日記にも書いたが、1620という悪い周波数のせいで自宅ではなかなか受信できない。ご存知の通りハイウェイラジオ、そして関東地方では810/AFN×2のお化けが出てきてしまうからである。それにしても昨年末からTP局からの返信が順調に届いており、非常に嬉しい傾向である。反面インドネシアの声、AIR、SLBCなどの国際局からは一向に返信が来ない。何故だ!

・とりあえずここ最近のTP局の返信状況に気を良くして、今回の蓮沼で受信したハワイ4局(KHVH、KZOO、KKEA、KUMU)にレポートを書く。さあ、いよいよワイハー初返信なるか!?

1/10 昨日~本日にかけて、千葉県蓮沼のペディションに参加。今回の参加は全部で8名。横浜でT師、H氏をピックアップし、高速湾岸線を走り一旦浦安で降りる。そして市川塩浜の駅で今度はS師をピックアップし、東関道→東金道路を突っ走り一路現地へ。渋滞もなく予定より早く現地入りしたので、余裕を持って昼食をとりスーパーで夕食の買い出しをする。

・現地でその他の方と合流し、アンテナ設営と受信設備の準備。今回は北東に300m、北西/南東に200mのビバレージアンテナを張る。14時前には設営を終了しフェイドインに備えるが・・・意外とフェイドインは遅く、その時点では殆ど何も聞こえなかった。その後時間が経つにつれて徐々にLA、TP局が聞こえ始める。しかしながらこの日は残念なことに、コンディションとしてはイマイチ。TP方面はブレイクしないし、LAも珍局までは取れない模様。

・しかしそんな中での福音はハワイが良好であったこと。そして私としては永年受信することを熱望していた日本語局1210/KZOOを受信することが出来たのである!IDは英語で出たが、それを聞いた瞬間には思わず歓喜のガッツポーズ!この他690/KORL(旧KJPN。こちらも日本語局)、760/KGU、1040/KLHT等数多くのチャンネルで入っていたが、全部を確認できた訳ではない。確認できたのはKZOOの他830/KHVH、1420/KKEAの3局のみであった。1420はラジオ日本のサイドが強くなかなか確認できず、同局が終了した0時以降にIDが取れた。KORLもNHK東京第2が終了したチャンスを狙って、何とか音にはなっていたが、確認には至らなかった。それにしても最強だった1500/KUMUはこの強さである!

・そんな感じでずっとハワイ一筋でワッチして、気がついたら日付が変わって2:30。次の日のことも考えて寝なければと寝てしまったが、後から考えれば折角の蓮沼なのだから殆ど徹夜してでも頑張るべきであった。何せ前回来たのは2003年の5月であり、また今度いつ来れるとも限らないのだから・・・。実際アフリカ方面は良好だったようで、ちょっと後悔。

・悪コンディションの中でもこれだけ聞こえる蓮沼という土地のポテンシャルには、ただただ感心するばかりである。遠方だしなかなか行けないとは思うが、また必ず行くぞと心に誓うのであった。

1/6 今年早速お年玉を頂戴する。勿論母親からお金を貰った訳ではなく(笑)、海外からの返信である。アラスカ州バローのKBRWからのベリレターが届く。詳細はQSL Galleryでご覧頂きたい。

1/5 最近磁気嵐が出たりして冴えなかったDXだが、この日は23時過ぎに出し抜けにTP方面がブレイク。ネット上の会話で「伸び悩みですねぇー」などと話していたら、いきなり強くなったのである。この日の目玉は1650のKBJDと思しき局。何とコロラド州デンバーの局である。デンバーには所用で5年前に行ったことがあるだけに、あんな内陸部の局が聞こえたのかと驚く。残念ながら私はIDは取れなかったが、師は゛KNUS2"のアナウンスを取られたとのこと。素晴らしい!次回は絶対に確認したいところである。

1/4 正月休み最後の日、今日はT2FDのバランと終端抵抗をスペーサーに装着。このアンテナの一番要になる部分である。概ね計算通り、まあまあきれいに仕上がった。あとはこれにエレメントを接続すれば完成だ。となると次はT2FDを立てるためのマストが必要であり、また竹林に行って竹を頂いてこなければならない。実に4年ぶりの竹取の翁である(笑)。

1/3 夜に自宅に戻る。早速やったのは、下記図面の送付。師からはすぐに返信を頂き、数箇所の誤りを指摘される。我ながらやっぱり危なっかしい(笑)。

・さて、この日は年末に注文した「More Radio Receiver Chance or Choice」が届く。1作目に比べるとページ数は半分以下で、分かっていたこととは言えちょっと寂しい。掲載受信機はIcom IC-R7000、JRC NRD-525、Kenwood R-5000などである。私の場合本を買うと(特に英語のものや難しい本)それだけで満足してしまい読まない傾向があるが(笑)、折角だから読んでみよう。

1/2 S師の教えを忠実に守り、すぐに作りたい気持ちを抑えまずは実体配線図を描くことから始める。これは自分の中でも作る前に頭の中が整理されるので非常に良いことだ。紙の上で失敗する分には損害はないし。出来上がった図面は明日自宅でスキャンしてメールで送り、師にチェックして頂こうと思っている。今日はこの図面作成と、実作業の際に使用する小間基板の製作まで実施。

・と、自分のことばかりやっていると家族から白い目で見られてしまうので、今日は晴天の下雪遊びにお付き合い。スコップや雪掻きの道具を使い、かまくらもどきを作る。うー、しかしこれは腰にきそうだ(苦笑)。

1/1 今年も調子に乗ってバーチャル書籍を書いてみた。詳細は是非中身を読んで頂きたいと思うのだが、一言で言えば好き者の2004年版BCL日記である(笑)。年末に書いて元旦にアップする-これを飽きるまでやってみたいなと思っている。お時間のあるときに、是非ご覧下さい!

・新年の挨拶メールを送ろうと思ったのだが、何と設定済みと思っていたメーラーの設定が出来ておらず出来なかった(涙)。仕方ないので今回はWeb経由の「どこでもメール」を使って、メール閲覧と急ぎのメールへの返信のみ行うことにする。うーむ2010の件といい、どうも誤算続きだ。

・外は豪雪なので出る気もせず、仕方なく工作。今日はプリアンプのケースの加工、及びフェライトコアのコイルを巻く。夜はワッチしてもイマイチなので、家族を連れてカラオケに行ってサービスに徹する(苦笑)。

12/31 悪天候を突いて、家内の実家に車で向かう。途中で何度もチェーンの着脱を余儀なくされるわ、そのチェーンが切れるわ、急いで買い換えたチェーンの片側が走行中に落ちて失くなるわ、気付かずに走っていてスリップしまくってビビるわと散々な目に遭ってやっと到着(涙)。しかしめげずにすぐに30mワイヤーをセットして、DX態勢を整える。が・・・ちょっと失敗か?今回はたまには活躍させようとICF-2010を持参したのだが、これが実にBFなのである。ノイズに弱く、暖房器具のコンセントが入っているだけでノイズを拾ってしまう。また30mワイヤーも過入力になってしまうのか、3925ラジオNIKKEIなど音が歪んでしまっており、あちこちでお化けが発生している。こりゃダメだとシビアなDXは早々に諦める。2年前は7030を持って来てR.OkapiやR.Rio Marなどいろいろ受信しており、ロケ的には悪くない筈なのだが・・・残念。

・DXは2の次ということで、もうひとつのオモチャ、工作を開始する。そう、今回は退屈せぬよう沢山のオモチャ(ラジオ及び周辺機器、工作用パーツ、ノートPC、日記用のノート)を持参したのであった。義母も沢山の妙な荷物に驚き、さすがに決まりが悪かった(笑)。今晩はT2FD用のバランを作る。まずはひとつ出来た。