今年でBCL復活13年・・・近年は復活当初の熱も冷めて久しいが、冷めたなりに楽しみを見出しつつあるように感じる。今年もそういう意味で、活動全体としては決してアクティブではなかったが、落ち着いたなりの充実した活動ができたように思う。それでは昨年末に挙げた課題を振り返りながら総括してみよう。

課題の1つ目は「バイクチョイペ」であった。掲げた以上は絶対やりたかったので、実行のために色々な準備をした。今年は中波DXのコンディションが低調だったので成果的にはサッパリだったが、とにかくちゃんとやり遂げたのは良かった。そして実行のための準備~特に機材面でシンプル化出来たことが、後の沖縄ペディに活きた。

2つ目は電子工作。年の前半で燃え尽きてしまったが、5V電源もNFBプリアンプも一発で成功させることができた。今年はこの「一発で成功させる」というところに力点を置いていた。事前の下調べをしっかりし、配線後のチェックも慎重に行ったことが成功の要因だった。大袈裟な言い方だが、たかが工作にもその人の生き方が表れると思う。「事前準備」「慎重なチェック」・・・同じことが出来るならば、人生全般ももっともっと良くなっていくだろう。ちょっと本題から外れたが・・・。ペディション用新アンテナは残念ながら新しいチャレンジは出来ず、来年以降の課題となる。

今年は3つ目に挙げたTDXC活動こそが、全盛時に比べてアクティブとは言えない今年を充実させた最大の立役者だったと思う。ここは有言実行。会誌を出すと公言して実際に8月にpdfで発刊し、そしてそれを祝う会で急遽盛り上がった「LCCを使った沖縄ペディ」も10月に本当に実行した。この沖縄ペディは色々な障害を超えて実現できたイベントであり、今年一番の想い出であった。これの詳細については、参加者各位が来年発刊のPROPAGATIONで詳細を記す予定である。地元のチョイペ、集まっての座談会(飲み会)、シャック相互訪問など、全てはここを軸に展開したし、それが全ていい成果を上げたのは素晴らしかった。

4つ目の課題、レポートの送付は何通か送ったが、残念ながら全く返信を得られなかった。国際放送や韓国中破局へのレポート送付は全然出来なかった。

これら予め挙げた課題の他の想い出としては2年ぶりの茅ヶ崎ペディはSDRを駆使することにより、リアルタイムにはアイドル曲を掛けたりして単なる飲み会として楽しんだこと、新パソコン・追加した2TBのHDD・沖縄用に新調したPCのサブバッテリーなど機材を充実させたのも今年の想い出だ。TDXC飲み会としては地元戸塚の他、新たな会場として下町的飲み屋街・野毛を開拓し、戸塚~いや、「ヨコハマ」のDXサークルならではの楽しみを広げた。

さて、そんな総括を元に、来期を展望しよう。

来期もTDXC会誌「PROPAGATION」は発行するだろう。これは既にメンバーの総意である。ここではメンバー以外にも顧問のT氏、そして知人DXerの寄稿を仰ぎ、バラエティを広げてみたいと思っている。またこの会誌の中で、是非取り上げてみたいテーマが2つある。これは私がBCL復活以来ずっと研究してみたいと思っていたものである。一人では出来ない内容で色々な方のご協力を仰がざるを得ないが、何とか形にしてみたいと思う。

ペディは夏至前の隔週バイクチョイペはデフォルト、冬&秋の房総TPDXの他、久しくご無沙汰している月曜早朝DXペディも今年は開催したい。この他昨年に味をしめて、TDXC遠征ペディは今年もどこかに行きたいと思っている。メンバー諸氏とこれから相談することになりそうだ。

今年も色々な方と会ってそれが良い刺激となり新たな展開が開けたが、来年も今年以上に人と会うようにしたい。特に来年は人に会いに地方に行くつもりだ。

さあまた来年、新たな楽しみ方を摸索していこう!

(Dec.31,2013)