2024年もこの趣味に関しては、概ねやりたことが出来たように感じる。
昨年挙げていた受信旅行については、海外はフィリピンではなかったがオーストラリアで実施することが出来た。これはかなり気合を入れて臨んだイベントでもあったので、またPROPAGATIONで改めて記事にまとめたいと思うが、体力とお金が続く限りは続けて行きたい行事である。国内はこれで7年連続となる岩手北山崎に出掛けた。遠征はこの2回であり、あとは近隣でのチョイぺだ。今年は5月に7回も茅ヶ崎に行ってラジオを聞いたが、他の月の実施頻度は高くなかった。近いし楽しいのだから、来年は5月以外ももっと実施しようと思っている。
お仲間との交流に関しては、今年もTDXCのお仲間とは1月のConventionをはじめとして、ペディに飲み会に沢山ご一緒させて頂いた。何人かの新しい方とも知り合い、新たな刺激を受けることも出来た。TDXC以外では、昨年から始まった遠方の四人組オンライン飲み会も定期的に開催した。オンライン飲み会は、パンデミックを機に一時期流行ったが、最近はやっているという話をあまり聞かないし、「あれは面白くない」という声を聞いたりもする。しかしそれはメンバーとやり方次第ではないだろうか。少なくとも我々は誰からともなくやりましょうという声が出て楽しんで続けているし、私自身はもっと色々な方ともやっていきたいと思う。
グローバルな交流もテーマの一つだったが、これは前年にペディでご一緒したシアトルのGuy Atkinsインタビューと「OM探訪」としての記事化、そしてメルボルン旅行で実現したRob Wagner氏宅訪問など、実行に移すことが出来た。
新しいことを学ぶことについては、ペディで一緒に行ったお仲間からSDR Consoleの使い方を学んだり、IRCAで「A DXer's Technical Guide 4th Edition」という書籍を扱っていたのに気づきこれを購入して読んだり、Conventionで安く譲ってもらった中国製トランシーバーUV-K5を広帯域受信機化して遊んだりと、色々チャレンジした。ただまだ十分深めてはおらず、もっとじっくり勉強したい。来年はまた別途研究テーマを選定して、十分準備をしてしっかり勉強したいと思う。
さてこうした総括を踏まえて、来期を展望してみよう。
ペディ活動については、海外も北山崎もまた行こう。海外は検討中だが、K9AYも持参するつもりだ。チョイぺについては上述の通り、5月だけでなく酷暑の時期を除いて毎月行こう。自分にとってはやっぱり受信活動が一番のモチベーションだ。
グローバルな活動については、昨年同様自身の中には暖めているプランもあるので、是非実行に移したい。せっかく世界の仲間が素晴らしい情報を発信してくれているのだし、我々はネットを通じてそれを入手することが出来るのだから、もっと活用しなければ勿体ないと思うのだ。そしてTeamsも使えるのだから、もっと交流すべきだろう。ここからは年齢との勝負(時間との闘い)になるだろうと思っている。
この他昨年は全然出来なかったが、AirspyR2を使ったVHF-DX及びSDR#の使い方研究を来年はもっと取り組みたい。BCLブーム当時の歴史も少し調べたいテーマがあるので、これは図書館に足を運んでみたいと思っている。昨年末の忘年会で耳にした「模型とラジオの博物館」も訪ねてみたい。はんだごてを握って工作もしたい。やりたいことが満載であり、きちんと整理して沢山実行したいと思っている。
(Dec.31,2024)